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更新日付:2024年2月5日 自然保護課

クマの出没に注意してください!

ツキノワグマ出没警報について

 ツキノワグマ出没警報が解除となりました。

令和5年10月3日付けでツキノワグマ出没警報を発していたところですが、令和5年11月30日までとした警報発表期間が終了したことから解除となりました。

なお、例年、12月以降もツキノワグマの目撃があるため、引き続き、野外で活動する際はツキノワグマに出会わないよう十分注意してください。
また、クマを誘引する生ごみや野菜・果実の残渣を適切に処理するようにしてください。

<警報の内容等>
県がツキノワグマの出没件数を取りまとめたところ、9月の出没件数が、県の「ツキノワグマ出没注意報等発表実施要領」に基づく、警報発表の基準である過去5年間における当該月の平均値の2倍以上(4.18倍)となったため、「ツキノワグマ出没警報」を発表します。

1 期間
 令和5年10月3日(火) ~ 令和5年11月30日(木)

2 区域
 県内全域

3 県民の皆様へのお願い
 ・クマの出没状況に気を配り、出没が確認されている場所には近づかないでください。
 ・山に入る時はなるべく複数人で音を出しながら歩くようにしてください。
 ・クマを誘引する生ごみや野菜・果実の残渣を適切に処理するようにしてください。

<参考>
ツキノワグマ出没注意報等発表実施要領PDFファイル[102KB]
ツキノワグマ出没注意報等発表規程PDFファイル[105KB]
ツキノワグマ出没警報チラシ画像ファイル[1729KB]

クマに出会わないために

クマは春先に冬眠から目覚め、5月頃~11月頃まで山菜、昆虫、木の実などの食物を探してよく動き回ります。
特に、山菜、好物のタケノコやキノコを求めて活発に行動しています。

また、子連れの親グマは子どもを守るため気性が荒くなっています。子グマに近寄ったり、刺激することで襲われる可能性があります。
1.あらかじめクマ出没情報や標識に注意し、危ない場所には近づかないこと。
2.必ず2人以上で行動し、単独で山には入らないこと。
3.食べ残しや食べ物の容器等を野外に置かないこと。
※クマをその場所に引き寄せる原因になります。
4.夕暮れや明け方のクマが活発になる時間や霧の深い日は山に入らないこと。
5. クマの足跡や糞などを見つけた場合は、その先には進まず引き返すこと。
6. クマも夢中で山菜を食べていることがあるので、山菜採りの際には周囲に注意すること。
7. 会話をし、鈴や笛を身に付け、ラジオの音量を上げるなど、周りに音を出しながら行動すること。
※渓流の音が大きい場所や雨風の強い日はクマが人間に気づきにくい場合があります。
8.クマの生息域に近い地域では、家庭ゴミや農作物残渣の処理に注意すること。

もし、クマに出会ってしまったら

もしクマに出会ってしまった場合は、以下のことに十分注意してください。

1.遠くにクマを見つけたら、後ずさりしながら静かに立ち去ること。
2.クマがこちらに気づいたら、慌てず静かにしていること。
3.クマが近づいて来たら、クマの動きに注意しながら、ゆっくりと後退すること。
4.クマは逃げるものを追う習性があるため、背中を見せて走ったり、大声を上げたり、攻撃したりしないこと。
5.子グマの近くには必ず親グマがいるので、子グマを見ても決して近寄らないこと。
6.  市街地でクマを見つけたら、安全な場所に移動し、最寄りの市町村役場や警察署へ連絡すること。
 

クマ出没マップ

クマ出没状況(最新情報)

※ 出没状況は、市町村や関係機関から提供いただいた情報を基に更新しています。

青色・・・目撃発生場所
緑色・・・食害発生場所
赤色・・・人身被害発生場所
令和5年クマ出没状況等(1月1日~12月31日)
※数値は確定値となっています。
項目 本年 前年同期 増減 前年総数
クマ出没件数
(出没件数のうち)目撃
(出没件数のうち)食害
(出没件数のうち)人身被害
1,133
898
225
10
295
277
17
1
+838
+621
+208
+9
295
277
17
1

ツキノワグマによる人身被害の発生について

<令和5年次>
・5月16日(火)8時49分頃 むつ市大畑町で山菜採りをしていた男性(70代)が頭部を負傷
・6月8日(木)17時40分頃 弘前市石川地区で農作業をしていた女性(60代)が手足を負傷
・7月28日(金)5時45分頃 弘前市小沢地区で農作業をしていた男性(70代)が手首等を負傷
・9月17日(日)9時15分頃 鰺ヶ沢町中村町地区できのこ採りをしていた女性(70代)が頭部等を負傷
・9月18日(月)17時30分頃、平川市碇ヶ関地区で自宅裏のクリの木を確認していた女性(70代)が頭部等を負傷
・9月25日(月)15時55分頃、黒石市南中野地区で農作業の合間に休憩をしていた女性(60代)2人が頭部等を負傷
・10月6日(金)7時38分頃、田子町夏坂地区でクリ拾いをしようとした女性(60代)が頭部等を負傷
・10月7日(土)14時00分頃、深浦町長慶平地区できのこ採りをしていた男性(70代)が耳、腕等を負傷
・10月12日(木)14時30分頃、青森市合子沢地区できのこ採りをしていた男性(70代)が耳、手を負傷
・10月18日(水)7時00分頃、鰺ヶ沢町南金沢町地区でクリ拾いをしていた女性(70代)が手を負傷
 
<令和4年次>
・5月16日(月)14時頃 弘前市の岩木山弥生コースで登山中の男性(60代)が両腕を噛まれ負傷

<令和3年次>
・10月2日(土)早朝、平川市碇ケ関地区で散歩中の男性(70代)が顔を激しく損傷し、死亡

<令和2年次>
・  5月30日(土)5時30分頃 弘前市沢田地区で山菜採りをしていた男性(73)が顔やひじをひっかかれ負傷(全治2週間)
・  7月21日(火)13時40分頃 田子町遠瀬地区で山菜取りをしていた男性(91)が腕を骨折したほか顔面等をひっかかれ負傷
・  8月11日(火)11時40分頃 弘前市五代地区でリンゴ園で農作業中の男性(40代)が側頭部や左手首を負傷
・  8月23日(日)16時30分頃 弘前市坂元地区でリンゴ園で農作業中の男性(70代)が顎などを負傷
・11月  5日(木)11時頃 むつ市田名部地区の山林できのこ採り中の男性が右手をかまれたほか左手・左足をひっかかれ負傷

<令和元年次>
・  5月19日(日)10時35分頃 東通村小田野沢見尻山地区の山林で野生動植物の調査中に男性(40)が左太ももを咬まれて負傷(全治1週間)
・  5月22日(水)13時頃 平川市切明湯川地区の山林で山菜採り中の女性(70代)が顔面等をひっかかれ負傷(全治2週間)
・  8月16日(金)12時頃 十和田市切田地区の山林で渓流釣りの男性(70)が顔面等をひっかかれ負傷
・ 9月  4日(水)14時35分頃 深浦町大間越地区の畑で男性(79)が子グマを追い払おうとしたところ母グマから顔面等をひっかかれ負傷
・10月20日(日)6時頃 西目屋村田代地区の山林できのこ採り中の男性(70代)が右手等をひっかかれ負傷

マニュアル・リーフレット

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この記事についてのお問い合わせ

自然保護課 自然環境グループ
電話:017-734-9257 FAX:017-734-8072

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