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更新日付:2020年8月1日 広報広聴課

県民だよりあおもり2020年8月号(第182号)テキスト版

表紙

県民だより あおもり2020年8月号(第182号)
令和2年8月1日発行

テーマ
いまだからこそ考えたい。
青森で働くこと 暮らすこと

表紙の人たち
建築家
 渡部 良平さん
 横濵 久美子さん

目次

1 特集
あおもりで働くということ

2 連載 CAFE AOMORI
建築家
 渡部 良平さん
 横濵 久美子さん

3 連載 いただきます。あおもりメシ
「ホヤ」「ミズ」レシピ

4 連載 県職員最前線リポート
あなたの周りは大丈夫? 今すぐブロック塀の安全点検を!
建築住宅課 髙久 洋介(たかく ようすけ)

5 ミニ特集
#AomoriOvation #あおもりを守ろう
泊まって応援、旅して発見!「あおもり宿泊キャンペーン」

6 あおもりインフォメーション

7 連載 申吾のほっとコラム
「決め手くんダンサーズ」が行く!

特集:あおもりで働くということ

特集に関する問い合わせ:企画調整課 電話 017-734-9128

1 対談:「青森に戻ってきて働いているひと」×「ずっと青森在住で働いているひと」

青森に地元就職したひとと、戻ってきたひと、それぞれの立場から感じた青森での子育てや働き方、青森で暮らす魅力などを語っていただきました。

対談参加者

「青森に戻ってきて働いているひと」
NPO法人あおもりIT活用サポートセンター 事務局長・理事 本田 政邦さん
青森市生まれ。父親の仕事の関係で幼少期から全国を転々とし、大学を卒業後は都内に就職。7年前に青森市に戻り、現職に就く。12歳・5歳・2歳の子どもを持つパパ。
「ずっと青森在住で働いているひと」
株式会社青森ダイハツモータース 総務部【総務G】 チームリーダー 係長 今 有紀さん
青森市生まれ。県内の高校を卒業後、青森ダイハツモータースに入社。10歳・5歳の子どもを持つママ。あおもり女子就活・定着サポーターズ「あおもりなでしこ」メンバーとしても活躍。

「青森に戻ってきて働いているひと」×「ずっと青森在住で働いているひと」

青森県で暮らすことを決めたきっかけは?
(本田さん)
父親が体調を崩したことで、仕事も決めずに、両親がいる青森に移り住むことを決断しました。もともと青森には小学生時代の4年間しか住んだことがなく、イメージは“おばあちゃんの家があるところ”ってことぐらいでしたね。
青森は首都圏に比べると職業選択の幅が少ないなと感じたものの、こっちに来て半年間は積極的に地域のコミュニティに参加し、縁あって現在の職に就きました。青森に来てから出会った妻と結婚して、子どもにも恵まれ、現在に至ります。

(今さん)
私は親元を離れる不安があり、高校卒業後は地元企業に就職すると決めていました。県外に就職をした友達もいますが、私にはその選択はありませんでしたね。
働く場所・暮らす場所としての青森県の長所とは?
(本田さん)
バーベキューや釣りが趣味の自分としては、車で20分のところでそれが叶うのは嬉しいですね。源泉掛け流しの温泉だって、徒歩圏内。東京じゃ考えられないことです。都会と比べて3密になりにくいのは安心感がありますね。

(今さん)
自然豊かで公園も多いから、子育てがしやすいですよね。山や海も近くて、遊ぶところに困らないというか。子どものストレス解消にもなるし、楽しむ子どもを見ると親も嬉しい。
自分が若い頃は、何もないとか、はやりの服が買えないとか、悪い部分に目が行きがちでしたが、子どもが生まれてから見方が変わりました。あと、やはり子育てをする上で親のサポートが受けられることも大きいですね。

(本田さん)
確かに、今となっては自分が都心で子育てするイメージは湧かないですね。両親のサポートがあるのはかなり心強いです。おかげで夫婦二人の時間を楽しむこともできますし。

