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更新日付:2022年3月16日 原子力立地対策課
使用済燃料中間貯蔵施設(リサイクル燃料備蓄センター)の概要
使用済燃料中間貯蔵施設は、原子力発電所で使い終わった燃料を再び燃料として使用できるように再処理するまでの間、貯蔵しておく施設です。
主な立地の経緯
平成13年4月より東京電力(株)による立地可能性調査が行われ、平成16年2月には東京電力(株)から県及びむつ市に対して立地協力要請がありました。その後、平成17年1月には専門家による安全性チェック・検討が行われ、安全確保の考え方について妥当である旨の検討結果が知事に報告されました。
県としては、立地協力要請について、県議会・各市町村長、青森県原子力政策懇話会、県民説明会、「使用済燃料中間貯蔵施設についてご意見を聴く会」において意見を伺った上で、平成17年10月に県、むつ市、東京電力(株)及び日本原子力発電(株)との間で「使用済燃料中間貯蔵施設に関する協定」を締結しました。
平成17年11月、東京電力(株)と日本原子力発電(株)の両社により「リサイクル燃料貯蔵(株)」がむつ市に設立されました。平成19年3月、リサイクル燃料貯蔵(株)は国に事業許可申請書を提出し、平成22年5月に経済産業大臣により許可され、平成22年8月に貯蔵建屋等の建設に着手しました。
県としては、立地協力要請について、県議会・各市町村長、青森県原子力政策懇話会、県民説明会、「使用済燃料中間貯蔵施設についてご意見を聴く会」において意見を伺った上で、平成17年10月に県、むつ市、東京電力(株)及び日本原子力発電(株)との間で「使用済燃料中間貯蔵施設に関する協定」を締結しました。
平成17年11月、東京電力(株)と日本原子力発電(株)の両社により「リサイクル燃料貯蔵(株)」がむつ市に設立されました。平成19年3月、リサイクル燃料貯蔵(株)は国に事業許可申請書を提出し、平成22年5月に経済産業大臣により許可され、平成22年8月に貯蔵建屋等の建設に着手しました。
現状
平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震以降、建設工事を中止していましたが、その後、平成24年3月に貯蔵建屋工事を再開し、使用済燃料貯蔵施設のうち、貯蔵建屋が平成25年8月に完成しました。
リサイクル燃料貯蔵(株)では、平成25年12月に核燃料施設等に係る新規制基準が施行されたことから、平成26年1月、原子力規制委員会に対し、新規制基準適合に係る事業変更許可申請を行い、令和2年11月に許可を受けました。現在は、設計及び工事の計画の変更について審査を受けているところです。
リサイクル燃料貯蔵(株)では、平成25年12月に核燃料施設等に係る新規制基準が施行されたことから、平成26年1月、原子力規制委員会に対し、新規制基準適合に係る事業変更許可申請を行い、令和2年11月に許可を受けました。現在は、設計及び工事の計画の変更について審査を受けているところです。
位置 | 青森県むつ市大字関根字水川目地内 |
敷地面積 | 約26万立方メートル(本体用地) |
事業者 | リサイクル燃料貯蔵(株) |
貯蔵量 | 5,000トン(1棟目:約3,000トン) |
貯蔵方式 | 金属製乾式キャスク方式 |
着工 | 平成22年8月 |
事業開始 | 2023年度予定(暫定) |
(事業許可申請書等による)