ホーム > ようこそ知事室へ > 知事コラム

更新日付:2021年8月1日 

知事コラム

“建設女子(タテジョ)”「翔く(はばたく)」青森

 先日ラジオ番組で「あおもり女性建設技術者ネットワーク会議(通称:女建(じょけん)ネット)」の方々から直接お話を伺う機会があった。
 「女建ネット」は、県内の建設業で活躍する女性の技術者などの方々が2015年10月に立ち上げ、「より良い職場環境の提案」「女性同士の連携・情報交換」「建設業の魅力発信」を柱に精力的に活動されている。
 今回、3人の女性の方々が、青森は今、建設業において自らの可能性に着実にチャレンジできると、いきいきと熱く語ってくださったことに深く感銘を受けた。

 Mさんの話―元々、ものづくりやデザインが好きだったが、建設業とは全く無縁の仕事に従事。30歳を過ぎた頃、想像・発想してものを作り上げる仕事への魅力を改めて感じ、資格や経験はなかったものの、思い切って建設業界に飛び込んだ。
 自然と向き合いながら、チームワークで生活に不可欠な社会基盤を作り上げていくこの仕事は、仲間への感謝とともに、一緒に達成感を感じられ、やりがいにあふれています。

 Sさんの話―元々、県外の工場で働いていたが、青森が好きで親元へUターン。子育てしながら仕事をしていたある日、偶然ラフタークレーンを目にし、「これだ!」と直感。そこからクレーンを皮切りに、10数種の資格を次々と取得。現在は、基礎工事・解体工事業者に勤務し、クレーンオペレーターのほか溶接工として鍛冶仕事もこなしている。
 苦労もあり、努力も必要だが、視野を広げ、新たな選択肢を与えてくれる、それが建設業の魅力。

 Tさんの話―建設業は男女問わずどんどん働きやすくなっている。会社見学などを通じて、まずは飛び込んできてほしい。自社では建設業の新たな3Kイメージ(感動・貢献・綺麗)を掲げ、女性社員で構成する「みんなの現場をピカピカ隊」がパトロールを行い、現場で作業する方々にトイレを綺麗に使うよう意識改善を呼び掛けたり、殺風景な休憩所に観葉植物を置き、彩りと癒やしを演出するなど、きめ細やかな環境整備などを積極的に推進している。
 経営者は、「自分の子どもをぜひこの仕事に就かせたい」と思ってもらえるよう努力し続けることが大事で、いずれは、「女性活躍」という言葉でアピールする必要のない建設業界にしたいし、そうなっていくべきと思っている。

 さて、「女建ネット」に呼応して、県でも「ドボきら」(あおもりドボジョきらきら推進チーム)を同時期に結成している。青森県庁JOBセミナーへの参加をはじめ、インフラ出前授業や理工系女子トーク等で大活躍する中、毎年女性技術者が増え、メンバーも着実に強化されてきている。
 さらに「ドボきら」は、現場での活躍のみならず、中央官庁への要望に私と同行し、現場担当者としての事業にかける思いや必要性を、熱くそして冷静に訴えかけることで予算確保に絶大な力を発揮してくれている。青森では今、“建設女子(タテジョ)”が輝きを増しながらどんどん「翔(はばた)いて」います。輝かしい未来を求め、今まさに「翔(はばた)こう」としている皆さん、この青森の地で思い切りチャレンジしてみませんか。皆さんが思い描く輝かしい未来に向かって、青森の門戸は確実に、そして大きく開かれています。
(県民だより あおもり - 2021年8月号)

この記事をシェアする

  • facebook
  • twitter
  • LINE

フォローする

  • facebook
  • twitter

みなさんの声を聞かせてください

このページの内容に満足しましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?
送信前に確認

このページの県民満足度

県民満足度