(今さん)
県外の人によく言われるのは、青森は人が親切だということ。確かに人間関係が築きやすいと思います。
それに、「あおもりなでしこ」の活動を通じて、同じ境遇の女性たちとのネットワークや、自分の知見が広がりました。女性が長く働ける環境も整っていると思います。
もしご自身の子どもが都会に憧れを抱いたら?
(本田さん)
本人が望めば一度は県外に出てもいいと思います。いろんな世界を見た上で青森を選ぶのか、本人に考えてほしいかな。

(今さん)
私もそう思いますが、最終的には戻ってきてほしいです。自分自身が、東京には遊びに行きたいとは思っているものの、住む場所は青森がいいと感じているので。

(本田さん)
今は遠隔で教育を受けることもできるので、自然が近くにあるところに住みつつ、オンラインでいい教育も受けるという選択も増えるかもしれません。自然とITのハイブリッドがいいのかもしれないと考えています。
青森県がもっと良くなるためには?
(本田さん)
もう少しIT化が進んでくれればもっと便利になるのかなと。最近は電子決済ができるお店も増えていますし。
IT関係の仕事が増えれば、UIJターンは今後ますますハードルが低くなりますよね。

(今さん)
住む人だけでなく、観光で青森県に来る人がより楽しめるようになれば、さらに発展しますよね!
本田さん・今さんの1日のスケジュール
本田さんの1日のスケジュール
6時30分 起床・朝食
7時30分 子どもを保育園へ
8時00分 出勤
清掃などの施設管理、打ち合わせ、書類作成・事務処理など
18時00分 退勤
18時30分 子どものお迎え・帰宅
19時00分 夕食・お風呂
21時00分 子どもの寝かしつけ、一緒に就寝
【本田さんの休日の過ごし方】
元気いっぱいの子どもたちと、自然の中で外遊び!
今さんの1日のスケジュール
6時30分 起床・朝食
7時00分 子どもを両親宅へ
掃除・洗濯
9時30分 出勤
書類の作成、来客対応など(残業がある日もあり)
18時00分 退勤
18時30分 子どものお迎え・夕食
20時00分 買い物をして帰宅・お風呂
21時30分 子どもの寝かしつけ、一緒に就寝
【今さんの休日の過ごし方】
海岸で子どもたちと水遊び!

データで再発見! 意外と知らない!?青森の魅力

その1:通勤時間が短い!
働いている人の自宅から勤務先まで(平日1日当たりの平均往復通勤時間)

・青森県 59分(全国6位!)
・全国平均 82分
・神奈川県(最長) 110分

資料:総務省「平成28年社会生活基本調査」
その2:子どもを預けられる!
待機児童数

・青森県 0人(全国1位!)
・全国平均 356.9人
・東京都(最多) 3,690人

資料:厚生労働省「保育所等関連状況とりまとめ」(平成31年4月1日)
その3:認定こども園が多い!
認定こども円認可・認定件数(0~5歳人口1万人当たり)

・青森県 54.9箇所(全国1位!)
・全国平均 12.0箇所

資料:内閣府「認定こども園の数について」(令和元年度)

2 青森で暮らしたいあなたを応援!

青森県への移住相談窓口 「青森暮らしサポートセンター」
~Uターン・移住を考えている人へ~

2名の相談員が、仕事や暮らし、住まいなど、本県へのUターン・移住に役立つ情報の提供や個別相談に応じています。
対面相談のほか、電話やメール、ウェブ会議ツールを活用したオンラインでの相談にも対応しています。

県外にお住まいのご家族やご友人にぜひご紹介ください!

  • ところ:東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館8階(認定NPO法人ふるさと回帰支援センター内)
  • 対応時間:10時から18時まで(月曜日・祝日・お盆及び年末年始を除く)
  • 問い合わせ:電話 90-6342-6194

2名の相談員が、仕事や暮らし、住まいなど、本県へのUターン・移住に役立つ情報の提供や個別相談に応じています。
対面相談のほか、電話やメール、ウェブ会議ツールを活用したオンラインでの相談にも対応しています。

県外にお住まいのご家族やご友人にぜひご紹介ください!

