ホーム > ようこそ知事室へ > 知事記者会見録 > 知事記者会見(定例記者会見)/令和8年9月2日/庁議報告ほか

関連分野

更新日付:2026年9月2日 広報広聴課

知事記者会見(定例記者会見)/令和8年9月2日/庁議報告ほか

知事コメント動画

  • 知事コメント動画はこちら

知事記者会見録

会見日時:令和8年9月2日水曜日 11時00分~11時45分
会見場所:県庁西棟889会議室
会見者:宮下知事

〇幹事社
ただ今から定例記者会見を始めます。
昨晩からの大雨被害への対応がありますので、本日の記者会見は11時45分までを目途といたします。ご協力をよろしくお願いします。まずは知事からご報告をお願いします。

【昨夜からの大雨の被害状況】
○知事
まずは昨夜からの大雨の被害状況についてご報告を申し上げます。
2日未明から雨が降り始めまして、3時8分には線状降水帯発生の一報があり、それ以降、私自身も対応しています。
現在、県は災害警戒本部を設置し、市町村では鰺ヶ沢町が災害対策本部を設置している状況です。
被害の概要ですが、まず現時点で亡くなられた方はおりません。また、負傷した方も報告はない状況です。
その一方で、建物等の被害が広がっており、現時点で把握している範囲で59棟、内訳としては住家53棟、非住家6棟となっています。順次、鰺ヶ沢町から報告が来ていますので、今後増える見通しとなっています。
110番、119番通報も、それぞれ23件、97件あったという報告がありました。避難指示については、対象世帯数16,729世帯、対象人数33,202人に対して発令されました。
避難者数に関しては、最大で94人が避難したということになりますが、9時時点では7人となっています。
雨自体は終息していますので、私も今日これから鰺ヶ沢町の現場に向かって、現地視察を行う予定です。
避難所の開設は最大で10箇所、現時点で8箇所となっています。
停電については、順次解消しているとは思いますが、9時時点で200軒となっています。
休校措置をとった県立学校あるいは市町村立学校については、資料のとおりとなっています。一部の学校では短縮授業も行われているようです。
また、道路の状況ですが、各地で通行規制あるいは通行止めの措置がなされています。一方で、孤立した集落は現時点では確認されていないという状況にあります。これらについては順次解除していくよう現場で早急に取組を進めていきたいと考えています。
それから鉄道の状況ですが、新幹線は平常どおり運行されています。在来線では奥羽本線、それから五能線で運転の見合わせが行われています。五能線についてはこれから12時半には運転再開見込みとなっていますし、八戸線については既に運転が再開されていると認識しています。
バスについても一部遅れや運休があるという状況ですので、それぞれのホームページ等で運行状況について確認していただきたいと思います。なお、フェリーは通常運行しているということです。
12時間での降水量を見ますと、一番多かったのが鰺ヶ沢町で214ミリメートルということで、かなり強い雨が降ったと認識しています。私が住んでいる青森市内も3時から5時ぐらいまで、非常に強い雨が降っていた印象がありました。
資料の11ページをご覧いただくと、これは弘前鰺ヶ沢線の仮設道路を作っている場所だと思いますが、一部崩落して水が流入している状況となっています。
さらに急傾斜地の崩落が鯵ヶ沢町の複数箇所でありました。
これらの箇所については、現地を確認しながら、今後の早期復旧をしっかりと図っていきたいと思っています。
本日未明からの大雨の被害状況については以上とさせていただきます。

【国スポ・障スポ「会期前競技開始、サインエール」】
本日発表事項は4点ございます。
まず1点目ですが、いよいよ「青の煌めきあおもり国スポ」の会期前競技が開催されます。
明日から県内各10市町村で22競技が行われます。入場は無料となっておりますので、是非皆さん会場に足を運んでいただければと思います。
私自身もできる限り多くの競技を視察しながら、大会運営をより良くするように修正していきたいと思っています。
それから、国スポ・障スポを盛り上げるための「AOMORI GO!」というサインエールを作りました。昨日からコマーシャルも放送しています。
小さなお子さんからお年寄りまでできる、青森県を応援する新しいサインエールです。是非、この国スポ・障スポで県内に定着させて、国スポ・障スポ以降も、青森を応援する際にはこの「AOMORI GO!」を使っていただけるように取り組みたいと思っています。国スポ・障スポのレガシーの一つとして、青森を盛り上げるツールとしていきたいと考えています。

