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更新日付:2018年10月5日 

知事記者会見

知事記者会見(定例)/平成30年10月4日/庁議報告ほか

会見日時:平成30年10月4日木曜日 11時14分~11時48分
会見場所:第三応接室
会見者:三村知事

〇幹事社
 まず知事の方から庁議案件の報告をお願いします。

〇知事
 はじめに、平成30年北海道胆振東部地震に係るこれまでの県の対応についてご報告を申し上げます。
 まず、この度の地震災害によりお亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げたいと思います。また、今後、被災地の復旧、復興が一日も早くなされ、被災者の方々の生活の安定が図られるよう願っております。
 さて、県ではこれまで「青森県応援本部」や「北海道・東北8道県広域応援本部」を設置し、応援体制を整備の上、他県と連携しながら各種の支援を行ってきました。
 本県関係者の支援内容といたしましては、厚真町において危機管理局職員が、町が行う災害対策全般に関する助言、避難生活の長期化に対応できる避難所運営体制の構築に向けたアドバイスや罹災証明発行業務に係る調整等に従事してきましたほか、県及び市町村から派遣された職員が協力をし、避難所運営支援、そして罹災証明業務支援に当たってきました。
 また、厚生労働省からの要請によりまして、県及び市町村から派遣されました保健師等が保健・衛生面の支援を実施いたしております。
 この他、本県から物資支援といたしまして、厚真町の避難所等に対しまして、青森県産のりんごジュースを提供いたしました。
 地震発生からまもなく1ヶ月を迎え、現在、支援内容の北海道への引き継ぎを進めております。被災者の方々が一日も早く安定した生活に戻られるよう、最後まで被災者の方々のお気持ちに寄り添い、実情に応じた応援・支援を行いたいと思っております。
 そしてもう1件、いよいよあさって10月6日からでございますが、本年産の「青天の霹靂」が県内で一斉発売されるところでございます。
 他県から良食味米が次々とデビューしている中で、4年目を迎えます「青天の霹靂」を差別化し、優位な販売につなげていくため、「さっぱり」とした美味しさの米であることを今年もしっかりと主張していきたいと思います。
 では始めに、今年のキーワードをご紹介いたします。
 「さっパリより、愛をコメて」。
 かなりダジャレっぽいですけれども、CMを見れば相当ダジャレだと分かります。「さっぱり」とした美味しさをアピールするため、「青天の霹靂」がパリへ行きまして、美食の聖地パリから驚きのある新しい表現で発信をいたします。
 「さっぱり」のためにパリまで行くという、この「青天の霹靂」の溢れるほどの情熱を持って話題となることを狙いまして、「青天の霹靂」の新しい、この「さっぱり」という美味しさを印象的に伝えることとしたものでございます。
 このキーワードは新聞広告やポスターなど、一連のPRに共通して使用されます。
 次に今年のテレビ用CMをご覧ください。

(CM動画放映)

 ウェブ動画用の2分バージョンというのがございますので、そちらで「全体の思い」をご覧ください。

(ウェブ動画放映)

 という感じでございますけれども、これを今年はCMというか、押し出していこうというところでございます。
 ご覧いただきましたテレビ用CMは、県内では10月6日から、県外では10月20日から順次放映されます。
 さらに11月3日、4日にかけまして、東京青山におきまして「さっパリより、愛をコメて」のイメージを前面に出しましたイベントを開催し、ウェブやSNSを組み合わせながらさらなる認知度向上に努めていきたいと思っております。
 また、10月6日の県内一斉販売には、私自身も県内のスーパー、量販店を訪問いたしまして店頭でPRすることとしておりますほか、若手男性県職員、ご存じの39名で構成します「青天の霹靂」PR隊が18店舗で試食PRを行うこととなっております。
 何とぞ、皆さま方におかれましても「青天の霹靂」を購入し、応援していただければと思います。
 以上、庁議案件等でございます。

〇幹事社
 ありがとうございました。
 それでは幹事社質問をさせていただきます。2点あります。
 まず1点目です。電源開発、Jパワーですね、建設をしております大間原発についてでありますけれども、安全対策工事の開始が2年程度遅れて2020年後半になると、このほど同社が発表しました。これに伴って運転開始が2026年度になる見込みとなります。
 この件について知事の所感をお聞かせいただければと思います。よろしくお願いします。

