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平成16年11月 定例会見/庁議報告ほか

会見日時:平成16年11月4日(木)午前11時00分〜11時35分
会見場所:第三応接室
会見者 :三村知事

○幹事社
 まずは、庁議案件の報告からお願いします。

○知事
 庁議案件につきましては、2件ございます。

 まず、本日の庁議において、県の新しい基本計画であります「生活創造推進プラン」が決定されました。
 本プランの策定にあたっては、青森県総合開発審議会での検討やそれに基づく答申をはじめ、1万人の県民を対象にしたアンケート調査や県内各地での地域フォーラムなど、多くの県民の皆さんの参加と協力を得て策定したものであります。

 また、議会からのご意見やパブリックコメントにおける県民の意見、さらには各市町村からのご意見も踏まえて策定したところであります。
 今回、プランの策定にあたって、ご協力いただきました多くの皆さんに改めて感謝を申し上げます。

 本プランは、本県を巡る社会経済環境が厳しい中にあって、県と県民の皆さんがともに新しい青森県づくりを進めていくための10年後の将来像として、生活創造社会を掲げ、それを実現するためのこの5年間の県と県民との取組の基本的な方向を示したものであります。
 また、本プランでは、生活創造社会の実現に向けて、今後県が重点的に取り組むプロジェクトとして、10本の青森県重点推進プロジェクトを示しております。現在、来年度の予算の作成作業が進められておりますが、県はこの10本のプロジェクトの推進に全力投球をしていきます。

 生活創造社会の実現には、県だけの取組で実現できるものではありません。自主自立の精神の下、県と県民が一緒になって取り組んでいくことにより実現されるものであります。
 そこで、今回のプランでは、本県の基本計画では初めての試みとして、県と県民が共に目指す目標値を掲げるとともに、各主体の役割も示しております。県民の皆さんとともに、このプランを進めていきたいと思います。

 次に今後の予定ですが、県は、本日のプランの庁議決定を受けて、いわゆる基本計画条例に基づき、来る11月下旬に開催予定の11月定例会に議案として提案し、議会にご審議をいただきたいと考えております。

 また、本プランを県として推進するために、来年度の予算編成作業に反映させるとともに、これと並行してプランを推進するための平成20年度までの県の事業計画として、「分野別実施計画」の策定作業も進めております。

 県としては、この生活創造プランの策定により、新たな青森県の未来を切りひらいていきたいと考えております。県民の皆様方のご理解とご協力をお願いする次第であります。


 続いて、在伯県人会、在ブラジル県人会、50周年記念事業等の結果についてご報告します。

 10月17日から29日まで13日間にわたり、県議会西谷副議長をはじめ13名でアルゼンチン、パラグアイ、ブラジルを訪問してきました。

 アルゼンチンでは、在アルゼンチン日本国大使館の表敬訪問、県人会の皆様方との懇談会及び県人会関係施設訪問を行いました。懇談会では、県人会の皆様一人ひとりとお話しすることができたほか、県人会会員の皆様の経営しております農場、花等でございますが、花の農場等を訪問し、県人会の皆様の現地での活躍ぶりをこの目で確かめることができました。

 パラグアイでは、在パラグアイ日本国大使館及びJICA(国際協力機構)の表敬訪問、県人会との懇談会並びにイグアス移住地訪問を行いました。アルゼンチン同様、県人会の皆様一人ひとりとお話ししたほか、イグアス移住地では、県人の方が校長先生をなさっております、堤さんという方ですが、イグアス日本語学校を訪問することができ、ここで虎舞とかそういう日本の伝統が大切に残されていることに驚きと感動を覚えました。大変に、イグアスの学校を訪問したことは自分自身にとりましても、意義深いものがありました。

 ブラジル・サンパウロでは、今回の訪問の主目的でございます在伯青森県人会創立50周年記念式典に出席したほか、開拓先没者慰霊碑への参拝、在サンパウロ日本総領事館表敬訪問などを行いました。式典については、在伯県人会の1世・2世と若い世代の皆さんとが一緒になって用意周到な準備を行った結果、約400名というたくさんの方が出席され、50周年を祝うにふさわしい式典でありました。

