令和3年度青森県湿原保全活動推進業務に係る企画提案競技を実施します！

　本県は複雑な地勢と独特の気象条件などに対応した多様な自然と生態系を持っており、中でも、優れた自然の風景地である自然公園は、適切に利用しながら将来へ引き継いでいく貴重な財産です。
　このうち、津軽国定公園内にあるベンセ湿原（つがる市）は、開発行為から貴重な自然環境を保護するため、昭和59年に青森県が買上げ、県有湿原として管理を行っていますが、近年は乾燥化の進行による植生の変化などが懸念されています。
　この貴重な自然を保全し、活用していくためには、県による管理のみならず、地域住民等の自然環境への理解促進と保全活動への主体的な参加・協力が不可欠です。
　そこで、ベンセ湿原において、自然教育や保全活動の担い手の育成を図るとともに、乾燥化が進行する湿原の保全活動を楽しみながら実施できるプログラムづくりを行うため、本業務を委託する者を企画提案競技（プロポーザルコンペ）形式により選定します。