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更新日付:2024月11月22日 財政課
議会での提案説明
第320回定例会提出議案知事説明要旨(令和6年11月)
本日ここに、県議会第三百二十回定例会の開会に当たり、上程されました議案の主なるものについて、その概要を御説明申し上げ、御審議の参考に供したいと思います。
まず、議案第一号「令和六年度青森県一般会計補正予算案」について御説明申し上げます。
今回の補正予算は、職員の給与改定に要する経費について、既計上の給与関係費の精査による増減額との調整を行ったうえで計上することといたしたものであります。
また、社会資本整備総合交付金事業及び県費単独事業の早期発注に係る所要の債務負担行為を設定することといたしました。
その結果、今回の補正予算額は、歳入歳出とも二十五億七千万円余となり、これと既決予算額とを合計いたしますと、令和六年度青森県一般会計の予算規模は、七千百億千五百九十万円余となります。
以下、計上の主なるものについて、御説明申し上げます。
まず、職員の給与改定に要する経費について申し上げます。
このたびの職員の給与改定においては、去る十月八日付けの青森県人事委員会からの「職員の給与等に関する報告及び勧告」に基づき、給料月額並びに初任給調整手当及び寒冷地手当の額の引上げ、期末手当及び勤勉手当の支給割合の引上げ等を行うことといたしました。
その結果、給与改定経費としては、四十九億五千八百八十万円余となりますが、既計上の給与関係費の精査による増減額との調整を行ったうえで所要額を計上いたしました。
なお、一般職の期末手当及び勤勉手当の支給割合の引上げを踏まえ、知事等の特別職の職員及び県議会議員の期末手当について、支給割合を引き上げることといたしております。
給与改定経費以外のものといたしまして、
・県本庁舎の津波浸水被害発生時における電源確保等対策工事に係る設計等に要する経費
・本年八月四日の大雨により発生した東北町塔ノ沢山地区の斜面崩落対策工事に係る調査・設計等に要する経費
などについて計上いたしております。
以上が歳出予算の概要であります。
次に、歳入予算について申し上げます。
今回の補正予算の主なる財源としては、歳出との関連等において、県債等について増減額を調整のうえ計上したほか、普通交付税二十四億八千八百九十万円余を計上いたしました。
このほか、継続費といたしまして、下北地区統合校の管理・教室棟の建築に要する経費について設定することといたしました。
債務負担行為といたしましては、公共工事の施工時期の早期化及び平準化を図るため、道路事業等の早期発注を行うこととし、社会資本整備総合交付金事業三十九億八千五百万円、県費単独事業三十八億六百七十万円余についてそれぞれ設定することといたしました。
また、大雨等による洪水に備えた中村川鉄道橋の架替工事の設計に要する経費について、所要の債務負担行為を設定することといたしました。
以上が、「令和六年度青森県一般会計補正予算案」の概要であります。
このほか、上程されました議案の主なるものについて御説明申し上げます。
議案第二号から議案第九号までは、特別会計六件及び企業会計二件の予算補正に係るものであります。
条例案については、議案第十号から議案第十八号までの九件であります。
その主なるものとして、
議案第十号「職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例案」は、職員の勤務時間の割振りについて、フレックスタイム制を導入する等の改正を行うものであります。
議案第十一号「特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案」及び議案第十三号「青森県議会議員の期末手当支給条例の一部を改正する条例案」は、知事等の特別職の職員及び県議会議員の期末手当の支給割合を改めるものであります。
議案第十二号「職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案」は、青森県人事委員会からの「職員の給与等に関する報告及び勧告」に基づき、職員の給料月額並びに初任給調整手当、寒冷地手当、期末手当及び勤勉手当の額等を改定するものであります。
議案第十五号「青森県大麻草採取栽培者免許申請手数料等徴収条例の一部を改正する条例案」は、大麻草採取栽培者免許申請手数料の額を改める等の改正を行うものであります。
議案第十六号「青森県一般旅券発給手数料等徴収条例の一部を改正する条例案」は、オンライン申請による一般旅券発給手数料の額を定める等の改正を行うものであります。