〇知事
 去る9月4日、電源開発株式会社から県に対しまして、「大間原子力発電所の安全強化対策工事について、これまでの新規制基準への適合性審査の状況を踏まえ、今後、審査・許認可期間に、さらに2年程度を要する見込みとなったため、工事の開始は2020年後半、終了は2025年後半に見直す」旨の報告がございました。
 私としては、大間原子力発電所につきましては、何よりも原子力規制委員会による安全性の確認が前提でございまして、電源開発株式会社におかれましては、新規制基準適合性審査の対応に万全を期すとともに、安全性向上のための対策について、一層の責任と使命感を持って取り組んでいただきたいと考えております。
 また、度重なる工事時期の見直しとなっておりますことから、県民や関係自治体の理解が得られるよう、最大限の努力をしていただきたいと考えております。

〇幹事社
 ありがとうございます。
 それでは2点目の質問です。県内の訪日外国人観光客数、インバウンドでありますけれども、本年度もかなり好調に推移しているということであります。
 冬季に向けて、ソウル線については5便、昨年に続いてということでいいニュースもあるんですけれども、天津便が一部飛ばないことがあるという事態にもなっております。これは北海道での地震の影響ということでありますけれども。
 今後、冬季に向けてどの程度の影響があるか、今のところ見通しはつかないかとは思いますけれども、冬季の誘客をさらに進めるための施策ポイントはどこになるのか、知事のお考えをお聞かせいただければと思います。
  
〇知事
 古いメンバーは知っているとおり、定期便がある韓国でも、SARSとか、いろんな苦労をしてきました。むちゃくちゃな円高になったりとか、いろんなことを乗り越えてきたんです。
 今回、青森・天津線が北海道胆振東部地震の影響によりまして、一部運休となるわけでございますけれども、例えば青森・名古屋線は冬場は今まで2便だったのですが、年間を通じた3往復化とか、青森・ソウル線の冬季増便、週5便といったことを生かし、国内外からの冬季誘客を促進していきたいと決意しているところです。
 そのため、引き続き、やはり発信が大事だと思っていまして、国内外の旅行会社等に対しまして、「八甲田の樹氷」でありますとか、「津軽鉄道のストーブ列車」といったビックコンテンツはもとより、温泉や食、そして新たな冬の観光資源であります「奥入瀬渓流の氷瀑」、滝が凍るんですけれども、こういった青森県ならではの魅力を積極的にPRしていきたいと思っています。
 特に、海外からの誘客に関しましては、旺盛なインバウンド需要を県内にしっかりと取り込むために、これまでの取り組みに加えまして2022年の北京冬季オリンピック開催に向けてウインタースポーツに対する機運が高まっております中国からのスキー客の誘客促進でありますとか、本県での宿泊者数が最も多い台湾からの誘客拡大といったことによりまして、冬季観光需要の底上げを図りまして、さらなるインバウンド促進ということに自分としては頑張ってまいりたいと、そう思っております。
 来月は韓国とか香港とか、そして12月にはりんごのプロモーションもありますけれども、台湾等を含めていろいろと、またしっかりと仕事をしていきたいと思っています。

〇幹事社
 ありがとうございました。
 幹事社質問は以上でございます。各社から質問があればお願いします。

〇記者
 先ほど「青天の霹靂」に関して、「さっパリより、愛をコメて」ということで、キーワードを発表していただきました。いよいよ4年目の販売が始まるわけですけれども、今年の売っていく上での考え方といいますか、昨年ですと関西圏強化ということでしたが、今年はどういったエリアに、どういうふうに販売していくのかというのと、改めて知事から4年目の決意をお願いします。

〇知事
 お米だけでなくて、いろんな販売を一緒にやってきているんですけれども、実は「青天の霹靂」の評判は高まっています。いかに「青天の霹靂」そのものを切らさず、お客さまが欲しいといった時に届けられるかということ等も、若干生産量も増えたものですから、うまく流通のところを進めていくと。要するに、欲しいと言った時に買えないと、「じゃあ、いいわ、他のを買っちゃうわ」となるので、そうならないよう、細かい話ですけれども気を付けなければいけないと思っています。
 しかし、基本的な方針は「甘いお米じゃないですよ」ということ。やっぱり食べてもらうということになるんですけれども、その試食宣伝販売で、おかずに合う、このさっぱり感を実際に手に取って食べてもらって、それで冷めたら「もっとおいしい、びっくり」と。この部分ですね。やっぱり、結局は品質と食味との勝負ということなんですけれども、そこを大きく強調していきたい。
 だからこそ、「青天の霹靂」(のCM)はいつも走って持って歩くお米でしたけれども、「さっパリ」と、いつになく、冗談のような本気なような感じで、ちょっとインパクトをここで出してみようかと。
 (出演者は)向こう(パリ)の一般の方々に頼んだらしいんですけれども、非常に表情がいいし、全部字も書いてくれたんですが、左右逆になったりとか、結構おもしろいです。
 私の方とすれば、そういったインパクトあるCM等も含めて段取りをしてきました。
 それから、今年のPR隊員も増えましたし、新しいごはん部長と次長兼広報課長も誕生しました。自分でずっとこのセールスをやってみると、人的な部分での意欲の伝わり方というのは、いいんですね。
 そういったことも含めて、「攻め、攻め、攻め」といきたいと思っています。

