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更新日付:2021年10月1日 広報広聴課
県民だよりあおもり2021年10月号(第189号)テキスト版
表紙
県民だより あおもり2021年10月号(第189号)
令和3年10月1日発行
テーマ
祝!世界遺産登録!! 北海道・北東北の縄文遺跡群
目次
1 特集
(1) 食べて、めぐって、あおもりの魅力再発見!
(2) 世界文化遺産登録!『青森の縄文遺跡群』 スタンプラリーで県内の遺跡を楽しくめぐろう!!
2 連載 CAFE AOMORI
青森県 企画政策部 世界文化遺産登録専門監
岡田 康博(おかだ やすひろ)
3 連載 いただきます。あおもりメシ
「さば」レシピ
4 連載 『地域県民局』 ZOOM UP!
三八地域特集
5 ミニ特集
・10月は事業承継推進強化月間です!!
・DV(ドメスティック・バイオレンス)のない社会をめざして
6 あおもりインフォメーション
県からのお知らせ
7 連載 申吾のほっとコラム
さあ、縄文一万年の旅へ
1 おうちで味わおう!おいしいあおもり
「おうち時間」を豊かに過ごすためにぜひチェックしたいのが、魅力的な県産品たち。
旬の地元食材を買って、味わって、“おいしいあおもり”を堪能しましょう!
この特集に関する問い合わせ:総合販売戦略課 電話 017-734-9572
関連ホームページ:あおもり産品情報サイト「青森のうまいものたち」
産地直売施設で青森の旬の食材を満喫
道の駅や直売所などの産地直売施設は、地元の農家が育てた新鮮で良質な農林水産物が集まる地産地消の重要な拠点です。旬の農林水産物が並んでいるほか、魅力的な加工品も揃っています。
また、販売されている商品は地域によってさまざまで、その土地ならではの特産品に出会うことができます。
このような産地直売施設は、青森県内に約160施設あり、近年は、地元産品が見直され、多くの方々に利用されています。
お出かけや普段のお買い物の際に、お近くの産地直売施設で、“おいしいあおもり”を探してみてはいかがでしょうか。
県産素材でおいしく減塩!「だし活+だす活」
意識して食事をしないと、ついとり過ぎてしまうのが塩分。
青森の恵みを素材にした「だし」のうま味を活かし、おいしく減塩ができる「だし活」と、さらに一歩進んで、だしを使って野菜を食べて塩分を排出する「だす活」で健康的な食生活を目指しませんか?
野菜などに含まれるカリウムには、余分な塩分を体外に排出する作用があります。だしで旬の野菜を調理し食べることで、体に入れる塩分を少なくし、体から余分な塩分を出すことができます。
だし活+だす活
食塩摂取量の目標は1日8グラム未満!(青森県民は2.5グラムオーバー!)
野菜摂取量の目標は1日350グラム!(青森県民はあと50グラム多く必要!)
【青森県産だしの例】
煮干し、しじみ、昆布、ほたて、ごぼう など
塩分控えめ おすすめレシピ「クリーミーで優しい味 ながいもの豆乳スープ」
- 基本データ
-
・カロリー(1人分)…90キロカロリー
・塩分(1人分)…0.7グラム
・調理時間…約5分 - 材料(2人分)
-
・ながいも(皮をむいたもの)…正味100グラム
・豆乳(無調整)…200ミリリットル
・塩…小さじ4分の1
・粗びき黒こしょう…少々
・オリーブオイル…少々 - 作り方
-
❶ながいもをすりおろす。
❷小鍋に豆乳とすりおろしたながいもを入れてよく混ぜ、中火にかけ、沸騰直前に火を止め、塩で味を調える。
❸器に盛り、粗びき黒こしょうとオリーブオイルをかけたら出来上がり。
【キャンペーンは終了しました】県産品を買って県産品を当てよう!
