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知事記者会見(定例)/平成29年11月1日/庁議報告ほか

会見日時:平成29年11月1日水曜日 11時15分~11時35分
会見場所:第三応接室
会見者:三村知事

〇幹事社
 では、まず知事からお願いします。

〇知事
 庁議案件等からお話させていただきます。
 本日の庁議におきまして、平成29年版環境白書について報告がございました。平成28年度の青森県の環境は、水環境、大気環境については、一部環境基準を達成していない項目がありますものの、おおむね良好な状態で推移しております。また、平成27年度の一般廃棄物のごみ総排出量や平成26年度の温室効果ガスの排出量については、それぞれ前年度と比較して減少しており改善しておりますが、全国値と比べますとさらなる施策の推進が必要な状況となっております。
 県といたしましては、引き続き地球温暖化対策、資源循環対策、環境教育・学習の推進など、持続可能な低炭素・循環型社会の形成に向けて積極的に取組を進めますとともに、自然環境の保全を図ってまいります。
 本県の豊かで四季の彩りが美しい環境を守り、次世代に引き継ぐためには、県民一人ひとりが環境問題について、より一層関心を高め、具体的に取り組んでいくことが大切と考えます。
 この白書がその契機となることを期待いたします。
 続きまして、本日の庁議におきまして、青森県いじめ防止基本方針の改定についても報告がございました。今回の改定に当たりましては、本年3月に国の方針が改定されたことを踏まえ、青森県いじめ防止対策審議会や市町村などからご意見をいただいたところであります。
 基本方針では、「いじめの防止等の対策は、全ての児童生徒が互いに理解し合い、生命や人権を尊重して、誰もがいじめに苦しむことなく、明るく健やかに学校生活を送ることを目指して行われなければならない。」などの基本理念の下、学校等が実施すべき取組について具体的に記載をされております。
 今後とも、県教育委員会においては、市町村、学校、家庭、地域の方々、その他多くの方々の連携の下、「子どもたちが安心して学べる学校づくり」を目指し、いじめ防止等のための取組を進めていくと聞いております。
 県におきましても、教育委員会や警察本部等の関係機関・団体と連携しながら、引き続き「命を大切にする心を育む県民運動」に、県民総ぐるみで取り組んでいきたいと考えております。
 そして、2018年版の県民手帳の販売開始についてでございます。本日から、青い森鉄道の車内中吊り広告などのPRを実施して、本格的な販売を開始いたします。
 表紙のカラーにつきましては、青森県にちなんだ全5色を取りそろえ、価格もお求めやすく500円に据え置くなど、年代・性別を問わず使っていただけるよう工夫しております。
 スケジュール帳としての機能の他、県の主要統計データ、ふるさとの主な行事や各月の旬の食材など、青森県の魅力を県内外に発信する情報が満載されております。
 また、昨年、大変好評を博しました販売促進キャンペーンを今年も行っております。1箱30缶入りの県産りんごジュースが50名様に、県民手帳の5色にちなんだ県産品ギフト「特別5(ゴ)ショックギフト」が10名様に、それぞれ抽選で当たります。
 県民手帳は、県内では主な書店、コンビニエンスストア、ホームセンター、スーパーなど、そして県外では、なぜかすごい売れるんですけれども、ロフト渋谷店などで順次販売を開始しておりますので、県民の皆さまはもちろん、県外の皆さまにもご活用いただけるよう、よろしくお願いいたします。
 隠れたベストセラーという感じです。(県民手帳を手に取りながら)これがまぐろブラック、りんごレッド、だけきみイエロー、けまめグリーンにさばブルー、ということで紹介させていただきました。
 どうぞご愛顧願います。

〇幹事社
 2016年産のりんごの輸出量が2万トンを超えて、目標とする4万トンには届いていなかったようですけれども、過去3番目の多さとなっています。
 県はりんごの輸出に力を入れていますけれども、昨年産の輸出に対する所感と今年産の輸出の目標等を。