議案第十七号「青森県港湾管理条例の一部を改正する条例案」は、青森港に設置する上屋一号の使用料を定めるものであります。
議案第十八号「青森県道路交通法関係手数料の徴収等に関する条例の一部を改正する条例案」は、特定免許情報の個人番号カードへの記録等に係る手数料を定める等の改正を行うものであります。
その他の議案は、議案第十九号から議案第三十五号までの十七件、報告案件は三件であります。
その主なるものとして、
議案第二十五号から議案第三十一号までの「公の施設の指定管理者の指定の件」七件は、いずれも公の施設の指定管理者を指定するものであります。なお、今回の補正予算案において、それぞれの指定期間内における委託料総額について、所要の債務負担行為を設定いたしております。
議案第三十二号「公立大学法人青森県立保健大学の中期目標の一部変更の件」は、公立大学法人青森県立保健大学の中期目標について、県内出身者の高等教育を受ける機会を拡大し、県内定着を促進するため、入学者選抜方法の見直しを行う等の変更を行うものであります。
議案第三十三号「青森県道路公社が行う県道の改築及び料金の徴収に係る変更について同意するの件」は、青森県道路公社が行う県道の改築及び料金の徴収に係る割引措置において、回数券の廃止及びETCを利用した障害者割引の実施に係る変更について同意するものであります。
議案第三十四号「青森県公安委員会委員の任命の件」は、青森県公安委員会委員成田晋氏の任期が、来る十二月二十六日をもって満了いたしますので、後任の委員として石川啓太郎氏を任命いたしたく、御同意を得るためのものであります。
議案第三十五号「青森県公害審査会委員の任命の件」は、青森県公害審査会委員十二人の任期が、令和七年一月三日をもって満了いたしますので、後任の委員の任命について御同意を得るためのものであります。
専決処分した事項の報告及び承認を求めるの件といたしまして、報告第一号「令和六年度青森県一般会計補正予算」は、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に要する経費について、早急に予算措置を講ずる必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、本職において専決処分をいたしたものであります。
以上をもちまして、提出議案の概要について御説明申し上げましたが、議事の進行に伴い、御質問に応じ、本職をはじめ関係者から詳細に御説明申し上げたいと思います。
なにとぞ、慎重御審議のうえ、原案どおり御議決、御同意並びに御承認を賜りますようお願い申し上げます。
まず、議案第一号「令和六年度青森県一般会計補正予算案」について御説明申し上げます。
今回の補正予算は、職員の給与改定に要する経費について、既計上の給与関係費の精査による増減額との調整を行ったうえで計上することといたしたものであります。
また、社会資本整備総合交付金事業及び県費単独事業の早期発注に係る所要の債務負担行為を設定することといたしました。
その結果、今回の補正予算額は、歳入歳出とも二十五億七千万円余となり、これと既決予算額とを合計いたしますと、令和六年度青森県一般会計の予算規模は、七千百億千五百九十万円余となります。
以下、計上の主なるものについて、御説明申し上げます。
まず、職員の給与改定に要する経費について申し上げます。
このたびの職員の給与改定においては、去る十月八日付けの青森県人事委員会からの「職員の給与等に関する報告及び勧告」に基づき、給料月額並びに初任給調整手当及び寒冷地手当の額の引上げ、期末手当及び勤勉手当の支給割合の引上げ等を行うことといたしました。
その結果、給与改定経費としては、四十九億五千八百八十万円余となりますが、既計上の給与関係費の精査による増減額との調整を行ったうえで所要額を計上いたしました。
なお、一般職の期末手当及び勤勉手当の支給割合の引上げを踏まえ、知事等の特別職の職員及び県議会議員の期末手当について、支給割合を引き上げることといたしております。
給与改定経費以外のものといたしまして、
・県本庁舎の津波浸水被害発生時における電源確保等対策工事に係る設計等に要する経費
・本年八月四日の大雨により発生した東北町塔ノ沢山地区の斜面崩落対策工事に係る調査・設計等に要する経費
などについて計上いたしております。
以上が歳出予算の概要であります。
次に、歳入予算について申し上げます。
今回の補正予算の主なる財源としては、歳出との関連等において、県債等について増減額を調整のうえ計上したほか、普通交付税二十四億八千八百九十万円余を計上いたしました。
このほか、継続費といたしまして、下北地区統合校の管理・教室棟の建築に要する経費について設定することといたしました。
