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更新日付:2026年8月1日
知事コラム(2026年8月)
真夏の夜のとばり
2013年の夏。アリゾナ州のルート40。夕陽を背に運転する。見渡す限りの平原。地平線まで一本の道を進む。空の色が少しずつ変わっていく様を見ることができた。黄金色の地平線が、濃紺の夜に押し潰されていく。徐々に降りてくる夜が一日の終わりを告げる。“よるのとばり”を見たのはそれが最初で最後だ。
目的地は、グランドキャニオン。見たことのあるはずの星空だったが、見たことのない見事な輝きが、到着したモーテルで待っていた。グランドキャニオンは、コロラド川が数百万年もの長い年月をかけて育んだ峡谷で、国立公園であり、ユネスコ世界自然遺産。
現地で感じたのは、国立公園(ナショナルパーク)としての誇り。公園として、ビジターセンター、展望台、遊歩道などが整備され、至る所でレンジャーが自然保護活動をしている。先住民が保護されている地域や川下りが楽しめるゾーンなどのゾーニングも見事だった。国立公園局の管理下にあり、年間500万人とも言われる観光客に対応する。
ただ、高低差1キロ以上の崖の全てに柵が設けられているわけでもなく、年に数人は無理な写真撮影で谷底へということもあるとか。その辺はアメリカらしいと言えばアメリカらしい。ただ、自然を公園として管理し、次世代への「保全」を前提に、「教育活動」が行われ、観光地として「活用」されている世界有数の景勝地でもある。
さて、転じて、本県のユネスコ世界自然遺産である白神山地。年々、訪れる人は減少し続けている。やらなければならないことは多い。まずは、今年のSEA TO SUMMITから。秋田県そして、関係市町村と連携して。
追伸:グランドキャニオンではエルクにも出会いました。穏やかですが威厳があり、知性もあって、峡谷の風景に優雅に馴染んでいたことを思い出します。
目的地は、グランドキャニオン。見たことのあるはずの星空だったが、見たことのない見事な輝きが、到着したモーテルで待っていた。グランドキャニオンは、コロラド川が数百万年もの長い年月をかけて育んだ峡谷で、国立公園であり、ユネスコ世界自然遺産。
現地で感じたのは、国立公園(ナショナルパーク)としての誇り。公園として、ビジターセンター、展望台、遊歩道などが整備され、至る所でレンジャーが自然保護活動をしている。先住民が保護されている地域や川下りが楽しめるゾーンなどのゾーニングも見事だった。国立公園局の管理下にあり、年間500万人とも言われる観光客に対応する。
ただ、高低差1キロ以上の崖の全てに柵が設けられているわけでもなく、年に数人は無理な写真撮影で谷底へということもあるとか。その辺はアメリカらしいと言えばアメリカらしい。ただ、自然を公園として管理し、次世代への「保全」を前提に、「教育活動」が行われ、観光地として「活用」されている世界有数の景勝地でもある。
さて、転じて、本県のユネスコ世界自然遺産である白神山地。年々、訪れる人は減少し続けている。やらなければならないことは多い。まずは、今年のSEA TO SUMMITから。秋田県そして、関係市町村と連携して。
追伸:グランドキャニオンではエルクにも出会いました。穏やかですが威厳があり、知性もあって、峡谷の風景に優雅に馴染んでいたことを思い出します。
(AOMORI MAG(あおマグ) - 2026年8月号)