〇記者
 あと、さっき気になったので念のために伺いますが、パリの方がたくさん出ていましたけれども、輸出にも力を入れることを示唆しているとか、そういうわけではないですか。

〇知事
 この間、JALにどうしてもと言われてパリに行って、フェアをやったんですけれども、その時も、「リ・青天の霹靂」って、やったんですよ。
 食べてみれば大いに受けて、おいしいと言っていたんですけれども、やはり、「まっしぐら」を香港だけではなくて台湾にも売りまくりをかけていますから、そちらを押していきますけれども、「青天の霹靂」も当然、お客さまのニーズによっては、それこそJALとか、日欧EPA対応でこの間行ってきたわけですけれども、そういったこと等で必要となれば売っていきます。
 国内の量として、いつも「ない、出せ」と言われているところがあるので、基本ベースとすれば、まず国内で、適時適切にお客さまに、どの地域でどのくらいどう売れるので出すとか、しっかりと流通システムを確立する方が大事かと思っています。
 もちろん、輸出を全くしないというのではなくて、声がかかっている部分は行きます。
 ただ、パリでは本当に大変好評でした。あのCMとは別に、11月30日から、JALとヤマトがパリで拠点を作って青森県産品を販売するという関係で、また向こうでフェアをやってくれるそうですので、頑張ります。

〇記者
 すいません、もう1点だけ「青天の霹靂」に絡んで。
 3年間販売をしてきて、「青天の霹靂」は県外でもライバルが増えている中で評価が高いというのは取材をしていて私も感じていたんですけれども。ブランド化という点で、もうかなりのブランドになったんじゃないかという感触を私はしているんですけれども。
 知事自身は、そのあたり、ブランドになったという点に関してはどうお考えですか。

〇知事
 知ってもらって、食べてもらっているということと、美味しいということは強烈に感じてくれているんですけれども、「りんご」「ほたて」「にんにく」とか「ごぼう」「ながいも」といった、圧倒的なブランド力というんですか、インパクトで伝わっていくというんですか、そこにいくまでもっとしっかりと支えていかなければいけないと。それに「青天の霹靂」がしっかりと踏ん張ることで、ご存知のとおり、「つがるロマン」も「まっしぐら」も単価を戻すことができて、「やっぱり、青森は米もすごいな」ということの評価につながっているわけです。
 ですから、まだもう一押しというところですかね。「ごぼう」でも随分苦労をして、まだ完全にブランド化していないと思うんですが、結構知ってくれていて。「にんにく」まではいっていないな。「ごぼう」くらいの感じで「押せ、押せ」というところです。

〇記者
 大きく2つ、お伺いできればと思います。
 まず、先ほどの天津線の関係ですけれども、災害の影響ということで仕方ないかもしれないですけれども、知事としてのご所感を詳しく伺いたいのと、今回、地震の影響で利用客の減少で運休ということだと思うので、誘客、お客さんを集めるための取り組みを県として、今後どういうふうにPRしていきたいかというのを伺いたいのが1つです。
 もう1つは地震の関係で、先ほど被災地への職員派遣、引継ぎの段階にあるというお話ですが、今後の派遣の体制について、どういうふうになっているか伺いたいのと、最近、災害が頻発しておりますので、協定の関係でも応援ということもありますけれども、こういった自治体同士の助け合いの体制、今後どういうふうに強化が必要かというところのご所感をいただければと思います。

