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更新日付:2014年3月26日 健康福祉政策課

「包括ケア」ってなぁに?

 青森県では平成9年度から保健・医療・福祉包括ケアシステムの構築を推進してきました。
 保健・医療・福祉包括ケアシステムとは、すべての住民が生涯にわたり、健康で安心した生活を送ることを目的に、 保健・医療・福祉の各サービスを必要なときに一体的に提供する仕組みです。
保健・医療・福祉包括ケアシステムのイメージ
 住民一人ひとりに対し、身近な保健・医療・福祉の各分野が相互に連携を図り、利用者本位の視点で切れ目のないサービスを提供します。
 また、単に提供するだけでなく、利用者の自立を支援するという視点も必要です。利用者サイドも自らの生活を作っていくこととして参画する視点も必要です。
 このシステムは、基本的に住民に最も身近な市町村において構築していくことが大事です。
 市町村で完結できない広域的な支援が必要な部分、例えば医療のネットワークとの連携などは、県が支援しています。

包括ケアシステムの推進体制
 推進体制は、住民に最も身近な市町村レベルと2次保健医療圏レベル、県レベルの3段階になっています。
 市町村レベルでは、責任者レベルの協議会や実際のケースについて検討する包括ケア会議の定着を図りました。現在は、地域ケア会議と併せて一体的なサービス提供を検討する会議が設置されています。
 2次保健医療圏レベルでは、各圏域の職域団体から関係者が集まり、圏域内の包括ケアシステムの構築の推進について検討する「地域包括ケアシステム推進会議」が設置されています。
 県レベルでは、県医師会をはじめ、各職域団体から委員が参画し、県全体の包括ケアシステムの推進について協議する「青森県保健・医療・福祉包括ケアシステム推進協議会」が設置されています。


これまでの県の取組み

 県では、平成9年度から、県全域における包括ケアの推進や、地域包括ケア推進に対する助言等を行っているほか、下記のような取組を実施してきました。

平成9~12年度(普及啓発)

平成13~15年度(構築支援・ネットワークづくり)

平成16~19年度(市町村での自己評価・改善)

  • 「包括ケア自己評価手法」の開発・普及
  • 包括ケアシステム構築支援研修会(平成17年度)
  • 包括ケア推進大会(平成18年度)

平成20~23年度(定着・発展)

現在の取組み

平成24年度~

  • 現地懇談会の状況1
    懇談会の様子(つがる市)
  • 現地懇談会(田子町)
    田子町会場の健康教育展示コーナー


  • 平成25年度地域医療・地域介護連携担当者研修会

その他の取組み

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健康福祉政策課・企画政策グループ
電話:017-734-9277  FAX:017-734-8085

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