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知事記者会見(臨時)/令和3年3月16日/令和3年度定例人事異動について

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知事記者会見録

会見日時:令和3年3月16日火曜日 16時00分~16時15分
会見場所:第三応接室
会見者:三村知事

〇知事
 先ほど、令和3年4月1日付け定例人事異動について、臨時庁議を開催しました。
 庁議において私からは、この1年間の職員の努力に対し、感謝を申し上げるとともに、新たな年度も全力で仕事に取り組むよう指示をしました。
 新型コロナウイルス感染症により各方面で影響が生じており、非常に厳しい環境の中で新年度を迎えることとなりますが、県政が停滞しないよう、職員一丸となって、しっかりと取り組んでいきます。
 また、今回の異動により、退職となる庁議メンバーの方々に対しては、長きにわたる県政発展のためのご尽力に心から感謝を申し上げ、ご健康とさらなるご活躍を祈念申し上げたところです。
 それでは、今回の定例人事異動につきまして、ご説明を申し上げます。
 まず、人事異動方針です。令和3年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止を最優先にしつつ、喫緊の課題である雇用の維持や事業継続の支援など、県民の命を守り、生業と暮らしをしっかりと下支えするための施策を講じるとともに、コロナの先を見据えた地域経済の回復と発展に向けて、再び「経済を回す」ための各種施策や、3年目を迎える「青森県基本計画『選ばれる青森』への挑戦」に基づく人口減少の克服を始めとした各種施策の取組を加速させていくこととしています。
 また、これらの施策を着実に推進していくため、「青森県行財政改革大綱」に基づき、全庁を挙げて行財政改革を進め、今後の急激な環境変化にも対応できる持続可能な行財政基盤の確立を図ることとしています。
 令和3年4月1日の定例人事異動は、このようなことを踏まえ、限られた行政資源で最大の効果を発現していくため、「適材適所の人事配置」を旨とし、また、人財育成に資する人事配置、職員の「挑戦意欲」と「創造性」の発揮、 女性職員の登用と従事業務の拡大などにも意を用いて実施しました。
 幹部職員の異動については、危機管理局長、観光国際戦略局長及び会計管理者には部長級から適任者を起用し、企画政策部長、健康福祉部長、農林水産部長、県土整備部長には次長級から適任者を起用しました。
 また、東青地域県民局長には部長級から、三八、下北の各地域県民局長には次長級から、西北、上北の各地域県民局長には課長級から、各地域の更なる振興に向けて適任者を起用し、東京事務所長には次長級から適任者を起用しました。
 次に、人財育成に資する人事配置として、新採用職員については、県民と接し、現場を知ることができる出先機関に重点的に配置しました。また、社会人枠試験での採用職員については、これまでの民間経験等を踏まえ、その知識・経験等を活かしてもらうことを考慮して配置を行いました。
 また、職員の「挑戦意欲」と「創造性」の発揮については、職員のアイディアや挑戦意欲を政策実現につなげるため、提案者事業実施制度、いわゆる庁内ベンチャーを実施しており、2年目となる2つの事業について4名を引き続き配置するほか、今回は、新たに2事業を採択し、4名配置します。
 女性職員の登用と従事業務の拡大については、環境生活部次長等の幹部職員や管理職員に女性職員を起用するとともに、引き続き、多様な業務への女性職員の配置に努めたところです。
 私からは以上ですが、今回の人事異動規模や主な組織改正の概要について、総務部長から説明します。

〇総務部長
 それでは続きまして、今回の人事異動規模及び主な組織改正の概要について、ご説明申し上げます。
 異動者数は、1,280人で、過去10年間(H23定例~R2定例)平均と同程度です。
 採用者数は147人で、このうち、競争試験等による新採用者は134人で、昨年の定例人事異動時の118人と比べて16人の増となります。
 一方、退職者数は、普通退職者が38人、勧奨退職者が7人、定年退職者が108人で、合計153人となっており、昨年の定例人事異動時の166人と比較して13人の減となります。
 次に、組織改正の主なものを申し上げます。
 新型コロナウイルス感染症対策の強化を図るため、保健衛生課内に、「新型コロナウイルス感染症対策監」を新たに配置します。
 また、児童虐待及びDVについて、一体的で効果的な支援を図るため、中央児童相談所を設置している東青地域県民局に、女性相談所を設置し、連携体制の強化等を図ることとしています。
 説明は以上です。

〇記者
 有賀健康福祉部長が厚生労働省に復帰されるということで、コロナで大変なときに来てご苦労されたかと思います。本県にとって医師としての知見に大変助けられたと思いますが、一言お願いします。

〇知事
 まさしくそのとおりで、コロナより前に着任され、昨年来のコロナの状況の中においては、大西先生とも連携しながら、対応システムの改善や即効性のある仕組みへの変更などに、さまざまな工夫をしていただきました。青森県でたくさんの健康や命を守るために踏ん張ってもらい、健康福祉部の各分野において大きな仕事をしてくれたと思っています。

〇記者
 新型コロナウイルス感染症対策監を新設されたが、知事の所感をお願いします。

〇知事
 保健医療調整本部などが設置されている中、課長級の対策監を置くことによって、専任的に感染症対策業務をさらにしっかりとやってもらいたいという強い思いです。ワクチンをはじめ色々な対応策が出てきているところ、今後を見据えて対策監の設置の必要性を考えたものです。

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