『青森県産品愛用応援キャンペーン』
参加店で、(1)県産の農林水産物、(2)県内企業が製造・販売する加工品、(3)県産食材を使用した料理を、税込み500円以上購入して応募すると総計950名様に県産品やお買い物券などが当たるキャンペーンです。
- キャンペーン実施期間
- 令和3年9月4日(土曜日)から11月3日(水曜日)まで
- キャンペーン参加店
- 県内のスーパーマーケット、生協、百貨店、量販店、道の駅、産地直売施設、食料品店、酒販店、飲食施設、ホテル、県内外アンテナショップ など
2 今こそ地元で!安心・安全な観光
この特集に関する問い合わせ:観光企画課 電話 017-734-9385
『安心・安全な観光』を楽しんでいただくための取り組みを強化!
遠出しての旅行がなかなか難しいコロナ禍では、観光業界が深刻な影響を受けており、業界全体が今なお苦しい状況に立たされています。
そんな中でも、県内の観光事業者の皆さんは、お客さまに安全・安心な観光を楽しんでいただくため、日々工夫してさまざまな感染防止対策を行っています。
また、県でも、安全・安心な観光の推進に向け、観光事業者の皆さんの取り組みを支援しています。
今回は、観光事業者が行う安心・安全のための取り組みの一部をご紹介します!
一例として2施設の取り組みを紹介
津軽藩ねぷた村(弘前市)「いち早く設備を導入!安全に観光を楽しもう」
見学施設の入口では、カメラの前を通り過ぎるだけで、一度に複数人の体温を測定してくれるAIシステムが活躍。団体客が来場した時でも、検温場所が密にならないようにしています。また、お食事処「旨米屋(うまいや)」ではフルセルフレジを導入し、会計時の従業員との接触機会を減らしています。
・営業時間:9時から17時まで(旨米屋は11時から15時まで)
・問い合わせ:電話 0172-39-1511
理事長 中村 元彦(なかむら もとひこ)さんからのコメント
「安全対策は万全です。ぜひお越しください!」
助役 檜山 和大(ひやま かずひろ)さんからのコメント
「元気な青森県をSNSで発信しています!」
ホテルグランメール山海荘(鰺ヶ沢町)「入浴前に混雑状況をチェック!宿ならではの感染対策」
大浴場の混雑状況をチェックできるデジタルサイネージ(映像表示装置)をロビーに設置。客室内に表示されている二次元コードを読み込むと、お持ちのスマートフォンからも随時チェックすることができます。
朝夕の食事会場では、料理への飛沫付着防止板(スニーズガード)の設置に加え、不必要な箇所に手を触れずにポリ手袋を装着することができる装置を採用。衛生を保って、感染防止対策を行っています。
・問い合わせ:電話 0173-72-8111
経営管理本部 本部長 関 安孝(せき やすたか)さんからのコメント
「感染防止対策を徹底して、皆さまのお越しをお待ちしております!」
支配人 長谷川 良子(はせがわ りょうこ)さんからのコメント
「接客スタッフは、常時マスクとフェイスシールドを着けて対応しています!」
特集(2):世界文化遺産登録!『青森の縄文遺跡群』
スタンプラリーで県内の遺跡を楽しくめぐろう!!
世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」は、青森県をはじめ、北海道・岩手県・秋田県の17遺跡で構成される、1万年以上にわたり継続した採集・漁労・狩猟により定住した人々の生活と精神文化を伝える貴重な文化遺産です。
世界の宝となった縄文遺跡群をみんなで守り次の世代へ伝えていきましょう。
この特集に関する問い合わせ:世界文化遺産登録推進室 電話 017-734-9183
関連ホームページ:-JOMON JAPAN- 北海道・北東北の縄文遺跡群、キッズサイト JOMONぐるぐる
県内の縄文遺跡群8遺跡
ぜひこの機会に、県内にある8つの構成資産や関連施設をめぐって、縄文の人々が平和で自然とともに暮らした1万年間の軌跡を、「見て・聞いて・感じて」ください。
- 「三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)」(青森市)
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『日本最大級の集落遺跡』
日本最大級の縄文集落です。人々の生活や当時の環境がよく分かります。センター内にある「さんまるミュージアム」では土器や石器、漆製品、土偶、ヒスイ、黒曜石などを見ることができます。 - 「小牧野遺跡(こまきのいせき)」(青森市)
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『複雑な配石で造られた環状列石』
