あおもりの米粉WEB_中南の米粉生産・利用拡大の推進

新着情報

・農林水産省の米粉関連ホームページ「米粉タイムズ」と相互リンクしました。（R7.1.31）

米粉って、なに？

米粉（こめこ）とは、お米を細かく砕いて粉にしたものです。
もち米を製粉した白玉粉、うるち米を製粉した上新粉などがあり、餅や団子などの和菓子やお煎餅などに使われています。
製粉技術の向上により、きめ細かなパウダー状の米粉にすることが可能なりました。

●米粉は、こんな風に使えます！

【お菓子作りに】
クッキーやスコーンは「サクサク」に、シフォンケーキやマフィンは「しっとり」仕上がります。

【揚げ物に】
米粉、溶き卵、水で作った衣をつけて揚げるだけ。時間が経っても衣の「サクサク」感が続きます。

【パン作りに】
パウダー状の米粉で作ると、従来の米粉に比べて「ふんわり」食感の米粉パンになります。

※米粉は調理してから時間が経つと固くなる性質があるので、作り立てをいただくのがオススメです。
なお、冷めてしまった場合は料理に応じて電子レンジやオーブントースターなどで軽く温めると、美味しく召し上がれます。

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●主食用米と米粉用米の違い

主にご飯として食べる米（青森県では「青天の霹靂」「まっしぐら」「はれわたり」など）よりもアミロース値が高いため、粘りが少なく、製粉に適しています。
（参考）アミロース含有率の違い
「まっしぐら」17.8%
「あおもりっこ」26.7%

●なぜ、米粉はヘルシー？

【グルテンフリー】
米粉は小麦とちがって食物アレルギーを引き起こすグルテンが含まれていないので、小麦アレルギーの方も食べることができます。

【油を吸いにくい】
小麦粉に比べて油の吸収率が低いため、少ない油でも天ぷらや唐揚げを揚げることができるほか、仕上がりが脂っこくなりません。

【アミノ酸バランス◎】
アミノ酸スコアとは、人間が食物から摂らなければならない必須アミノ酸9種のバランスの良さを示す数値です。
小麦のアミノ酸スコアが41であるのに対し、米は65。米は小麦よりもアミノ酸バランスが良い食材といえます。

●お米を食べること＝田んぼを守ること

お米の消費量が減ると、お米を育てない田んぼが増えます。
田んぼは稲を育てるだけでなく、大雨の時に水を溜めて水害を防いだり、多様な生き物の住処となります。
お米を食べることは田んぼを守ることであり、自然災害を防ぐこと、そこに生きる生物、豊かな景観を守ることにつながります。

●県産の米粉用米「あおもりっこ」

地方独立行政法人青森県産業技術センター農林総合研究所が育成した県内初の米粉用高アミロース米品種です。
主食用米（「まっしぐら」など）に比べ、「あおもりっこ」はパンやお菓子に使うと軽い食感に仕上がり、米粉麺の加工にも適しています。

中南の米粉生産・利用拡大推進事業とは

中南地域は青森県の南西部に位置し、東には八甲田連邦、西には岩木山と白神山地、南には矢立峠などの山々に囲まれています。
白神山地を源とする岩木川と支流の浅瀬石川・平川が津軽平野を潤し、肥よくな土壌を形成する穀倉地帯ですが、主食用米の消費の減少に伴い、水稲の作付面積は減少傾向にあります。

中南地域県民局では、生産者に対する米粉用米「あおもりっこ」の生産の推進と、事業者に対するパンや麺類などへの米粉の使用や、消費者に対する米粉製品や料理の紹介などにより米粉の利用を推進する「中南の米粉生産・利用拡大推進事業」を実施しています。

●中南地域で米粉用米を作ってもらうために

米粉用米「あおもりっこ」の栽培適性の実証と生産者への普及拡大のため、西目屋村大秋地区と田舎館村境森地区に作付けし、生育状況を確認しています。

●中南地域の米粉を、もっと知って・使ってもらうために

米粉用米・米粉をもっと知りたい方にオススメ♪

米粉用品種のこと、「あおもりっこ」のこと、米粉のトレンド情報や他の米粉レシピが満載です。
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