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臨時会見/平成20年度11月補正予算案について

会見日時:平成20年11月13日(木) 14:00〜14:06
会見場所:第三応接室
会見者 :三村知事

○知事
 来る11月18日に開会される県議会第256回定例会に提出を予定している補正予算案につきまして、お手元の「平成20年度11月補正予算案について」に基づき御説明申し上げます。

 「一 補正予算の概要」についてであります。
 今回の補正予算は、去る10月16日に成立した、国の「安心実現のための緊急総合対策」を実施するための補正予算に係る経費について、国からの割当見込額等に基づき、所要の予算措置を講ずることとしたほか、職員の給与関係費について、既計上額の精査による所要額を計上することといたしました。
 また、公共工事の平準化を図るため、県費単独事業の早期発注に係る所要の債務負担行為(いわゆるゼロ県債)を設定することといたしました。
 次に、「二 一般会計予算の規模」についてであります。
 今回の補正予算額は、5億4,865万5千円の減額となります。
 これと、現計予算額とを加えますと、平成20年度一般会計の予算規模は、7,099億9,578万4千円となります。
 これを、前年度同時期の予算規模と比較しますと、1.0%の減となっています。

 「三 一般会計補正予算の歳入」、
 「四 一般会計補正予算の歳出」の主なものの概要については、総務部長より説明させます。

 私からは、以上であります。

○総務部長
 では、歳入から御説明いたします。今回の補正予算の主なる財源でありますが、歳出との関連等において、県債3億800万円を計上いたしますとともに、国庫支出金1億7,771万4千円を減額計上したほか、普通交付税7億1,566万1千円を減額計上しております。

 歳出の主なものです。
 まず、国の補正予算関連経費でありますが、6億8,766万2千円を計上しております。
 内訳であります。まず、一般公共事業費が2億円。これは、国県道災害防除事業費であります。
 次に、国直轄事業負担金2億4,690万円となっております。
 次に、国庫補助事業費2億4,076万2千円。この内訳でありますが、
 まず、健康福祉部9,994万5千円。これは、新型インフルエンザ患者入院医療機関設備整備費補助であります。人工呼吸器とか個人防護具を医療機関が備える場合に補助するものであります。
 農林水産部5,035万円。これは、主なものとして申し上げれば、木質ペレットボイラーを老人ホームに導入するなどのための経費であります。
 教育委員会9,046万7千円。これは、県立学校耐震補強事業費であります。
 企画政策部、青い森鉄道線新駅設置基本調査事業費31万5千円のほか、債務負担行為を5,750万円設定するものであります。これは、並行在来線八戸・青森間開業後の青い森鉄道における新駅設置に係る測量、地質調査及び基本設計に要する経費であります。
 次に、県土整備部は、いわゆるゼロ県債といたしまして、債務負担行為を23億円設定するものであります。
 最後に、給与関係費でありますが、精査を踏まえました結果、マイナスの10億8,641万2千円となっております。
 歳出の主なものは以上であります。

○記者
 青い森鉄道の基本調査事業費ですけれども、どの駅というのが限定されているのでしょうか。

○総務部長
 野内と筒井の2箇所であります。

○記者
 受け止め方なんですけれども、そこに新駅が設置される方向になったという受け止め方でよろしいでしょうか。

○知事
 調査ということです。いろいろ調査してみないと曲がっているとかありますので。

○記者
 新型インフルエンザ対策ですが、もう具体的にどこの施設とか決まっているものでしょうか。

○健康福祉部次長
 1医療圏域あたり5病院ということで考えてございます。圏域間の中でふけさめはございますけれども、最終的には30病院くらい選定していきたいと考えてございます。

○総務部長
 それではこれで会見を終わらせていただきます。

○知事
 ありがとうございました。


-以上-

(記録:財政課)

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