青森県移住・交流ポータルサイト 「あおもり暮らし」

Uターン・移住に向けた県・市町村の支援情報、先輩移住者インタビューなど、情報が盛りだくさん!

青森県移住・交流ポータルサイト 「あおもり暮らし」

あおもり女子就活・定着サポーターズ「あおもりなでしこ」
~地元就職を考えている女性へ~

県では、県内でイキイキと輝きながら働く女性約20名の方々を、あおもり女子就活・定着サポーターズ「あおもりなでしこ」に任命しています。
「あおもりなでしこ」の皆さんとの交流会や企業見学会を通じて、県内で自分らしく働きたい女性の県内就職を応援しています!

問い合わせ:労政・能力開発課 電話 017-734-9398
関連ページ:「あおもりなでしこ」が女子学生等の県内就職・定着を応援します!

青森県UIJターン還流促進交通費助成
~県外に住む大学生や転職希望者へ~

県では、青森県内企業の人財確保とUIJターン就職の促進に向け、県外大学生や転職希望者などが県内での就職活動やインターンシップ参加などのために、県外の住所地と、県内の目的地の間を移動する交通費や宿泊費を助成しています。

問い合わせ:労政・能力開発課 電話 017-734-9398
関連ページ:UIJターン者の就職活動やインターンシップ参加のための交通費を助成します!

3 データから考える高校生の県内就職

高校卒業後に県内就職する高校生の割合は、実は青森県が全国で最下位。
東北各県と比べても低いこの数値、どのような課題があるのか、いろいろな意見を聞いてみました。

高校生の就職先
・青森県
 県内:54.4パーセント
 県外:45.6パーセント


・東北(平均)
 県内:72.9パーセント
 県外:27.1パーセント

・全国(平均)
 県内:80.6パーセント
 県外:19.4パーセント

【東北各県の県内就職割合】
岩手:68.7パーセント 秋田:65.3パーセント 山形:77.9パーセント 宮城:80.7パーセント 福島:82.8パーセント

出典:文部科学省「学校基本調査」(2019年3月卒の数値)
子どもの就職先に対する保護者の希望
・子どもが「県内就職」を希望している場合、そのうちの51.0パーセントは保護者も「県内就職」を希望している

・子どもが「県外就職」を希望している場合、そのうちの67.3パーセントの保護者は「県内外どちらでもよい」と考えている

出典:企画調整課「平成30年高校生の就職に関する意識調査」

それぞれの立場から考える高校生の就職

保護者の意見「子どもとしっかり話し合いを!」

青森県高等学校PTA連合会 進路対策委員会
古舘 至 前委員長

県内就職は、確かに就職の選択肢や企業の情報が少ないというデメリットがありますが、通勤時間や物価の安さ、地元の安心感などの大きなメリットもあります。
これからは、バイターン(有給職業体験)で企業のリアルな雰囲気を把握する機会や、地元企業を積極的に応援し、日頃から子どもたちに企業の情報を見せて届ける工夫が必要と考えます。

また、進路決定の際に意識しているのは、子どもには親の考えを押し付けずにアドバイスするということ。何度も話し合いはしますが、最後は子ども自身で具体的に決められるよう見守っています。

県の取り組み:保護者・教師向けの県内企業説明会を開催

保護者や教師は生徒の身近なアドバイザー。そこで、昨年度、保護者や教師が対象の県内企業説明会を県内3か所で開催しました。
当日は就職先選びのポイントを学ぶショートセミナーや、県内企業が1分間で自社の魅力を伝えるプレゼンテーションなどを実施。
参加者からは「子どもと一緒に県内就職を考えてみたい」といった前向きな意見が寄せられました。

