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知事記者会見(定例)/平成30年8月6日/庁議報告ほか

会見日時:平成30年8月6日月曜日 11時15分~11時35分
会見場所:第三応接室
会見者:三村知事

〇幹事社
 それでは、まず庁議案件含めまして三村知事からお願いします。

〇知事
 庁議案件等ということになりますけども、まず、柴崎岳選手からのシューズ等の寄贈の件及び青森県褒賞について、少し話をしたいと思います。
 先般のサッカーワールドカップロシア大会において活躍されました柴崎岳選手は、本県初の日本代表選手として、全4試合に先発出場し、チームの司令塔として堂々とプレーするその姿は、地元の野辺地町民のみならず、多くの県民の皆さま方に夢と感動を与え、我々、青森県の名誉を著しく高揚してくれたものと考えております。
 このたび、柴崎選手から県に対しまして、青森県民に向けたメッセージ動画、サイン入りのこぎん刺しの特製スパイクシューズ、全国のファンからの応援寄せ書き入りフラッグが届けられたところでございます。
 これが、こぎん刺しの特製のスパイクシューズです。サインが入っています。
 それから、寄せ書きフラッグがスパイクと一緒に届けられました。

(シューズ・フラッグ披露、メッセージ動画放映)

 柴崎選手に対しましては、青森県民を代表してお礼を申し上げますとともに、メッセージ動画は県のホームページに今日の12時から一定期間掲載をし、また、スパイクシューズ等は、県庁北棟1階来庁舎ロビーに展示をいたします。これも、本日12時からで、今月31日までの展示となりますが、多くの県民の皆さま方にご覧いただければと思っております。
 なお、県では、これまでもスポーツ選手に関して、オリンピック等の国際的な大会で輝かしい成績を収めた選手等に対しては県褒賞を授与してきているところであり、柴崎選手につきましても、今回の功績等を踏まえ、県褒賞を授与する方向で準備を進めております。
 これからも県民一同、柴崎選手の活躍を心から願い、応援していきたいと思います。
 また、この度はご結婚なされたということでございます。これもまた、心よりお祝い申し上げたいと思います。
 公私共に充実し、4年後もまたワールドカップの舞台で活躍してくださることを期待しております。
 以上でございます。

〇幹事社
 それでは、幹事社質問を3つさせていただきます。
 まず1つ目は、縄文世界文化遺産登録に向けてですが、今回、念願の国内推薦候補となりましたけども、今後も自然遺産との競合や4道県でのPR、数多く課題が残されていると思います。
 登録実現に向けて、今後どのように取り組んでいくのか、改めてお聞かせください。

〇知事
 先般、文化庁からは、自然遺産との一本化に関し、調整方法や時期について関係省庁間で協議中であるが、「縄文遺跡群」については、どのような状況にも対応できる準備を進め、9月末日までに推薦書の暫定版を、来年2月1日までに正式版を提出することを目標に作業を進めるよう、指示があったところでございます。
 推薦書の提出後には、年々厳しさを増しますユネスコの審査が控えておりますため、文化庁や専門家委員会の指導、助言を得ながら、審査対策を進めていくほか、国内外における縄文遺跡群の認知度、評価をさらに高めていくことが重要であり、関係自治体とともにしっかりと取り組んでいきたいと考えております。
 また、世界遺産登録に向けて気運を盛り上げるため、県内各地の商業施設で「あおもりJOMONフェスタ」を開催するなど、多くの県民の皆さま方が縄文について学んでもらう取組を行ってきました。
 さらに、先月からは、2020年の登録実現を目指して、イノシシの折り紙2020個で世界一巨大なオブジェを作るギネス世界記録へ挑戦するため、「縄文時遊館」など、4つのガイダンス施設等に折り紙製作コーナーを設置し、県民の皆さまのご協力をいただいているところであり、来る9月15日から三内丸山遺跡で3日間開催いたしますイベント「さんまるJOMONの日」で、記録の判定を行うこととしております。
 県民の皆さまとともにギネス世界記録を達成したいと考えておりますので、ご支援、ご協力をお願い申し上げます。
 日本代表として、本番に臨んでいきたいと、その思いでございます。

