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平成21年1月 定例会見/庁議報告ほか

会見日時:平成21年1月5日(月) 11:30〜12:00
会見場所:第三応接室
会見者:三村知事

○幹事社
 よろしくお願いします。知事の方からお願いします。

○知事
 明けましておめでとうございます。
 社会経済情勢が大変厳しい状況の中、新しい年を迎えたわけでございますが、今年は県の新たな基本計画でございます「青森県基本計画 未来への挑戦」に掲げました「県民一人ひとりが輝いて生きられる社会、そして心の豊かさ、命・健康・環境など、暮らしやすさが守られ、安んじて生きられる社会」を目指す第一歩となる年でございます。今後、県民の皆様方と共に、「めざす姿」を実現するため、行財政改革を進めながら、全力で取り組みたいと考えております。
 そのため、21年度の予算編成にあたりましては、未来へ向かって着実に前進できますように、「雇用の創出・拡大」、「あおもり型セーフティーネット」について重点的に進めますとともに、人づくり、東北新幹線の全線開業、このことにもしっかりと取り組んでいきたいと考えます。
 そして、県政を進めるにあたりましては、県職員全体が、「私たちは安全・安心で豊かな県民生活の実現と青森県の更なる発展に向けて県民の皆様と共に全力で取り組みます。私たちは目指す姿を実現するため、強い意思と行動力を持ったプロとして行動します。そして、柔軟で機動的な行財政運営を行い、イノベーションの波を起こし、自主自立の青森県づくりを進めます」という心構えで臨みます。「県民のための行政」、常にこのことを念頭に、職員一同、思いを新たにして自主自立の青森県づくりにしっかりと取り組んで参りますので、この1年、記者会の皆様方にもどうぞよろしくお願いいたします。

 では庁議案件を報告させていただきます。庁議案件につきましては、2点ございます。
 まず、緊急雇用対策プロジェクトチームの設置についてでございます。現下の深刻な雇用情勢に迅速かつ機動的に対応するため、去る12月17日に「青森県緊急雇用対策本部」を設置し、県、労働局、市長会、町村会、経済団体、労働団体が緊密に連携して雇用対策に全力で取り組むこととしたところであります。
 県としては、国の第2次補正予算案に計上されました「ふるさと雇用再生特別交付金事業」及び「緊急雇用創出事業」を最大限に活用して、雇用の確保に万全を期するため、本日付けで商工労働部内に緊急雇用対策プロジェクトチームを設置することといたしました。今後、このプロジェクトチームが中心となりまして、県及び市町村の基金事業の審査、23年度までの全体事業計画の策定、その他の必要な作業を行っていくこととしております。また、青森県緊急雇用対策本部の事務局として、青森労働局をはじめ関係機関と連携を図りながら雇用情勢に関する情報の収集や共有化、基金事業以外の各種支援策の周知や活用の働きかけなどを行うこととしております。
 このプロジェクトチームを司令塔として、県内雇用の確保に万全を期していきたいと考えております。

 もう1点、平成20年版の環境白書についてであります。本日の庁議におきまして平成20年版の環境白書について報告がございました。平成19年度の本県の環境は、大気、水質の一部に環境基準の超過が見られましたものの、概ね良好な状態で推移をしております。
 一方、地球温暖化の原因とされます二酸化炭素などの温室効果ガスの本県における排出量は、基準年であります1990年に比較して増加傾向にございます。
 19年度、私ども青森県では「第五期青森県分別収集促進計画」や「日本一健康な土づくり推進プラン」、あるいは「青森県地中熱利用促進ビジョン」、また、「青森県運輸部門省エネルギーモデル」の策定、そして木質バイオマスの有効利用の促進や十和田湖・奥入瀬川の水利用の検証を行うなど、循環と共生による持続可能な地域社会の実現に向けた取り組みを進めております。
 さらに今年度からは、「もったいない・あおもり県民運動」によりまして、ごみの減量やリサイクルを県民総参加で進めているほか、多くの事業者のご協力を得まして、2月の2日ということになりますが、レジ袋の無料配付の取り止めにも取り組んでいるところでございます。
 本県の恵み豊かで美しい環境を次世代に引き継ぐためには、県民一人ひとりが環境問題につきまして、より一層関心を高め、具体的に取り組んでいくことが大切でございます。
 この白書がその契機となることを期待する次第でございます。