〇知事
 まあ、実際、頑張ってきたからね。2016年産のりんごの輸出は、最大の需要期であります春節が、要するにアジアの方のお正月のお祝いの時期なんですけれども、2015年に比べ11日早まったことや、主力となりますふじ等の高騰など、昨年産に比べ厳しい環境にございました。
 こうした中で過去3番目となります約2万8千トンの輸出量を確保できましたことは、高品質生産に取り組んでおります生産者のひたむきな努力と、輸出に携わります関係団体等の積極的な取組の賜物であり、深く感謝をしているところでございます。
 そして何よりも輸出金額が過去最高を記録いたしました2015年産に次ぐ、約112億円と、3年連続で100億円台を確保できたということ、このやっぱり100億円台の確保ということは、戻って来る経済もそのとおり大きいわけでございますから、現場における生産意欲の向上につながったものと認識をしております。
 今年産についてでございますが、心配された台風の被害も最小限に留まりまして、トキを中心に順調な滑り出しとなっていると聞いております。一緒に3年間仕事をしている今のメンバーのミスりんごたち、この間、台湾に行って来てくれたんですけれど、私は12月に行きますけれども、彼女たちの感覚でもトキが非常に伸びていて、いい方向だなと感じてきたということでございました。
 これから、ふじ、王林の時期になりますし、輸出の本番を控えるわけでございますから、この順調なトキの滑り出し、この勢いで、私としても輸出に対してまた力を一生懸命入れていきたいと、そう思っております。
 自分としては、青森県輸出拡大戦略で掲げます4万トン、これを目標に県りんご対策協議会等の関係団体とも連携しながら、東アジア、東南アジアをターゲットに取組を進め、繰り返しになりますが12月には私自身も台湾に出向きまして、今年の青森りんごの出来の良さ、本当にいい出来でございます、トキを食べていただければ分かりますけれども、この出来の良さと、それを生み出します本県の魅力を含めまして、消費者の皆さま方にPRを直接いたしまして、一層の輸出促進と、台湾からのお客さまを招くことも含めて、それぞれつなげていきたいと、そう考えているところでございます。
 以上であります。

〇幹事社
 ありがとうございました。幹事社からは以上です。

〇記者
 今日、特別国会が召集されて、この後にはなるんですが、青森県2区から選出されています大島先生が議長に再任ということですが、まだということではあるんですが、一応再任ということで三権の長にまた再びということで、知事からもコメントをいただければと思います。

〇知事
 若干フライング気味かもしれないですけれども、与野党協議でそういうことがあったというので、そういう想定でお話をさせていただきます。
 今日、開会されます特別国会で大島議長が再選ということになりますと、本当に大変めでたいことであると思っています。心からお喜びを申し上げたいと思っています。
 衆議院議長の再選というのは、河野洋平議長以来の12年ぶりということでもあり、引き続き三権の長に就任されることは、私ども青森県にとりまして大変な誇りであると、そう思います。そして、これも大島先生がこの2年5ヶ月の間、衆議院議長として真摯にその職責を果たしてこられた実績が高く評価されてのことと、私としても思うところでございます。
 大島先生におかれましては、まさに議長でございますから、民主主義の守護神として、これまで培ってこられた全てをいかんなく発揮していただきたいと、そう考えております。
 日本国、そして私どもふるさと青森県を元気にするため、これからもさまざまな場面におきましてお力をお貸しいただきますとともに、この国のためのお仕事をしてくださればと思います。

〇記者
 先月の22日、八戸市長選がございました。その結果、小林市長が知事と同じ4選を果たしました。八戸市は圏域の経済だったり、文化、医療、さまざまな分野でけん引役としての役目を担っておりますが、今後の小林市政への期待や要望をお聞かせください。

〇知事
 これまでも、八戸市はトップリーダーとしての大変な重責を果たされてきましたけれども、何よりも中核市として、また八戸圏域連携中枢都市圏ということができてまいりました。それぞれの、いわゆる県南の八戸を中心とした地域のさらなる活性化ということ、もう経済は企業の誘致や産業活性化等を含め、非常に進んでいるわけでございますが、ただ同じ悩みとしての人口減少ということ等含め、我々、県としてもお力をいただきながら、この地域の課題、県政の課題、共に解消をして、市と連携都市圏のそれぞれの元気づくり、また青森県の元気づくりを、共に進めていければと、そう考えております。

〇記者
 ありがとうございます。

〇記者
 報道にもあると思いますが、日本原燃の使用済核燃料再処理工場で審査が中断する事態になって、安全管理の問題が相次いだことが原因なんですけれども、それについての所感をお願いします。