問い合わせ:労政・能力開発課 電話 017-734-9398

先生の意見「多彩な選択肢と積極的な企業見学を」

青森商業高校 進路指導部
谷村 学 先生

本校の県内就職者は7割程度。生活費や通勤時間、何より住み慣れた生活環境を考慮して県内就職をする生徒は多いですね。
生徒本人はどうしても賃金や先輩からの話などを重視する傾向にあるので、しっかりと家庭でも話し合い、納得の上で進路決定することが大切です。

進路指導においては多彩な企業の情報を見せて選択肢を与えることや、長く勤められるかを真剣に考えさせ、応募前に積極的に企業見学をさせることが必要と考えます。

県の取り組み:県内就職を支援する就職支援員を高校に配置

例年、県内就職の希望者数に対し、実際に県内就職している高校生は10パーセント程度少ないという現状があります。
このようなギャップを解消し、県内就職を希望する高校生の進路志望が確実に達成できるよう、今年度から県内9つの高校に「就職支援員」を配置し、県内求人の新規開拓や生徒一人ひとりとの進路相談に取り組んでいます。

問い合わせ:学校教育課 電話 017-734-9883

ハローワーク担当者の意見「今こそ地元企業の魅力発信が大切」

青森公共職業安定所 学卒部門
前田 洋輝さん

令和2年3月卒のデータで比較すると、「専門・技術・管理の職業」および「事務の職業」は、生徒の希望数に対し求人は少ない傾向。実際に多い求人は「サービス業」、「生産工程・労務」等です。
ミスマッチは早期離職の原因にもなりますので、生徒や保護者がSNSなどで県内就職の情報を知る機会を作ることが重要と考えます。

新型コロナウイルス感染症の影響が出ているところですが、就職を希望する生徒の目はこれまで以上に地元企業に向いていますので、企業の皆さまには、可能な限り早期の求人提出をしていただくとともに、企業の魅力を積極的に発信いただくようお願いしたいです。

県の取り組み:県内就職に関する情報収集は「シューカツアオモリ」で!

県公式の就活アプリ「シューカツアオモリ」では、地元企業の情報や先輩社員からのメッセージのほか、県や市町村等が主催する就活イベントなどをお知らせしています。
ダウンロードは無料で、個人情報の登録は不要!
県内就職の際に役立つ情報が満載ですのでぜひご利用ください。

問い合わせ:労政・能力開発課 電話 017-734-9398
関連ページ:青森県公式就活アプリ「シューカツアオモリ」で就職情報を手に入れよう!

地元経営者の意見「働きがいのある企業は地元にもある!」

株式会社西田組
西田 文仁 社長

高校生の県内就職率が低いということで、貴重な人材が県外に流出していることがとても残念です。
土木建築業界では企業の規模を問わず、働き手不足が深刻化していますので、この状況を改善する必要があります。

また、今後の会社の発展のためにも女性活躍やワークライフバランスの推進は欠かせません。県内にも働きがい・将来性のある会社があるということをしっかりと伝えたいですね。
今や、“どこに住むか”は問題ではない時代です。一度きりの人生を地元青森で、大切な人と一緒に過ごせることはかけがえのない喜びだと思います。

県の取り組み:交流会・見学会で地元就職の魅力を直接PR

地元企業や地元就職の魅力を高校生に知ってもらうため、さまざまな高校で企業の採用担当者等との交流会や企業見学会などを実施しています。
交流会では、各企業の若手社員やベテラン社員が商品や模型などの実物を見せながら、業務内容や仕事のやりがい、地元の暮らしの魅力などについて熱く語っています。

問い合わせ:企画調整課 電話 017-734-9128

連載:CAFE AOMORI(第2回)

県内で活躍している人たちが未来に継ぎたいさまざまな「あおもり愛」を語ります。

今回の「未来に継ぎたい」 ▶ あおもり暮らしへの愛 を継ぎたい!