債務負担行為といたしましては、公共工事の施工時期の早期化及び平準化を図るため、道路事業等の早期発注を行うこととし、社会資本整備総合交付金事業三十九億八千五百万円、県費単独事業三十八億六百七十万円余についてそれぞれ設定することといたしました。
また、大雨等による洪水に備えた中村川鉄道橋の架替工事の設計に要する経費について、所要の債務負担行為を設定することといたしました。
以上が、「令和六年度青森県一般会計補正予算案」の概要であります。
このほか、上程されました議案の主なるものについて御説明申し上げます。
議案第二号から議案第九号までは、特別会計六件及び企業会計二件の予算補正に係るものであります。
条例案については、議案第十号から議案第十八号までの九件であります。
その主なるものとして、
議案第十号「職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例案」は、職員の勤務時間の割振りについて、フレックスタイム制を導入する等の改正を行うものであります。
議案第十一号「特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例案」及び議案第十三号「青森県議会議員の期末手当支給条例の一部を改正する条例案」は、知事等の特別職の職員及び県議会議員の期末手当の支給割合を改めるものであります。
議案第十二号「職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例案」は、青森県人事委員会からの「職員の給与等に関する報告及び勧告」に基づき、職員の給料月額並びに初任給調整手当、寒冷地手当、期末手当及び勤勉手当の額等を改定するものであります。
議案第十五号「青森県大麻草採取栽培者免許申請手数料等徴収条例の一部を改正する条例案」は、大麻草採取栽培者免許申請手数料の額を改める等の改正を行うものであります。
議案第十六号「青森県一般旅券発給手数料等徴収条例の一部を改正する条例案」は、オンライン申請による一般旅券発給手数料の額を定める等の改正を行うものであります。
議案第十七号「青森県港湾管理条例の一部を改正する条例案」は、青森港に設置する上屋一号の使用料を定めるものであります。
議案第十八号「青森県道路交通法関係手数料の徴収等に関する条例の一部を改正する条例案」は、特定免許情報の個人番号カードへの記録等に係る手数料を定める等の改正を行うものであります。
その他の議案は、議案第十九号から議案第三十五号までの十七件、報告案件は三件であります。
その主なるものとして、
議案第二十五号から議案第三十一号までの「公の施設の指定管理者の指定の件」七件は、いずれも公の施設の指定管理者を指定するものであります。なお、今回の補正予算案において、それぞれの指定期間内における委託料総額について、所要の債務負担行為を設定いたしております。
議案第三十二号「公立大学法人青森県立保健大学の中期目標の一部変更の件」は、公立大学法人青森県立保健大学の中期目標について、県内出身者の高等教育を受ける機会を拡大し、県内定着を促進するため、入学者選抜方法の見直しを行う等の変更を行うものであります。
議案第三十三号「青森県道路公社が行う県道の改築及び料金の徴収に係る変更について同意するの件」は、青森県道路公社が行う県道の改築及び料金の徴収に係る割引措置において、回数券の廃止及びETCを利用した障害者割引の実施に係る変更について同意するものであります。
議案第三十四号「青森県公安委員会委員の任命の件」は、青森県公安委員会委員成田晋氏の任期が、来る十二月二十六日をもって満了いたしますので、後任の委員として石川啓太郎氏を任命いたしたく、御同意を得るためのものであります。
議案第三十五号「青森県公害審査会委員の任命の件」は、青森県公害審査会委員十二人の任期が、令和七年一月三日をもって満了いたしますので、後任の委員の任命について御同意を得るためのものであります。
専決処分した事項の報告及び承認を求めるの件といたしまして、報告第一号「令和六年度青森県一般会計補正予算」は、衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査に要する経費について、早急に予算措置を講ずる必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がないことが明らかであると認め、本職において専決処分をいたしたものであります。
以上をもちまして、提出議案の概要について御説明申し上げましたが、議事の進行に伴い、御質問に応じ、本職をはじめ関係者から詳細に御説明申し上げたいと思います。
なにとぞ、慎重御審議のうえ、原案どおり御議決、御同意並びに御承認を賜りますようお願い申し上げます。