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更新日付:2021年2月19日 保健衛生課

性感染症(STD)を知っていますか?

※下記の項目をクリックすれば、情報がご覧になれます。
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ここでは、性感染症(STD)の意味や性感染症(STD)の種類及びその予防法などを説明しています。

性感染症(STD)とは

「性行為(セックス)で感染する病気」を総称して、性感染症(STD)といいます。
この性感染症(STD)が、いま流行しています。
性感染症(STD)の原因には、ウイルス、細菌、クラミジアなどがあり、性器、泌尿器、肛門、口腔などと接触してうつります。
現在、性行為(セックス)は多様化しており、ひとくちに「SEX(セックス)」といってもいろいろです。ここでいう「性行為(セックス)」には、次のような広い意味での性行為を含みます。

○膣(ちつ)性交 :通常のセックス
○口腔性交(オーラルセックス): フェラチオ・クンニリングス・リミング
○肛門性交(アナルセックス)

なお、STDは、英語のSexually Transmitted Diseasesの頭文字をとったもので、「性感染症」のことを意味します(STI (Sexually Transmitted Infections)と呼ばれることもあります。)。


性感染症(STD)ってどんな病気なんだろう?

性感染症(STD)は、性器クラミジア感染症、淋菌感染症、性器ヘルペスウイルス感染症など、その種類は10種類以上。(主な疾病の詳細は、下記をご覧ください。) 

病気によって、感染部位の痛みやかゆみ、排尿痛、おりものの異常から、全く違和感を覚えない無症状のものまで、現れる症状もさまざまです。

また、エイズも性感染症(STD)の一種です。

排尿時、外陰部、おりものなどで「なんだかいつもと違うぞ」と感じたら、自分の症状を入念に確認(クリックしてください)して、早めに医療機関に相談するようにしましょう。

主な性感染症(STD)などの特徴や症状などについて、次に詳しく紹介します。
(一部は国立感染症研究所のホームページにリンクしています)
感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律に規定する性感染症(STD)
後天性免疫不全症候群  梅毒 性器クラミジア感染症 性器ヘルペスウイルス感染症

尖圭コンジローマ 淋菌感染症 アメーバ赤痢 B型肝炎 C型肝炎

その他の性感染症(STD)
毛じらみ症 軟性下疳(なんせいげかん) トリコモナス症 性器カンジダ症

無症状なら治療しなくてもOKなの?
ほとんどの性感染症(STD)は、早期に発見した場合には、飲み薬などで治療することが出来ます。
でも、
「たいした症状でもないし」・・・
「はずかしい」・・・
は禁物です。治療せずに放っておくと、重い症状を引き起こしたり、治療が困難になったりします。

男性の場合は、睾丸炎や前立腺炎になったり、不妊の原因になったりします。
女性の場合も、不妊症になったり、妊娠しても流産や早産の危険を伴ったりするほか、母子感染で赤ちゃんにも病気が感染する場合もあります。

気になる性感染症(STD)の感染経路は?

多くの性感染症(STD)は、
1 性行為(セックス)による感染
2 血液による感染
3 母子感染
の3つが感染のルートであり、特に性行為(セックス)による感染が大部分を占めています。
性感染症(STD)のうち、口腔性交(オーラルセックス)や、ディープキス、ペッティングだけでも感染するものもあるので、注意が必要です。

「そんな簡単に感染なんかしないじゃないか?」と思っていませんか。

そうではありません。たとえ、1回の性行為(セックス)であっても、その相手が性感染症(STD)に罹っていれば、感染のリスクを負うことになります。

たとえば、次を見てください。これは、1回の性行為(セックス)で感染する確率を感染症ごとに比較したものです。(WHO資料より)
◇淋菌感染症 50%
◇梅毒 15~30%
◇HIV 0.1~1%


予防方法は?
性感染症(STD)を予防する方法は、こちらをご覧ください。


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この記事についてのお問い合わせ

健康福祉部保健衛生課感染症対策グループ
電話:017-734-9284  FAX:017-734-8047

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