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臨時会見/特別監察の結果等について

会見日時:平成20年11月12日(水) 14:50〜15:20
会見場所:第三応接室
会見者 :三村知事

○知事
 りんご及び花の品種登録の件につきまして、特別監察の結果等についてご報告申し上げます。

 品種登録取消の問題について詳細に調査、検証するため、担当課である農林水産政策課の「品種登録」の行政事務について、総務部による特別監察を実施し、本日、監察結果が報告されました。
 これによりますと、今回の件の原因は、「担当職員が特段の理由もなく、かつ、必要性を認識していながら登録料の納付を怠ったこと」、そして、「これを農林水産政策課として防ぐことができる体制になかったこと」にあったとされており、今回の事態を招いてしまったことにつきまして、県民の皆様方に改めて深くお詫びを申し上げる次第であります。
 このようなことが二度と起こらないようにすることが、知事としての私の責務であると考え、先ほど臨時庁議の場において、次の2点につき早急に対応するよう指示をいたしました。

 まず、今回のことを一所属の問題ではなく県全体の問題として捉える必要があると判断し、服務規律の確保について、改めて徹底する旨を指示しました。
 今回の事案において、担当者は職務を怠ったばかりでなく、上司の命令を得ずに不正・不適切な事務処理を行い、それによって品種登録取消の事態を招き、県に対する県民の信頼を著しく失墜させました。このことを受け、各職員一人ひとりが、今回のことを自らの問題ととらえ、「全体の奉仕者として全力で職務に専念する」という公務員としての基本を改めて、強く自覚しなければならないと考えております。

 次に、公正・適正な業務執行を図るための組織体制の検討を指示しました。
 職員も人間である以上、間違いを全く起こさないということはないのでありますから、管理監督者にあっては、事務の責任者としての自覚を持ち、それぞれの業務の内容や事案に応じた組織体制を確立することが必要であります。

 以上のことにつき、早急に是正・改善策を講じ、県政に対する信頼の回復に全力を挙げて取り組んで参ります。

 続いて、今回の件に伴う職員の処分についてですが、それぞれの職員の責任の所在を確認し、その職責等を確認の上、厳正にこれを処分することといたしました。
 処分の内容につきましては、お手元に配付させていただきました資料のとおりであります。

 最後に人事異動についてであります。
 今回の件を受け、新たな気持ちで農政への信頼回復と業務の円滑な推進に取り組んでもらうため、鳴海勇蔵農林水産部長を中南地域県民局長に異動させることとし、後任に佐藤和雄中南地域県民局長を充てることといたしました。
 この人事は、11月13日付けであります。
 私からは、以上であります。
 監察結果の詳細につきましては、総務部長から説明をさせていただきます。

○総務部長
 お手元の資料をご覧いただきたいと思います。
 特別監察は、平成19年度及び平成20年度の農林水産政策課における「品種登録」に係る行政事務に関係した職員及び関係機関からの聞き取り並びに関係書類の調査を行い、その経緯を確認いたしました。
 なお、確認した経緯は、お手元の報告書本体に詳細に記載しておりますが、その経緯の結果であります。
 「品種登録を招いた責任」と「今回の事態を早期に把握できなかった責任」、それぞれについて、担当者と組織、具体的には担当課の両方に責任があるという結論に至ったわけであります。

 まず、品種登録取消を招いた担当者の責任でありますが、一つとして、3月中・下旬の品種登録に係る国からの通知により登録料の納付期限を知っていたにもかかわらず、4月中旬の国からの電話連絡があった日まで、何らの事務処理も行っておらず、納付事務を失念したこと。
 また、二つとして、4月中旬の電話連絡以降も、納付の必要性を認識しつつ、これを行わなかったことが認められたわけであります。

