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更新日付:2021年3月10日 文化財保護課

旧津島家住宅主屋、文庫蔵、中の蔵、米蔵、煉瓦塀

重要文化財(建造物)

旧津島家住宅主屋、文庫蔵、中の蔵、米蔵、煉瓦塀

  • 旧津島家住宅主屋、文庫蔵、中の蔵、米蔵、煉瓦塀
    写真提供 五所川原市教育委員会
指定区分 重要文化財
名称及び員数 きゅうつしまけじゅうたくおもや、ぶんこぐら、
なかのくら、こめぐら、れんがべい
旧津島家住宅主屋、文庫蔵、
中の蔵、米蔵、煉瓦塀
 6棟
所在地 五所川原市金木町朝日山412-1
所有者 五所川原市
指定年月日 平成16年12月10日
公開状況 公開(有料、12月29日休館)
問合せ先 五所川原市教育委員会 社会教育課
TEL0173-35-2111(代)

時期 〈明治時代〉
 県議会議員であった津島家六代目の源右衛門が、邸宅として建設したもので、太宰治(津島修治)が源右衛門の6男として明治42年6月19日にこの家で誕生し、幼年期を過ごした家でもある。
 主屋は木造二階建、正面に入母屋造の大妻面を見せた大規模な建築で、北東に文庫蔵、東背後に中の蔵、米蔵があり、敷地の周囲に煉瓦塀を巡らす。
 大工棟梁は、本県を代表する近代建築の棟梁堀江佐吉の4男斉藤伊三郎が務めている。本住宅は、津軽地方の伝統的町屋の形式を踏襲しつつ、店舗、階段室、応接室などは洋風の意匠、工法を導入した新しい時代の邸宅の姿を作り上げている。大規模で良材をふんだんに用い、巧緻の技術が駆使された近代の住宅建築として価値が高く、大型の土蔵や長大な煉瓦塀など付属施設も残り、当時の屋敷構えをよく伝えるものとして非常に貴重である。

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この記事についてのお問い合わせ

文化財保護課
電話:017-734-9919  FAX:017-734-8280
※見学に関するお問い合わせは、所有者又は各市町村教育委員会へお願いします。

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