【国スポ・障スポ後の県庁組織体制の見直し】
2点目ですが、国スポ・障スポの先にあるお話となりますが、現在、120名強の職員が国スポ・障スポ局で勤務しています。国スポ・障スポ局は当然、10月の国スポ・障スポ終了後に縮小していくことになりますし、来年度には廃止されます。そうしたことから新しい組織づくりにそろそろ取りかかり、皆さんにも提示するタイミングとなっています。
これまで県庁大改革と称しまして、令和6年4月には本庁を14部局体制に再編し、こども家庭部など8部を新設しました。
また、昨年の令和7年4月には地域県民局を廃止して、70の事務所に再編しました。
今年の10月で国スポと障スポが終わりますので、その終了後、令和9年1月と令和9年4月に人事異動と組織の再編を行うことを考えています。
まず、新たにスポーツ振興を担う課を新設しようと思っています。
そのねらいは、地域づくりや健康、観光など各分野の施策と、スポーツ振興施策の連携を強化することで、町の賑わいづくりの中でスポーツを活用するという観点や、あるいは国スポ・障スポのレガシーを継承発展させていくことや、あるいはプロスポーツをより県民の皆さまが親しみをもって楽しんでいただける環境をつくることなどを念頭に、スポーツ振興を専担とする課を新設したいと考えています。
また2つ目として、文化芸術振興業務を一元化して、強力に推進する課を創設したいと思っています。
現在は各部局に文化芸術分野の業務がまたがっている状況です。例えば美術館ですとか三内丸山遺跡センターですとか、そういったところも新設する文化芸術振興を一元的に担う課に集約して、強力に推進していきたいと考えています。
また、時代に即した課、あるいは時代を先取りした課、さらには本県の課題に先進的に取組む課の創設も考えております。
まず、デジタルイノベーションに取り組む課を創設したいと思います。DX推進課がメインになると思いますが、「AI」の活用も意識した形で、地域の課題解決を牽引できるような、あるいは県庁の中でもこれを活用できるような課を作っていきたいと思います。これは総合政策部になります。
また、経済産業部については、「GX青森」として若者定着・還流に向けた「しごとづくり」に力を入れているところです。このGX関連産業の誘致や県内企業の参入促進の取組を強化するため、この「GX青森」による「しごとづくり」関連の業務を経済産業部に移管し、企業立地・創出課を新たな課に再編していきたいと思います。これも環境エネルギー部と経済産業部にまたがっていたものを一つにまとめるということです。
最後に、観光交流推進部に、「青森ブランド」確立のため、組織の再編、新設を考えています。特に「食」に関しては、司令塔が二つに分かれていたこともあり、私自身、もっと強力に推進したい、あるいはブランド化をしていきたいという思いがありました。そういったところを担う「青森ブランド」確立のための組織を観光交流推進部に新たに設置したいと考えています。
この他にも新設あるいは再編する部局がありますが、今日の時点で発表できるものは以上となります。
今後ですが、12月末には全体像を皆さまにお示しできると思います。新組織の名称や所管事務、これらについて12月末には公表していきたいと思います。
また、2月から3月にかけて2月定例県議会があります。組織に関する事項は条例の議案となりますから、この条例案を2月定例県議会に提案し、新体制は4月からスタートということで考えております。以上が2点目となります。