 一方、品種登録取消を招いた農林水産政策課の責任であります。
 一つとして、品種登録の告示が掲載される官報やホームページを確認しておらず、品種登録に係る情報を収集していなかったこと。
 二つとして、日頃から、担当者が通知を所属グループ内で回覧する習慣がなく、情報共有がなされていなかったこと。
 三つとして、担当者は、日頃から事務処理が遅れがちであったにもかかわらず、適切な指導がなされず、業務管理も不十分であったこと。
 四つとして、担当者は、不正に知事印を押印した納付書を作成しており、知事印の管守が不徹底であったことが認められたところであります。

 次に、今回の事態を早期に把握できなかった責任であります。まず、担当者の責任として、この担当者が登録料の納付事務を期限までに行わなかった上に、その後不正な事務処理をし、さらに農林水産部の調査及び特別監察で虚偽の説明をしたことが挙げられるわけであります。

 一方、今回の事態を早期に把握できなかった農林水産政策課の課としての責任でありますが、一つとして、納付期限後に登録料納付の起案が回付をされた際に、「既に納付済みである」という担当者の説明を信用することなく、納付の事実を国に確認すれば、未納であることを把握できたはずであるにもかかわらず、確認を徹底しなかったこと。
 二つとして、経理担当や他のグループ員が上司に報告をしていれば、未納であることが分かった可能性があることが認められました。

 以上を踏まえ、服務規律の確保、職員の意識改革・人材育成など7項目の意見を付して、監察結果報告をまとめた次第であります。

 説明は以上であります。
 何か質問等ある方は挙手をお願いします。

○記者
 今回、担当者、関係部局の処分が出されたわけですけれども、知事自身に関してはどのように受け止めているのでしょうか。

○知事
 受け止め方ということですが、今回の件につきましては、これまでお話してきたことでありますが、県政全体の経営管理及び運営の責任者として、非常に責任を感じるところであります。
 実事務ということにかかわるわけでありますけれども、やはりこれは全体の経営管理ということに属するだろうと考えます。
 今後、こういったことが二度と起こることがないよう、先ほどもお話し申し上げましたが、今回の事態を県全体の問題として重くとらえ、必要な是正・改善策を早急に講じるなど、県政への信頼回復に向けて全力を挙げて取り組んでいくことによって、私自身としての責任というものも果たしていかなければと考えている次第でございます。
 また、この品種につきましては、ご案内のとおり3年間、自分自身として、いわゆる販売戦略上、「ふじ」と「つがる」の間をつなぐものとして、夏場の戦略として、マーケティング上もこれはいけるものとして、一生懸命いろんな所にPRをし、農林水産部共々これを我々の青森県を代表する品種として育てていきたいということで、自分自身が陣頭に立って仕事をしてきたわけでございますから、決してこのことで我々作れなくなったわけではないわけでございますし、ご案内のとおり冬場を越してこそ食べられる、夏場に近付いてこそいけるりんごだ、ということでこそ戦略の要であったわけでございますし、良い冷蔵庫を持っている我々だからこそ戦える、また、りんごの会等含め、良い販路を持っている我々だからこそ通年りんご販売戦略を戦えるということがあるわけでありますから、徹底して自分自身、手がけてきたものでもありますし、21号が特に課題となるわけですが、27号は特許等持っております特殊なものでございますけれども、今後とも怯むことなく、この21号をしっかりと世の中に出していく、このことをまた「攻めの農林水産業」を掲げて、生産者の収益性アップということを目指して歩んできた、一千億(円)りんご産業(への道)を突き進むということで陣頭に立ってきた私であればこそ、そのことに向かって全力で当たることもまた、一つの自分自身の責任の示し方であるということも考えております。

○記者
 二点ご質問しますが、今回の総務部による特別監察の結果と農林水産部の一連の調査と、何らかの違いがあったのかということを、まず一点確認します。
 それと、調査が長引いたという印象を受けるんですけれども、特別監察を行うということで、農林水産部がまだ隠し立てをしているのではないか、農林水産部に調査能力がないのではないか、というような印象を県民に与える結果になっているんですけれど、知事ご自身は、農林水産部は実際にそうであったというように認識されていますでしょうか。

