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令和2年度11月補正予算について[臨時]

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知事記者会見録

会見日時:令和2年11月19日木曜日 14時00分~14時25分
会見場所:第三応接室
会見者:三村知事

〇知事
 補正予算案について、はじめに、お手元に配布してあります資料1「令和2年度
 11月補正予算案について」に基づきご説明します。
 今回の補正予算は、県内における新型コロナウイルス感染症の発生状況等を踏まえ、検査体制の強化と医療提供体制の整備に取り組むとともに、引き続き「青森県新型コロナウイルス感染症経済対策方針」に基づく地域経済の回復に向けた取組を進めるほか、「新しい生活様式」の推進を図るのに要する経費等について、所要の予算措置を講ずることとしました。
 また、公共工事の施工時期の早期化及び平準化を図るため、社会資本整備総合交付金事業及び県費単独事業の早期発注に係る所要の債務負担行為を設定することとしました。
 新型コロナウイルス感染症対策関連経費の内容につきましては、施策体系ごとにまとめた資料2をご覧ください。
 今回の対策につきましては、
 「1 検査体制の強化と医療提供体制の整備」
 「2 経済対策方針に基づく経済・雇用対策」
 「3 「新しい生活様式」の推進等」
の3つを施策の柱に掲げ、新型コロナウイルス感染症対策関連経費総額で332億153万円となります。
次のページをご覧ください。
まず、1つ目の柱「検査体制の強化と医療提供体制の整備」では、インフルエンザ流行期における検査需要の増加に対応するための診療・検査医療機関の確保による抗原検査実施体制の強化、感染患者を受け入れる重点医療機関に対する支援の拡充による入院病床の確保、これらに要する経費として91億825万円余を計上しています。
 次に、2つ目の柱「経済対策方針に基づく経済・雇用対策」では、特別保証融資制度の融資枠の拡大による事業継続と雇用維持に向けた支援、県内製造業の自動化・省力化等への支援や県内企業の商品情報等のデータベース化による輸出等の支援など「コロナ」の先を見据えた事業展開に対する支援、中食・外食における県産米の利用促進PRや海外におけるりんごの販売促進など県産農林水産品の需要喚起と域内消費の促進等、これらに要する経費として227億7,150万円余を計上しています。
 1ページおめくりいただきまして、3つ目の柱「新しい生活様式」の推進等では、県立学校における情報教育推進のための機器整備などに要する経費として13億2,177万円余を計上しています。

〇記者
 コロナとインフルエンザの医療対策、一日あたり3,100件の検査数の件です。相談診療体制が、現在の保健所中心から診療・検査医療機関に切り替わることを予定しているということですが、切り替わる日時等の見通しが示されていないと思います。インフルエンザはいつ流行が始まるかわかりませんし、コロナについてもクラスターの発生を予知できないものですので、早く県民に周知すべきと考えますが、見通しはどのようになっていますか。

〇知事
 検査体制につきましては、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行期におけるピーク時の県の検査需要を、1日あたり3,071件と見込み、かかりつけ医と身近な診療機関である診療・検査医療機関を延べ154機関指定して、整備を進めているところです。
 今後さらに指定を進めるとともに、関係機関等の情報共有や、県民の皆さまへの周知を図っていかなければいけないと思っています。
 医療の提供体制につきましては、11月2日時点で、入院病床201床を確保していますが、医療確保計画の目標である225床の確保を目指して整備を進め、また、宿泊療養施設につきましても、青森市、八戸市、弘前市に約230室を確保しています。引き続き、地域の地理的利便性、入院の受け入れ病床等を踏まえながら、整備について検討を進めているところです。
 今、積極的に関係機関とやり取りしているところですので、近々、ご報告できるように全力で調整中です。