【「国民文化祭・全国障害者芸術文化祭」の誘致】
3点目ですが、非常に大きい話であり、国スポ・障スポ大会がまだ始まっていないのにという部分もありますが、「令和11年度国民文化祭・全国障害者芸術文化祭」を誘致したいと考えています。
これは、各種文化活動については本当にさまざまあると思いますが、全国規模で発表や共演、交流する国内最大級の祭典となります。今年度が「スポーツ」の祭典、令和11年度が「文化芸術」の祭典だと思っていただければと思います。
各市町村にもお願いをして、県内全域で、新しい芸術の創造や地域文化の振興を図るため、伝統芸能、音楽、演劇、美術などに関する多彩なイベントが、1か月から2か月にわたって開催されることになります。
この祭典は四大行幸啓とされていて、天皇皇后両陛下の御臨席のもと開会式が行われることが通例となっています。
平成29年からは全国障害者芸術・文化祭と一体的に開催しているということもありまして、我々としても国民文化祭に合わせて全国障害者芸術文化祭も開催していきたいと思っています。
主催は文化庁、厚生労働省、都道府県、市町村等となっておりまして、昭和61年度から毎年秋に開催しています。各都道府県が持ち回りとなっておりますが、本県での開催実積はありませんので、初の開催となります。
開催県の各市町村で文化芸術関係の事業を実施することになりますので、各地に文化が根ざして、各地の文化が改めて花咲くきっかけになればと思っています。
また、こちらも全国から多くの関係者の皆さんが集まって、開催県または開催市町村で交流することができるものですので、是非、これは前向きに各市町村と取り組んでいきたいと思います。
本県開催についてですが、国から打診がありまして、先ほど申し上げたとおり、本県の多様性のある文化芸術を発信する機会になる、あるいは交流の機会にもなるということから、開催の誘致を決定したところであります。
令和11年に開催となりますので、もうすでに3年前となります。早ければ秋頃に内定が決定され、準備を段階的に進めることとなります。準備する段階から、国民スポーツ大会と同様に盛り上げていきたいと思います。2点目は以上です。

【青森県血圧測定キャンペーン】
最後、4点目ですが、残念ながら本県の平均寿命はワースト1位が続いています。がん死亡率も高い。その原因は、やはり生活習慣病、そして最近、特定したのはやはり血圧が高い人たちが治療に行かないということです。
薬を飲めば治る病気だと言われていますが、なかなか診療・治療、薬までたどり着かない人が多いという状況です。何とかこの診療・治療までたどり着くということを、キャンペーンとして昨年から取り組んできましたが、今年は、大変な方とコラボすることになりました。私はちょっと心配していたのですが、今日からキャンペーンが始動します。ご覧のとおり「特典ドーン!」とありますが、これで思いつく人がいたらすごいと思います。
青森県血圧測定キャンペーン「#はかっトク?」となりますが、私もこの動画を見るのは今日が初めてなので、ちょっとドキドキしています。はい、ではお願いします。
(キャンペーン動画上映)
この先はそれぞれ皆さんで動画をお楽しみくださいということですね、わかりました。
ということで、県では「江頭2:50」、エガちゃんとコラボして、血圧測定キャンペーンを実施することになりました。エガちゃんはやはり圧倒的なインパクトがありますし、知名度はもちろん、同性・同世代の人気があります。
高血圧で治療を敬遠している世代は、まさにエガちゃんの世代というか、我々40代から60代の世代だと思います。その世代の死亡率が非常に高いことが、平均寿命に影響しています。そして高血圧は薬で治る病気ですし、高血圧を治せばある意味、さまざまなその先の病気、例えば脳疾患や心疾患も防いでいけます。そういったメインターゲットとの関係で、エガちゃんを起用させていただいております。同性・同世代からの人気って本当?という意見もあるかもしれませんが、私は好きです。
キャンペーン期間は今日から来年2月までとなります。血圧を測って、特設サイトに来ていただいて、血圧のデータの登録をしていただくと電子クーポンがもらえて、協力店で特典が受けられるというものです。
この「血圧はかれ!」のポスターがいろいろなところに貼られますので、記者の皆さんも、このYouTubeを見ている皆さんも、是非血圧をまず測っていただいて、必要に応じて診療・治療を受けていただければと思っております。
ちょっと古いデータになりますが、2019年に日本では、約17万人が高血圧で死亡したと推測されています。また、青森県内には40歳以上の高血圧の方が43万7千人いると推計されていて、未治療者がなんと10万人もいるということです。ですから、この10万人がちゃんと治療すれば、平均寿命は間違いなく一気に上がってくるだろうと思っています。
こうしたピンポイントの健康の取組も、これから進めていきたいと思いますし、現在、「高血圧ゼロのまち」モデルタウン青森として承認してもらっておりますので、是非皆さん、ご自身の体のことですので血圧を測るところからお願いします。
私からの報告は以上です。

