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知事記者会見(定例)/平成29年9月4日/庁議報告ほか

会見日時:平成29年9月4日月曜日 11時15分~11時40分
会見場所:第三応接室
会見者:三村知事

〇幹事社
 それでは、定例記者会見を始めたいと思います。
 まずは、知事からお願いします。

〇知事
 庁議案件を含めて、若干多くなりますが話させていただきます。
 まず、本日の庁議で報告がございました、「輝く笑顔推進キャンペーン」子どもの夢・未来応援メッセージソングについてお知らせしたいと思います。
 本県では、子どもたちが命を大切にし、他人への思いやりを持ち、たくましく健やかに生きていけるよう、平成16年度から「命を大切にする心を育む県民運動」を推進してきたところであります。
 今年度からは、この県民運動をさらに強力に推進するため、地域全体で子どもを見守る環境づくりを進め、地域の大人が子どもたちを見守っているというメッセージを伝えることで、子どもたちの孤立感の解消や、明るく前向きに未来に進んでいく気持ちを育んでいくことを目的に、「輝く笑顔推進キャンペーン」を実施しております。
 このたび完成しました「笑顔の未来へ」という歌は、子どもたちが、自分を温かく見守り応援してくれる人がいるということに気づき、夢や希望を持ち笑顔で過ごせるようにという思いを込めて制作したものでございます。対象となる児童生徒と同世代の高校生フォークデュオ「さくらしめじ」のお二人に歌っていただいております。曲を流させていただきますので、お聞きいただければと思います。

 【「笑顔の未来へ」披露】

 この歌が多くの子どもたちに届くよう、私としても、県主催の行事やイベント等において幅広く活用していきたいと思います。何卒、メディアの皆さま方におかれましても、周知方についてご理解とご協力をお願いいたしたいと思います。
 続きまして、『3つの「きる」で生ごみを減らそう!キャンペーン』の実施についてお知らせしたいと思います。
 県では、県民総参加でごみ減量とリサイクルに取り組む気運醸成を図るため、6月から7月までの2か月間、雑紙の資源回収など3R(スリーアール)の推進を重点テーマに「3R推進ステップアップキャンペーン」を展開してきました。
 これに続く第2弾といたしまして、9月から10月までの2か月間、生ごみの減量を重点テーマに『3つの「きる」で生ごみを減らそう!キャンペーン』を実施いたします。
 本キャンペーンでは、「食材は使いきる」、「料理は食べきる」、「生ごみは水気をきる」の3つの「きる」を県民運動として普及させて生ごみを減らすため、テレビCMの放送、3つの「きる」の具体的な実践方法等をまとめたリーフレットの作成・配布など、市町村の広報啓発活動とも連携し、集中的に実施することとしております。
 引き続き、県民総参加でごみ減量とリサイクルに取り組む気運を大いに盛り上げていきたいと考えておりますので、マスコミの皆さま方のご支援、ご協力をお願いいたします。
 なお、だし活チームといつもやっていますけども、また、このメンバーでこういうことをやっていくものです。