石垣を思わせるような独特の並べ方をした大型の環状列石があります。直径55メートル。周りには墓などがあり、祭祀等で使われた三角形岩版(さんかっけいがんばん)も出土しました。 - 「大森勝山遺跡(おおもりかつやまいせき)」(弘前市)
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『岩木山に抱かれた環状列石』
岩木山麓のストーンサークルは、冬至の太陽が山頂に沈むのを望む場所に作られました。直径約50メートルです。祭祀に使われた円盤状石製品(えんばんじょうせきせいひん)が出土しました。 - 「是川石器時代遺跡(これかわせっきじだいいせき)」(八戸市)
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『美しい土器や漆器が多数出土』
美しい土器や土偶が多数出土しました。特に漆製品は優品が多いことで有名です。低地から水場が見つかるなど、当時のムラの様子がよく分かる遺跡です。 - 「田小屋野貝塚(たごやのかいづか)」(つがる市)
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『ベンケイガイのブレスレット工場』
数少ない日本海側の貴重な貝塚です。ヤマトシジミが大半で、イルカやクジラの骨も出土しています。ベンケイガイ製貝輪(かいわ)の製作場所とも考えられています。 - 「 亀ヶ岡石器時代遺跡(かめがおかせっきじだいいせき)」(つがる市)
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『しゃこちゃんのふるさと』
大型の遮光器土偶「しゃこちゃん」が出土したことで有名です。台地には多数の墓が作られており、大規模な共同墓地でした。墓からは多くの副葬品が出土しました。 - 「大平山元遺跡(おおだいやまもといせき)」(外ヶ浜町)
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『日本最古級の土器が出土』
土器は定住の開始を示し、縄文時代の始まりを考える上で重要です。石で作られた矢尻も出土し、弓矢の使用も開始していたことが分かります。 - 「二ツ森貝塚(ふたつもりかいづか)」(七戸町)
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『海進・海退を示す拠点集落』
明治時代から知られる東北有数規模の貝塚です。上層と下層で貝の種類が変わるなど縄文時代の環境の変化がよく分かります。
見学の際は、事前に公式ホームページをご確認ください。
また、各遺跡・ガイダンス施設などで定めている注意事項をお守りください。
【キャンペーンは終了しました】スマホでかんたん! 縄文おでかけスタンプラリー
青森県内の縄文遺跡群と関連施設、8つのエリアをめぐってスタンプを集めよう!
集めたスタンプの数に応じて抽選で豪華景品をプレゼント!
キャンペーン詳細
- キャンペーン期間
- 令和3年10月31日(日曜日)まで
- キャンペーン参加方法
- GPS機能登載のスマートフォンから「スマホでかんたん!縄文おでかけスタンプラリー」キャンペーンページにアクセスし、新規登録してください。
- お問い合わせ(キャンペーン事務局)
-
電話 017-743-8686(担当:株式会社RABサービス)
平日9時から17時まで(土日、休日は除く)
選べるプレゼント(抽選で合計400名様に当たります!)
- A賞 10名様
- あおもりJOMON WAONカード(2万円分)
- B賞 15名様(応募時にお選びいただきます)
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・贅沢焼肉セット 5名様
(倉石牛もも300グラム、黒豚バラ300グラム、国産牛タン160グラム)
・大間産本マグロ(冷凍)赤身200グラム 5名様
・ながいも・にんにく・ごぼうの詰め合わせ 5名様
(洗い長芋3本、にんにく大3玉、レンジにんにく2袋、土付ごぼう2袋) - C賞 25名様(応募時にお選びいただきます)
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・青森県産りんごジュース 希望の雫 品種ブレンド1,000ミリリットル瓶6本入り 6名様
・海峡サーモン(冷凍)特選切身セット8切れ 6名様
・NAMIKIジェラート 6名様
(ジャージーミルク味(500グラム・3、4人分)+チーズ味(500グラム・3、4人分))
・青天の霹靂(5キログラム) 7名様 - D賞 350名様
- 縄文デザインオリジナルQUOカード(500円分)
連載:CAFE AOMORI(第9回)
県内で活躍している人たちが未来に継ぎたいさまざまな「あおもり愛」を語ります。
今回の「未来に継ぎたい」 ▶ あおもりの縄文愛 を継ぎたい!