建築家
 渡部 良平さん
 横濵 久美子さん

【プロフィール】
2016年に東京から十和田市に移住して建築事務所を立ち上げ、青森県内を中心に活躍する建築家夫妻。
生まれも育ちも東京の渡部さん、東京生まれ北海道育ちの横濵さん、移住後に誕生したお子さんと渡部さんのお母さんの4人で青森暮らしを満喫する日々。
2019年からギャラリー「東北のしごと」も始めて、地域の魅力を発信しています。

縁もゆかりもない十和田市への移住。そのいきさつを教えてください。
(横濵)私は親の仕事の都合で北海道の網走で育ちました。東京の大学に進学して、卒業後は都内で設計の仕事をしていました。
青森県出身の両親が定年後に野辺地町に住むことになり、その家を設計するために青森を訪れたことが、移住を考えるきっかけになりました。

(渡部)結婚して二人で建築事務所を立ち上げようと考えていたので、一から始めるならば場所にこだわる必要もないし、都会よりも地方の方がコミュニティに入っていきやすいのではという考えもあって。
十和田市を選んだのは、街の規模がちょうど良かったことと、興味深い建築物が多かったから。
友達も知り合いもいない土地でのスタートでしたが、町内会に入ったことがきっかけでいろんなつながりができて、どんどん輪が広がっていきました。
東京から青森へ。移住のメリット・デメリットは?
(横濵)デメリットは特に感じたことがありません。都会に比べて選択肢が多くないことは、悩まなくていいという点で、むしろメリットだと感じています。

(渡部)自然の中で暮らせるメリットが一番大きいと思います。いつでもリフレッシュすることができる。車を30分走らせれば奥入瀬渓流ですし、カメラを持って頻繁に出かけています。“田舎は自然が豊富”ってよく聞く話ですけど、ここはそのクオリティが高いと思うんです。

(横濵)それは子どもにとってもいい環境です。それに、地域の関わりが深いので、家族ぐるみで気軽に交流ができる。東京だったらできなかったことかもしれません。

(渡部)生活の質を大切にしたい方には、青森はオススメの移住先だと思います。
健康の先にある目標は?
(千恵子)体力をつけて健康でいることで、気力も上向いて心が充実する。いつまでも自分のことは自分でできるようにして、楽しい人生にしたいですよね。

(正志)百歳までは無理かもしれないけど、あと十年は現役で頑張りたいと思っています。

連載:いただきます。あおもりメシ(第2回)

青森の家庭料理レシピをご紹介!

今回の食材:ホヤ、ミズ
食材メモ:旬の時期 6月から9月ごろ

【レシピ監修】
自宅レストラン「こんみど」 主宰  尾崎 優さん
青森市在住。辻󠄀調理師専門学校(大阪市)を経てフランスへ。一つ星レストランで研修し帰国。2012年、自宅れすとらん「こんみど」を開業。地元で食べ続けられてきた昔ながらの素朴な青森の郷土料理と家庭料理を中心に提供。

ホヤとミズの水物

リンや鉄分、カリウムなどミネラル豊富な海の珍味

基本データ
・カロリー:107キロカロリー
・塩分:5.0グラム
・調理時間:約15分
材料(4人分)
・ホヤ…2個
・ミズ…適宜

【昆布水用】(最初に混ぜておく)
・水…200ml
・塩…小さじ2分の1
・唐辛子…少々
・切昆布…5グラム
作り方
1…ミズは5センチの長さに折りながら皮をむく。(皮をむいてから切り揃えても良い)

2…ミズを30秒から60秒ほどさっとゆで、冷水にさらして粗熱をとる。

3…昆布水にミズを浸す。

4…ホヤをさばき、きれいに洗ったら、食べやすい大きさに切る。

5…ホヤとミズを器に盛り、昆布水を注いだら出来上がり。

ホヤの塩辛風

夏のおつまみにぴったり!

