仕事紹介　「農学」

現在の主な業務

　新しく農業を始めた方（新規就農者）への補助金交付や、県内の若手農業者の組織である４Ｈクラブの運営支援などを担当しており、青森県の農業・農村を支える多様な担い手の確保・育成に携わっています。

青森県ではこんなことをしています！

　県では、農業の担い手育成業務の一環として、４Ｈクラブの活動支援を行っています。私は県連の事務局を担当しており、資料作成や連絡調整などを行い、４Ｈクラブ活動として行われる県域の研修会や交流会の企画・運営に携わっています。

やりがいを感じるときは？

　 研修会や交流会はクラブ員が主体となって内容を検討しており、積極的にアイデアが出されると、事務局として意見をまとめるのは大変になりますが、とてもやりがいを感じます。また、イベントが無事終了したときは、クラブ員と達成感を共有することができます。

「県外から青森県の大学へ進学。そこで気づいた青森県の魅力をさらに発展させたい！」

現在の主な業務

　冬の農業の振興対策に関わる業務を主務とし、ながいも、にんにく、ばれいしょの優良種苗供給や野菜等の各種調査、臨時農業生産情報の発行なども担当しています。
　社会人一年目なので、難しいと感じる仕事も多く、働いているとどうしても自分が担当する業務にばかり集中してしまいますが、視野を広げて先輩方の業務から多くのことを吸収するようにしています。その結果、意外なところで業務に役立ったり、何より今後のために知見を広げられるため、毎日が勉強の日々です。慣れるまでは大変ですが、優しい上司の皆さんにも恵まれ、職員の一人として責任感を持って働くことができています。

青森県職員を志望した理由は？

　弘前大学への進学を機に青森県に来ました。大学で花きや野菜などの農業分野を専攻していたことや、農家・農村サポートサークルの活動を通して青森県の魅力に気づいたことがきっかけで農業職を目指しました。
　担い手不足が懸念される今、生産者が活躍するからこそ成り立つ農業分野で、今ある県の魅力をさらに発展させることのできる業務に携わりたいと思い、本職を志望しました。

「青森の『食』を支えていくことができる、魅力のある仕事です。」

現在の主な業務

　大学で学んだ農業の知識を活かしながら県内で働きたいと思っていたので、県職員を選びました。
　大学では農学生命科学部に所属していましたが、直接、農業に触れる機会は少なく、入庁してから青森のりんごやにんにくの作り手の顔を見ることができてとても嬉しかったです。
　現在は、担い手育成グループで、農業・農村を支える多様な担い手の確保・育成に取り組んでおり、若手農業者の組織活動に向けた支援を行っています。特に、「農作業安全対策事業」において、農作業安全に関する知識や技術の普及・啓発を図るため、関係機関と連携しながら事故を起こさないようにするための各種講習会の開催や農作業安全指導員の育成に取り組んでいます。

現在の主な業務

　農林水産部内の広報・広聴を主務とし、県民の方々に対して当部の取組を「正確かつわかりやすく」伝えるため、重要施策等を報道機関へ情報提供する「ブリーフィング」の開催や本県農林水産業を紹介する冊子等を作成しています。
　また、本県農林水産業へ人財を呼び込むための事業や、農業を核とした地域づくりに係る表彰事業等も担当しています。

今までの仕事で印象に残っていることは？

　本県には、農業経営者や農業を支える多様な人財を育てる２年制の専修学校「青森県営農大学校」があります。そこに配属になった際、指導職員として携わった学生達が、今では、本県農業の担い手として活躍していることを知った際に、自身の仕事が本県農業の発展に少しでもつながったのではと嬉しく感じ、とても印象に残っています。