〇知事
 まず天津線、地震と絡めて全般的にですけれども、私ども、立体観光という形で、要するに北海道も含めて広域的に4道県でいろいろとやっています。
 函館なんか、(震源地から)すごく離れているし、全然何ともないよということではあるんですけれども、立体観光という仕組みでやっているが故に、函館の落ち込みの中で、イメージとすれば一緒にこういう形になっていますが、全部無くなったのではなく、(本数を)減らしてでもやはり路線は維持しようと。向こうも搭乗率が良く、お客さんがついているということだったので、非常にいい路線なわけです、
 従って、さらに安全情報は北海道も含めて出してくれていますし、政府の方で北海道への旅行の割引制度も実施してくれています。何よりも、これまで以上に丁寧に、また説明に行かせるんですけれども、どう安全かということ等、航空会社だけではなくて、旅行会社等、他県の旅行も含めてお客様にPRできるような仕組みでありますとか、今までもSNSとか、そういうことを使っていろいろ工夫をしてきました。
 本県は知ってのとおり、足を使い、汗をかいて、ネットを使って、すごく独特のノウハウを私どもの職員は持っていまして、「くじけない、またこれで頑張るぞ。むしろ頑張って、増やして、増便しましょう、知事」と言われ、「お前、大丈夫か、そこまで言っていて」と。
 とにかく冬場は可能性が非常に大きいわけですから、(職員が説明に)行ってきます。
 河北省の方まで、竹園国際旅行社さんと一緒に、ビジネス範囲を広げているわけですけれども、だからこそ、先ほども話をしたオリンピックのスキーの関係とかが効いてくるわけですよ。
 というのは、青森スプリングスキー場が鰺ヶ沢にありますけれども、アメリカなどのオリンピックの選手たちが練習に来ているわけです。その関係で、実はものすごく引き合いというか、来てくれていて、コースも立派なものができていますし、冬場にその方面で誘客の拡大につなげていくと。
 ソウル便維持以来、相当にさまざま苦労をしてきたので、いろんなノウハウをみんな持っていて、こういう時はどうしようかというのがありまして、あとは誠意で押しまくるということです。
 大震災の復旧、復興の時に、とにかくお客様を集めて東北みんなにシャワー効果で流していこうということをやった経験等もありますので、その時のノウハウ等も含めながらしっかりと進めてまいります。

〇観光国際戦略局長
 今、知事が申し上げたとおりですけれども、まず、今回の北海道胆振東部地震に関しましては、安全情報をしっかりと伝えるということが大事だと思いましたので、その具体例といたしましては、先月9月22、23日、青森市内で開催された10市大祭典において、当県が事務局を担っております青函広域観光推進協議会でPRブースを設けまして、そこで「北海道道南地域の観光・宿泊施設はもう大丈夫ですよ」ということを、北海道の職員と一緒になってPRしております。
 こういうことをはじめ、これまで培ってきましたいろいろなネットワークを通じまして、知事が申し上げました、これからの冬季観光はじめ、秋、冬の観光、青森の強みがますます発揮されてきておりますので、そういったことをしっかり訴えていきたいと思っております。

〇知事
 それと職員派遣につきましては、一応10月7日ということで、北海道庁との引き継ぎということになっています。今年は西に北にということで、かなり私どもの職員とすればできる限りの、お互い様という気持ちで支援に行ってくれました。
 東日本大震災でさまざまな知見があったからこそ、呼ばれていろいろとご協力ができたんですけれども、そういったさらに新しい運営のシステムとか、いろんなことを学んできていますので、それはまた私どもの防災対策上、生かしていきたいと思っています。
 10月7日に道の方に引き継ぐ予定になっています。

〇記者
 県産りんごですけれども、昨年産の販売額が、4年連続で大台の1,000億円を超えたということですが、それについての知事のご所感を改めてと、あと今年の収穫、これから最盛期を迎えますけれども、県としては今後はどのような対策を行っていくのか、この2点をお願いします。

〇知事
 昨年、非常に気象条件が厳しい中でしたけれども、相当踏ん張って、小ぶりではありますけれどもものすごく高品質でした。従って、初めの「トキ」から輸出の方も伸び、そして「トキ」が安定した価格を示す中で「ふじ」、「王林」につなげていけたということがあり、何よりも、どういう状況であっても最高の品質を作ってくれた生産者の方々のパワーと意欲、また、そのことをきっちりと評価してくれた国内外の市場に、私は感激をしております。
 一頃、市場の皆さんに言われたのは、「ロットじゃないんだ、品質なんだ。とにかく品質なんだ。それで勝負をしていかなければ、国内ではなくて国外でも生きていけないんだから、踏ん張れ」というアドバイスを、いろいろと市場を回って歩いた際にいただいたんですけれども、まさに品質で踏ん張ってくれて、1,000億円の大台を4年連続ということができました。
 今年は、今の状況で平年並みというか、ありていに言うと45万トンから46万トンかというところがありますので、どのように輸出の部分も含めて、あるいは大玉傾向という状況ですから、贈答の部分等を含めてということですけれども、この部分をしっかりと一定のロット、輸出とか贈答とか、そういうところにうまく仕向けながら、相当数がこれまでに比べて昨年より多いわけですから、いかに国内市場で、どのように価格維持の方策をとっていくかということだと思っています。
 しかし、出荷とか、非常に協力をしながらいろいろ段取りをしているわけですけれども、お互いにうまく売り切る、残さない、それで冬場から春にかけての有袋にうまくつなげていくということです。
 繰り返しますが、品質、やっぱり世界最高品質、やっぱり食べておいしい、これで売れているわけです。この部分につきまして、生産者の皆さん方にも、今後の仕上げの摘果等を含めてとか、いろいろ葉っぱを取ったりとか玉を回したりとか、いろいろご苦労をかけるわけですけれども、その1個のりんごに7回手間をかけるからこそ世界最高品質のりんごであり、もちろん国内でもそうですけれども、世界で評価されるんだと。この品質のことにつきましては、我々県としてもいろいろ発信をしていくというんですか、良いものを作っていただくための発信をしていくことが大変に重要だと思っております。