基本データ
・カロリー:91キロカロリー
・塩分:3.5グラム
・調理時間:約65分
材料(4人分)
・ホヤ…2個
・塩…2つまみ
・青じそ…5枚(千切りにして水にさらしておく)

※上記の分量は、ホヤ1個当たりの中身が150グラムとして計算しています。調理の際は、実際のホヤの重さに応じて塩の分量を調整してください。
作り方
1…細切りにしたホヤに塩を加えて混ぜ、冷蔵庫で1時間休ませる。

2…味がなじんだら器にホヤと青じそを盛り付けて出来上がり。

連載:県職員最前線リポート ~あなたの周りは大丈夫?今すぐブロック塀の安全点検を!~

【今回の県職員】
建築住宅課 髙久 洋介(たかく ようすけ)

建築行政に関わって9年目、2児のパパとして子育てに奮闘中!趣味は娘との防災散歩。

大地震への備え、どれくらいできていますか?

私は、住宅や建築物の耐震化を進める仕事に携わっています。

地震大国である日本において、“地震に強い建築物”はとても重要です。
古い住宅でも筋かいなどを補強して耐震化する事例も多くなってきました。公共施設においても耐震改修工事を行って地震に備えるところが増えています。

建築物の耐震化が進む一方で、避難する際の危険性も指摘され始めています。平成30年に発生した大阪北部地震では、ブロック塀の倒壊により通学中の児童が亡くなる事故も起きています。
こういった危険から皆さんの命を守るため、次の2つの取り組みを進めています。

取組1 あなたの周りは大丈夫?今すぐブロック塀の安全点検を!

地震の際は建築物の被害に注目しがちですが、実はブロック塀の倒壊も多く起こっています。住宅と同様、古いブロック塀は地震で倒壊する危険性があります。
県では年に2、防災週間に合わせて地域のブロック塀の安全点検パトロールを行い、ブロック塀の所有者の皆さんへ安全点検を呼びかけています。

取組2 もし危険なブロック塀だとわかったら

安全点検の結果、地震が起きたら倒壊する危険性が判明することもあると思います。
県では市町村と協力して、危険なブロック塀を除却、造り替えする場合に工事費の一部を助成しています。また、多くの県民に活用していただけるよう、周知活動を行っています。

自分の命を守る。地域の命も守る。

この仕事をしていると「青森県は災害が少ないし、災害に対する危機意識が低いのでは?」と言われることがありますが、県民一人ひとりの危機意識が高いからこそ、近年、住宅や建築物の耐震化が進んできているのです。

ただ、これまでは「自分の家を耐震化して、自分(家族)の命を守ろう」という取り組みがほとんどでしたが、これからは「ブロック塀もしっかり安全点検し、地域に暮らす皆さんの命も守ろう」という取り組みも進めていきたいと考えています。

災害への備えは、一人でも多くの人が共通の意識をもって取り組む必要があります。
皆さんも家族や地域の人と話す中で、住宅の耐震化、ブロック塀の安全点検を話題にしてみてください。

記事に関する問い合わせ:建築住宅課 電話 017-734-9693
関連ページ:建築物の既設の塀(ブロック塀や組積造の塀)の安全点検と補助制度

ミニ特集

 #AomoriOvation #あおもりを守ろう

県では、新型コロナウイルス感染症を県民一丸となって乗り越えていく気運を盛り上げていくため、「AomoriOvation」(あおもりオベーション)という取り組みを進めています。

著名人による応援動画などを公開しています!

  • 県内の高校生によるチャレンジ動画
  • 県民の皆さんから最前線で働く方への感謝・応援メッセージ
  • 著名人による県民への応援メッセージ動画

店舗・事業所向けのポスターやロゴマークをご活用ください!