 続いて、県と友好関係がございますサンタカタリーナ州では、ルイス・エンリケ・ダ・シルベイラ知事をはじめとする関係者の皆様を表敬訪問したほか、同州のりんごの主産地であるサン・ジョアキン市を訪問いたしました。友好協定締結の契機となった青森県のりんごの技術が確実に生かされていることをこの目で確かめることができましたし、市の経済の70%がりんごによっているということ等を含め、いろいろと参考となることがございました。

 以上であります。


○幹事社
 それでは、幹事社の方から4点質問があります。
 1点目は、県境産廃不法投棄問題の話です。県は11月、今月から産廃の青森市への試行撤去をはじめましたけれども、それに関する知事の所見をお聞かせ願いたいと思います。
 2点目は、原子力委員会で全量再処理という方向性が出されましたが、安全協定の締結のためには、最終過程として核燃サイクル協議会の開催を県として考えていると思いますが、それをいつ頃開催要請したい考えかということ。
 3点目、先日、プロ野球の新規参入問題に関連して、楽天が決まりましたけれども、県営球場を改修した場合に、その費用はどれくらいと見積もっており、また県費の負担をどれくらいと考えているのかということ。
 4点目は、大連との経済交流関係ですが、交流締結についてその協定書にはどの様な交流を盛り込みたい考えか。
 以上の4点でお願いします。

○知事
 まず1点目。県境不法投棄の件です。
 これまで県は、受け入れ先となる地域の皆様のご理解を得るべく、中間処理施設が所在する戸門町会など、3町会及び3町会を含む西部地区の住民の皆様を対象とする説明会や、中間処理施設及び県境不法投棄現場の視察などを丹念に実施してきました。

 これらの住民説明会や施設見学会などの実施により、施設に対する不安や運搬中の危険性に対する不安が解消されるよう、できる限り分かりやすく説明するとともに、県境不法投棄現場の視察を実施するなど、住民の皆様の理解が得られるよう誠意を尽くしてきたところであります。

 県としては、田子町の方々をはじめ、地域の水道水源として、また、本県の基幹産業であります農林水産業に利用されております馬淵川流域の方々の生活や農林水産業に係る環境を安全・安心なものとして維持するため、一刻も早く県境不法投棄現場の原状回復を進めていかなければならないと考えております。

 また、「特定産業廃棄物に起因する支障の除去等に関する特別措置法」による財政支援を活用し、同法の期限であります平成24年度までに原状回復を完了させなければならないのであります。

 県としては、一刻も早く撤去して欲しいという田子町の方々のご意見をはじめ県民の皆様からの様々なご意見を踏まえながら、県全体という考え方から、安全性を第一義に誠意を持って試行を実施することとし、11月1日、2日、4日及び5日の4日間試行を行うこととしたものであります。
 試行の実施にあたっては、初日に住民の皆様を対象とした実施状況の視察を行うなど、試行の実施状況を公開しておりますが、今後とも住民の皆様の御理解が進むよう誠意を尽くしてまいりたいと考えます。

 続いて、サイクルの関係であります。
 11月1日、原子力委員会の新計画策定会議において、再処理路線をベースとする案を今後ブラッシュアップしていくこととなったものと聞いております。

 県としては、原子燃料サイクル事業の国策上の位置付けについては核燃料サイクル協議会で確認する必要があると考えているところであり、その開催については、国会開会中のことでもあり、流動的ではございますが、日程も含め、今後、事務的に調整を行うように指示をしたところであります。

 3点目であります。プロ野球の関係でございます。
 県営球場でのプロ野球公式試合の開催につきましては、県議会からは全会一致の要請がございますが、先日私に代わって副知事が県内野球関係団体からプロ野球公式試合の開催要望を受けたこと等も踏まえ、速やかに県としての対応方針を決定していきたいと考えております。

