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平成21年3月 定例会見/報告ほか

会見日時:平成21年3月6日(金) 11:15 〜 11:53
会見場所:第三応接室
会見者 :三村知事

○知事
 まず、お知らせの方から。
 公社等理事長の公募に係る次期理事長の内定についてであります。
 本年度は、財団法人青森県フェリー埠頭公社について、公募の手続きを進め、去る2月19日に、青森県公社等理事長候補者審査会から、理事長候補者のご推薦をいただいたところですが、この度、お手元に配付している資料のとおり、次期理事長を内定いたしました。
 今回の決定に当たっては、青森県公社等理事長候補者審査会のご意見を尊重しつつ、公社の経営改革をより積極的に実施できる人物という視点に立って判断したところであります。
 次期理事長に内定しました林氏は、民間企業の管理職を経験した経歴があり、現在は、県の代表監査委員を務めておいでです。 
 審査会のご意見によりますと、林氏は、これまでの経歴から、青森県フェリー埠頭公社の財務内容等をよく理解していること、また、公社の現状及びその改善策等について的確に捉えるとともに、しっかりとした経営理念を持ち合わせていることから、公社の運営を的確に行う能力を有していると認められる、ということであり、私といたしましても、同公社の理事長として適任であると判断したところであります。

○幹事社
 幹事社質問で4点伺います。
 まず、平成21年度政府予算案への期待について。
 二つ目、県職員の飲酒運転や、自衛隊員の大麻所持など、公務員のモラル低下が相次いでいますが、そのことについてのお考えについて。
 そして、弘前南高校の第一体育館については2点。一つ目、知事部局の指摘後もその工事が続いたことについて、県教委との連携の面から所感をお聞かせ願います。もう一つ、完工から使用禁止までの10ヶ月間の雨漏り対策に7,000万円以上が費消されたことについて、県民から無駄だとの批判の声が相次いでいますが、それについてのお考えをお聞かせください。以上です。

○知事
 では、それぞれまとめて。
 21年度予算案への期待についてでございます。
 平成21年度政府予算案では、喫緊の課題でございます雇用・経済対策について、20年度の第1次、第2次補正予算と併せ、重点的に予算配置されております。
 私ども青森県の雇用・経済状況が極めて深刻な中、県では、市町村、関係団体と一体となって雇用・経済対策に全力で取り組んでいるところですが、国においても、この雇用・経済対策が速やかに実施されることが重要と考えております。
 ほか、医師確保であるとか、救急の医療対策であるとか、新型インフルエンザ対策等、本県が目指すあおもり型セーフティネットの構築に関わる分野にも重点的に取り組むこととされ、また、東北新幹線「八戸・新青森間」については、平成22年12月の開業に向けた十分な予算が盛り込まれたことから、長年の悲願であります青森までの開業が予算的にも確実なものとなったと考えます。この開業効果、県勢の発展に直結させるために、県としても様々な施策を展開することとしておりますが、市町村、観光関係者はじめ、県民が一致団結して行動していくことを呼びかけているところでございます。
 このように、国予算は県政全般様々な分野に影響がありますことから、21年度の国当初予算の早期成立、そして年度早々の執行、早く執行されることを強く望んでいる次第であります。
 2点目でございますが、県職員の先般の飲酒運転とか、あるいは一部の職員により、公務員全体に対する信頼が損なわれていること。それは、誠に残念なことでございます。
 我々、県といたしましては、職員研修などを通じて、改めて、職員の公務員倫理の向上、そして服務規律の確保、このことに全力で取り組んでいくという所存であります。
 弘前南高校2点ございます。まず、1点目についてでありますが、弘前南高等学校第一体育館大規模改修工事は、雨漏り対策を目的として、平成18年度に設計、19年度に工事が行われております。
 先般、教育長からも議会答弁等もあったわけですけど、この工事は、教育委員会、県土整備部、中南地域県民局地域整備部の三者が、連携・協議のうえ進められ、耐震診断の実施の必要性についても協議が行われておりますが、生徒・教職員の安全確保、教育課程の円滑な実施を図るために、最優先の課題である雨漏り対策工事に取り組んだものと聞いておる次第であります。
 そして、これの2点目でありますが、弘前南高等学校第一体育館の雨漏り対策工事は、平成 26年度の改築までの間、生徒・教職員の安全確保と教育活動の維持を図るため、繰り返しになりますが、学校施設課、建築住宅課、中南地域県民局地域整備部建築指導課が連携・協議の上、最優先で実施したものと聞きます。
 弘前南高等学校では、現実に、生徒の事故も発生しており、体育館の安全確保は最優先で求められていたということであります。
 従って、この体育館の雨漏り対策という、その時点において最優先で求められている課題について、教育委員会としても対応したものと、私としては拝察するということであります。
 以上です。

