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更新日付:2012年6月18日 文化財保護課

長者久保遺跡出土品

県重宝(考古資料)

長者久保遺跡出土品

  • 長者久保遺跡出土品
    写真提供 野辺地町教育委員会
指定区分 県重宝
名称及び員数 ちょうじゃくぼいせきしゅつどひん
長者久保遺跡出土品 28点
所在地 野辺地町字野辺地1-3(野辺地町立歴史民俗資料館)
所有者 野辺地町
指定年月日 平成24年4月16日
公開状況 公開(有料)
問合せ先 野辺地町立歴史民俗資料館
TEL0175-64-9494

時期<紀元前1万3千~4千年と推定>
長者久保遺跡(上北郡東北町字横沢)出土

長者久保遺跡出土の石器群は、局部磨製石斧(丸鑿(まるのみ))、打製石斧、石槍からなり、各種の彫器(ちょうき)・掻器(そうき)を伴い、石刃技法(せきじんぎほう)が顕著であるという特色をもっている。また、同じ組み合わせの石器群が長野県神子柴(みこしば)遺跡でも発見され、その特殊性から神子柴・長者久保文化(神子柴・長者久保系石器群)とよばれるようになった。現在、これらの石器群に土器が伴出する例が増加し、神子柴・長者久保系石器群は、日本最古の土器群に伴う石器群の一つとして重要視されている。野辺地町立歴史民俗資料館に所蔵されている28点の石器には、丸鑿・打製石斧・石槍をはじめ主要な石器がすべて含まれており、現在でも神子柴・長者久保文化の標式資料として極めて重要な位置を占めている。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、野辺地町立歴史民俗資料館へお願いします。

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