 現在、しかしながら県では財政改革プランを実施中で、その中において県の運動公園の各施設の在り方を再検討することとしていることから、各種運動施設の現状把握を行うため、野球場の耐震調査を実施しています。11月下旬にその調査の報告を受けることとしております。
 また、球場設備等については、日本プロ野球機構に相談に行っており、アドバイスをいただいております。

 今後、いただいたアドバイス等を踏まえ、県内関係団体をはじめ幅広い県民の方々のご意見をいただきながら、できる限り速やかに県としての方針を定めることとしており、県営野球場の改修や改修費用等についてはその中でお示しできるものと考えております。

 4点目、大連の関連でございます。
 大連市との産業経済交流につきましては、夏(か)大連市長に対して、青森県として大連市と幅広い産業経済分野での交流を進めたいとの思いを伝えたところ、先日、大連市外事べん公室※を通じ「大連市長は、青森県が誠意を持って大連市と友好協力関係の締結を希望していることを大変喜んでおり、できるだけ早く、本県と大連市との間で交流に関する協定を締結したいとの意向を表明した」との返書がありました。(※「外事べん公室」の"べん"は、部首「からい(辛)」と「辛」で「力」をはさんだ漢字。「辛力辛」で一字。)

 大連市との産業経済交流の内容については、今後、大連市の意向を確認しながら決めていくことになりますが、県としては、見本市・商談会・投資セミナー等の開催や、青森県・大連市相互の企業進出支援、交流ミッションの相互派遣、あるいは観光客の相互受け入れなどを考えているところであります。

 いずれにしても、私としては、大連市長の意向を踏まえ、できれば、早ければ12月中にも協定締結にこぎつけたいと考えておりますので、現在、職員が大連市に赴き、大連市側と産業経済交流の内容について協議しながら、協定書の案文を詰めているところであります。

 以上、4点であります。

○幹事社
 それでは、各社の方から質問があればよろしくお願いします。

○記者
 核燃絡みで1点です。
 2000年のBNFLのデータ改ざん以来、長いこと動きがなかったプルサーマル計画ですが、この間、美浜の事故もあって、福井県の方でも動きがなかったわけですが、四国電力伊方原発の方で動き出しそうな段階にあるのですが、ずっと長いこと動いていなかったのがようやく動きはじめたということについて、知事のご感想をいただきたいと思います。

○知事
 もうちょっと前の段階において、プルサーマルについてはそれぞれ電力会社いろいろと進めたいという意向でありましたので、粛々と進んでいるんだなということでございます。

○記者
 ありがとうございました。

○記者
 三位一体の関係ですが、知事会が以前、3兆2千億円の削減を求める案を知事も参加された会議の中でまとめて国の方に要請をしていると思うのですが、各省の削減案というのは、1兆円にも満たないくらいというふうになっているのですが、この点に関して、知事のご所見を伺いたいのですが。

○知事
 三位一体改革の6団体が投げられたボールに対して、大変に苦労して、それぞれの団体が苦労しまして、最終的には皆6団体一致して、いわゆるボールを投げ返したという形があるわけでございます。今後は、球を投げてきたというと失礼な言い方かもしれないですけれども、小泉総理の、いわば政府としての、内閣総理大臣としての小泉総理の指導力、小泉総理の大きな政治的なこのことをどう進めるかということに期待をすると言うか、その方向性をきちんと見つめていきたいという思いでございます。
 ただ、何度もしつこいようですが申し上げますが、我々は、少なくとも私は財源をきちんと確保、要するに保証されるということを前提としてこの案件に賛成をしてきたわけでございますから、その点については譲れないものがございます。一応念のために付け加えさせていただきます。

○記者
 県境の産廃の関係で、試行の県の発表が、反対する団体に対し反対意見を求めていた時の次の日という形の発表で、その点について反発されている部分もあるようなんですけれども、11月1日の試行とか、また試行の決定についての発表を延期するとか、ちょっと先延ばしをするという選択肢は知事の中になかったのでしょうか。