 【3つの「きる」のテーマソング披露】

 ということでやっていますけど、秋のシーズンに向けてやってまいります。
 ご案内のとおり、最近、リサイクル率はドーンと良くなり、ごみが減ってきているということですので、頑張りたいと思います。
 続いて、県立美術館の企画展であります。
 県立美術館の2017年度企画展の第3弾として、9月23日から開催する企画展「夢に挑む 洋画をめぐる画家たちの冒険」についてお知らせしたいと思います。
 本展は、19世紀、西洋文明との本格的な出会いから始まった日本の近代以降、洋画をめぐり画家たちが挑んだ夢と冒険をテーマに、日本と青森県の近代洋画の歩みをたどる展覧会でございます。
 今回の展覧会では、茨城県近代美術館、栃木県立美術館のコレクションによる日本近代洋画を代表する、黒田清輝等の画家たちの優れた作品群と、日本近代洋画の成り立ちに深く関わった印象派であるルノワール等のフランスの近代洋画を特別展示するほか、青森県立美術館をはじめ、県内の美術館、博物館等が所蔵する棟方志功をはじめとした青森県の作家たちの貴重な作品と併せて、約170点もの作品を展示いたします。
 開催期間は、9月23日から11月5日まで、小中学生の観覧料は無料でございます。
 報道各社の皆さまにおかれましても、広く県内外から多くの皆さま方に足を運んでいただけるよう、周知方について特段のご配慮をお願いいたします。
 なかなか良い作品が集まっており、もちろん私自身もオープニングに行きますが、その他にもしっかりと見たいと思っています。
 では、続いて、水稲の不稔調査でございます。
 まだ、状況というあんばいですけど。
 県では、8月の低温・日照不足を受けまして、水稲の登熟への影響を把握するため、県南地域を中心に、8月21日から緊急的に水稲の不稔調査を実施してきました。
 当初は、各地域の作柄を観測する代表地点の11地点で行いましたが、よりきめ細やかな調査を行うため、補完的に調査地点を追加することとし、県南と東青地域の合計23地点、23市町村で調査を行ったところです。
 概略的には、不稔が全ての調査地点でみられているという状況でございます。その程度は、下北地域、上北地域、三八地域の順に多くなっております。
 詳細につきましては、現在も調査中でございますが、明日開催いたします「あおもり米」活性化秋季生産技術研修会において状況を説明し、適期刈取りなどの技術指導を徹底することとしております。
 詳細等が必要であれば、農林水産部にお問い合わせいただければと思っております。
 続きまして、いつも聞かれていましたが、いよいよ正式に(飛行機の模型を手に持ち)機材が小さいとまた言われるんでしょうけれども、この機材が来るということで、この模型を持ってまいりましたが。
 このたび、台湾のエバー航空から、本年11月より、青森空港と台湾の桃園国際空港との間でチャーター便を定期的に運航する計画について、正式に連絡がありました。
 運航計画の概要でございますが、本年11月3日から来年3月13日までの間、青森・台湾間を毎週火曜日・金曜日の週2往復運航し、使用する機材は、エアバスA321―200、座席数は184席となっております。座席のうち、20席程度は、日本からの送客に割り当てられると聞いておりまして、当該チャーターを利用した青森県側からの台湾訪問も可能となります。
 これまで台湾からは、春と秋を中心に、現在も飛んでいるわけでございますけども、季節チャーター便の運航はありましたが、長期間のチャーター便の定期的な運航につきましては、青森県として初めてのこととなります。これは、県内関係者が一体となって積み重ねてきた取組の成果であり、エバー航空をはじめ関係者の皆さま方のこれまでのご尽力、ご協力に深く感謝したいと思っております。
 このたびのチャーター便の就航により、本県と台湾とのさらなる交流が拡大いたしますほか、本県の課題であります冬季観光、冬場の観光の推進への大きなチャンスとなります。また、今後の定期便就航に向けた大きな足掛かりともなりますことから、県といたしましては、市町村、観光事業者等と連携して、今回のチャーター便の成功に向けてしっかりと取り組んでいきたいと思っております。
 私からは以上、庁議案件報告とさせていただきます。
 ありがとうございました。

〇幹事社
 質疑に移らせていただきたいと思います。
 まず、幹事社から2点質問いたします。
 文部科学省が、東京23区内にある私立大の定員増を2018年度以降は認めないとする大学設置に関する告示の改正案を公表しました。
 若者の東京一極集中を是正するのが狙いですが、このことについてご所感をお聞かせください。
 2点目、民進党の新しい代表に前原氏が選ばれましたが、期待やご要望があればお聞かせください。