〇記者
 青森市と富山市を日本海ルートで結ぶ羽越新幹線の構想についてお伺いしたいと思います。
 羽越新幹線は1973年に基本計画に位置付けられて、その後、進展はない状態なんですけれども、近年、秋田県とか山形県がシンポジウムの開催とか要望活動など、整備実現に向けた動きが活発化している。
 本県については、その建設促進同盟会とかプロジェクトチームには加わっているんだけれども、県内では具体的な動きはまず見られないのかなと思っています。
 羽越新幹線に関して、知事のご意向といたしましては整備促進の立場なのか、あるいは慎重、または不要という立場なのか、お伺いできればと思っています。

〇知事
 よそ様でやっていることにどうこう言うところは全くありません。
 ただ、県としては、この羽越新幹線の建設促進を図ることを目的とする羽越新幹線建設促進同盟会に実際に参画していますし、これまで、新幹線の建設とか並行在来線の対応など、ものすごく厳しい局面を経験してきていますから、そういった知見ということをお知らせすることができるし、羽越、奥羽の両新幹線の整備に関する課題、取りかかってみて、「ワッ」となると思うんですけれども、そういったことに関して、山形とか秋田が中心になって、いろいろ動いているわけですけれども、調査研究に協力していきたいと思っています。

〇記者
 知事ご自身としては、どういうお立場でしょうか。

〇知事
 やると張り切っているんだし、国家戦略的に可能であれば、そういう段取りということになるんだけれども、一番言いたいことは、今は(北海道新幹線の)高速走行だけれども、本県では並行在来線とか、ミニかフルかという問題に関してとか、聞かれればほとんど何でも答えられて、この場合はこうなるからこうするとか、いろいろな知見や経験が豊富だいうことがあるじゃないですか。そういうことについて、まあ山形がほとんど中心なんだけれども、調査研究に協力していきたいという立場です。
 そうなったら嬉しい。なかなか簡単ではないからね。

〇記者
 海外からの誘客に関することになると思うのですが、近年、災害が頻発して、今回も地震や台風などで、いかに海外から来ている観光客に情報を伝えるかということが課題としてあると思うんですけれども、県として、今回の状況を見て、何か対応をとるべきとか考えられたことはありますか。

〇知事
 雨が降ったりとか、雷とかは予見できるんだろうけれども、特に地震については、的確な情報をきちんと空港で流せるとか、駅で流せるとか、そういったことがすごく大事だということが今回分かりました。
 「どうなっているんだ?」と皆さんはSNSを見るわけですけれども、NHKがいろんな対応をしてくれているのは本当にありがたいと思っているし、我々もそれを活用しながら、そういった情報を流せる仕組みというのを構築していくことはとても重要だと思っています。
 安全・安心をきちんと考えているということを、姿勢として示したいと思っています。

〇観光国際戦略局長
 今回の北海道の地震につきましては、私どももインバウンドのお客様に、不便がないようにいかに情報提供をするかということを意識しまして、観光連盟の観光案内所やJR、青森空港、そういったところと連携をして、インバウンドの外国人のお客様が困らないような情報提供ということを心掛けました。これをさらに、今回を教訓にしながら、体制を強化していきたいと思っております。
 そして日頃の取り組みとしましては、昨日、議会答弁でも申し上げましたように、外国人観光客に、災害時、あるいは急病時、緊急時、こういった時の対応がこれまで以上に大事だという認識のもと、危機管理セミナーを県内6ヶ所で開催しているところでございます。
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