青森県 企画政策部 世界文化遺産登録専門監
岡田 康博(おかだ やすひろ)
【プロフィール】
大学卒業後、青森県庁に入庁。県埋蔵文化財調査センターの現場責任者や、文化庁文化財調査官などを経て、30年にわたり三内丸山遺跡の調査・研究に携わる。「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界文化遺産登録に取り組んできた。
- 世界文化遺産登録がついに実現。今のお気持ちは?
-
(岡田)まずは率直に嬉しいですね。そしてホッとしています。
県が世界遺産登録を目指すと表明したのが2005年10月。自分が現職中に、少なくとも国内推薦候補には押し上げるつもりでやってきましたが、登録までこぎつけることができました。これでようやく一区切りかなと思っています。 - 長い道のりの中で、諦めようと思ったことは?
-
(岡田)世界遺産登録はとても時間がかかります。でも、目指すと決めたなら、覚悟と信念を持って突き進むしかない。
推薦書を書いてはそのたびに国の文化審議会から課題が提示され、それを解決しては、また書き直して。とにかく、この縄文遺跡群の価値をいかに分かりやすく伝えるかに注力してきました。
何度も推薦候補を見送られたものの、悲観したことは一度もないんです。目標には着実に近づいているという実感はいつもありました。県民の皆さんの興味関心や期待の高まりも感じていたので、それが励みにもなっていましたね。 - 今後の展望は?
-
(岡田)ふるさとに世界文化遺産があることを誇りに思ってもらうためにも、この17の遺跡群の価値を子どもたちにも分かるように伝えていく、各自治体の取り組みが必要だと考えています。
県民の皆さんには、まずは地元の遺跡へ実際に足を運んで楽しんでもらいたいですね。
連載:いただきます。あおもりメシ(第9回)
青森の家庭料理レシピをご紹介!
今回の食材:さば
食材メモ:旬の時期 9月から11月ごろ
【レシピ監修】
自宅レストラン「こんみど」 主宰 尾崎 優さん
青森市在住。辻󠄀調理師専門学校(大阪市)を経てフランスへ。一つ星レストランで研修し帰国。2012年、自宅れすとらん「こんみど」を開業。地元青森で食べ続けられてきた昔ながらの素朴な郷土料理と家庭料理を中心に提供。
さばの南蛮漬け
さっぱりと甘酸っぱい南蛮ダレが食欲をそそる一品!
- 基本データ
-
・カロリー:1,262キロカロリー
・塩分:12.3グラム
・調理時間:約20分 - 材料(4人分)
-
・さば…1匹300グラム(三枚おろしにしたもの)
・玉ねぎ…中2分の1個(薄切り)
・ピーマン…中2個(千切り)
・にんじん…中4分の1本(千切り)
・小麦粉…適量
・揚げ油…適量
[A]
・酢…200ミリリットル
・酒…50ミリリットル
・みりん…50ミリリットル
・塩…小さじ1と2分の1
・砂糖…大さじ2と3分の1
・しょうゆ…大さじ1と3分の1
・鷹の爪…適量 - 作り方
-
1…[A]を鍋に入れて沸騰させ、火を止めてあら熱が取れたら、玉ねぎ、ピーマン、にんじんを漬ける。
2…さばを食べやすい大きさにそぎ切りにし、小麦粉をまぶして170度の油で3分から4分ほど揚げ、1に漬ければ出来上がり。
※冷蔵庫で1日から2日ほど保存できます。
さばそぼろ
ご飯のお供はもちろん、パスタやトーストなどにも合います!
- 基本データ
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・カロリー:1,235キロカロリー
・塩分:8.7グラム
・調理時間:約20分 - 材料(さば1匹を使う場合)
-
・さば…1匹300グラム(三枚おろしにしたもの)
・長ねぎ…1本
・しいたけ…4個
・しょうが…30グラム
・油…大さじ2
・酒…大さじ3
・みりん…大さじ3
・しょうゆ…大さじ3
・砂糖…大さじ1
・ごま…大さじ2 - 作り方
-
1…さばの身をスプーンでかき取る。骨は丁寧に取り除く(血合い部分の小骨も)。
(頭から尾にかけてスプーンでかき取ると上手に取れます)
2…長ねぎ、しいたけ、しょうがは5ミリメートル角のみじん切りにする。
3…鍋で油を熱し、2を炒める。火が通ったら1のさばを加え、さばの塊をほぐしながらさらに炒める。調味料を加え、弱めの中火で汁気がなくなるまで炒めたら出来上がり。
※冷蔵庫で3日から4日ほど保存できます。
連載:『地域県民局』 ZOOM UP! -三八地域-
地域県民局の取り組みをご紹介! 今回のご自慢地域は「三八地域」!