〇知事
 1点目の私立大学の関係でございます。
 まず、基本的に、学生がどこで何を学ぶかは、本人の選択として尊重されるべきものであるとは思っております。
 ただ一方で、東京圏における私立大学の定員は増加が続き、国の資料によりますと、東京都の大学進学者収容力は約200%と他の道府県よりも突出して高い状態となっております。
 地方において、若者の地元定着が切実な課題となっている状況を踏まえますと、これ以上、東京23区内の私立大学の定員増を認めないとする今回の国の対応は、東京一極集中の是正という観点から、必要なものとも思われます。
 7月に盛岡市で開催され、私も出席した全国知事会議でも、こうした意見が多かったところでございます。
 県としては、若い世代の県外流出に歯止めをかけ、本県の産業や地域づくりを担っていく人材を確保するために、引き続き、地域産業の振興や新産業の創出、農林水産業の成長産業化、交流人口の拡大など、本県の強みを生かした魅力ある仕事づくり、雇用の場づくりを進めるとともに、若者をターゲットに県内定着と県外に進学・就職した方々の還流ということにしっかり取り組んでいきたいと考えているところであります。
 2点目の民進党の代表の件でございます。
 国政における1つの政党の代表選の結果ということでございますので、青森県知事として、所感を申し上げることは差し控えさせていただくところでございますが、その上で、地方行政を預かる立場としてあえて申し上げるならば、私ども、日本の国全体での人口が減少局面にある中で、歯止めがかからない地方の人口減少、各産業分野における労働力不足の対応や超高齢化時代を見据えた住民生活の確保など、近年、急速に顕在化してきた課題への迅速かつ的確な対応ということが急務となっている地方の実情をしっかりと認識いただきまして、安全・安心で自然豊かな社会づくりに向けて取り組んでいただければと、前原代表には期待するところです。

〇幹事社
 ありがとうございました。
 他社から質問がありましたらお願いします。

〇記者
 31日まで、県職員を努められた木村次郎氏が、木村太郎前衆議院議員の死去に伴う4区の欠員選挙に出馬されるということで、1日に表明されたのですが、それに対する知事の所感と、あと4区の補選で、3人、一応、立候補を予定しているんですけども、どなたか応援する予定があるかお知らせいただければ。

〇知事
 私どもの職員として、地域の実情というか、青森県の実情ということになりますけども、さまざま知っていますよね。そういう木村次郎さんが出馬されるということでございましたし、また、ご本人も当日お見えになりまして激励しました。熟慮を重ねて決断した以上は、その想いが実現するよう頑張ってほしいと思っております。
 何よりも、繰り返しになるかもしれませんが、地方行政の実務経験がありますので、現場で経験したことを国政の場でアピール、訴えていただくなど、期待するところがございます。
 今日のところは、そこまでというところでございます。

〇記者
 北朝鮮についてお伺いします。
 先週には、ミサイルの発射があったばかりですが、昨日はさらに核実験を行ったという状況です。県民の不安感も高まる中で、受け止めと、今後どういうふうに対応していくのか。今、どうお考えかをお聞かせいただきたいと思います。

〇知事
 ミサイルの発射については、あちらこちらで話したのですが、地下核実験、多分、そうだということでお話します。
 昨日、北朝鮮が昨年の9月以来、6度目となる地下核実験を行ったというようなことが話されています。
 国連安全保障理事会決議ということにも明確に違反していると思いますし、また度重なる弾道ミサイルの発射と併せて、私ども青森県民をはじめ、日本の国民の安全・安心に対して、極めて重大かつ深刻な事態という状況と考えます。
 私としても、断じて容認することはできないという思いです。
 国におきまして、国民の生命・身体及び財産の保護、安全・安心の確保の観点から、厳正かつ毅然とした対応ということを望みたいと思っております。
 また、昨日の地下核実験の後、原子力規制庁から放射性物質の影響に係るモニタリング体制の強化の指示がございました。本県におけるモニタリングポストによる空間線量率の測定結果については、これまで特別な変化は見られておりません。これも併せて報告させていただきます。

〇記者
 不稔調査の結果のことについてですが、8月に入ってからの低温、日照不足で、このように県内全域で不稔の被害が見られるというのは、これまでになかったことだと思います。知事としては、今の県内の稲作状況をどのように受け止めていらっしゃいますか。