○知事
 まとめてお答えする方がよいのかなと思っています。
 農林水産部として、初動という言い方がいいのかはわかりませんが、しっかりとした調査ということについて、進めてくれていたと思っております。しかしながら、なかなか、後で総務部長から詳細にお話させてもらいますが、担当職員の、本人の記憶と現れている結果が異なることがあるなど、大変、農林水産政策課における調査も、現実には困難があったというふうに思われました。
 なかなか本人の記憶が、結果と異なることは申し上げましたけど、失念したという説明とか説明のあり方等がなかなか一定しない部分、また、印紙の購入等についての経理状況等、これも総務部長から後ほど詳しく話しますけども、判然としない、そういったこと等があったわけでございますが、これが特別監察によって、農林水産部が一定の方向性ということがあったわけですけども、何が事実であるかということを、一つ一つ確認した結果、はっきりさせることによって、今回の事態が発生した経緯等を明らかにすることができたと思うものであります。
 先ほど、総務部長からの話としてもさせていただきましたが、農林水産部の調査に基づいて進めたからこそ、今回の報告をまとめ上げることができたということ、これはもう、やはりそのように私は評価したいと思います。
 総務部長、これに何か補うことがあれば。

○総務部長
 農林水産部の方も本人に対して事実確認を二度ほど行うなど、速やかな対応を行っていただいたわけであります。
 しかしながら、例えば、4月に納付書を送ったと思う、と職員が言いながらも、ひょっとしたら記憶違いかもしれない、でも送ったというような、曖昧ながらも自らの過ちではないというような説明をしたことなどがあり、その説明をどう受け取るかという点で、苦慮があったものと思っております。農林水産部において。
 また、農林水産部の場合は、担当課でもありますので、登録取消に伴う諸作業を優先する必要があったわけでありまして、そういった時間的制約がある中で、いろいろ確認をしていただいたものと思っています。
 私どもの調査も、農林水産部の調査を踏まえて作業しておりまして、事実関係については、ほぼ同じであります。ただ、私どもの特別監察においては、その内容をより詳細に検討して、担当者の説明に不自然な点があるということを確認し、虚偽の説明であるということを認定した、ここが大きかったと思っていまして、農林水産部の説明をベースに、今回の監察結果がなされたものと認識しております。

○記者
 今回、農林水産部長を交代させるということを決定したという話でしたが、もう既に農林水産政策課長を交代させていると思うんですけども、2人が変わることによって、農政に対して影響が出ないのかどうかという部分を含めて、知事のお考えをお聞かせ願いたいんですけども。

○知事
 総務部からこの特別監察という結果がございました。したがって、県として、今回の事案に一定のけじめをつけ、新たな気持ちで農政の信頼回復、そして業務の円滑な推進に取り組んでもらうため、農林水産部の責任者であります農林水産部長について異動を行うことが適当であると判断したものであります。
 しかして、一言申し上げたいんでありますが、鳴海農林水産部長は、私ども青森県の農業行政に精通しております。私は、農業分野における彼の豊富な経験、卓越した能力ということに期待し、農林水産部長として任命をしました。「攻めの農林水産業」を今まさにもう一歩進める、バージョンアップするに当たって、あるいは水・土・人といった我々の農林水産業全体を支えていくために必要な仕組みづくりを進めるに当たって、彼からの提案された政策というもの、これは大変に大きなものがありましたし、また、「鳴海プラン」と自分は称しておりますけれども、集落営農体をどう維持するか、そのことによって集落をどのように守っていくか、そのことを私どもとして、例えば農林水産省に提案するなど、ともに進めてきた仕事について、施策としての素晴らしさを、素晴らしい仕事を一緒にやってきたという思いがあります。
 しかしながら今回は、農林水産部の管理監督責任者として、その処分を行うことで一定のけじめをつけますとともに、新たな気持ちで農政の信頼回復、そして業務の円滑な推進に取り組んでもらうための人事異動を行うとしたものであります。後任の佐藤和雄氏につきましても、ご案内のとおり、我々この「攻めの農林水産業」を含め、まさに農林水産、この分野の大家であり、私としては、しっかりとその任に当たっていただけると考えております。