〇知事
 毎回申し上げていることでもあるんですけれども、原子力規制委員会がそういった点を指摘もしていますけれども、何よりも施設全体の安全性ということが確認されるということを、我々、青森県民としても県としても求めているわけであります。品質保証、まあ水平展開等の課題等も含めてさまざま原子力規制委員会の方からもお話がございましたけれども、この指導等を十分に踏まえ、原点というんでしょうか、やはり安全こそ原子力の出発点の全てであるということをしっかりと再認識してもらいたいと思っていますし、保安活動を含め、しっかりと自分たちで全体のシステムと安全を把握していくこと等も含め、頑張っていただきたいということでございます。
 さらに併せて申し上げるとすれば、あらゆることをスケジュールありきで捉えるのではなくて、もう一度点検するべきところをしっかりと点検して、そういったこと等を丁寧に行っていただくということ、これが、非常に大事だと思っています。

〇記者
 話は変わるんですけれども、米の輸出についていくつかお尋ねしたいのですが。
 今朝の朝刊にも載っておりましたが、農林水産省が10万トンの輸出に向けて、再来年に向けて、今さまざまな農業団体とかと協力しながら、そういった取組の後押しをしようということで動いて、県内からも農協さんだったり農業法人が戦略的輸出基地に選ばれたというニュースがあったんですけれども。
 青森県の米も、「まっしぐら」の輸出がどんどん伸びている中だと思いますが、そういう政府の取組について、また県として輸出拡大に向けてどう取り組まれるか、教えてください。

〇知事
 政府の輸出拡大の施策が我々と連動してくれることは大変嬉しいなと、まず思っています。
 そういったことも踏まえて、せっかくの機会ですので、どういう状況にあるかも含めて話させていただきます。
 近年、香港等における日本食レストラン等が増えています。そこに提供する業務用の米ということで、良食味で値ごろ感のある私ども青森県の「まっしぐら」が本当に高く評価されるようになりました。これはまたA!Premium(エープレミアム)によるホタテのほかに、常温でも出せるものですから、野菜も出す、あれも出すという中で、元々米も出していたんですけれども、さらに注目されたということになってきました。要するにマッチングが非常にいいという感じなんですね。
 平成26年産が前年産の13倍となる394トン、27年産は前年比の約2倍となる748トン、28年産もほぼ前年並みの712トンと、私どもとしては非常にいい形で、ホタテやナガイモとか魚類と同時に出しているんです。
 県産米のさらなる輸出拡大に向けて、今年度は7月に、実は自分自身も行ってきたんですけれども、香港におけるレストラン最大手のマキシムグループというところと非常に深い付き合いができていまして、そこがやっております「丼丼屋」という、丼もの屋において、十和田バラ焼きゼミナールにも行ってもらって、「まっしぐら」と「十和田バラ焼き」をコラボさせた「十和田バラ焼き丼」、こういった食べ方もあるよということをPRしたりとか、さらには、このグループが寿司のチェーン店を持っていて、そこに、我々いろいろ出していたのですけれども、この「千両」においてA!Premium(エープレミアム)を活用した水産品、ホタテとかそういうものと組み合わせたメニューを提供しながら、複合的プロモーションを展開してきたんですよ。あとABCクッキングスクールでホタテをむきながらやっていくとか。
 要するに、単体でものを出すんじゃなくて、いかにして絡めてセットで出していくかということを進めてきたんです。
 「まっしぐら」の評価は非常に丼ものに合うと、寿司飯に合うと。それから丼もの的に言えばタレの沁み込みがいいんですよね。本当にものすごく評価をいただいていまして、今後もそういった現地のニーズを踏まえながら、香港以外の国も、マレーシアとかいろいろ仕掛けていますけれども、県産米と他の県産品を組み合わせたプロモーションの展開ということを、トップセールス等を含めしっかりと進めることで、輸出拡大に向け戦略的に進んでいきたいと思っているところでございます。

〇幹事社
 ほか、よろしいでしょうか。

〇知事
 ありがとうございました。ソウル等、行ってみると楽しいところですから。あと台湾もあの安さでこれから行けますから。ということでひとつ、アウトバウンド、よろしくお願いします。

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