【質疑応答(報告案件)】
○幹事社
それではただいまの報告に対する各社からの質問とします。質問は報告のあった項目ごととし、簡潔になるようご協力をお願いします。まずは1点目の「昨夜からの大雨の被害状況」について、質問ある方は挙手をお願いします。

○記者
建物等被害については59件という報告でしたが、どちらの市町村で確認されたのか、また床上、床下浸水など詳細が分かればお願いいたします。

○知事
これは担当部局から説明できる範囲でご説明します。

○危機管理局
建物等被害のうち住家被害は全体で53件です。その内訳は五所川原市が床上浸水5件、床下浸水5件、つがる市が床下浸水19件、鰺ヶ沢町が床上浸水7件、床下浸水6件、板柳町が床下浸水2件となっています。床上浸水は12件、床下浸水は32件、不明とされたものが鶴田町で9件あり、全体で53件となっております。
こちらの資料につきましては、この後で報道機関の皆さまに提供させていただきますのでよろしくお願いいたします。

○記者
これから現地視察に行かれるということですが、知事として確認されたい点や注意してご覧になるポイントをお知らせください。

○知事
どのくらい被害が広がっているのか、現場でしっかり把握することが大事だと思います。
また、確認したい点としては、町長や副町長あるいは町の担当者とご一緒すると思いますので、町の対応はもちろん、我々県としてもプッシュ型支援をすべきことがないか、しっかりと確認していきたいと思います。

○記者
未明の大雨も含めて、局地的かつ突発的な大雨災害被害が全国で相次いでいて、なかなか事前の警戒というものが難しい状況になっていると思います。
雨は終息傾向にはあると思いますが、県民への今後の注意喚起を知事からお願いしたいと思います。

○知事
やはり備えが大事だと思っています。今回のような雨は特に垂直避難と言いますか、2階に避難することが有効な場面だと思います。県民の皆さまには、しっかり頭の中で、このような洪水や線状降水帯が来たときにはどこに逃げるのか、よくシミュレーションしていただきたいと思います。

○記者
大雨について、今後の長期的な対策や対応についてお伺いしたいです。先ほどもお話がありましたが、全国的に局地的な雨、それから気候変動による予測できないような大雨が相次いでいます。
県としての長期的な対応や対策について、検討されている部分も含めて教えていただけますと幸いです。

○知事
まず、各市町村がハザードマップを公表しているわけですから、このハザードマップをご自宅でしっかりと分かりやすい場所に置いておくことが大事です。それで大雨が降ったときにどうするか、そのハザードマップを見ながら、家にいて2階に逃げた方がいいのか、あるいは急傾斜地の近くだから、すぐ避難した方がいいのか、よくシミュレーションしていただくことが、「自助」の部分で大事であると思います。
「共助」の部分では、やはり自主防災組織のようなものが有効で、名簿があって、近所の誰がどういう状態か、そして地区全体でどのように避難するかということを共有することが大事だと思います。
最後に「公助」の部分で、県として、市町村として大事なのは、やはりいち早く避難所の開設をして環境を整えることだと思いますので、そうした点については、後ほど町村長との意見交換会もありますので、改めて私の方から皆さんにお伝えしようと思っていました。

○記者
先ほどの知事の報告の中に農業被害の情報が入っていませんが、りんごや田んぼに被害が出ている状況かどうか、分かる範囲で教えていただけたらと思います。

○知事
確認中です。次の被害報は夕方5時くらいを目途に発表する予定ですので、それについては皆さんに資料で提供させていただきます。

○幹事社
大雨関係でほかに質問はございますでしょうか。なければ2点目の「国スポ・障スポ」関連の質疑に移りたいと思います。質問がある社は挙手お願いします。

○記者
今回の会期前競技は、いわゆる市部だけではなく町村部での実施も予定されているかと思います。町村部にとっては、スポーツで全国クラスの選手が来るというのは非常に貴重な機会だと思います。その地域にお住まいの方にどう楽しんでほしいか、メッセージがあればいただきたいと思います。