○幹事社
 ほかに、各社で質問があればどうぞ。

○記者
 前の4日に予算計上している経理問題に関する国庫補助金の返還について、加算金について一般経費から支払うということですけども、この辺の理由、考え方についてお聞かせください。

○知事
 その半分は総務部長(からの説明)ですが、全体としての思いというものを先般問われていたので(私から)。
 これまでも申し上げてきたところでございますが、国庫補助事業に係る会計検査院からの指摘及び県が実施したこの国庫補助事務費に係る全庁調査等において、不適正な経理処理の事案が判明したことにつきましては、誠に遺憾であり、再発防止に向けた改善措置を講じたところであります。これは、これまでもお話ししてきました。
 この調査結果に基づく国庫補助金の返還につきましては、独自調査分も含め、返還すべきは速やかに返還するとの考えの下、これまで、現在もそうですけど、関係省庁と協議を進めてきた、進めているところであり、この度の平成20年度2月補正予算に、マックスとしての所要額を計上したところであります。
 いずれにしても、今後は、再発防止策をとりまとめた「予算執行の適正化に係る改善措置」の徹底と遵守によりまして、二度とこのような事案が発生することのないよう、全庁、全職員が一丸となって、財務事務の一層の適正化に取り組みまして、県行政に対する県民の皆様方の信頼回復に努めて参りたいと思っております。まあ、これまでと同じではございますが、私としての思いをお話しさせていただき、総務部長から補足させます。

○総務部長
 加算金ですけれども、いろいろご意見いただいておりますが、補助金適化法(補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律)がございまして、この法律の規定に基づいて支払う必要があるものとして、県としては認識しております。
 まだ、各省からは正式な返還命令は来ておりませんが、命令が来れば、速やかに払う必要があることから、去る4日の補正予算において計上したところでございます。

○記者
 その支出の方法なんですけど、一般経費以外から支出することは検討されたのかどうか。

○総務部長
 職員から求めることは考えなかったのかということでよろしいですか。

○記者
 はい。

○総務部長
 そういう主旨として受けとめてお答えさせていただきます。
 今回の返還の対象となる事業ですけど、いずれも公務上必要なものであるということは、会計検査院も含め、理解をいただいているというふうに思っております。旅費についても公務上必要な旅費であり、カラ出張、カラ宿泊等はないということは確認されております。あと、賃金、需用費ともに、公務上必要な業務の職員の賃金であるとか、業務上、県に必要なものとして使っている、そういうことも確認されているわけでございます。
 そういうことでありますが、補助金ではなく県費で支給すべきであったというご指摘でありますので、これは法律に基づく返還金も含めて、職員に負担を求めることは難しいというふうに、これまでもお答えをしてまいりましたが、その考えは変わっていないということでございます。

○記者
 その中でですね、それであえて職員負担にしてしまうと職員の士気に関わるのではないかというところも考えられたかどうか。

○総務部長
 士気ということよりも、公務上必要なものであるということから、負担を求めるのは難しいということにまずは尽きると思いますが。

○記者
 この前、知事が自ら減給されて、職員の処分を出しているんですけれども、加算金の支払いまで見通した上で処分というのを出しているという理解でいいですか。

○知事
 これ自体が、一定の期間に渡って、全体としてのことであったということで、自分としては、短くまとめれば、責任ということをまず示すということで考えていただければありがたいです。

