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あおもり米新品種「青系196号」名称発表について(臨時)

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知事記者会見録

会見日時:令和3年11月29日月曜日 15時00分~15時15分
会見場所:第三応接室
会見者:三村知事

〇知事
 「はれわたり」という名前で発表させていただきます。
 このたび、県では、令和5年の本格デビューを目指しております、あおもり米新品種「青系196号」の名称を「はれわたり」とすることといたしました。
 名称は、青森県産米需要拡大推進本部が公募いたしまして、県内外から、「青天の霹靂」の名称募集時に並ぶ1万205件のご応募がございました。この中から、同本部が設置しましたマーケティングに関係する大学の先生をはじめ、消費者団体や集出荷団体の関係者等10名で構成される「新品種名称選考委員会」において6つの案に絞り込まれ、県が最終的に選定したものでございます。多くのご応募をいただき、深く感謝いたします。本当にありがとうございました。
 この名称で応募された方によると「青森の晴れ渡る空から恵みを受けた、清々(すがすが)しく輝くお米」をイメージしたということでございます。
 「青天の霹靂」は、稲妻のような鮮烈なインパクトでその名を全国に知らしめました。
 「はれわたり」は、青森の空が広く晴れわたるイメージを思い描いており、この新品種も全国に知れ渡ってほしいと考えています。
 今般、米価が大幅に下落し、生産者の皆さまが米作りの先行きに大きな不安を抱いている状況にございますので、県産米の未来がひらけ、生産者の方々の気持ちも明るく晴れやかにさせる存在となることを期待して命名した次第であります。
 このお米は、透き通るような白さが際立っております。また、食感も柔らかく、粘りが強いなど、これまでの県産米にない特徴を持っております。私も試食いたしましたが、「外観の白さ」と「シルクのようななめらかさ」、そして「ふくよかさ」を実感したところです。
 「はれわたり」が、他県のブランド米と肩を並べる信頼と認知度を得て、県民の皆さまはもとより、食にこだわりを持つ全国の皆さまに受け入れられるものとなるよう、関係者一丸となって大事に育んでいきたいと考えております。
 今後、令和5年の本格デビューに向けまして、生産・販売面から着実に準備を進めてまいりますので、皆さまからのご協力をお願い申し上げます。
 以上、私からの発表とさせていただきます。

〇記者
 今、「はれわたり」を応募された方の命名の理由をご説明いただいたところですが、6つの案の中からこれに決めた決定打は何でしょうか。

〇知事
 インパクトが強いものや、青系196号の特徴的な白さなどを示したものであるなど、候補の名称案はそれぞれ捨てがたいものでした。「青天の霹靂」は「青い空からどーっと来た」イメージでしたが、この「はれわたり」は、「爽やか・すっきりとした気持ちになりたい」、「晴れ渡ってる」、「気持ちよく晴れたいな」という思いで決めました。

〇記者
 名前を選ぶに当たって、販売方針やイメージのようなものも勘案して選んだと思いますが、どういったイメージを想定されていますか。

〇知事
 「青天の霹靂」は気品があって潔い米でキリっとしているイメージであるのに対し、この「はれわたり」は食味も含めて、生産者も含めて、包み込む優しさというか、そういうブランド戦略です。究極の気品のある「青天の霹靂」とはちょっと違い、そういう包み込む優しさということで、普段からも馴染んで食べていけるお米というところがあります。
 また、生産者にとっては津軽の北の方でも県南の方でも、「特A」ということを含めて、非常に高い評価をいただけるお米であると思っています。
 特徴的なことは、「作りやすい」ということで、「暑さ」と「寒さ」に強く倒伏しにくい、いもち病に強いという点があり、生産者も優しく包み込むというそういうイメージです。
 さらに、食味のプロフェッショナルたちの評価において、マイナス部分がなかった。そういった面においても、戦略的にも、作る方にとっても、お客さまにとっても、「いいお米だね」と言ってもらえる、優しくみんなを包み込んでくれる、そういう方向性がある米だと思っています。
 今まで、西北地域や県南地域から「なぜ私たちのところでは特Aの米を作れないのか?」と言われ続けていましたが、これは気象の問題などの理由がありました。ヤマセ地帯ではさすがに厳しいですが、そうではない八戸地域とか三戸郡、七戸町天間林や十和田などにおいても、「特A」という評価をいただける力量があるお米です。
 そういったことを総合的に考えると、われわれとしては「青天の霹靂」は圧倒的に頂点に立っているけども、それに匹敵するくらいの評価をいただける米だと思っています。
 作り手にも、お客さまにも、われわれ販売する方にも、本当に、優しさがいっぱいのお米です。

