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更新日付:2014年5月29日 地域生活文化課

青森県史「資料編 近現代6」-高度経済成長期の青森県-

本書の概要

田名部祭り























 本巻は一九五〇年代から七〇年代に、日本が高度経済成長を突き進む中で、青森県がどのような時代にあったのかを描いた資料集です。この時代は多くの県民にとって、自ら体験し、経験してきた時代です。県民の関心も多岐にわたると思います。
 本巻では、まず高度経済成長期の県政を牽引した山崎・竹内県政を取り上げ、米軍基地と並び、青森県に大きな影響を持つ自衛隊に言及しました。次に、むつ小川原開発を筆頭に、開発に関する資料を二章分を設けて特集しました。経済成長を支えた交通体系の資料も充実させました。
 青森県は第一次産業が重要な位置を占めています。本巻では、高度経済成長に伴う振興と変容に焦点を当てました。また、経済成長が社会情勢や労働環境に与えた影響にも言及しました。有名な集団就職も、ここで取り上げています。
 経済成長は教育や文化の面を中心に、県民の生活面にも大きく現れました。このため三章にわたって、県民の生活に関する資料を掲載しました。寒冷な北国に位置する青森県の雪についても取り上げました。
 多種多様な資料に加え、口絵に写真も満載しました。本巻を通じ、同時代史ならではの醍醐味を味わって欲しいと思います。
 なお、本巻には戦前に県が刊行していた『青森県統計書』より、重要なデーターを採録して電子化したCD-ROMを添付しています。
写真は、昭和52年10月、あすなろ国体秋季大会の開会式の様子です(青森県史編さん資料)。

本書の構成

 第一章 高度経済成長と保守県政
 第二章 日米安保体制下の青森県
 第三章 地域開発の展開
 第四章 巨大開発と原子力の時代
 第五章 農林漁業の振興と変容
 第六章 交通体系の整備と観光開発
 第七章 変貌する社会と労働・福祉
 第八章 北国の暮らし
 第九章 転換期の教育
 第十章 多様化する民衆生活と文化

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電話:017-734-9238  FAX:017-734-8046

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