○記者
 2つ質問ございます。
 まず1点目が駅ビルの話です。青森市が駅ビルの構想を立て、JRさんに持ちかけておりますが、この件について、県は今後どのように関与、もしくは協力するという見通しにあるのか。また、これに関連してJRの社長さんが青森市のコンパクトシティ構想にできる限り協力をしたいということを先日記者会見でおっしゃってますけれども、そのことについてのご所見等。以上が1点目です。
 2点目は、新幹線が新青森駅まであと22ヶ月ですけれども、開業の準備体制の中で、県庁の組織が今までいろいろな工夫をしてきたにも関わらず十分に機能していないのではないかという声を、県議会や、もしかしたら県庁の庁内でも数多くこれまでの取材の中で耳にしました。新年度に向けて、開業の体制が何かまた新しいステージに入るのか、それとも現在の枠組みを基本にしていくのか、これが2点目です。
 以上、大きく2点。

○知事
 まず1点目の青森市とJRの駅ビルの話ですが、青森市は東北新幹線新青森駅開業を迎え、新たに青森駅の方に、行政機能を移転する構想があるというふうに聞いておりました。
 県として、現時点で当該構想に直接的に関わっているものではありませんが、県都の駅として、現在の青森駅に様々な議論があることは承知しているところであり、具体に言うと、このままでいいのかと、結構あちこちでいろんな場面で言われることがございます。これは私としてもございました。
 いずれにしても、今後の青森市の検討状況、これを見極めまして、私どもとして対応していきたいと思います。また、コンパクトシティという考え方についてでございますが、これはかなり長い期間、佐々木市長の下で街づくりの構想として進められてきたものでございます。国からも、ご案内のとおり、青森(市)と富山(市)でしたか、そういう形で真っ先に街づくりの新しい仕組みとしての、いわば認定を受けたというのか、そういうこと等もあり、今後、いわゆる行政コストとか地域づくりにおいて、いろんな資源、人も含めて、高齢化対策等も含めて、中心市街地に居住する形を取りながら、それを支えていく仕組み・ネットワークを作っていくという、そういう斬新というか、未来に向けて必要なことを進めているということだと思っております。
 そういったコンパクトシティ構想、やはり全国に先駆けて、この青森から新しい仕組みが提案されていることにつきましては、私としては大変に評価すべきことだと思っております。
 新幹線開業に向けての県の体制でございますが、私どもも、いわゆる気運を醸成し、県民全体としての気運を醸成し、従って県庁内での気運というものも高めていくということを感じまして、ご案内のとおり組織等を改めて、開業に向けての全体、いわゆる観光だ、土木だという形ではなくて、部署全体を分かるための連携をする役目を持った部署等も作りながらこれに対応をしてまいりました。
 今後、いわゆる大型キャンペーン等、プレキャンペーン等も含めて始まってくる中で、やっぱり、いろんなきっかけというのですか、12月ということで、「年度」だったのが「年内」ということで持ってきました。それでいろんな意味でポスター等が役に立った、「2010年」ということでぐっと盛り上がってきまして。盛り上がり方というのはタッ、タッ、ターといくものだと思っておりまして、今後、22ヶ月というご指摘ですが、それはもう皆、ひしひしと感じているわけでございまして、流れが出てくると思っております。
 ちょっと話がずれるかもしれないのですが、さらにプレキャンペーンという形で我々が進めている例の太宰(生誕)百年という形のキャンペーン等も、これ、我々の職員から、五所川原を含めて連携していろいろやっていこうということで、一気に(進めています)。実はこれまで太宰百年をプレキャンペーンだとか、縄文、(バックボード「青森の縄文を世界遺産に」を指して)これでございますが、これも含めていろんな形で青森を示していこうということの流れがちょっと遅かったわけですけれども、(開業時期が)2010年と出てきてからは、さらに加速してきているわけでございまして、ねぶたの時期のことをお分かりのとおり、ああ、(ねぶたばやしが)聞こえてきたな、そうするとだんだん高まってきて、一気にくるのがこの青森の気質と感じているところがございます。これから一気に盛り上がっていくものと考えておりますけれども、商工労働部長、何かありますか。

