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更新日付:2024年2月8日 青森空港管理事務所

青森空港の概要

沿革

青森空港は、昭和39年11月5日、滑走路1,200mで供用を開始し、昭和40年6月1日YS-11型機による東京定期便が就航しました。
昭和46年4月に滑走路が1,350mに、さらに、昭和48年4月には1,400mに延長され、昭和51年7月からは東京・札幌のほか大阪にも定期便が就航しました。

しかし、1,400mの滑走路ではジェット機の離着陸が不可能であることや、夏季には濃霧、また冬季は雪国特有の気象条件に山岳性の気候も加わり、就航率が低迷するなどの問題を抱えていました。
このため、大型ジェット機の就航が可能となる最新の航空保安施設を備えた新空港の建設を望む機運が高まり、昭和54年に新青森空港の建設地を現青森空港周辺の青森・浪岡地区を適地とする決定がなされました。

新青森空港は、第4次空港整備5か年計画に採択され、昭和57年10月に第1期工事に着手し、昭和62年7月に滑走路2,000mで供用を開始しました。また、開港と同時に運用時間が8時30分から20時までとなり、ジェット化に伴い、東京日帰りが可能となるなど、利用客の利便性が向上しました。
平成2年3月には、第2期工事を終え、滑走路2,500mとして全面供用しました。

その後、空港運用時間についても、利用客の伸びに伴う増便や、名古屋便の就航、東京便のナイトステイ(夜間駐機)実施などにより順次延長され、平成24年3月からは運用時間が7時30分から22時00分までの14時間30分となっています。

一方、国際チャーター便の需要増加に対応するため、平成4年10月に空港ターミナルビルが増築され、国際線に対応する施設が設置されました。その後の国際定期便開設に向けた官民一体の取り組みにより、平成7年4月にソウル便、ハバロフスク便が就航し、東北では仙台空港に続き2番目に国際定期便が就航する空港となりました。

平成17年4月には滑走路3,000mで供用が開始され、大型機が通年で離着陸できる機能を持つことになりました。また、同年12月には立体駐車場本体が完成し、さらには平成18年11月に立体駐車場と空港ターミナルビルとを結ぶ連絡通路が完成したことから、施設の充実・拡充及び利便性の向上が図られました。

また、濃霧による欠航便の改善等を図るため、平成15年度から計器着陸装置等の高カテゴリー化(CATI→CATIII)事業を進め、平成19年3月からCATIIIaの供用が開始され、さらに平成24年7月からはCATIIIbが供用開始されました。高カテゴリー化による信頼性の確保と利便性の向上に大きな効果をもたらし、北東北の拠点空港として、さらなる発展が期待されています。

主な経緯

昭和37年8月
青森空港設置許可

昭和37年9月
青森空港建設工事着手

昭和39年11月
青森空港供用開始(滑走路1,200メートル×30メートル、エプロンYS用2バース)

昭和40年6月
青森~東京便就航

昭和44年7月
青森~札幌便就航

昭和46年4月
滑走路延長供用開始(1,200メートル→1,350メートル)

昭和47年3月
滑走路拡幅供用開始(30メートル→45メートル)

昭和48年1月
滑走路延長供用開始(1,350メートル→1,400メートル)

昭和49年3月
空港ターミナルビル増築完成

昭和50年11月
駐車場拡幅整備

昭和51年7月
青森~大阪(伊丹)便就航

昭和51年11月
エプロン拡幅工事完成

昭和53年3月
空港ターミナルビル増築完成(ホールディングルーム設置)

昭和54年12月
滑走路嵩上げ工事完成

昭和56年11月
青森~東京便通年運航

昭和62年7月
空港休止(新空港へ移転)

昭和54年8月
新青森空港の建設地を現在の場所に決定

昭和57年4月
青森空港建設事務所設置

昭和57年10月
新青森空港起工式

昭和62年7月
新空港第1期供用開始(滑走路2,000メートル×60メートル)
飛行場灯火第1期供用開始
空港ターミナルビル開館
計器着陸装置(ILS)第1期供用開始

平成2年3月
新空港第2期全面供用開始
(滑走路2,500メートル×60メートル、平行誘導路、エプロン5バース)
飛行場灯火第2期供用開始
小型機専用エプロン供用開始(6バース)

平成4年7月
青森~名古屋便就航
空港ターミナルビル増築完成(国際線対応施設)

平成5年3月
空港管理事務所増築完成

平成6年9月
全日空 青森~東京便就航、ダブルトラッキングとなる
青森~大阪(関西)便就航

平成7年3月
青森~福岡便就航

平成7年4月
青森~ソウル便就航、「税関空港」、「検疫飛行場」に指定される
青森~ハバロフスク便就航(季節運航)

平成7年6月
ボーディングブリッジ1基増設(計3基)

平成7年7月
大蔵省函館税関青森税関支署青森空港出張所開所

平成8年3月
エプロン拡張部分供用開始(55,000平方メートル→57,082,5平方メートル)

平成8年4月
青森~広島便就航

平成9年10月
定期便利用客1,000万人突破(旧空港からの累計)

平成9年11月
駐車場有料化開始

平成10年11月
青森~沖縄便就航
青森~仙台便就航

平成11年10月
青森~仙台便運航休止

平成12年12月
有料駐車場拡張部分供用開始

平成13年3月
小型機用ノースエプロン拡張供用開始

平成14年7月
青森~東京便ナイトステイ開始

平成14年10月
青森~広島便運航休止

平成15年3月
灯器整備作業所(メンテナンスショップ)完成
青森~沖縄便運航休止

平成15年4月
全日空 青森~東京便運航休止
スカイマークエアラインズ 青森~東京便就航

平成15年10月
航空管制官による管制業務開始

平成15年11月
スカイマークエアラインズ 青森~東京便運航休止

平成17年2月
中部国際空港開港、青森~名古屋便は青森~中部便となる

平成17年3月
電源局舎増築完成

平成17年4月
滑走路延長供用開始(2,500メートル→3,000メートル)

平成17年11月
県道青森浪岡線「高田バイパス」開通

平成17年12月
立体駐車場本体供用開始

平成18年11月
立体駐車場連絡通路供用開始

平成19年3月
計器着陸システムCAT-3a供用開始

平成19年10月
青森~福岡便運航休止

平成24年7月
計器着陸システムCAT-3b供用開始

青森空港空域図・制限表面説明図

青森空港空域図
青森空港空域図
青森空港制限表面説明図

資料(青森空港概要)

青森空港概要2023PDFファイル[4499KB]

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青森空港管理事務所
電話:017-739-2121  FAX:017-739-2780

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