 以上、庁議案件としてご報告をさせていただきます。ご質問等ございましたらお受けしたいと思います。

○記者
 幹事社の代表質問ということで、新年を迎えるにあたっての抱負等、よろしくお願いします。

○知事
 繰り返しになりますが、新しいプラン等を始める年ということで、その場面においても、産業雇用ということ、そしてセーフティーネットの確立、これを非常に重要な柱としながらも新幹線の開業対策等々しっかりと進めていきたいという思いでございます。

○記者
 明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
 八戸などの断水についてなんですけれども、県民が依然として不自由な生活が続いているんですが、知事として、この八戸市のこういったことを想定した準備のあり方、そして対応、そして見通しなどについてどう思うかということと、今回の問題を受けまして、県が市町村に対して何か指示すること、または要請することなどはありますか。

○知事
 見通し云々ということは、ちょっとあれかもしれないですけれども。自分も断水しまして。1月1日元旦でございました。自分自身の町もその該当区域で、ああっと、本当に水が止まったということを自分自身体験する中で、やはりこの危機管理、そして、よく言われることでございますけれども、水にしてもエネルギー、電気にしてもそうですけれども、日常生活において欠くべからざる、そういった、まさしく生活のインフラ中のインフラというものがございますよね。そういったものについては、バックアップというんでしょうか、どういう形でそのことが起きた場合に対応していくかということを、我々県としてもそういった、常に災害対応の訓練とかいろんなこと、インフルエンザも含めてやっているわけですけれども、まあ想定外とは言えませんけれども、こういったことが実際にお正月に起きたということを、自分自身とすれば正に正月、元旦であったからこそそういった各分野の危機管理ということについて、県として、県の管轄するところのみならず広域圏とか企業団ということになりますけれども、そういった県内において、いわゆる実質的に生活のインフラを担っている方々に対しても、こういったことを契機として、我々、可能性としてこういうことに対しての、断水のみならずいろんなケースがあると思うんですけれども、問い掛けると言うんでしょうか、危機管理ということのあり方について改めていろいろと私どもとしてお話していくこと、これ、県民生活全体を我々とすれば守っていく、企業団もその一緒の仲間というか、一緒の公のチームでございますから、共にしていく、そのことが非常に大切だと実際感じた次第でございます。
 今回、1日の日に市長さんとも話をしまして、自衛隊の第9師団の皆様方には、お正月ではありますけれども準備をしていただいて、出動をしていただき、自分自身の町も実際に自衛隊の方々に大変にご協力をいただいたんですけれども、この機会を借りまして感謝の思いはお伝えしたいと思っております。
 また、国土交通省であるとか岩手県の水道企業団等岩手県のチーム等を含め、それぞれに応援いただいたということもございまして、そういった点、大変感謝申し上げたいと思っておりました。

○記者
 対応についてはどうでしょうか。私の個人的意見としては、体制の不備が問題を長引かせているように思ったり、広報のあり方ですとか、住民の生活を守るということが重要だと思うんですけれども、そのあり方についてはどのように思いますか。八戸市の対応とかそういうことについて。