■地域県民局とは?
地域の特性を生かした魅力と活力ある地域づくりのために県内6地域(東青・中南・三八・西北・上北・下北)に設置された、県の総合的な出先機関。それぞれの地域に密着した地域づくりを進めています。
さんぱちの元気・魅力を「キャンプ」で発信!
~“三八キャンプ”してみませんか?~
新型コロナウイルス感染症の影響により、旅行のスタイルが変わってきています。車で近場を観光する人が増え、キャンプなどのアウトドアを楽しむ旅も人気です。
三八地域県民局では、管内に9か所のキャンプ場があることに着目し、キャンプの中で楽しめるコンテンツ作りをしています。例えば、シェフ指導の下、自分で収穫した果物を使ってのアウトドアクッキング。スイーツはもちろん、タコスやカレーなど、とれたてフルーツを驚くような料理に変身させます。
今後も、皆さまに楽しんでいただけるような、新しいコンテンツ作りに取り組んでいきます。
三八エリアといえばこれっ!
北のコナモン料理
冷たく湿った風「ヤマセ」による冷害・凶作に悩まされてきた三八地域。冷害に強い小麦やソバなどの栽培に力を入れ、それらを粉ひきして食べたことから、コナモン文化が発達しました。
南部せんべい、階上早生そば、ひっつみ、串もち、きんかもちなどなど……。地域に根付いた北のコナモン料理を味わってみませんか?
生まれ変わる「八戸市美術館」
11月3日に新たな姿になって開館する八戸市美術館。「出会いと学びのアートファーム」をテーマに、さまざまな展覧会や誰もが参加できるプロジェクトを展開します。
開館記念企画「ギフト、ギフト、」では、八戸三社大祭を起点に、アートを通して“ギフト”の精神を見つめます。
三八地域の見どころやモデルコースについての関連ホームページ:VISITはちのへ観光物産サイト
ミニ特集
1 経営者の皆さま、大切な会社やお店の後継者は決まっていますか? ~10月は事業承継推進強化月間です!!~
経営者の高齢化が進む中、県内中小企業の多くは後継者が決まっていません。後継者がいない場合、現在の経営者が引退した後、廃業を余儀なくされるケースもあります。一方で、事業の引継ぎには5年から10年の準備期間が必要とされており、円滑な事業承継をするためには、早期・計画的な準備が必要となります。
こうした中、これまで第三者による事業引継ぎを支援してきた事業引継ぎ支援センターと、主に親族内承継を支援してきた事業承継ネットワークの機能が統合され、令和3年4月、新たに「事業承継・引継ぎ支援センター」としてスタートしました。
同センターでは、「後継者がいない」「事業の承継に不安がある」といった中小企業の皆さまの事業承継に関する相談対応や、創業希望者と後継者不在企業のマッチングを行う「後継者人材バンク」の取り組みを実施しています。
事業承継に悩む経営者や創業希望者の皆さまからのご相談をお待ちしています。会社や従業員、そして地域の未来のため、上手にバトンをつなぐ準備を今から始めましょう!