〇記者
 価格設定はこれからかと思いますが、この「はれわたり」はブランド米としての高価格帯を目指していくのか、それとももう少し低いのか、そういった方針などはあるのでしょうか。

〇知事
 価格帯も、優しく包み込むというものです。
 「青天の霹靂」は、どこに行っても特別な存在で価格も高いけれども、こういう価格帯ではなく、ごく普通にみんなで「やっぱりお米っていいよね」、「こういうお米を作ってきたか!やっぱり青森県すごいな」と思っていただけるように、そして「りんご、ながいも、にんにく、ホタテの養殖だけじゃないぞ」ということをお伝えしたいと思います。

〇記者
 コロナで米余りの厳しい状況の中で家庭用に向けて販売していきたいということと受け止めましたが、県としてはそういう立ち位置で今後売っていきたいとお考えですか。

〇知事
 あえて言うと、「まっしぐら」はスタート時点でブレンド米が多かったのですが、ものすごく力量を発揮しました。これを主体にしてブレンドすることによって、阪神地域で多くの販売数がある事業者から「こんな良い米、この値段でいいの?」と言われるくらいでした。ブレンド米として、天丼やお寿司など、飲食チェーン店でも使える米として「まっしぐら」の立ち位置がありました。「まっしぐら」も作りやすく非常においしいということで「特A」をとれる力量があり、実際に「特A」を取りました。しかし、それでも業務用の取り扱いが多く、これによって「まっしぐら」は突出した生産量になっています。
 そのため、「はれわたり」は単品で食べたていただき、やさしく包み込むお米として、家でも食べようね、おいしいよね、一定のブランド米としても行けるよね、というところが想定される立ち位置になります。
 したがって、「青天の霹靂」と「はれわたり」と「まっしぐら」というこの3種類で、非常にバランスのよい構造にしていければと考えております。
 われわれは常に販売の最前線でさまざまな取組を行っていますが、お米そのものをもっと食べていただきたいというのが最も強い思いです。高価格帯のもの、優しく包み込むもの、非常に評価の高い業務用米として、輸出米も含めて、安定した構成を形作っていく、そういうことも考えていかなければならないと思っています。
 お米がより一層、食事の主体となってほしいし、それに向けて、野菜やお魚やお肉などを作っているつもりです。非常にバランスのよい農業をやっているのがわれわれ青森県です。米と野菜などのバランスを見てもらえればと思いますが、われわれにとって、このお米は戦略上、最も重要なお米になっていくと思っています。

〇記者
 知事は、この「はれわたり」という新しい名前をご覧になって、どういうふうにお感じになりましたか。

〇知事
 「青天の霹靂」は、最初、難しい名前でどうやって売っていくのだろう、と思いました。しかし、この考えは誤っていました。衝撃的なほうがいい。最高峰からスタートしていくのだから、最初からこのくらいどーんと実力を示せる名前で、一発で覚えてもらえるものでなければならない、ということで「青天の霹靂」になったものです。
 「はれわたり」の名前については納得感がありました。青空がつながっていることと、今のコロナ禍の中で気持ちを、すっきりしたいね、晴れ渡りたいね、という思いです。

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