○知事
 私、午後お邪魔したんですけれども、管の入替え等を含め、お正月でも、いわゆる鋳物メーカーにも連絡を取るとか、非常にああいった中でも段取りというんですか、要するに復旧のための、まあ業者さんもそうですけれども、業者さんを探す、集める、なかなかかなりああいった中でやっているなというのを見てきましたし、また相当の人数の方々が、要するに水道企業団の職員の方々が電話対応等を含めて進めているということは見てきたわけでございますが。
 まあ、非常に大きな管から小さな管ということで応急にやらざるを得なかったということで、こういった状況、なかなか満遍なく水が広域圏内に実際流れていかないという形になりましたということ、それもいろんな想定をしなければいけないことだったと思うわけですけれども。初動というんでしょうか、相当、かなり皆で力を合わせて動いていたというふうに、初動の段階でございますけれども私がお邪魔したのは。その段階でも給水、自衛隊へのお願い等を含めて市長さんからもどうするかということでいろんな協議がありましたし。その場面、場面において最大限、1月1日という非常に条件が、条件がという言い方はあれですけれども、皆、業者さんもいろんな対応をする方々も休んでいる中で可能な限りの対応ということで努めていたというふうには感じた次第でございます。
 広報等についてはそれぞれ各市町村、企業団に入っている市町村単位でいろいろご尽力されたんだと思います。我が町等では相当防災無線等でかなり何度もやっておりました。
 しかしながら、最初「おっ、出るじゃないか」って、うちの方もずっと夕方まで、結構長い時間出ていたので、「あれ?」という感じだったんだけれども、やっぱり確かに早めに風呂に溜めたりとか汲んでおいたりとか、そういうことを放送等があったので出来たなというのが、その日の生活者としての感覚としてはあります。

○記者
 関連ですが、今回の水道の件で、県としての対応というのは、その自衛隊の話がありましたが、他に何かあったんでしょうか。

○知事
 我々、健康福祉部で、すぐ青山副知事をキャップとして担当を集めてというか、すぐ、私どもの出動はいつもはそういうことでパッとなりますから。なおかつ各担当保健所、八戸と上北、私は八戸の方に行って激励をしましたけれども、そういう形で対応させていただいたという思いがあります。何か報告があれば。

○健康福祉部次長
 健康福祉部内に対策会議を設けまして対応に当たってきたと。昨日までも出ていますし。また八戸保健所と上十三保健所に相談窓口を設けまして対応させたということがあります。

○記者
 新年のインタビューにも答えていましたけれども、知事が考える価格安定のためのりんごの需給調整のスキームというのは、具体的にどんなものでしょうか。

○知事
 まだ、何万トンどうするかということをやっていない段階で話をしていいかどうかだが、佐藤部長どうですか。

○農林水産部長
 12月末までの在庫状況等を取りまとめておりまして、その状況を見ながらどうするかということを関係団体も含めて検討してまいります。

○知事
 要するに、囲い込むかどうかも含めて今、検討をしていると。ただ、一斉販売対策は1月の末をもって全国りんごの会で「わっ」とやるというところまでは話をしていいんだと思います。

○記者
 こういったことをやる理由は、改めて、知事の方から。

○知事
 要するに、価格を安定というか、我々として、やはり、いわゆるいい単価、要するに生産に見合うところまできちっとしないことには、持続した生産、りんごのね、持続した生産の意欲がなかなかそうなると困るでしょう。そういったこと等を含め、やはりこれも大きな意味で持続する生産体制づくりと、さらに大きな観点から言えば、経済対策と言えば言い過ぎかもしれないけれども、この第一次産業、このリンゴを中心とした部分についての、いわゆる産業施策の1つということになるのかな。
 市場動向を見ながらということ、これが非常に重要なわけ。

○記者
 明けましておめでとうございます。
 あの、去年との変化が後ろの方に(バックパネルが)ございますけれども、これはどういった趣旨で、どういった思いがあるのか、知事、一言お願いしたいと思います。

○知事
 これはですね、本音で、世界大会に行ったなという気持ちだろうね。いや、世界大会という言い方は変ですけれども、ご案内のとおり日本の中で、選ばれていますよね。要するに、暫定リストの候補の候補というか、その中からも選ばれたのは、どことは言わないけれども我々とか選ばれて、やっぱり「縄文遺産群をこの4道県として世界遺産に」ということのいろんな気運醸成等をやっていこうということもあったというふうに今、担当の方としても非常に意欲的な思いがあると。
 従って、我々としてもそういう意欲的な思いにしっかりと応えていかなくてはいけない。これはやっぱりパブリシティー、皆様方を通じて県のイメージアップを図ると共に、というか、まあこういった縄文、北海道・北東北の縄文遺産群を世界遺産へということで進んだ。実際に世界大会まで進出したわけですから、その勢いをさらに増していこうということでございます。そういったタイムリー性ということ等も担当の方は考えたということでありまして、それはやっぱり皆でやっていかなきゃと、盛り上げなきゃということでございますので、盛り上げていただければと思います。