〇知事
 明日、いろいろ話をさせていただくということになると思いますが、これまで、自分自身は平成5年であるとか、ものすごい冷害を経験してきました。それから、知事就任の年、平成15年にあたったのですが、そういった状況と比べますと、頑張れるというか、どういう趣旨でそのように言うべきかということもありますので、詳しくは農林水産部長から。

〇農林水産部長
 現在の状況ということで言いますと、今、知事からお話がありましたように、直近では平成15年に県南地方を中心にして、非常に悪い年があったのですが、今の段階のとりまとめを見ますと、そこまではいっていないというふうなことです。
 しかも、これから気温が多少安定すれば、回復するということも見込まれますので、今の段階でどうこうということではなくて、とにかく今できる栽培指導をお願いしたいというのが、今の状況です。

〇記者
 今日の報告案件のメッセージソングについてお伺いします。
 夏休み明けのこの時期は、子どもの自殺が多い時期といわれていますけれども、今回、このメッセージソングというのは、子どもの自殺対策としての位置付けもあるのか。また、ある場合は、どのようにしてこのメッセージソングを活用されていくのか。

〇知事
 先般、夏休み明けの声かけ運動ということもやらせていただいたりするんですけども。
 この歌詞等をちょっと見ていただくとお分かりいただけると思うんですけども、みんなでちゃんと見つめているよ、一緒に前、未来に向かって笑顔で進もうよというような思いを込めた歌ともなっています。
 勇気付ける、元気付けるというところまで言うのはどうかもしれませんが、私どもの思いとしては、こういったメッセージソング、声かけだけじゃなくて、いろんなところでこういったメッセージソング等も伝えながら、みんなで未来へ一緒に歩んでいこうよという思いを子どもたちに持ってもらうと、そういう気持ちです。
 歌詞と歌そのもの、すみません、全部流せなかったのですが、県に著作権がありますから、いろんなところでどんどん示していこうと思っているのですが。みんなで力を合わせると言いますか、未来に向かって笑顔で子どもたちが歩んでいける青森県という姿に向かっていくための一つの象徴とできればと、そういうふうに本当に思っています。

〇記者
 オスプレイの件について、先月末に大分空港に不時着するという事態がありました。それまでは、前日まで、三沢の方を訓練の拠点として、三沢空港の方に駐留していたオスプレイと同じかどうかはちょっと分からないんですけれど。オスプレイが三沢に来たと。今度は、航空祭にも出るということがあるんですけども、オスプレイの飛行に関して、知事としての見解を、トラブルが相次いでいるオスプレイについてご見解を伺いたいと思います。

〇知事
 これまで、取ってきた処置等も含めて話させていただきますが。
 今般の三沢基地への米海兵隊所属の航空機の飛来とか、三沢対地射爆場における訓練の実施に当たり、県としては、地域住民に不安を与えることのないよう、県民感情に十分配慮の上、民生の安定に万全を期することと、住宅密集地上空での低空飛行等の危険な飛行等を行わないこと、オスプレイに関し、平成24年9月19日付けの日米合同委員会における合意事項を確実に遵守すること等を関係機関に対して再三にわたり要請をしてきたところでございました。
 また、米海兵隊MV-22オスプレイが、オーストラリアでの事故の後、飛行を再開し、三沢基地に飛来するに際しましては、国の責任において安全対策の徹底及び安全対策に最大限配慮した飛行を求めるよう要請、これもしたところでございました。
 今回の訓練期間中は、県内においては特段の民生安定を損ねるような事態は発生しなかったところでありますけれども、今後も引き続き安全飛行を徹底することはもちろん、関係自治体の意向を十分尊重するなど、国において住民の不安を解消するための丁寧な対応に努めていただきたいというふうに考えているところでございます。

〇幹事社
 よろしいですか。
 どうもありがとうございました。

〇知事
 どうもありがとうございました。

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