〇幹事社
 2つ目です。農業、漁業などの対策についてです。
 日本とEUのEPAやマグロの漁獲規制など、県の基幹産業である第一次産業を取り巻く環境が変化している昨今ですけども、県としまして、何らかの働きかけや対策について考えていることがありますでしょうか。

〇知事
 まず、本県の農業は、産出額が3千億円台を回復し、昨年度の新規就農者数は、実は過去2番目に多く、非農家出身の新規参入は過去最高となりました。また、水産業については、ホタテガイの生産額が4年連続で100億円を超えております。
 このことは、「水」、「土」、「人」の三つの基盤のもとに、消費者基点に立ち、安全・安心で高品質な県産品づくりを徹底しながら、国内外に積極果敢に売り込む「攻めの農林水産業」に関係者の理解を得ながら地道に取り組んできた成果であり、今後もブレることなく進めていきたいと考えております。
 一方で、今後は、経済のグローバル化や国際的な資源管理の強化、これに加え労働力不足や国内マーケットの縮小といった人口減少に伴う課題が一層顕著となるなど、これまでにない対応を迫られることが予想されます。
 このため、現在、検討中の次期「攻めの農林水産業」推進基本方針では、課題や環境変化に対応しながら、本県農林水産業の成長を持続させるとともに、人口減少社会にあっても、農山漁村集落が守られる、共助・共存の仕組みづくりなど、産業政策、地域政策の両面から施策の方向性を打ち出していきたいと考えております。
 また、国に対しましても、りんご黒星病やクロマグロの漁獲規制など喫緊の課題への対応をはじめ、生産体制の強化や経営安定対策など、施策の充実強化を、機を逸することなく求めていきたいと思っております。

〇幹事社
 3つ目ですが、先ほどの知事からのお話と一部重なる部分があるんですけども。
 柴崎岳選手の他、県内でいえば57年ぶり2人目となります芥川賞受賞をしました高橋弘希さんですとか、全国的にも注目される県の出身者が相次いでいます。
 そのことについて、改めて知事のご所感と、先ほど柴崎岳選手がありましたけども、高橋さんにも何らかの顕彰をすることを検討(する可能性)があるかどうかもお聞かせください。

〇知事
 柴崎選手については、先ほど申し上げましたので、高橋弘希さんについてのお話をさせていただきますが、県出身者といたしまして、昭和36年の三浦哲郎さんの「忍ぶ川」以来の57年ぶり、2人目の芥川賞ということで、青森県民を代表して心からお祝いを申し上げたいと思います。
 高橋さんにおかれましては、今後も優れた作品を生み出し、日本文学界を代表する作家として一層飛躍することを期待いたしております。
 県としての何らかの顕彰ということでございますが、県では、これまでも芸術や文化等の発展に寄与し、その功績が特に優れた作家等に対しましては、県褒賞等を授与してきており、高橋さんにつきましても、今回の受賞を皮切りに、今後のますますの活躍ぶりを期待し、その上でこの県褒賞等の授与を検討したいと考えているところでございます。

〇幹事社
 ありがとうございました。
 それでは、各社から質問をお願いします。

〇記者
 先月、14日に青森県では初めてとなるNUMO(原子力発電環境整備機構)による対話型の説明会があったと思うのですが、私も見に行ったのですが、実際、高レベル放射性廃棄物の処分について何も決まっていないというか、そういう中で、青森県内にあるガラス固化体、30年から50年というのは、どうも守られない可能性が高いと思うのですが、そこについての知事のご所見と、また、30年から50年が守られない事態に陥った時の何らかの国への取り決めであるとか、どういうふうな手順で外に持ち出してもらうのかというふうな、具体的なことを国や事業者側に求めることがあるのかどうか教えてください。