問い合わせ:青森県事業承継・引継ぎ支援センター(21あおもり産業総合支援センター内) 電話 017-723-1040
関連ホームページ:青森県事業承継・引継ぎ支援センター
DV(ドメスティック・バイオレンス)とは
配偶者や恋人、パートナーなどの親密な関係にある(あった)者から振るわれる暴力のことを、DV(ドメスティック・バイオレンス)といいます。
DVには身体的暴力、精神的暴力、性的暴力、経済的暴力など、さまざまな形があり、それらが複雑に重なりあって被害者の心と身体を傷つけます。また、暴力が何年にもわたって繰り返される場合もあり、DVを受けている被害者はもとより、DV環境で育つ次世代を担う子どもの心や成長にも影響を及ぼす大きな問題です。
DVは被害者の生きる力を弱め、人間としての尊厳を奪う人権侵害であり、決して許されることではありません。
DVに悩んでいるあなたへ
「暴力を受けるのは自分が悪いから」、「これは家庭内の問題だから」などとひとりで悩みを背負い込み、解決しようとしていませんか。暴力は振るう側が悪いのです。あなたに非はありません。
家庭内の暴力を外部に相談するのは勇気のいることですが、自分や子どもたちの安全や将来のために援助を求めることはあなたの権利です。県内には、あなたの悩みを受け入れてくれる相談機関があります。
ひとりで悩まずに、まずは相談してみてください。あなたの問題解決に向け、専門の機関が支援します。
相談窓口一覧
- 配偶者暴力相談支援センター(青森県女性相談所)
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電話 017-781-2000(対応時間:月曜日から金曜日までは8時30分から20時まで、土日・祝日は9時から18時まで)
※お住まいの地域の福祉事務所でも相談いただけます。 - DVホットライン
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電話 0120-87-3081(対応時間:毎日(24時間))
※緊急通報専用の番号です。 - DV相談ナビ
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電話 #8008(対応時間:毎日(24時間))
※最寄りの相談窓口に転送されます。 - DV相談+(プラス)
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電話 0120-279-889(対応時間:毎日(24時間))
※メールやチャットでも相談できます。詳しくはホームページ「DV相談+(プラス)」
関連ページ:女性相談・DV相談 配偶者暴力相談支援センター
マイナンバーカード ~もってねばマイナ このカード~
マイナンバーカードは、本人確認の際の身分証明書として利用できるほか、パソコンやスマートフォンで行政手続のオンライン申請ができるなど、さまざまなメリットがあります。マイナンバーカードの利活用の範囲はどんどん広がっていますので、お持ちでない方はお早めに申請を!
(申請はパソコン・スマートフォンでのオンライン申請のほか、郵送による申請も可能です。)
問い合わせ:行政経営課 電話 017-734-9163
関連ホームページ:マイナンバーカード総合サイト
【10月の開催は終了しました】10月は回数倍増! 県内3市で無料労働相談会!
突然の解雇・賃金未払いなど、職場のトラブルに悩んでいませんか?
労働委員会では毎月、無料の「労働委員会委員による労働相談会」を開催し、トラブル解決のお手伝いをしています。ぜひご相談ください。
事前予約優先。予約なしでも相談可能です。
- 10月5日(火曜日) 13時30分から15時30分まで 会場:青森県労働委員会(青森市)
- 10月10日(日曜日)10時30分から12時30分まで 会場:弘前市総合学習センター
- 10月17日(日曜日)10時30分から12時30分まで 会場:八戸市ユートリー
- 10月24日(日曜日)10時30分から12時30分まで 会場:青森県労働委員会(青森市)
問い合わせ:青森県労働委員会事務局 電話 017-734-9832
関連ページ:労働相談
【終了しました】オールあおもり進学相談フェアを開催します
青森県内の大学・専修学校等が一堂に会します。この機会に、いろいろな学校から、気になる話を直接聞いてみませんか。
- 対象
- 高校生および保護者の方
- 会場・開催日
- ・青森会場:10月26日(火曜日) 青森産業会館
- ・むつ会場:11月4日(木曜日) むつマエダアリーナ
- ・弘前会場:11月9日(火曜日) 青森県武道館
- ・八戸会場:11月11日(木曜日) きざん八戸
- 時間
- 青森・弘前・八戸会場は14時から18時まで、むつ会場は13時30分から17時30分まで
【終了しました】ようこそ!中南津軽文学の世界へ
企画展「中南津軽文学散歩」がまもなく始まります。
明治以降に弘前市、黒石市、平川市、西目屋村、藤崎町、大鰐町、田舎館村、旧浪岡町を描いた文学作品を紹介し、近代文学から見た中南津軽地域の魅力に迫ります。
- 開催期間
- 令和3年10月16日(土曜日)から12月19日(日曜日)まで
- 時間
- 9時から17時まで
- 入館料
- 無料
- 会場
- 青森県近代文学館(青森市) 企画展示室
関連ホームページ:青森県近代文学館
青森県警察からのお知らせ
「還付金」「高額当選」などという『お金に関する電話やメール』はサギ!
