令和5年度青森県統計グラフコンクール

　「青森県統計グラフコンクール」は、小学生から大人の方まで広く県民の皆様に統計と親しんでいただき、統計の表現技術の向上を図ることを目的として、青森県教育委員会の後援を得て、青森県と青森県統計協会が共催で実施しているものです。

知事賞
【表題】
もう来年！2024年問題で変わる日本の物流
【学校名・学年・氏名】
弘前大学教育学部附属中学校　3年　藤岡　凛々子さん
【講評】
今、話題の渦中にあるテーマタイトルを中央に表示し、上部にテーマ設定理由とそれに関する根拠を掲載、タイトルの下部には将来の予測（経済の変化）と自動車運転業務の時間外労働時間の上限が制限されることによって、生産者と販売者ばかりでなく消費者も対策や工夫が必要であると提言していました。さらに注意を引くような配色で発表した素晴らしい作品です。
一昨年度に続く、二度目の知事賞受賞おめでとうございます。
（評：青森県統計グラフコンクール審査員）

知事賞
【表題】
違法薬物の危険性、わかっていますか？
【学校名・学年・氏名】
八戸工業大学第二高等学校附属中学校　1年　矢嶋　あみさん
【講評】
テーマである違法薬物への理解を深めようと作者自身が警察署へ足を運び、情報収集を行っている。作者の行動力を評価したい。この行動によって得られた情報を「警察談」として作品内に掲載すると共に、各種統計資料を分析し、その結果をグラフの横に配置している。
このような入手先の異なる情報を併記しながら自らの主張を展開している点が、この作品の大きな特長である。考察もしっかりまとめられ、読み手に違法薬物の危険性を分かり易く伝えることに成功している。
（評：青森県統計グラフコンクール審査員）

統計協会長賞
【表題】
運動大すき体力アップ大作戦！！
【学校名・学年・氏名】
青森市立篠田小学校　6年　池田　悠さん、山口　一華さん
【講評】
令和4年度青森県小・中学生の「新体力テスト」の結果が、平成20年度の調査開始以来、最も低くなったことに問題意識をもち意識調査の結果をまとめています。経年変化を捉えるために変化の様子がわかりやすい折れ線グラフを選択したり、意識調査に対して全体にしめる割合がわかりやすい円グラフを選択したりするなど、伝えたい内容に合わせて適切なグラフを用いて表現しています。
コロナ禍による影響が要因ととらえ、コロナ禍に関する質問と運動時間に関する質問の関連から分析し、調査項目を関連付けた分析の仕方についても評価できます。円グラフのデザイン、イラストの配置など、デザインの工夫も効果的です。
（評：青森県統計グラフコンクール審査員）

統計グラフと絵を組み合わせると、複雑な統計数字を分かりやすく表現することができます。
県内在住の小学生以上の方なら、どなたでも応募できます！
あなたが関心を持っていることを、作品にしてみませんか？

●応募資格
第1部…小学校1～2年生の児童
第2部…小学校3～4年生の児童
第3部…小学校5～6年生の児童
第4部…中学校の生徒
第5部…高校生以上の生徒、学生及び一般
パソコン統計グラフの部…小学校の児童以上

●課題
各部とも自由です。ただし、小学校4年生以下の児童の応募については、児童が自ら観察又は調査した結果をグラフとしたものとしますので、観察又は調査記録を添付してください。

●作品の規格等
用紙の大きさ…各部とも仕上げ寸法72.8cm×51.5cm（Ｂ2判）※用紙を貼り合わせてのＢ2判でも可
紙質・色彩 …各部とも自由ですが、裏面の板張り（パネル仕上げ）、表面のセロハンカバーなどは認めません。
応募点数等 …制限しませんが、2枚以上にわたる「シリーズもの」は認めません。
合作の人数 …1作品において5人以内

●締め切り日
令和5年8月31日（木）
※ただし、小・中学校の児童生徒については、令和5年8月25日（金）までに、所管市町村の統計担当課（係）に提出してください。

★詳しくは「令和5年度青森県統計グラフコンクール募集要領」[7524KB]を御覧ください。