○商工労働部長
 なかなか外から見ると、気運が高まっていないというご批判があるのは分かります。一人ひとりがやはりおもてなしの気持ちを持ってお迎えをするというのは、形に見えてこないと県民としてはなかなか乗り切れないところだと思います。
 今、プレキャンペーンが始まり、目の前にいろいろな観光の施策が出てきますと、ようやく皆さんに気運が伝わっていくのではないかと思います。
 県庁の中は今、十分に準備を進めてきておりますので、春とともに少し歩みが見えてくるのではないかと思います。

○蝦名副知事
 ちがうでしょう。ちゃんと(機運醸成を)やっているじゃない。例えば、観光タクシーのために検定をやって、タクシーの運転手を何人も認定しているし、今、下北と津軽(への開業効果波及)をやるために早速、もう市町村からやりたいと言って、是非やって欲しいと言って、JRにまで陳情に行っていますよ。そういうことで一生懸命取り組もうとしています。
 それから食、青森の食をやるために、いろいろやっているでしょう。要するに、言ってみれば民間もやっているし、県もやっている。
 だから今のご意見というのは多少あると思いますけれども、一生懸命取り組んでいるわけですよ。ですから、昨日も議会で質問がありましたけれども、県庁内の連携というのは今まで以上にやっていかなくてはならない。今、せっかくリゾート列車も出るわけですから、それをいかに活用するかということで、今、津軽と下北が一生懸命やろうということで話もしていますし、そしてまたむつ市長も外ケ浜町長も大変張り切っているわけですよ、是非やりたいと。
 ですから、そういうことについては大変私は進んできているなという印象なんですよ。
 ですから、前に八戸の駅(開業)の時も様々ありましたけれども、やはり、これが形として見えてくる、実際、観光タクシーで様々、運転手さんが認定を受けて観光タクシーをやろうということも大分盛り上がってきているんですよね。ですから、そういうものが一つひとつ積み上げていくことが大事なんですよね。
 ですから、今のご指摘については、我々は一生懸命やっていると。それがマスコミの中でまだ見えないとすれば、我々の努力が足りないということですから、我々としてはもっとなお一層、県民と、あるいは民間と市町村と県と、あるいは県の中の部局との連携、これを一生懸命やっていきたいと思っています。

○商工労働部長
 もう1つ付け加えさせていただきます。
 先ほどの庁議の中でも、各県民局の局長さんから、今の取り組みの状況のご報告がございました。これまで無かったようなムーブメントがそれぞれに、観光、食、それからまち歩きという形で、皆さん地元の方たちが今起こしていることが出てきております。これが繋がっていくことで大変に大きな歓迎の波ができてくるのではないかと思います。

○記者
 2点、コンパクトに関連(した質問を)させていただきます。
 1点ですが、青い森鉄道は当然、現青森駅舎に絡むわけですけれども、この点についての市の検討結果を見た上で対応がこれから決まっていくという認識でよろしいのでしょうか。

○知事
 いいです。現状、我々は現状の仕組みでやっているわけですから。

○記者
 あともう1点。コンパクトシティについては高く評価していると、その構想が青森から発信されたことについては高く評価しているということですか。

○知事
 私だけではなく、日本のモデルケースとしていろんなところから高く評価されているということです。視察など、すごい来てるみたいですし。

○記者
 2点お尋ねします。1点目は、不正経理の、例の刑事告訴については、近く農林水産部からの報告があると思うけれども、見通しの方はどうなっているのか、確認のため。
 あともう1点は、今の質問と絡むと思うのですけれども、そろそろ新年度の人事異動の発表の時期だと思うのですけれども、2008年度は不正経理だとかいろいろな問題が多くありましたけれども、知事としては人事異動方針についてはどのように臨まれるのか、あとどの程度の規模を想定されているのか。2点お願いいたします。

○知事
 それは適材適所ということでございます。

○記者
 特に2008年度は(いろいろ)あったので、どういう思いがあるのかなと。

○知事
 と言うよりも、県民局(の様々な取り組み)にしてもそうですけれども、それからうちの若手のベンチャーにしてもそうですけれども、いろんなアイディアを出して、それをむしろ事業化することにしても、私どもの職員、全体としての力はあると思っています。だからこそ、それを今度、きちんと指揮系統を整えて、きちんと前に向ってそれぞれの部局、課単位で進めていくことが重要でありまして、そういった意味においての人材を持っている青森県であるのだから、そういう人材を適材適所に活かしていくという方針であること、これはいつもそうですけれども、そういう思いでございます。