すぐに警察に相談!
連載:申吾のほっとコラム
さあ、縄文一万年の旅へ
7月27日午後6時51分、世界遺産委員会議長の木槌が振り下ろされた。「北海道・北東北の縄文遺跡群」がユネスコ世界遺産委員会において世界文化遺産に登録された瞬間である。
イコモス(国際記念物遺跡会議)から、ほぼ満点に近い評価を頂いていたので、自信はあったものの、北海道・青森県・岩手県・秋田県の4道県で本格的なチャレンジを始めた2007年からの14年間と比べれば、最後は実質4分の審議であったが、「今度こそ、今度こそ、とにかく何事もなく、そのまま、ゴール(決定)してほしい」とオンライン会議につながるカメラの前で必死に祈った、これはこれで長い4分間だった。
決定後は、感謝のスピーチを世界遺産委員会のメンバーにオンラインで行い、ようやく“しゃこちゃん(遮光器土偶)やったね!”と一息ついた。(このところ、遮光器土偶ニット帽、遮光器土偶メガネに縄文服を身にまといPR活動をしていたからだろうか、決定前夜、しゃこちゃんと抱き合って喜ぶ夢を見ていた。)
県のパブリックビューイング会場での感謝と御礼のスピーチでは、万感胸に迫り声が出ず、やっと一言「耐えて、耐えて、耐えて、ついにたどり着きました」と話すことができた。
ここに至るまで辛抱強く応援してくださった4道県民の皆さま、県議会の皆さま、世界遺産登録推進国会議員連盟の皆さまをはじめ、文化庁やたくさんの関係者の方々に改めて心から感謝したい。
中でも、艱難辛苦(かんなんしんく)を共にした岡田世界文化遺産登録専門監、叱咤激励しながらどんと構えて支えてくださった若井「青森県の縄文遺跡群」世界遺産をめざす会会長、何度落ちても「大丈夫、次頑張ろう」と常にニコニコ応援してくださった一町田(いっちょうだ)三内丸山応援隊代表理事たちと、熱い感激の時を一緒に迎えられたことを心から喜びたい。
その後、県庁南棟への横断幕の設置、世界文化遺産登録を記念し特別塗装したJAL機の就航など、喜びを実感する場面は数多くあったが、決定翌日に三内丸山遺跡センターを訪ね、「縄文ビッグウォール(三内丸山遺跡から出土した縄文土器のかけらをあしらった巨大な壁)」の前に一人対峙した途端に、とめどなく涙があふれ出てきた。
―この北辺の地に、一万年以上の長きにわたって採集・漁労・狩猟を続けながら諍いなく定住し、独特な文化を築き上げた先人たちが確かに居た。
私たちと確実につながっているその縄文人たちの一万年を、もっと詳らかにし、その生きた証と穏やかで自然と共生する精神文化をしっかりと伝承していかねばならない―
さあ、それでは県民の皆さん、縄文一万年の旅をしてみませんか。そして縄文人たちの生き方と思いに共感してみませんか。
スタートは居住地が形成された縄文の始まり、外ヶ浜町の大平山元遺跡(おおだいやまもといせき)。そして、つがる市の田小屋野貝塚(たごやのかいづか)や七戸町の二ツ森貝塚(ふたつもりかいづか)のように集落は発展し、拠点集落のシンボル、三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)が出現。その後成熟期に入り、青森市の小牧野遺跡(こまきのいせき)や弘前市の大森勝山遺跡(おおもりかつやまいせき)、さらにつがる市の亀ヶ岡石器時代遺跡(かめがおかせっきじだいいせき)や八戸市の是川石器時代遺跡(これかわせっきじだいいせき)へと続いていきます。
世界文化遺産登録を契機に、縄文人たちの在りし日に思いをはせ、一万年の旅先で縄文を体感したとき、県民の皆さんも、私たちが忘れかけているかもしれない先人たちからの大切なメッセージを感じることでしょう。