ショートフィルム「からっぽ」が国際短編映画祭で観光映像大賞を受賞しました

県では、令和3～4年度にかけて、県内の若者が、地域に根ざして地域づくりに取り組む方々との対話と交流を通して、その思いを知り、ショートフィルムとして描き出す「『若者が描く』地域発信プロジェクト」に取り組みました。
この度、同プロジェクトで制作したショートフィルム「からっぽ」が、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2023」主催の「BRANDED SHORTS 2023」において、観光映像大賞観光庁長官賞を受賞したことをお知らせします。

1 ショートフィルム「からっぽ」について
県内在住の10代、20代の若者たちとクリエイターやメンターらで構成されたプロジェクトチームが、フィールドワークを通じて、青森に根ざして生きる人々と交流し、そこで感じた地域への思いを脚本化し、映像作品として描き出した23分程の映像作品。主演はオーディションにより選ばれた本県出身女性で、五所川原市と中泊町を舞台に撮影を行った。

【ストーリー概要】
2022年・秋。五所川原生まれの女子大生・工藤ハルカは引っ込み思案な就活生。ある日、東京の面接に向かう途中、高校時代に疎遠になってしまった幼馴染の三上アオイと駅で会う。運行トラブルをきっかけに東京行きを諦めた二人の手元には、親からもらった往復の交通費・35,340円。アオイはそれを元手に、半ば強引にハルカを一日だけの地元旅に連れ出す。アオイとハルカの二度と訪れない季節を描いた青春ムービー。
※YouTubeで公開中:https://www.youtube.com/watch?v=yqBxEdK5Gkg

2 BRANDED SHORTS 2023観光映像大賞観光庁長官賞の受賞について
国際短編映画祭(BRANDED SHORTS 2023)においてファイナリスト5作品に選出され、令和5年6月14日(水)に開催されたBRANDED SHORTS セレモニーで観光映像大賞観光庁長官賞を受賞しました。

〇BRANDED SHORTS 2023
米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア」が主催する短編フィルムの祭典
〇観光映像大賞観光庁長官賞
BRANDED SHORTS 2023のアワードの一つ。観光振興という観点で創造性、振興性、話題性を含んだ作品を表彰する事業(国土交通省観光庁後援)

2023年06月15日