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更新日付:2022年9月21日 中南地域県民局地域農林水産部

【西目屋村】 農山漁村の「地域経営」取組事例


西目屋地域担い手育成総合支援協議会の取組

 西目屋村は、水稲やりんご等の果樹を中心とした農業を展開していますが、高齢化による後継者不足と津軽ダム建設による農地及び人口減少が重なり、担い手の育成・確保が喫緊の課題となっています。
 そのため、令和元年度末に村内の3集落営農組織と1農業法人が統合し、村内の新たな担い手組織となった農事組合法人にしめやの経営安定化と、農地集積等の効率的で持続的な営農形成により、西目屋村全域の農業の活性化に取り組んでいます。

1 農事組合法人にしめやの経営の安定化

 スマート農業の導入に向けたドローンでの薬剤散布の実証実験を行い、大規模に営農する農事組合法人にしめやの今後の作業効率化と収量の安定化、品質の向上を目指しています。
 また、新規作物の検討や営農方法を学ぶため、当村と類似した環境で営農をしている農業者を講師として招聘し、意見交換や技術指導を行っています。
  • ドローンによる大豆ほ場への薬剤散布
    ドローンによる大豆ほ場への薬剤散布

2 農事組合法人にしめやの運営体制の確立

 令和元年度には村内の4集落営農組織の統合が行われ、農事組合法人にしめやは村全地区の農地を担う組織となりました。
 令和2年度には各地区の遊休農地を有効活用し、経営面積の拡大を図るため、刈払機やチェーンソーの取扱講習を開催し、農地の再生に向けた取組を実施しました。
 令和3年度は統合間もない農事組合法人にしめやの運営体制の確立を図り、作業体系等の統一を行うため、専門家を交えた研修会を開催するほか、村内の遊休施設を有効活用するための視察研修を行いました。
 令和4年度は、昨年度に引き続き専門家を講師とした経営・営農に関する研修会を開催し、ブロックローテーションやインボイス制度について学び、今後の運営体制の確立に向けた取組を行っています。
  • 専門家による研修会
    専門家による研修会

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中南地域県民局地域農林水産部 農業普及振興室
電話:0172-33-4821  FAX:0172-34-4390

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