○記者
 二つ伺います。
 この担当者なんですが、この処分については、本人は最終的に納得されているんでしょうか。本人はどのようにお話されているんでしょうか。
 あとは、不正に納付書を作成という点がありますが、これはいわゆる公文書の偽造とかそういうことに当たるものなのでしょうか。

○知事
 本来、(この後行われる)総務部長の会見のときにお話しする準備をしていたかと思うんですが、総務部長から。

○総務部長
 担当者については、ただ今、処分を行ったところでありますが、納得する、しないというのは、私どもとしては、担当者からも3回聞き取りを行いまして、この報告書の内容については、こういうことで間違いないかということで確認した上で、処分を行っておりますので、処分としては適切なものであると考えているところであります。
 それから、担当者の公文書偽造ではないかという話ですけれども、今回作成した納付書が、作成過程で不適切な事務処理をしたということはあると認定しております。ただ、これは、期限内に、早く作って農林水産省に出していただければ、問題なく受理され、登録が抹消されなかったわけでありますので、作ってはならない文書を作ったのではなくて、作った文書を出さなかった、あるいは出せばよかったのに出さなかった、出さなかったのに出したという説明をした、ここに問題があると思っておりますので、公文書偽造罪には直ちに該当しないのではないかと考えております。

○記者
 直ちに該当しないけれども、該当する可能性もあるということですか。

○総務部長
 該当しないものと考えております。

○記者
 本人に報告書を見せて、確認した上で処分をしたということですが、その確認というのは、本人が確認したということですか。

○総務部長
 ちょっと誤解がありましたので、訂正します。
 報告書を見せたわけではありませんで、報告書に書いてあるような内容でよろしいかということを、本人に確認し、報告書に書いてあるようなことを私は述べたということで了解をしたという趣旨であります。
 したがって、報告書そのものを本人に見せたわけではございません。

○記者
 後ほど詳細な説明があるのかもしれませんが、今回の調査でですね、この事案についてはすべて明らかになった、不明な点は全くないという認識でよろしいでしょうか。

○総務部長
 私ども、人事課の職員7人で、土日含め、すべて作業させていただきました。わかるものについては、わかったと思っています。
 報告書に出てきますが、収入印紙につきましては、残念ながら居所不明であります。いろいろ居所を確認する手段はないかということで、関係者からの聞き取り、書類の調査等を行いましたが、収入印紙の所在については、最終的に居所がわからないと。これ以上確認の手段がないということで、報告書を取りまとめたところでございます。

○記者
 まだ不透明な所が残っているということですけれども、そうした中で再発防止策なんですが、更に追加で考えなければいけないこともあるのでしょうか。

○総務部長
 事実関係については、すべて明らかになったと思っております。その収入印紙が不明な点をですね、これ以上調べても残念ながら関係書類等がございませんので、調べる術がない、わからないだろうということで、確定をさせていただいたものであります。
 再発防止策につきましては、今、7つの提言を監察員の意見としてしておりまして、知事からも具体に指示がございます。この7つの方向性に沿って、これから具体的なものをいろいろ考えていくことになると思っております。

○記者
 会計検査院の問題に続いて、今回の件と、いろいろ相次いでいますが、知事としてですね、県庁、組織としての緩みが最近見られるのか、どのようにお考えでしょうか。

○知事
 この案件は、出現したのは今ですけども、春の段階のことであり、会計検査院のことについても、そういう状況であるということでありますが、私どもとして、会計検査院関係については、やはりルールを遵守するということの組織内の徹底の問題ということが非常にあると思っています。
 今回のりんご等の登録の部分につきましては、今、指示をしたんですけれども、やはり我々として、公務員そのものが、全体の奉仕者としての職務に専念するという意識を改めて自覚していく、そのことの必要性ということを、非常に感じている次第であります。
 ともに、私自身5年間、仕事をしてきているわけですけれども、県庁としての、県最大のシンクタンクとしての役割、非常に良く果たしてきてくれている、しかしながら、我々、公務実務というんですか、ちゃんと書類をいつまでに上げ、いつまでに作る、そういった基本中の基本ということがおろそかになることがあってはならないということ、このことをやはり、徹底しなければならないということであります。