○知事
ありがとうございます。まず、例えば西目屋村のカヌー競技は、「カヌーの村」として売り込みをしているほど、西目屋村のカヌー熱は高いです。全国クラスの大会も過去に開催している経緯もあります。ですから応援の仕方なども皆さん慣れていらっしゃるんだと思います。
またハンドボール競技の野辺地町も、実は「あすなろ国体」でも野辺地町でハンドボール競技をやっていたんですよね。そういう流れもあって、もう一度「ハンドボールの町」をと、町長もすごく気持ちが入っておりまして、会場装飾もそうですし、町村の人たちが会場で観戦するための工夫などもされていると聞いています。
今年の6月までに私自身、町村も含めて県内全市町村を回ったんですけれど、その時には、いかに町民の方々に会場に来ていただけるかが大事なので、是非、そういう工夫をしてくださいとお伝えしています。少なくとも小学生と中学生は観戦することにはなっていますが、一般の方々が会場に行けるような移動の工夫や、あるいは観戦の工夫をしてくださいという話はしていますので、それに基づいて平内町や六ケ所村もそれぞれ盛り上げてくれるものと期待しています。

○記者
ありがとうございます。もう1点だけ、今回のサインエールについて、国スポ・障スポ以降もレガシーの一つとしたいというお言葉があったかと思います。知事も何かの場面でサインエールを披露されるご予定はおありでしょうか。

○知事
もうすでにコマーシャルでやっていますし、これからどこでもやろうと思っています。開会式でもみんなでやろうと思っています。

○記者
楽しみにしております。ありがとうございました。

○記者
国スポ関連でお伺いしたいのですが、先ほど庁議後に開催された2つの本部会議(こども・若者支援推進本部会議・鳥獣被害対策本部会議)に入らせていただいたんですが、その際に幹部の皆さんのお手元に箱がありましたが、あれは何か国スポ関係のものだったんでしょうか。

○知事
ネクタイとスカーフです。国スポ・障スポの開催に当たって、我々は各県の知事や日本スポーツ協会の方々、あるいは大臣をはじめ国会議員の皆さんといったお客様の接遇係になっています。ジャージやポロシャツを着てお客様をお迎えするわけにもいきませんので、何かを揃えてしっかりご案内したいということで、男性はネクタイ、女性はスカーフで、分かりやすい形を作るために、今回揃えさせていただきました。

○幹事社
ほかに国スポ・障スポ関係でありますでしょうか。続いて3点目の国スポ・障スポ後の県庁組織体制の見直しについての質疑に移ります。質問ある社は挙手お願いします。

○記者
私から経済産業部のGX青森に関する再編についてお伺います。GX関連といいますと、フュージョンエネルギーや再エネ、しごとづくりなど宮下県政の重要課題だと思います。現状、2つの部にまたがっておりますが、今後、新たな課に再編するということで、再編したことでより強化できる点や、現状のここをもう少し改善できればという点など、思いがありましたら教えていただけますと幸いです。

○知事
今も両部は連携してやってくれていると思っていますが、やはり企業誘致は結構、特殊な業務で、企業に営業をかけて青森県の立地環境を説明する。立地環境だけでなく、支援のパッケージというものについても説明する。最後は相対交渉というか、カスタマイズしていかなくてはならないので、一般的ではない支援をどれくらいできますか、といった話になって最後には決まっていく、そういう流れが多いと思います。特に大きな案件というのはそういうことが多いので、すぐに知事のところに報告に来て、知事のトップダウンでいろいろなことを決めることが大事になります。今もやってくれてはいるんですが、例えば、環境エネルギー部がそういう企業誘致にGXの関係で行くとしても、経済産業部の持っている支援の仕組みを説明しきれるかどうか。経験があったり、自分たちで制度をいじることができるなら、「こういうところは少し緩和できますよ」「こういうところはもう少しできますよ」ということは言えても、実際はやはりそういうことまでは言えなかったりする。
それなら一緒に行けばいいということで今も一緒に行っているんですが、とはいえやはり一つの部局でやった方がスムーズになることもありますし、まさにGX青森は青森県の最大の課題である人口減少の社会減対策に大きく貢献する政策分野だと思うので、力を入れてしっかりやっていくという意味では、まとめてやった方がいいと判断しています。

