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更新日付:2024年7月16日 地域企業支援課

インバウンド向け商品開発~BEAMS JAPAN(ビームス ジャパン)と作る青森のお土産~

今後ますます増加が見込まれるインバウンド(訪日外国人旅行)。
お土産品の購入ニーズの増加も期待できます。
この度、県では、インバウンド向けの商品に向けて取り組む県内事業者に対し、日本の良さや面白さを世界に発信するBEAMS JAPAN(ビームス ジャパン)と、県内で活躍する商品開発支援コーディネーターに協力を依頼し、新商品の開発や既存商品の改良や魅力向上を支援します。

※株式会社ビームスとの商品取引を目的とする事業ではありません。
※本事業はビームスジャパンのロゴを使用した商品開発ではなく、かつコラボレーション企画ではありません。

インバウンド向け商品開発 参加事業者募集
(上の画像をクリックするとチラシがダウンロードできます)

事業概要

 計3回の商品開発会において、日本全国で長年自治体の開発支援を行っているBEAMS JAPAN(ビームス ジャパン)のクリエイティブ・ディレクター鈴木修司氏、衣類・器・インテリアなど広く企画提案を行っているfennicaディレクターの菊地優里氏が、商品開発や情報発信に関する専門的アドバイスを行います。

 また、県内で活躍する人材を「商品開発支援コーディネーター」として設置し、ヒアリングや相談対応により、県内事業者の課題・ニーズをビームスに届け、商品開発をサポートします。

事業概要説明(終了しました)

 「あおもり商品販売力強化セミナー」において、ビームスのスタッフによる本事業の説明動画を配信します。そちらもぜひご視聴ください。

セミナー名:「あおもり商品販売力強化セミナー」
〈開催日時〉令和6年5月27日(月)9時~6月10日(月)17時
〈開催方法〉WEB開催(YouTubeにて一般公開)
※申込不要です。セミナー名をクリックすると、ページにジャンプします。

ビームス講師紹介

鈴木 修司 氏

BEAMS JAPAN クリエイティブディレクター
鈴木 修司(すずき しゅうじ) 氏

(株)ビームス入社後、ショップスタッフを経て、”fennica(フェニカ)"のMD(マーチャンダイザー)、”B;MING by BEAMS"のバイヤーを担当。現在は、”BEAMS JAPAN"のクリエイティブディレクターに従事。
著書に『ビームス ジャパン 銘品のススメ』、監修『小学生からの都道府県おでかけ図鑑』。

鈴木 修司 氏

fennica ディレクター バイヤー
菊地 優里(きくち ゆうり) 氏

「インターナショナルギャラリー ビームス」に”fennica(フェニカ)"担当として配属後、店舗での販売員を経て、2017年から”fennica(フェニカ)"の企画・バイヤー補佐を担当。2021年より現職。洋服から器、家具に至るまで、様々なジャンルのものをミックスしたスタイルを提案。

商品開発支援コーディネーター

商品開発・改良、デザインやプロモーション等に知見を有する県内事業者(2名)が、ビームスと県内の参加事業者とをつなぐコーディネーターとなって、商品開発等の伴走支援を行います。

実施体制イメージ

インバウンド向け商品開発 実施体制イメージ

参加事業者募集 (終了しました)

参加事業者については、書面審査で決定します。審査結果は、申込者全員に後日通知します。
※なお、審査結果への異議申し立てには対応できませんので、予めご了承ください。
※留意事項等、詳細について募集要項をご確認ください。
募集要項

応募資格

・県内クラフト・工芸品及び加工食品等製造業者
・「商品開発会」及び「フォローアップ会議」(計4回)への参加が可能で、かつ、事業終了後のアンケート調査に協力できる県内事業者
※参加決定後の辞退(途中での辞退を含む)、大幅な変更は原則として認められません。

募集期間

令和6年6月7日(金)17時まで(応募書類必着)

定員

6事業者程度

申込方法

・参加申込書をダウンロードの上、メールによりお申込み下さい。
参加申込書ワードファイル
・参加申込書の「事業者情報」と「商品情報」をあわせてご提出ください。いずれかが提出されない場合は申し込みを受け付けませんのでご注意ください。
【あて先】青森県経済産業部地域企業支援課マーケティング支援グループ
【メール】kigyoshien@pref.aomori.lg.jp

商品開発会

 ビームス ジャパンのバイヤー及び県内商品開発支援コーディネーターが、既存商品のブラッシュアップや新商品の開発に向けたアドバイスを個別に行います。

期間

(1)7月2日(火)~3日(水)
(2)8月20日(火)~21日(水)
(3)10月29日(火)~30日(水)