○記者
 県民感情として、これだけの問題を引き起こして、その後の調査も混乱させた職員が、6か月後に復職するというのは、なかなか納得いかないと思うんですが、その辺りはいかがでしょうか。

○知事
 これは総務部長から。

○記者
 知事にお答えいただきたいんですが。

○知事
 非常に実務上に関わる部分の説明をしなければいけないので、総務部長がお答えします。

○総務部長
 地方公務員法に基づく処分でありますので、法の要件に従って、他件との均衡を踏まえて処分する必要がありますので、私の方から、お答えさせていただきます。
 停職6月ということでありますが、これは停職の中でも一番長い月数でありまして、懲戒免職を除けば、一番重い処分ということになります。本県の過去の事例を申し上げれば、職員の職務怠慢の事案で、停職にしたことは過去ございません。したがって、このような種類の事案としては、過去に例のない厳しい処分であるというふうに私どもは認識をしております。
 免職事案ということで申し上げれば、刑事事件になったもののうち、例えば、収賄ですとか、横領など、社会的影響の大きいものについて行うものが、実は大部分でありまして、繰り返しになりますが、職員の職務怠慢の事案について、停職6月というのは、過去に例のない処分ということでございます。

○記者
 二点確認したいんですけども、担当職員が処分を受けてですね、自らの身上、例えば辞職するとか、そういったことを話しているのかと、あと、報道どおり女性ということでよろしいでしょうか。

○総務部長
 一点目について、今、担当者に処分をしたところでありますので、担当者の方から特段のそういう話は聞いておりません。
 それから、この職員ですが、勤めて10年以上になる一般の職員、役付きではありません、一般の職員でありますが、性別等については、個人のプライバシーに関わる部分でありますので、私どもからの答えは差し控えさせていただきたいと思います。

○記者
 一点だけ確認をさせてください。農林水産政策課長の異動の際はですね、特別監察を公正に実施するために、更迭ではないという説明をいただいたんですが、今回の部長の件については、けじめをつけるというお話でしたので、今回は明らかに更迭という印象を拭えないんですが、その辺りはいかがでしょうか。

○知事
 先ほどもお話し申し上げましたけれども、今回の事案について、県としての一定のけじめをつけ、新たな気持ちで農政の信頼回復、また、業務の円滑な推進に取り組んでもらうために異動を行う、そういうふうに考えていただければと思っております。
 鳴海氏に対しての私の思いは、先ほど申し上げた次第でございます。

○記者
 二点伺います。まず、この担当職員なんですけども、もともとどうして失念したのかと言っているんでしょうか。
 そして、この収入印紙ですけども、戻ってきたにもかかわらず、見つかっていないことに対して、この担当職員は、何と言っているのでしょうか。

○知事
 後でまた細かいことは。

○総務部長
 はい。後ほど部長会見の場で、改めて対応させていただきたいと思います。

○記者
 前回の知事の会見の時に、判然としないと言われた内容を、今日はいろいろ話も飛び飛びだったので、整理して、知事の方から、何が判然としなかったのか改めてご認識を。

○知事
 先ほどのお話の繰り返しになると思うんですけども、この担当者の記憶と、非常に言い方はあれですけども、現れている結果が、要するに、言っていることと現れている結果が異なるというような部分、本人の失念という説明であるとか、印紙の購入の状況であるとか、とにかく具体的には、じゃあどうだった、ということがですね、話もなかなか一定の話じゃなかったりということもありますし、そういった点が判然としないということ、これを非常に事実関係をしっかりと明らかにしなきゃいけないと、そう感じたのであります。

○総務部長
 それでは、知事会見をこれで終わらせていただきたいと思います。

○知事
 ありがとうございました。


-以上-
(記録:人事課)

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