平成30年度青森県いきいき男女共同参画社会づくり表彰　受賞者の紹介

　県では、男女共同参画社会の実現に向けて、顕著な功績のあった方を称えるとともに、様々な分野でチャレンジし活躍する女性や団体を、他の模範として奨励するため、県知事表彰を実施しています。

　この表彰には、長年にわたって男女共同参画社会の実現に向けた功績のあった個人を対象とする功労賞と、起業、NPO活動、地域活動及びそれらを支援する活動などに取り組む女性及び団体・グループを対象とする女性のチャレンジ賞を設けています。

●津軽あかつきの会
（弘前市：代表　工藤良子（くどうりょうこ）氏）
　弘前市石川地区の家庭で昔から食べられてきた料理を先輩の女性たちから受け継ぎ、その味や調理方法等を多くの人たちに伝える食事会や料理教室などの活動を行っています。平成28年度から始めた予約制の食事会には県内外から多くの人が訪れており、津軽の伝承料理の魅力を広く発信しています。
　食事会に参加し趣旨に賛同した若い人が会に加入して料理の技術やもてなしの技法を学ぶなど、後継者の育成にも取り組んでいます。

●浪岡アップル友の会
（青森市：代表　齋藤慶子（さいとうけいこ）氏）
　平成7年11月に浪岡農協女性部が主体となって設立し、道の駅「なみおか」アップルヒルの農産物直売所及び加工所を運営しています。加工所の運営のため、会員から30名を超える雇用を生み、地域における女性の雇用促進に貢献しているほか、農産物販売だけでなく、女性の視点を生かした惣菜、菓子、漬物等の加工・販売業務に積極的にチャレンジし売上高1億円を達成するなど、農業女性の活躍と地域経済の発展に大きく貢献しています。