○記者
ありがとうございます。一緒にやることでよりきめ細やかな誘致活動ができるということですね。

○知事
きめ細やかで強力な誘致活動ができると思っています。

○記者
全体的なお話としてまず1点お伺いしたいと思います。
知事就任以降、これまでの組織体制の見直しということで、資料にも書かれてありましたが、積極的に見直しを図られてきました。そのねらいについて少し教えていただいてよろしいですか。

○知事
時代は大きく変わっていくので、毎年というか日々刻々と時代が変化するのに私たちの組織は変わらないということはあり得ません。時代の流れに沿って組織は変わっていかなくてはなりません。時代を先取る組織がないと世の中の変化に対応できないし、世の中を先取りすることはできない、そういう思いがありますので、組織の変更というのは常に行われるべきだと思います。御社もそうあるべきではないですか。

○記者
ありがとうございます。それから交通・地域社会部に新設されるスポーツを担当する課についてお伺いしたいのですが、ヴァンラーレ八戸の新スタジアムやボールパークの整備についてもこの新設する課が担当するのでしょうか。

○知事
はい。その予定です。

○記者
ありがとうございます。それから先週の土曜日に、知事はヴァンラーレ八戸のホーム戦を会場に行かれてご覧になっていたかと思います。先ほど知事から再編のねらいのところでもプロスポーツに親しんでほしいというお話をされていましたが、改めて現地で試合をご覧になって、プロスポーツの可能性について感じたことをお伺いできればと思います。

○知事
勝ちましたからね、楽しかったですよね。しかもいい試合でした。スタジアムに行って観戦したのは知事ではなくサポーターの一人として見ている感じで、本当にそういう意味では試合のスタートから最後まで楽しませてもらったし、やはり勝つということの喜び、あの瞬間の一体感というものは、たぶんスタジアムにいる人や応援している全ての人が一つになれる、そういう瞬間なんだと思います。
スポーツにはそういう力があるし、文化芸術もそういう力がある。これを地域づくりの中核にしていくということは、すごく大事なことだと思うので、交通・地域社会部にこのスポーツと文化を集約させて、地域づくりの中核にこれを位置付けていくということは、県政の中では大きな新しい方向性であることを感じてほしいです。

○記者
今回、課の新設が2つ、再編が3つとご紹介いただきました。先ほど新設や再編はまだ他にもあるというお話でしたが、全体としていくつの新設や再編があるのか、もう決まっていますか。

○知事
12月に発表しますので、それまで少しお待ちいただければと思っております。

○記者
わかりました。段階的な発表というものもなく、12月に全部を一度に発表するということでしょうか。

○知事
そうですね。今の時点で決まっているものは、例えば、国民文化祭の誘致といった話もあり、連動してこういうことをやりますということを内外に、県庁で働く我々職員も含めて、外向けにも発表できるタイミングにあるものになります。この先もいくつか出てくると思っていますが、最終形は12月に発表となります。

○幹事社
他にないようでしたら、4点目の国民文化祭・全国障害者芸術文化祭に関する質疑に移ります。質問ある社はお願いします。

○記者
今回、国からの打診があって、内定は今後ということにはなるかと思いますが、国民文化祭を県内に誘致する狙いですとか、意義というものを改めてお願いできればと思います。

○知事
改めてといいますか、知事になって思うのは、この青森県の文化の広がりと奥行きは、本当に日本にも世界にも誇れるものがあると思っています。
祭り一つをとっても、ねぶたに象徴される津軽のお祭り、それからユネスコの無形文化遺産にもなっている三社大祭に象徴される県南のお祭りがあって、本当に世界に誇れるものがあります。
手踊りとか民謡とか、あるいはその三味線音楽といったものも、藩政時代からの独特な芸術的なものを引き継いでいるし、こういったことを内外にPRすることは、本当に大事なことです。そしてこの祭典をきっかけに、これらを継承しつないでいく人たちを増やしていくことも、本当に大事なことだと思っています。
しかも今まで本県で開催したことがないということでしたので、この機会を捉えて誘致ということを考えております。