飲食店などでの感染防止に向けた取り組みを利用者に分かりやすく伝えるため、店舗・事業所向けのポスターデザインを公開しています。
ロゴマークも名刺、名札など自由にお使いになれます(商用の場合は、簡単な書類の提出をお願いしています)。

感謝と応援の気持ちをつなぎ、支え合いながら、私たちのふるさとあおもりを守っていきましょう。
問い合わせ:地域活力振興課 電話 017-734-9133
関連ホームページ:あおもりオベーション

 【終了しました】泊まって応援、旅して発見!「あおもり宿泊キャンペーン」

1人1泊当たりの宿泊費(税込み)から5,500円割引で泊まれる とってもお得なキャンペーン!

青森県内の宿泊施設を支援し、県内観光を復活させるための、泊まって応援、旅して発見!「あおもり宿泊キャンペーン」が7月からスタートしました!

私たち青森県民が県内の宿泊施設に泊まることで、宿泊施設の応援につながります。
応援団の一員として、このキャンペーンを機に、県内各地へお出かけしてみませんか。これまで気づかなかった、青森県の新たな魅力に出会えるかもしれません!

  • キャンペーン対象宿泊施設:223施設 ※宿泊プランには限りがありますのでご注意ください。
  • キャンペーン対象者:青森県内にお住まいの方

【プランの一例】
・ウニ、マグロなど海の幸を含む地元産品料理を、食べきれないほどお腹いっぱい食べるプラン
・青森県の“うめぇ~”もの(青天の霹靂など名産品の詰め合わせなど)が、泊まるだけでもらえるプラン

問い合わせ:誘客交流課 電話 017-734-9384

個人事業税の第1期の納期限は8月31日です!

個人事業税は、8月上旬に送付される納税通知書により、原則として8月と11月の2回に分けて納めていただきます。
今年度の第1期分の納期限は8月31日(月)です。期限までにお近くの金融機関やコンビニなどで納めてください。
また、新型コロナウイルス感染症の影響で納税にお困りの方は、納税が猶予される制度があります。
個人事業税および納税の猶予制度に関するご相談は、最寄りの地域県民局県税部にお気軽にお尋ねください。

問い合わせ:税務課 電話 017-734-9064

【終了しました】10月1日は国勢調査! インターネット回答が便利です

国勢調査は、日本国内の人口や世帯の実態を明らかにするため、統計法に基づいて5年に一度実施される大切な調査です。国籍や年齢に関係なく、日本に住んでいるすべての人が対象です。忘れずにご回答ください。
インターネット回答は、回答期間中であれば24時間いつでも可能で、とても便利です。
新型コロナウイルス感染症予防に配慮して実施しますので、ご協力をお願いします。

  • インターネット回答用ID・調査票配布…9月中旬から
  • インターネットでの回答期間…9月14日から10月7日まで
  • 紙の調査票での回答期間…10月1日から7日まで

問い合わせ:統計分析課 電話 017-734-9618

青の煌(きら)めきあおもり国スポ(第80回国民スポーツ大会)イメージソングをRINGOMUSUME(りんご娘)が歌ってくれました!

イメージソングを、音楽プロデューサーの多田慎也さんが編曲し、本県のご当地アイドルRINGOMUSUME(りんご娘)が歌ってくれました。
レコーディング風景やRINGOMUSUMEからの応援メッセージの映像などをホームページで公開していますので、ぜひご覧ください。
皆さんもイメージソングを歌って、一緒に青の煌(きら)めきあおもり国スポを盛り上げていきましょう!

問い合わせ:第80回国民スポーツ大会青森県準備委員会事務局(国民スポーツ大会準備室内)
関連ホームページ:青の煌(きら)めきあおもり国スポ2026

【今年度の募集は終了しました】高等学校等予約奨学生募集

高校進学前に奨学金を予約する制度です。

  • 対象:保護者が青森県の住民で、来年(令和3年)4月に高等学校などへ進学を希望する中学3年生
  • 貸与月額:次のうち、奨学生が必要に応じて希望する金額(ア:18,000円、イ:23,000円、ウ:30,000円、エ:35,000円)
  • 返還:無利子で、貸与終了後1年据置、貸与期間に3を乗じた期間内に全額返還(3年間借りた場合は9年間で返還)。通学費および下宿費などの一部返還免除制度あり。
  • 申し込み:県内の各中学校にある「予約申込書」と添付書類を、指定する日までに学校へ提出(中学校から本会への提出締切は9月10日(木))

問い合わせ:青森県育英奨学会(教職員課内) 電話 017-734-9879
関連ページ:高等学校奨学金の貸与を希望される方へ

連載:申吾のほっとコラム

「決め手くんダンサーズ」が行く!

