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更新日付:2013年6月6日 広報広聴課
青森県ソーシャルメディアポリシー
お知らせ
2013年6月5日:「IT戦略推進委員会」において『青森県ソーシャルメディアポリシー』が決定
はじめに
TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアは、単に一方的に情報を伝えるだけではない新しいコミュニケーション手段として、これからの県によるPR活動に新たな可能性をもたらすものです。
一方で、ソーシャルメディアでは、不用意な発言などをきっかけとして、組織・個人ともにトラブルに巻き込まれる例も数多く見受けられており、リスクをしっかり理解した上で、参加することが必要です。
一方で、ソーシャルメディアでは、不用意な発言などをきっかけとして、組織・個人ともにトラブルに巻き込まれる例も数多く見受けられており、リスクをしっかり理解した上で、参加することが必要です。
県では、平成23年2月に「クラウドコンピューティング時代に向けた新たなあおもりIT利活用戦略(通称「クラウドあおもり戦略」)」を策定し、今後のIT利活用の方向性を示してきました。クラウドあおもり戦略では、IT利活用の未来として、「情報リテラシー1」と「メディア・リテラシー2」からなる「情報力」を社会的な立場や役割に応じて身につけることを、めざす人財像として掲げています。
このポリシーは、その趣旨の下、新たなIT利活用の手段であるソーシャルメディアに対する県の基本的な考え方を示すとともに、県庁各部局等(警察本部を除く。以下同じ。)及び職員がソーシャルメディアについて適切な「情報力」を身につけられるよう、その場に参加する際の留意事項を示すために策定するものです。
基本方針
ソーシャルメディアの位置づけ
県民及び青森県に興味を持つ皆様と県との情報交流の促進
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新たな関係を構築するための重要な手段
即時性、双方向性、拡散性、共有性などの特徴を有するソーシャルメディアは、皆様に県政のことをより深く理解していただくために、また、皆様との新たな関係を構築できるものとして、重要な役割を果たすものです。 -
県庁各部局等によるソーシャルメディアへの参加
県庁各部局等は、皆様からより深い理解と共感を得られるよう、ソーシャルメディアへの参加を検討します。
県民と県職員の「情報力」の強化
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県民の「情報力」強化の視点
県民が適切な「情報力」を身につけられるよう配慮します。
県民に役立つ、県民が使いたくなる、県民を惑わせない運用を行います。 -
県職員によるソーシャルメディアへの参加
県職員も県民の一人として、「情報力」強化に努める必要があります。県職員という立場やそれぞれの業務内容に応じて、ソーシャルメディアへの適切な参加に努めます。
ソーシャルメディア参加に対するリスク対策
- 県庁各部局等及び職員が、ソーシャルメディアへ参加することによってトラブルとならないよう、留意すべき基本的な事項をあらかじめ示すものです。
基本姿勢
ソーシャルメディアに対する姿勢
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ソーシャルメディアという場を尊重
各ソーシャルメディアにおいて明示されたルール、これまでのやりとりの中で積み上げられた文化やマナーなどを尊重します。
その場に参加する者としての立場を常に忘れず、ソーシャルメディアのルールを逸脱して県のルールを強いることはありません。 -
誠実な態度で対応
正確で公平な運用を心がけ、問題が発生した際でも、冷静さを失わず、常に誠実な態度で対応します。
コンプライアンス
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第三者の権利を尊重
商標や著作権など第三者に属する知的財産権を尊重するとともに、名誉や肖像などそれ以外の第三者の権利についても配慮します。 -
個人情報の保護
個人情報の取扱いについては、青森県個人情報保護条例及び関係法令に従います。 -
法令及び服務規程等の遵守
青森県職員としての自覚を常に持ち、公務員として地方公務員法をはじめとする法令及び服務規程等を遵守します。
ソーシャルメディアへの投稿に関する留意事項
公式アカウントからの投稿
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公式アカウントの設定
やらせ3・なりすまし4を防ぎ、皆様と県との正しい交流を図るため、県が組織として運用するソーシャルメディア上のアカウント5を、公式アカウントとして設定します。
公式アカウントについては、県のホームページ上で一覧を表示します。 -
投稿される内容
公式アカウントからの情報は、組織的に十分配慮をしていますが、正確性や妥当性を保証するものではありません。 -
投稿内容への疑義
公式アカウントから投稿された情報について疑義が生じた場合は、アカウント管理者へお問い合わせください。
職員からの投稿
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職員による県政に関する投稿
職員が私的なアカウントから投稿する内容は、県の公式見解を示すものではありません。 -
職員によるPR
県政に関する情報を、職員自らが率先してPRを行うことがあります。青森県を愛する精神の表れとして御了承ください。 -
身分の明示
職員が県政に関する情報を投稿する際には、所属や当該業務との関連性を明らかにしたうえで投稿します。
公式アカウント及び職員からの投稿に係る共通事項
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内容の誤り
県政に関する投稿の内容に誤りがあった場合は、確認次第速やかに訂正します。 -
禁止事項
以下に関する情報については投稿しません。
- 著作権、商標など第三者の知的財産権を侵害するおそれのある情報
- プライバシーを侵害するおそれのある情報
- 他者の名誉や社会的評価に関わる情報
- 県の信用、品位を傷つけるおそれのある情報
- わいせつな文書、図画に該当するおそれのある情報
- 不正アクセスを助長するおそれのある情報
- 差別を助長するおそれのある情報
- 県の機密や職務上知り得た秘密を含む情報
- 公序良俗に反する情報
- その他ソーシャルメディアへの投稿が適当でない情報
県が運営する公式アカウント
- 青森県庁公式アカウント一覧ページをご覧下さい。
構成
- ソーシャルメディアへの参加に関して、公式アカウント運用担当者向け及び一般利用向けのガイドラインを別途定めています。
- 注釈
- 1.情報リテラシー:パソコンなどIT機器を通じて情報を収集・発信する能力
- 2.メディア・リテラシー:メディアから流れる情報を取捨選択して正しく読み取り、活用する能力
- 3.やらせ:事実関係に偽りがあるにもかかわらず事実そのままであると(又はあるかのように)見せる・称すること
- 4.なりすまし:第三者が、アカウント名やアイコン画像を本人に類似のものを使用するなど、本人と誤認させるような方法で情報発信を行うこと
- 5.アカウント:インターネット上のサービスを利用する際の権利及び名義