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更新日付:2021年3月10日 文化財保護課

南部七戸小田子不動堂奉納絵馬

民俗文化財(重要有形民俗文化財)

南部七戸小田子不動堂奉納絵馬

  • 南部七戸小田子不動堂 奉納絵馬
    写真提供 七戸町教育委員会
指定区分 重要有形民俗文化財
名称及び員数 なんぶしちのへこだこふどうどうほうのうえま
南部七戸小田子不動堂奉納絵馬  108点
所在地 上北郡七戸町字和田下
(七戸町立鷹山宇一記念美術館絵馬館にて一部展示
 上北郡七戸町字荒熊内67-94)
所有者 八幡神社
管理団体 七戸町
指定年月日 平成2年3月29日
公開状況 公開
問合せ先 七戸町教育委員会世界遺産対策室
 TEL0176-58-5530

 指定物件の108点はすべて絵馬で、中にかつて中世の絵馬として紹介されたものが4点あったが、現在紀年銘の確認できる91点の大部分は、江戸時代前期から後期のもので、図柄は馬を描いたものが最も多く、92点ある。
 桂・朴その他の粗略な板に、墨、胡粉、丹、朱、黄土、白禄、群青などで描かれている。板の形は形の大小からいえば小絵馬に属する。ほぼ正方形の板の上部を、緩やかな屋根型に削り、柱、床板、梁を描き、それらに囲まれた範囲内に、かつて柳宗悦氏をして日本の民画史もこの発見で立派な一章を追加したと絶賛せしめたいわゆる「藤右衛門の小絵馬」として知られるつなぎ馬・飾り馬などを描いた独特の雅趣ある形式のものが多い。
 この絵馬は、古くから良馬の産地として著名であった南部地方における江戸時代の絵馬奉納の本源的風習を示すものであり、質・量両面において、日本の小絵馬を代表する貴重なものである。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課 
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、所有者又は各市町村教育委員会へお願いします。

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