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更新日付:2020年2月4日 りんご果樹課

青森の果樹Information-おうとう

「旬」の味で大人気!!
観光農園で注目度抜群
写真:おうとう
おうとうの主な産地は、南部町、八戸市、五戸町で本県の栽培面積の約78%を占めています。
主力品種は佐藤錦です。
おうとうは、「旬」を感じる果物として人気が高くなっています。


データで見るおうとう

おうとうの栽培面積と収穫量の推移

 本県のおうとうの栽培面積は、近年、横ばい傾向にあります。
おうとうの栽培面積と収穫量の推移(青森県)

おうとうの品種

 品種別の割合は、佐藤錦が約55%を占め、次いで北光が約15%、紅秀峰が約7%、南陽が約5%となっています。
おうとうの品種(青森県)
写真:ジュノハート
佐藤錦

 山形県東根市の佐藤栄助氏がナポレオンに黄玉を交配し、育成したといわれています。おうとうの代名詞ともいえる品種です。

写真:ジュノハート
ジュノハート

 平成10年にりんご試験場県南果樹研究センター(現りんご研究所県南果樹部)で、「紅秀峰」に「サミット」を交配して育成した品種です。
 果実は大玉・高糖度でハート形をしています。
 収穫時期は「佐藤錦」より遅く、「紅秀峰」よりやや早い7月上旬から中旬です。
 果肉が堅く裂果しやすので雨よけ栽培が必須です。

 県では、おうとう「ジュノハート」ブランド化推進協議会を設置し、「ジュノハート」のブランド化を進めています。
取組内容についてはこちら→https://www.umai-aomori.jp/junoheart/

 また、一緒にブランド化に取り組む生産者を募集しています。詳細はこちら→「ジュノハート」登録生産者募集チラシ.pdf

おうとうのいろいろ

おうとうの産地紹介:「南部町名川さくらんぼ園振興会」

写真:さくらんぼ狩り
 南部町は、県内一のおうとうの産地です。毎年6月中旬~7月中旬まで、「名川さくらんぼ狩り」を開催しています。旬の味を求めて期間中は県内外から多くの観光客で賑わいます。

トピックス

写真:加温ハウスによる促成栽培
 南部町の留目秀樹さんは、加温ハウスを利用して、おうとうを4月末から収穫できる促成栽培を行なっています。
 この栽培方法は露地栽培より1か月以上も早く収穫できることから、消費者の人気が高く、市場では超高値で取り引きされています。
 主に東京など首都圏に出荷されています。

おうとうと健康

 おうとうにはアントシアンが多く含まれており、抗炎症、毛細血管強化、眼精疲労の回復などに効果があります。また、りんごにも含まれている難消化性であるソルビトールと食物繊維が豊富なことから便秘に効果があります。ソルビトールは、虫歯菌の糖代謝を阻害するため、虫歯の予防効果があると言われています。
 最近は、睡眠のサイクルをコントロールするメラトニンというホルモンが含まれているという報告や食べた後の急激な血糖値の上昇を抑えると言われています。

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この記事についてのお問い合わせ

りんご果樹課・生産振興グループ
電話:017-734-9492  FAX:017-734-8143

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