〇知事
 一番肝心な点は、青森県を最終処分場にしないということについては、要するに再処理されないという事態については、国に対しまして、搬出ということについて、約束はしっかりと果たしてもらうということを何度も確認しているということについては、確認していただきたいと思います。
 それと、7月14日にあった、国とNUMOが科学的特性マップに関する対話型全国説明会を開催したということでありますが、この説明会は、繰り返しになりますが、「青森県を最終処分地にしない」との確約を大前提に、地層処分に関する国民の理解促進のための全国一律の取組として、各都道府県で行われているものというふうに理解しています。
 国が前面に立ってさまざま行うということをこれまでも国から話をいただいているわけですけども、最終処分場の早期選定に向けて、国が前面に立って、不退転の決意で取組を加速させていただきたい、そのように考えてはいます。

〇記者
 具体的に、例えば、もう50年が難しい、50年が守られない時の、国に対して、各サイトに搬出する、持って行くということは、もう決められている。

〇知事
 出したところに対してしっかりと、国、電力会社との関係の約束の中において、搬出いただくということについては、確約されているというふうに認識しているし、電力会社等も含めて、それは一筆いただいているわけですし、県民の皆さま方に、歴代の3代に渡って知事としてお約束している案件ですから、これはそういう状況になりましたら、それぞれ実行されるということになると思います。

〇記者
 県職員の逮捕が今年度相次いでいると思うのですが、三村知事、そのたびに紙ベースでコメントというのは頂戴はしているんですけども、改めまして、この今年度逮捕が相次いでいることをどのように受け止めていらっしゃるのか、今後の対策を改めてお願いします。

〇知事
 職員に対しましては、機会あるごとに公務員としての自覚と責任を持って行動するよう、徹底してきたにもかかわらず、このような事件が度重なったことは、誠に残念であり、県民の皆さま方に深くお詫び申し上げます、というコメントを出させていただきましたが、この機会を通じまして、改めて、こういった事件が重なったことは、誠に残念でありまして、県民の皆さま方に深くお詫び申し上げたいと思っております。
 県民の皆さま方の信頼回復に向けまして、このような事案が発生しないよう、職員の公務員倫理の向上、そして、服務規律の確保に全力を挙げて取り組んでいきます。
 また、これまでも、綱紀粛正についての通達や職員研修を実施してきたわけですが、7月に県職員が逮捕される事態が続けて発生したことから、幹部職員を集めまして、青山副知事から訓示を行わせたところでございます。
 このような不祥事を防ぐためには、職員自ら公務員としての自覚を持って行動することが重要と考えており、引き続き、その意識の徹底に努めていきたいと思っております。

〇記者
 今の質問に関連してですが、逮捕が3件相次いでという部分で、県トップである知事として責任をどのように感じて、どのような形で責任を果たしていきたいというふうにお考えでしょうか。

〇知事
 綱紀粛正の通達等を続けてきましたし、職員研修も進めてきましたが、それが必ずしも適切な効果を挙げていなかったということにもなり、事実関係がしっかりと判明した段階で厳正に対処するということ等を含め、その段において、自分としてもいろいろと考えたいと思っています。

〇記者
 今のことに関連してなのですが、改めて事実関係がはっきりした段階で、具体的に何か再発防止策等、また具体的な策を打ち出していくお考えはあるかどうか教えてください。

〇知事
 まだいろいろなことが確定していない中で、予断を持って言うことはできませんが、これから行われる裁判などを通じて、状況が確実に判明した場合に対応するという話をしました。これまでも職員の飲酒運転があった場合などは、その都度、いろいろ研修会、勉強会ということをやってきましたが、もう一段階、各年代や職制における役割、立場等も含めて、しっかりとそれぞれが県民の皆さま方から公務員として、一生懸命やっているよね、と言っていただけるような姿を示せるよう、もう一度学ぶための仕組みや講習、勉強会等も含めて、ちょっと濃くやりたいと思っています。

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