「ハイ、知事。そこ、腰が入ってない!!そこは、もっとお尻振って!!それ、それ、ドスコイ、ドスコイ。県産品どんどん売れる。ガンバって!!」

ダンサーズキャプテンによる、気迫(怒号!?)の指導の下、なんとか習得した青森県産品イメージソング「決め手くんが行く!」ダンス新バージョンを引っさげて、テレビ出演やスーパーなどでの店頭PR用DVD撮影を頑張ってきた。

5月15日(金)~7月14日(火)まで県内を中心に508店のご協力をいただいた「県産品を買って元気あおもりキャンペーン」のためである。

これには、今こそ県民の皆様に青森県産品の数々にご注目いただき、ご愛用いただくことで、新型コロナウイルス感染症に痛めつけられた県経済を足元から少しでも動かそうとの思いが込められている。

この5年来、だしを活用した高血圧対策の「できるだしダンス」や糖尿病予防の「NO More高血糖ダンス」を、自分では年間県内20ヶ所ほど、ダンサーズでは60ヶ所ほど踊ってPRに努めてきたので、「今度のこれ何!?」と驚かれた方もいらっしゃるかもしれない。

実は、「りんご」「にんにく」「帆立」等々の多彩な県産品を前後にプリントしたTシャツを重ね着した上で、『決め手くんが行く!』の歌とダンスに合わせ、例えばキャプテンが「りんご!」と発するのに応えて、「日本一の生産量。品質世界最高。今、甘くて美味しいのはふじと王林。」と瞬間的かつ的確なフレーズを返しながら、1枚1枚Tシャツを脱いで次々と県産品を紹介していくPR手法を、東京から沖縄に至る全国のスーパーやデパート、市場などでの青森フェアの大トリとして、十数年来行ってきた。

これにスコップ三味線を加えたバージョンもあるのだが、お客様がお腹を抱えて笑い転げて元気になってくださるのと同時に、青森県産品をズバリ知ってくださることが本当にありがたい。拍手喝采にダンサーズもまた燃える。

今回の県内バージョンでは、「県産日本酒」や「県産和牛」のTシャツを新調し、更に商品パネルと巨大模型を製作した。

これまでの「りんご」「にんにく」「帆立」などに加え、「空飛ぶクロマグロ」「県産日本酒の瓶」「さしのたっぷり入ったお肉のブロック」などの巨大模型を新たに製作し、本気度を充足させた。

決め手くんダンサーズとしては、自分たちの渾身の舞が、県産品の生産者はもとより、流通・販売に携わる方々をはじめ、多くの県民の方々の雇用の維持や暮らしを守るため、県経済を足元から少しでも動かすことができたら嬉しいとの思いで、必死に踊って県産品愛用を呼び掛けたところである。

本来は、県内各地で県民の皆様へ直接PRしたいが、いわゆる「三密」の課題があり、今はまだ叶わない。申し訳ありません。

しかし、決め手くんダンサーズの思いは不変であり、むしろ高まっています。スーパーなどの店頭DVDでダンサーズのパフォーマンスをご覧になった際に、少しでも笑っていただき、元気な気持ちになってもらえたら、ダンサーズも本望ですし、自分としても本当に嬉しいです。県民の皆様と共に、「元気あおもり」頑張っていきます!

※決め手くんダンサーズの活躍は、県庁総合販売戦略課ホームページ「青森のうまいものたち」でご覧いただけます。


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広報広聴課 広報グループ
電話:017-734-9137  FAX:017-734-8031

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