○記者
ありがとうございます。もう1点、過去の開催県を見ると、200万人を超えるような大勢の参加者数ですとか、経済波及効果も相当あると認識しています。
先ほど「文化が花開くきっかけに」というお話もありましたが、そういったところへの期待感があればお願いします。

○知事
対象となる方々ですが、今回の国民スポーツ大会は若きアスリートたちなんですよね。青年の部もあるので、年齢が高い層の方が出場する競技もありますが、中心となるのは若い世代で、コーチたちももちろん来ますが、スポーツが中心となると、ある意味ストイックな感じにはなります。
一方で文化の交流というのは、もちろん若い世代も来ていただくことにはなると思いますが、幅広い年齢層の皆さんに青森県に来ていただける環境になります。
購買意欲の高い層の方々にも来ていただけると思いますし、あるいはその文化活動そのもので来ていただくので、文化そのものの理解度と、文化そのものの発信についても、すごく高い意識をお持ちの方々にも来ていただけるということにもなります。私としてはそうしたイベントそのものはもちろん、それに波及する経済効果にも大いに期待はしています。

○記者
国民文化祭は国スポと同様に都道府県の持ち回りということですが、知事は以前、国スポに関しては開催地の負担が非常に重くて、3周目から廃止も含めた在り方の見直しも必要ではないかとおっしゃたこともありました。
この国民文化祭については、開催県の負担の度合いや在り方を今のところどう捉えていらっしゃいますでしょうか。

○知事
国スポに比べると、負担のレベルが全然違うと思っています。

○幹事社
他にないようでしたら、血圧測定キャンペーンの質疑に移ります。各社質問ございますでしょうか。ないようでしたら間もなく時間となりますが、その他案件で質問事項ございますでしょうか。

【質疑応答(報告案件以外)】
○記者
先ほど「こども・若者支援推進本部会議」が開かれましたが、このまとめに関する所感と、今後どのように取り組んでいくべきかというところがありましたら、是非一言お願いしたいです。

○知事
上半期、こどもが増えたということ自体、非常に私自身嬉しく思っています。それが10人だとしても、増えたというトレンドがあること自体が嬉しく思います。評価指標の中で成果が出ていないというか達成していないところもありますが、それも令和7年度までのもので、令和8年度には進捗していたりしますので、着実にこども・子育て政策は進んできていると思っています。ただ、やはり目標値である「2040年合計特殊出生率2.0、純移動率プラス0.1」に向けては、こども家庭部だけでなく全庁の各部局が主体的に取り組むことと、県民の皆さま、県内の企業・団体の皆さまが主体的に取り組んでいく環境をいかに作るかということが大事だと思うので、そういったところに力を入れながら、これから政策・事業を展開していきたいと思います。

○幹事社
時間となりましたので、最後に知事からお願いいたします。

○知事
「トキ」の早もぎ防止ということで、繰り返しお伝えしていますが、なかなか報道してもらえないですね。
台湾の中秋節向けに「トキ」は収穫されることが多いです。非常に高く売れますので。ただ一方で、りんごは収穫するときの品質が大事ですが、色や品質の悪いものや、味の乗らない未熟果が出荷されてしまうと、青森りんごそのものの信頼性に大きく関わることになります。
生産者の皆さんには、特に今年は中秋節が早いので、早もぎはやめていただきたいと思いますし、市場関係者、りんご協会、青森県、そして市町村を挙げて取組を強化していきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。私からは以上です。

○幹事社
それでは定例記者会見を終了いたします。ありがとうございました。

○知事
ありがとうございました。

過去の記者会見録

令和8年度 令和7年度 令和6年度 令和5年度 令和4年度 令和3年度 令和2年度 平成31年度(令和元年度)  平成30年度  平成29年度  平成28年度  平成27年度  平成26年度  平成25年度  平成24年度  平成23年度  平成22年度  平成21年度  平成20年度  平成19年度  平成18年度  平成17年度  平成16年度 

この記事をシェアする

  • facebookでシェアする
  • Xでシェアする
  • LINEでシェアする

フォローする

  • facebookでフォローする
  • Xでフォローする