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更新日付:2023年3月27日 広報広聴課

令和5年度人事異動[臨時記者会見][3月17日]

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知事記者会見録

会見日時:令和5年3月17日金曜日 15時00分~15時10分
会見場所:第三応接室
会見者:三村知事

〇知事
 先ほど、令和5年4月1日付け定例人事異動について、臨時庁議を開催しました。庁議において、私からは、この1年間の職員の努力に対し感謝申し上げるともに、新たな年度も全力で仕事に取り組むよう指示をしました。また、今回の異動により、退職となる庁議メンバーの方々に対しては、長きにわたる県政発展のための尽力に心からの感謝と、健康とさらなる活躍を祈念申し上げたところです。
 それでは、今回の定例人事異動につきまして、説明します。
 まず、人事異動方針です。
 令和5年度は、「青森県基本計画『選ばれる青森』への挑戦」が総仕上げとなる5年目を迎える重要な1年であることから、地域経済の回復と外貨獲得による経済の活性化「経済を回す」、暮らしにおける安全・安心の確保と心身の健康づくり「暮らしを守る」、あらゆる分野でのデジタルによる変革「DX」、この3つの視点を重視し、「選ばれる青森県」の実現に向けて、総力を挙げて各種施策に取り組んでいきます。
 また、県民の命と暮らしを守るため、新型コロナウイルス感染症の拡大防止と医療提供体制の確保に向けて、引き続き万全の対応を図るととともに、安全・安心な県土づくりに向けて集中的に取り組むこととしています。
 さらに、これらの施策を着実に推進していくため、「青森県行財政改革大綱」に基づき、全庁を挙げて行財政改革を進め、将来にわたり持続可能な行財政基盤の確立を図ることとしています。
 令和5年4月1日の定例人事異動は、このようなことを踏まえ、限られた行政資源で最大の効果を発現していくため、「適材適所の人事配置」を旨とし、また、人財育成に資する人事配置、職員の「挑戦意欲」と「創造性」の発揮、女性職員の登用と従事業務の拡大などにも意を用いて実施しました。
 幹部職員の異動については、危機管理局長、エネルギー総合対策局長には部長級から適任者を起用し、企画政策部長、環境生活部長、県土整備部長、観光国際戦略局長、国スポ・障スポ局長、会計管理者には次長級から適任者を起用しました。また、地域のさらなる振興に向けて、各地域県民局長には、次長級から適任者を起用しました。
 次に、人財育成に資する人事配置として、新採用職員については、県民と接し、現場を知ることができる出先機関に重点的に配置しました。社会人枠試験での採用職員については、これまでの民間経験等を踏まえ、その知識・経験等を生かしてもらうことを考慮して配置を行いました。
 また、職員の「挑戦意欲」と「創造性」の発揮につきましては、職員のアイデアや挑戦意欲を政策実現につなげるため、庁内ベンチャーや庁内公募制度を実施しており、来年度は、新たに4名の職員を配置します。
 女性職員の登用と従事業務の拡大につきましては、中南地域県民局長、環境生活部次長等の幹部職員や管理職員に女性職員を起用するとともに、引き続き、多様な業務への女性職員の配置に努めました。
 私からは以上ですが、今回の人事異動規模や主な組織改正の概要につきまして、総務部長から説明します。

〇総務部長
 今回の人事異動規模及び主な組織改正の概要について、ご説明します。まず、「令和5年4月定例人事異動説明書」の3頁をご覧ください。
 異動者数は、1,316人で、過去10年間の平均が1,318人でございますので、これと比較してほぼ同程度となっています。
 採用者数は171人で、昨年の定例人事異動時の143人と比較して28人多くなっております。退職者数は、定年退職者が88人、勧奨退職者が11人、普通退職者が39人の計138人となっており、昨年の定例人事異動時の153人と比較して15人少なくなっています。
 次に、4頁をご覧ください。組織改正の主なものを申し上げます。
 令和8年の第80回国民スポーツ大会及び第25回全国障害者スポーツ大会の開催が正式決定となる令和5年度から、開催に向けた業務執行体制をさらに強化するため、両大会の開催に係る業務を一体的に行う新たな部相当の組織として、「国スポ・障スポ局」を新設します。また、全庁一丸となってDXを強力かつ効果的に推進していくため、企画政策部に「DX推進課」を新設します。以上です。

〇記者
 DX推進課を新設されるということですが、新設する意義、狙い、期待することを教えてください。

〇知事
 産業や暮らし、行政など、あらゆる場面でDXを推進していくためには、部局を超えた連携が極めて重要となると思っています。したがって、全庁一丸となってDXを強力かつ効果的に推進していけるよう、企画政策部内に司令塔となる組織を設置することとしました。

〇記者
 どういったことを特に推進していきたいと思っていますか。

〇知事
 例えば、農業関係、医療関係などの分野では、DXという名前のない頃から進めていた取組があります。今、DXという概念で国全体として進めようということになっており、集中して情報や進行状況を管理し、概念を含めて統一していかなければならない時期になりました。そこで企画政策部に全体をつなぐ、具体化する、さまざまな調整をしていく、という役割を受け持たせようとなったものであります。

〇記者
 国スポ・障スポの業務を担う部相当の組織として、国スポ・障スポ局を新設するということですけれども、この組織にどういったことを期待されますか。

〇知事
 これまでも交通、宿泊、競技など個別に準備してきましたが、時期が差し迫ってきていますので、確実に成し遂げるために局として立ち上げました。
 そうすることで、県民の方々にも、はっきりと、青森県で国スポ・障スポをやるんだな、と実感していただけると思っています。

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