○記者
 月によって、変わってくるんでしょうか。

○知事
 持っている物が。何を持っていると言われると、持っているものは2つぐらいしかない。ということで、臨機応変ということで。

○記者
 ドクターヘリについてお伺いします。昨年9月3日の記者会見で、できれば1月運航で頑張りたいというふうにおっしゃっていますけれども、今後の見通しについてお伺いします。

○知事
 内示が非常にずーっとずれてきているからなというところで、これは担当部から。

○健康福祉部次長
 我々とすれば、今、年度内に飛ばすということで頑張っているところです。

○記者
 当初の1月から年度内というコメントがあったんですが、この遅れている最大の理由というのはどんなところにあるのでしょうか。

○健康福祉部次長
 今、知事も申し上げたとおり、これは国の補助事業が絡んでございますので、国の内示というものがなければ事業が進まないということがありますので、まず第一にそこら辺があります。ただ、国の内諾を得ながら作業を進めているという状況にあります。

○記者
 同じ状況の群馬県などは、内示を待たずにどんどん事業を進めていて、たぶん、2月ぐらいには運航できる見通しなんですけれども、その辺、青森県と差が出ていることについて、知事の感想を。

○知事
 このヘリについて言えば、具体のヘリそのものもあれですし、我が方、飛ぶよりもどう降ろすかということのネットワークづくりとか、非常にきっちりと詰めた上でということを今やってきていますよね。そういった点も考えていただければと思っております。
 と、言いましても、実際、内示が非常に遅くなったことについては、私どもとしても予定外の段取りだったということも本音としてはございますが。年度内早期にセーフティーネット、安心の1つとしてしっかりとヘリを活用できる仕組みが整うこと、これは非常に重要だと考えています。

○記者
 今年中には国政においては衆議院選が行われますし、また県内においても十和田市長選・青森市長選を始め16の市町村で首長選が行われまして、大変節目の年に当たるかと思います。国政と県内において知事の見方と言うか所感を伺いたいのですが。

○知事
 まあそれぞれ選挙でございますから、いわゆる国政、国民の皆様方のどういう意思が示されるかということでございますね。同じく首長選挙につきましても、それぞれの地域住民の皆様方がその地域を共に元気にしていく方々をご選択なさるということだというふうに考えますけれども。

○記者
 場合によってはですね、急激な大きな変化が生ずることも考えられますが、その点についてもしお考えがあれば。選挙の結果によってはですね。

○知事
 選挙の結果というのは国政選挙ということ?

○記者
 国政選挙で、そうすれば。仮に政権交代が起きたりした場合ですね。

○知事
 それはもうそれぞれ、この国の方向性について国民の皆様方が選ばれる方向性だと思います。私どもは、この現場を預かる者といたしましては、何よりも県民の皆様方、先ほども新年の抱負等で申し上げましたけれども、そういった産業雇用施策や命のセーフティーネットや、あるいは現下の課題であります新幹線のこともそうですし、まあ何よりも実際経済と思っているんですけれども、産業雇用、経済、この部分、しっかりと、どういう政権になろうとも、この国の国民を、国益と国民の幸福というんでしょうか、そのことに対して最大限力を発揮することが重要だと思いますし、またそのような意味においては、言わば、本質は、大切なことは同じだと、そう思うんですけれども。

○記者
 ありがとうございました。

○知事
 急に思い出した。先ほどの(水道の質問の関連で)「世増ダムが間に合っていると」というのがあったんだ、実際、今回の話の中では。
 実は、さっき話をしたでしょ、系統。何のために世増ダム、世増ダムって分からないかもしれないけれども、南郷というところに大きなダムを造っていて、そのダムで今回のように1系統でなくてリスク回避しようという段取りを進めていたんですよね。その意味において、「いや、完成して、うまくラインが繋がっていればな」ということは、この思いとしてあったけれどもね。すいません、ちょっと付け加えておきます。先ほどの、複数のリスク管理ということについてでございます。
 では、今年もよろしくお願いいたします。


― 以上 ―

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