○農林水産部次長
 パソコンに関する告訴の件につきましては、現在、警察の方と告訴状、それから県としての処理、この2つについて詰めの打合せをしておりますので、書類が整い次第、直ちに提出をして、皆様にはその時点でお知らせしようということで、今進めておりますので、ご理解よろしくお願いいたします。

○記者
 昨日、西目屋村で定額給付金の給付が始まったんですけれども、県議会の一般質問の中でも、知事が定額給付金の景気対策諸々を考えて、プレミアム商品券の市町村への補助を支援を検討するというようなことが出ていたのですが、具体的にどういう形、まあ時間ももう差し迫っていると思うんですけれども。詳細を教えてもらえないでしょうか。

○商工労働部長
 商工会とか商工会議所で、今、予定をしておりますプレミアム商品券の、例えばその商品券の印刷ですとか、あるいは広報(に対する)この補助を今、検討しております。

○記者
 具体的には予算措置をどういう形でするかとか、だいたい金額でいくといくらぐらいまでにするかということ、分かりますでしょうか。

○蝦名副知事
 今、要するに、商工会議所、商工会には、通常の補助金を出しているんですね、事務費の。ですから、その事務費の中でこの商品券の印刷と広告費について、使ってもよいかどうか、国に確認したところ、それはよろしいということでございますので、既存の予算の中で、一カ所だいたい38万円ぐらいが限度だと思うんですけれども、そういうことが補助できるということで、国の了解を得てやっていることで、既存の予算の中でやれるということでございます。

○記者
 再処理工場の関連で聞きたいのですけれども、今月末でアクティブ試験が始まってから3年になると思うのですけれども、ここまで掛かってしまったことについて、県知事としてどう考えていらっしゃるのかと、県議会でもお話がありましたが、溶融炉のレンガが落ちたりとか、高レベル廃液が漏れたりと、トラブルが相次いでいることについて、県議会で報告をしたいというお話でしたが、そう思うに至った経緯と、あとどういう形で、というのは、全協(全員協議会)という話が出ておりましたけれども、それについて今、どう考えているかお話いただきたいと思います。

○知事
 我々、常に申し上げてきたのは、「安全なくして原子力なし」という非常に強い思いです。「スケジュールありきでない」ということを言い続けてきました。従って、一つひとつ、ステップごとの確認をしながら進んでいくという状態でありますから、ここで第5ステップかということで、しっかりとこれもスケジュールありきではなく、機器その他のこと等もあるようでございますので、それを試験として確認できることが大変重要だと考えています。
 いわゆる、全員協議会云々についての議会との話がありましたが、もちろん視野に入れ、そういう方向でということでございますが、その場面において、要するに、今回非常に機器の部分の専門的なこと等を含めての説明をいただくことが重要だと思っていますから、そういう形等を議会の方にさせていただいて、そうしますとやっぱり自ずと質問する機会となれば、視野としては全員協議会。これは視野ということにしておいていただきたい。

○記者
 今回の、機器の専門的な説明が必要だということだと思うのですけれども、トラブル自体についてはどうお考えですか。

○知事
 今回、あまり細かいことは言わないけれども、様々な物事、あるいはシステム、その他が進む時に、いろんな事象、事態が起きてくることがあるわけで、それをやはりきちん、きちんとどの場面でも対処していくことが重要なわけですけれども、これも従ってそういったことを、通常操業というのかな、商業運転というのかな、そういうことに向っていくために解消しなければいけない技術的なこと等を含めての、それを乗り越えるための今、試験という感じですね。

○記者
 これまでアクティブ試験はいってから全員協議会を開くというのはあまり回数はなかったと思っているので、そういうので、今回はトラブルをかなり深刻に受け止めていたのかなとこちらとしては受け止めていたところなので。そういうわけではなくて、むしろ専門的な部分だからということですか。

