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更新日付:2023年11月9日 上北地域県民局地域整備部

令和5年度宇樽部トンネル消防訓練を実施しました!

 宇樽部トンネルは、十和田湖沿いの国道103号にある延長1,145mのトンネルです。2006年に開通した宇樽部バイパス内に位置しており、宇樽部・休屋地区における生活道路としてのみならず、十和田湖・奥入瀬地区を周遊する観光道路としての重要な役割も担っています。

 当トンネルは、延長が1,000mを超えるため、消火設備及び通報設備の設置が義務付けられており、これまで毎年1回、それらの設備を実際に使用し正常に稼働するかどうか、及び消防隊の初動体制・消火・救出までの一連の流れを確認するための訓練を実施してきました。
 過去2年間はコロナウイルスの影響で訓練を実施できませんしたが、今年度は11月9日(木)に十和田消防本部と合同で訓練を実施しました。
 今回の訓練は、トンネルの休屋側入口近くで乗用車が単独事故を起こし炎上、消防本部へ通報し初期消火を試みるも失敗、その後消防団による消火・救出活動を行う想定としました。
 まず事故の当事者役の地域整備部職員が、トンネル内消火設備を用いて初期消火を行い、非常電話を用いて消防本部に通報し、設備の操作方法や稼働状況を確認しました。
 その後、通報を受理した消防本部からの指示を受け、ポンプ車と救急隊が休屋側入口に駆け付け、現地のポンプ設備にポンプ車を接続し、ポンプ設備の稼働状況を確認したり、トンネルから避難した職員が救急車に乗り込み、実際に要救護者がいた場合の救護手順を確認したりしました。

 宇樽部トンネル内には消火器箱11箇所、消火栓23箇所が設置されており、概ね50m以内に初期消火の設備が配備されているため、トンネル内のどこで火災が発生しても迅速な初期消火ができるような配置となっているほか、併せて非常電話7台が設置されており、携帯端末の電波が届かないトンネル内でもボタン1つで警察と消防に通報できるような通信体制を配備しています。また消火栓及びポンプ設備はトンネルからの湧水をいつでも利用できるように貯水しています。
  • 初期消火
    職員による初期消火・通報
  • 消防隊
    消防隊による消火
  • 消防団
    訓練に参加した消防隊

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上北地域県民局 地域整備部 道路施設課(道路管理)
電話:0176-23-4326  FAX:0176-23-4391

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