〇記者
 今回の補正予算に込めた知事の思いなどを伺いたいと思います。

〇知事
 コロナの医療対策については、先ほどお話ししたことをきちんとやるというところですけれども、経済の部分についても、年越しの部分の資金対策をしっかりしなければいけませんし、米やりんごなど、第一次産業の底を抜かしてはいけないわけです。そのような対策については、守る、というよりも、攻めていかなければならないと考えています。例えば、ものづくりの現場における自動化など今の段階で準備していかなければいけないと思っていますし、制度融資において融資枠を拡大するなど、年越し資金対策などさまざまな対策をしています。
 また、昨年の今頃であれば、台湾、韓国、中国、香港の方など多くの観光客が訪れてくれていましたが、今年度はおそらくそういう状態にはならないわけです。そういった部分をどのように今後はカバーしていくか、冬場をどう越していくかという、経済に対してのさまざまな対応の予算とお考えいただければと思っています。

〇記者
 今の経済対策のお話の中では、攻めるという趣旨の言葉もあったわけですが、その一方で、今回は財政調整基金の取崩しが無かったとお聞きしています。そのあたり、財政出動とのバランスといいますか、まあいろいろ苦渋の決断もあったかと思いますが、そのあたりの思いをお願いします。

〇知事
 これまで財政出動してきた中で、例えば「新しい生活様式対応推進応援金」については、3万件分の予算を用意したのが結果的に2万件の実績となったこともありましたが、財政的には、来年度の税収や国の予算など、相当厳しい状況が想定されます。今回こういったやりくりで予算が編成できましたが、今後も財政運営については、相当根性入れてやらなければいけません。就任の頃とは状況が異なりますが、そのくらいの覚悟をした上で、いろんなことをやっていかなければならないと思っております。

〇記者
 経営安定化サポート資金「災害枠」の融資枠の拡大の件ですが、現行制度だと12月で期限が到来するかと思いますが、これに関して、国に対し延長を提案する予定はありますか。

〇知事
 明日、上京し、本県選出の国会議員への要望や、23日の全国知事会の際に提案したいと思っています。
 というのは、これまで国の支援を受けられていたものが、全額県費負担となると相当厳しい状況となりますし、民間の方々にとってみれば、財源が示されるということは、大事なことだと思いますので、明日、国に要望して、23日の知事会でも、お話しさせてもらおうと思っています。

〇記者
 感染拡大防止には県民の理解、協力が必要と考えます。明後日から3連休ということもあり県民への呼びかけをお願いしたいと思います。

〇知事
 本来は予算の関係なのですが、せっかく時間をいただいたのでお答えします。手指消毒、マスク着用、3密を避けるなど基本のことを何卒、ご協力いただきたいと思っています。弘前市と八戸市でクラスターが発生して以来、本当に県民の皆さま方には、ご協力いただいてきました。本当に県民の皆さま方が、自分自身でこのコロナ対策を丁寧にそれぞれしてくれた、基本のことを守ってくださっているわけですけれども、このことにつきまして、今後もお願いしたいと思っています。

〇記者
 経済対策と感染対策の両立として、打ち出した補正予算だったなと思っています。一方で全国では感染拡大が続いていて、例えば国ではGo Toイートの人数を制限するということについて、感染拡大地域に対し検討がなされていますが、飲食店への影響が大きくなることが予想されています。この年末年始を迎える前に、国の動きに対しての県としての方針、この補正予算にも込められていると思いますが、どういう方針でやっていきたいか、一言お願いします。

〇知事
 要するに、バランスをどうとっていくかということだと思っています。Go Toのことでも言ってきたんですけれども、それぞれの事業者、タクシー、電車、ホテルなど、勉強会をいろいろやってきました。受け入れる側は感染拡大防止に相当気をつけていますし、利用する側も、手指消毒など、本当にそれぞれが気をつけてやってくれています。
 それぞれが、感染が広がらないように、あるいは持ち込まない、持って歩かないようにという意識で行動してくれています。そういったことをお互いにやっていくことが、とても大事だと思っています。それは、飲食の場においても同じことだと思っています。お店それぞれが、今どこでも、検温したり、消毒したり、席の間隔を空けたりとさまざま取り組んでいただいています。明日から「青森のお酒を買って応援キャンペーン」をやるのですが、飲んでもワーッって騒がない形で、しっとりと、おいしい青森のものを楽しむとか、新しい生活様式として、当分の間は、お互いそれぞれ気をつけあって、ウイルスのキャッチボールにならないようにしていければと願う次第です。

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