○知事
 粛々と様々な説明の過程等を経てこの段階に至ったと私自身考えておりますし、先ほどお話ししましたとおり、これは法律そのものに期限があるという部分、そしてまた田子町のみならず馬渕川流域を含めての方々の大きな思いもありましたし、青森県一体として取り組むという観点等も含め、私とすればこの時期に進めるということ、あくまでも試行でございまして、その中できちんと情報公開をしてまいりますし、作業も見ていただいているわけでございますし、それの中で問題点はないか、どういうことがあるのかということを見ていただくことは、また、ご理解を得られることにつながると思っております。

○記者
 アメリカ大統領選の関係でお伺いしたいのですが。

○知事
 寝て起きたら大統領がブッシュさんになっていた。昨日、寝る前はもつれているなと思っていたんだけれども。

○記者
 まだ最終確定は出ていないようなのですが。ITERの六ヶ所建設を支持されるブッシュ現大統領が勝利宣言をして再選が濃厚になったそうですが、ITERがらみの関係でブッシュ氏の再選についての所見をお願いします。

○知事
 アメリカ国民の選択ということであるわけですけれども、非常に、どういう問題があって、こういう接近した選挙になったかは私どもがどうこう言えるものではないのですけれども、ともあれ、どちらの候補が勝ってもそう言うべきだと思いますが、ご当選おめでとうございますということと、アメリカという国が世界のきちんと平和等を含めて考えた上で、あるいはまた世界の経済を担っている、動かしているという現実の実態もドルという貨幣においてあるわけでございますから、そういった経済のことも含めて大統領として世界全体を考えた取組みを今後とも行って欲しい。

 ITERについては、それは6カ国がそれぞれ協議していることであるわけですし、日本の、私が日本の立場を言うのはあれですけれども、アメリカとすればアメリカが私ども日本を応援してくれているという状況はありがたいと思っています。
 多分応援してくれるでしょう。

○記者
 核燃なんですけれども、原子力委員会の新しい長期計画の策定会議の場で、再処理路線というものが方針として一つに絞られたということはあるのですけれども、六ヶ所の再処理工場を超える部分の再処理については、具体的な明記が現行の長期計画では六ヶ所に続く再処理工場というのがあったのですが、具体的に示せる段階でもないということで、現状再処理と言いながらも、六ヶ所を上回る部分については見えないという中で、安全協定を判断する中で、苦しい決断を迫られるということはないのでしょうか。

○知事
 この部分、要するにエネルギーの安全保障等を含めて、総合的な判断ということを国家はするものであり、原子力委員会は原子力というものについてどういうふうな、先々も含めて判断をする、それぞれの立場で行っているわけでありまして、私どもとすれば少なくとも私どもの六ヶ所の部分について再処理をされないものは持ち込まない、持ち込んだものは再処理をするという形で今進めているわけでございまして、従って総合的に、全体の枠として再処理案をベースとする案という形で進んでいるというふうに認識しているわけですから、特にその部分が私どもの判断においてどうこう左右するものではないと思っています。

○記者
 ありがとうございました。

○記者
 野球場の関係なんですけれども、改修するにあたってそれ相応の改修費が必要になるので、民間からお金を募るというお話も出ているようなのですけれども、商工会議所の連合会会長も前向きなニュアンスを出しておられるようですが、これに関して、例えばウラン試験の安全協定が注目されている日本原燃さんとか電事連さんとか、電力関係の方々に個別に資金の要請をお願いするというようなことはありますでしょうか。

○知事
 私どもの立場としてはございません。民間の方で林さん達が非常に熱意を持って取り組んで下さる、その方向性はありがたいと思っているわけでございますが、先ほど申し上げましたとおり、これまで申し上げましたとおり、例の耐震の部分であるとか、またパ・リーグとしてどういう改修部分が必要であるとか、要するに具体的な金額を含めての部分に至っていないわけですし、私とすれば副知事をキャップとして、いわゆる事務的にそういったものを精査すると言うのですか、要するに積算をすると言うのでしょうか、そのチームの作業のことの方が今は重要かなと思っています。民間の方々がいろんな形で支援してくれるとすれば、県とすれば非常にそれはそれでありがたいことですし、何と言っても県民の皆様方の大きな盛り上がりということを大いに期待しております。

