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更新日付:2017年7月14日 保健衛生課

中東呼吸器症候群(MERS)について

 平成27年に韓国において発生した中東呼吸器症候群(MERS)の流行は終息していますが、サウジアラビア等の中東地域では引き続き、発生が確認されています。
 中東地域から2週間以内に入国又は帰国された方で、発熱又は急性呼吸器症状があり、かつ、中東呼吸器症候群(MERS)患者に接触した場合又はヒトコブラクダと濃厚に接触した場合は、お近くの保健所へご相談ください。

中東呼吸器症候群(MERS)とは

○平成24年に中東への渡航歴のある患者から初めて発見された新種のコロナウイルスによる感染症です。
○流行国は中東地域の一部(アラブ首長国連邦、イエメン、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、ヨルダン)です。
○日本では、平成27年1月21日から二類感染症に指定されています。

感染経路

○正確にはわかっていませんが、ヒトコブラクダとの濃厚接触が感染源の一つであるとされています。
○また、患者からの飛沫感染(咳やくしゃみのしぶきを吸い込む等)や接触感染等で伝播します。

症状・潜伏期間

○症状は、発熱、咳、息切れ等です。下痢等の消化器症状を伴う場合もあります。
○感染しても症状が現れない方や軽症の方もいますが、高齢の方や糖尿病、慢性肺疾患、免疫不全等の基礎疾患のある方は重症化するとされています。
○潜伏期間は、2~14日(中央値5日程度)とされています。

治療法・予防法

○ワクチンや特別な治療法はありません。患者の症状に応じた対処療法(症状を和らげる治療)のみとなります。
○流行国では、ヒトコブラクダ等の動物との接触をできる限り避け、こまめに手を洗い、未殺菌のラクダの乳等の加熱が不十分な食品を喫食しないことが予防の基本となります。

消毒法

○消毒には、消毒用エタノール、イソプロパノール、次亜塩素酸ナトリウム等を用います。

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保健衛生課感染症対策グループ
電話:017-734-9284  FAX:017-734-8047

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