第1回商品開発会 -開催レポートー

令和6年7月2日から3日の2日間、県庁内会議室において「第1回商品開発会」を開催しました。
今回は第1回ということもあり、これまでの商品などをご持参いただき、新商品や既存商品のブラッシュアップについて、それぞれアイデアを出しあいました。

第1回商品開発会_南部裂織保存会
・南部裂織保存会は、1975年菅野暎子氏により十和田市に設立された団体です。
・南部地方に伝わる地機による裂織の技術と普及のため活動していて、活動拠点の「南部裂織の里 匠工房」では、地域の子供たちをはじめ、全国から体験者が訪れています。
・今回は、南部裂織の本質・魅力を十分に伝えられる商品で勝負したほうがいいのではないかということとなり、具体の商品について検討することとなりました。
第1回商品開発_三浦酒造
・三浦酒造株式会社は、1976年に青森県農業試験場が開発した酒造好適米「豊盃米」により、現在、日本酒「豊盃」を醸造する唯一の酒蔵です。
・県内にもファンが多い「豊盃」。杜氏でもある三浦専務取締役が、これまでのレアな限定商品などいろいろ持参してくださいました。今回の出席者が全員日本酒好きだったこともあり、盛り上がってしまいました。
・海外観光客にも日本酒は人気が高い商品ですが、お土産品として持ち帰っていただくのはなかなか難しいようです。「持ち帰りたい」と思わせるにはどういう仕掛けが必要か、今後検討していきます。
第1回商品開発会_青森手織サクリ会
・青森手織サクリ会は、2006年テキスタイルスタジオ村上裂織教室の生徒6人と、代表となる村上あさ子氏で、津軽裂織商品の製作及び販売をするためのグループとして結成された団体です。
・津軽裂織は、南部裂織同様、古い着物を裂いて横糸にし手織りする商品で、SDGsな工芸品としても魅力があります。(津軽では、裂織を「サクリ」と呼びます。)
・今回は、加工工程で生じる裂織端材の玉を使い、インバウンド向けに魅力ある商品の開発を考えています。
第1回商品開発会_K2Factory
・K2 Factory(ケー・ツー・ファクトリー)は、弘前市で木工製作加工やハンドメイドクラフト製造販売を行っている会社です。県産材をはじめとした木の良さを生かした製品や、津軽塗などの伝統工芸を取り入れた製品づくりが強みです。
・今回は、津軽塗を一部に取り入れた木工製品で、間伐材等の活用によりサステナブルでありながら、日本・津軽の魅力を感じられる商品を考えています。
第1回商品開発会_ブナコ
・ブナコ株式会社は、1963年、県産ブナ材を有効利用するために、弘前市にある青森県工業試験場(現在の青森県産業技術センター弘前工業研究所)で、新たな加工技術「ブナコ」が開発されたことを機に、これまでの木製品では作り出せなかった曲線・形状を生かしたデザイン性の高い木工製品づくりを行っている会社です。
・おしゃれで軽く、国内でも人気のある商品ですが、インバウンド向けにはまだまだ発信不足ということで、ブナコの魅力を伝えつつ、チャレンジングな商品を目指します。
第1回商品開発会_五戸木工
・有限会社五戸木工は、1951年に五戸で創業された会社で、公共施設や住宅で使用する建具・家具・什器・木製品の製作に加え、修繕や小規模リフォームなども行っています。今回は、家具や建具の製造過程で発生する端材を活用した木のガチャガチャ「ウッドぽん」のブラッシュアップを行います。
・本体そのものの魅力をさらにブラッシュアップするとともに、ガチャガチャの醍醐味であるカプセルをどうするかが今後の検討課題です。

テストマーケティング

商品開発会で完成した新商品については、ビームス ジャパンの首都圏店舗でテストマーケティングを行います。

期間

令和7年1月23日(木)~ 2月19日(水)〈予定〉

場所

BEAMS JAPAN 新宿(東京都新宿区新宿3-32-6)

フォローアップ会議

テストマーケティングの結果について、フィードバックを行います。

期間

令和7年3月上旬頃

開催方法

リモート(予定)

この記事についてのお問い合わせ

経済産業部 地域企業支援課 マーケティング支援グループ
電話:017-734-9375  FAX:017-734-8107
E-mail: kigyoshien@pref.aomori.lg.jp

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