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更新日付:2023年2月27日 文化財保護課

舟ヶ沢の丸木舟

県有形民俗文化財

舟ヶ沢の丸木舟

  • 舟ヶ沢の丸木舟
    写真提供 東北町教育委員会
指定区分 県有形民俗文化財
名称 ふねがさわのまるきぶね
舟ヶ沢の丸木舟 1隻
所在地 上北郡東北町塔ノ沢山1
(東北町コミュニティセンター未来館)
所有者 東北町
指定年月日 平成7年4月19日
公開状況 公開
問合せ先 東北町教育委員会社会教育課(歴史民俗資料館)
 TEL0176-56-5598

 昭和63年に小川原湖西岸の舟ヶ沢の漁民が、湖の水深19mの所から引き揚げたもの。櫂・櫓・棹など付属用具は発見されなかった。用材は杉で、480年ほど前に伐採し製作したとの説もあるが、なお検討の必要がある。製作は削り跡からみて、ちょうなや鋭利なのみなどで彫り削ったと思われ、整った仕上げである。右舷と左舷のバランスの違い、舟の水中停止に別な支柱を使ったらしい工夫、櫓の扱いの仕掛けを思わせる処置など、原始的な丸木舟と違う進んだ製作の手法が見られる。小川原湖上での人や物の運搬、沿岸漁民の生業、交通、交易など生活の歴史を考える手がかりになろう。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、所有者又は各市町村教育委員会へお願いします。

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