○知事
 常に、これはどういうことだろうと思うことがありますよね。我々そういった都度、あるいはその前の段階ですと品質保証のこと等を含めて、あるいは、六ヶ所のことじゃないですけれど、福井のこと等でも、全員協議会ということがございました。その折々、必要性というんでしょうか、やはりこれはきちんとこのステップのときに、この時はこういうことをきちんとご説明し、審議いただくべきだ、この時はこうするべきだということを見極めながら進めているということでございます。

○記者
 すいません、関連質問なんですけれども。
 知事はいつもこの件に関しては「安全なくして原子力なし」、「一つひとつステップごとの確認」とか、「スケジュールありきではない」ということをおっしゃっているのですけれども、非常にそのとおりだと思うのですけれども。ただ、この3年、原燃の対応を見ていると、今回、社長自ら組織的に問題があったとかということを認めて、今、全体的計画を、会社としての立て直しの計画を立てている最中なんですけれども、そうした原燃の体質自体に対して、いくらスケジュールありきじゃないと言っても、当然スケジュールを立てて県民もずっと待って、そのスケジュールに合わないということは、ある意味、原燃の技術力に対する不安にも繋がっていると思うのですけれども、その辺、ちょっと知事から、原燃のこうした組織的問題とか、いわゆるケアレスミス、技術的なもので何か問題があるのであれば別なのでしょうけれども、そういった要因もからんでいるトラブルについてはどう考えているのでしょうか。

○知事
 品質保証に関わるところで、例のロイド・レジスター・ジャパンを付けてのきっちりとした外部監査をやったり、技術協会で第三者が集まって(チェックすることを)、我々、強く要求したんだけれども、その外からのチェック等をやりながら、いわゆる品質保証体制ということを進めてきたり、あるいはトラブル事例集、こういうことがありうる、こういうことが起こりうるという事例集を作らせ、それに基づいてやっぱりいろんなトレーニング、こういうことを想定して、スポーツのイメージトレーニングと同じで、きちっと、こういうことがありうる、だからこう対応しなければいけないということ等を積み重ねてきた、その、安全に向けての品質保証を確保するための歴史というのがある。
 そういった中においても、こうして、兒島社長がどう発言したのか正確にはあれですけれども、引き締めていくんだということ、社長は組織論的にきっちりとした人ですから、また、そういう引き締め、最良の仕組みでこの会社を運営し、それから職員一人ひとりの資質とモチベーションを高めていくんだという強い思いを発言なさっているんだと思っておりますけれども。

○記者
 いわゆる人的要因、組織的要因みたいなところから出るトラブル、遅れみたいなことに対する不快感みたいなものは、知事の中には特にないんでしょうか。

○知事
 いろんなトレーニングをきちっと積んでいかなければいけないのは、どの仕組みでも必要なことかなということですが。

○記者
 スケジュールありきではないというのは当然そうなんでしょうけれども、とは言っても、いわゆる順調にちゃんとその組織としてやるべきことをやっていれば、こんな遅れも、遅れないことに越したことは無いし、早くできることを待っていると思うのですけれども、そうじゃない状況になっている現状について、原燃に対して知事の不快感とか不信感とか、そういったようなところの思いみたいなのは特に今のところないのですか。

○知事
 やることをきちんとやっていってくださいということですし、我々、時折私なり、ものによっては副知事なり(のところへ)来ていただいて、かなり厳しく改善等を含め申し入れをしてきているという歴史的経緯もあります。

○記者
 市のコンパクトシティ構想についてですが、非常に高く評価なさっていると。じゃあ、県としてコンパクトシティ構想には強く協力していかれるお考えはおありでしょうか。

○知事
 我々、県ですから。それぞれの地域、特に中核市となって、中核市がいろんなアイディアの中でやっていく。例の補助とか交付の体系も中核市は、我々県はスルーという形になっているわけですから。もちろん、青森県内のそれぞれの市町村の意欲とアイディアを持った仕事に対して、我々ができることは協力していくということであって、それは別に他(の市町村)と(違い)どうこう(する)ということはありません。

○記者
 中央政界の方で、政治資金を巡って強制捜査が行われるなど、こういう事態が生じておりますけれども、知事としてのコメントをいただきたいと思います。

○知事
 捜査中の案件だから、どうこう申し上げる立場にないというところです。
 ありがとうございました。


-以上-

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