○記者
 個別の会社以外でも、例えば窓口になるような経済団体等にお願いをするということも、これからは無いということなのでしょうか。場面になるとあり得るということなのでしょうか。

○知事
 むしろ、民間の方々が自らの、要するに東北で皆で球団を持とう、青森でもじゃあ試合をして一緒に見ようやという形で民間の方々が盛り上がってくれて、その流れの一環として様々な支援ということが起きてくるのであれば大変ありがたいという立場ですよ、それは。

○記者
 今のお話、県としては11月定例会の補正予算として提出する方向で、今そういう話、調整を進めているということでよろしいですか。

○知事
 今日は4日、日にちを考えると、なかなか今からいろいろと作業をしていって、ちょっと耐震の方のが出てくるのがもう少しかかる、といった実務的な部分で微妙にお答えできない部分がある。それとパ・リーグの方でまだいっていないと言うか、見てもらってないでしょう、という私どもの実作業がまだ行われていないという、課題をきちんとこなしていないという部分がありまして、実際に仙台に球団ができるということが決まりましたから、ではどちらにしても積算をすることが大事なので、その段取りは副知事が適宜やって下さいということで今指示をいたしております。

○記者
 日程的な問題で出来ないかもしれないけれども、それに向けて検討をしていく形でございますか。

○知事
 総枠をお示しすることが非常に重要な案件ではないかなと思っています。どうでしょう。その中でいろんな盛り上がり、やはり財政の再建を含めていろんなことを進めている段階でございますから、確かに非常に県議会の先生方、全会一致、めったにないことでありますが、本当の意味において非常に大きなことであると思っています、県民を代表する県議会の方々の意見。またいろんな関係者の方々、私がいない時でしたけれども、副知事に、また議長にという形で、いろんな方々から声援を受けられている。それは非常に重いものだと思いますが、しかしながら私どもとしては今まだ総枠、そういったことをきちんとお示しする中で色々な対応を考え、またいわゆる県民の皆様方の更なるご支援の盛り上がりということは重要なことだと思っております。
 しかし、先ほど申し上げたとおり、県議会の先生方の全会一致というのは非常に重いものだと思っておりますし、いろんな団体の声も重いものだとは思っております。しかしながら、というところでございます。

○記者
 三木谷社長にお会いになる予定はあるのかないのか。その辺のスケジュールは決まっておりますか。

○知事
 私自身はございません。今後、キーナートさんの方が今実務上はと思っているのですけれども。正直、帰国してまだ予算査定などをやっていたものですから、今後段取りをするべきだと思っています。副知事にさせようと思っています。実務で今進める段階だと思っております。

○記者
 また野球の関係ですけれども、副知事をトップとしたチームで県営球場の改修なり耐震性の調査をしていると思うのですけれども、もしプロ野球をやるとしたら、チームとして県営球場の他に、例えば市営球場を使うとか、新しい球場を造るとか、そこら辺の検討はチームとしてはやるのでしょうか、やらないのでしょうか。

○副知事
 市営球場は1万人しか入らないから、おそらくプロ野球はできないと思いますし、それから新しい球場につきましては、財政改革プランの中で箱モノは凍結するということになっておりますので、おそらく困難ではないかと思っています。従って、今一番可能性のあるのは県営球場で、しかしながら耐震構造がまずある。それから財政改革プランの中で進めている中で、県民の盛り上がりというものがどの程度あるかについて十分見極めなければと思っている。ただ、これから具体的に、実際まず青森県でプロ野球をやるかどうかも正式な確認がまず必要だろうと思いますし、それからやるとした時に、県営球場のどういうところをどういうふうに治せばいいのか、最低限クリアできるのかについてきちっと見てもらって、その上で設計をしていかなければならない。その点を6部の次長、教育庁を含めると7つですか、そういう方々と一緒に事務的に詰めていかなければならないと思っています。

○記者
 ありがとうございました。

−以上—

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