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更新日付:2016年4月27日 地域生活文化課

青森県史資料編近現代7「青森論」

本書の概要

『月刊評論_第3巻第9号9月号』
 本巻は、明治維新以降、アジア・太平洋戦争の敗戦までに、青森県内で発刊された雑誌から、誌面に掲載された「青森論」をまとめた資料集です。
 戦前期に発刊された雑誌には入手困難なものなどがありますが、新聞・雑誌・機関誌・広報誌などの地域メディアは、自治体史の編さんにおいて、地域についての豊富な情報を提供してくれる大変重要な資料です。
 本巻では、戦前の雑誌を時代別に大きく分け、その時代ごとに描かれた「青森論」をまとめています。

 第一章では、近代化・文明開化等の思想が、青森県にどのような形で現れたのかを探りました。
 第二章では、日清・日露戦争を体験し、「東北」という地域像に青森県が組み込まれる過程を描きました。
 第三章では、大正デモクラシーの時代に、近代の新しい息吹が地域へも定着した様子をうかがいました。
 第四章では、昭和の戦争を通じ、地域と国家との関わりが重要となる時代像を描きました。
 第五章では、本巻で最も豊富な「青森論」を提供した『月刊東奥』を特集しました。
 
 また、口絵のページには戦前の雑誌の表紙をカラーで掲載していますので、色調が華やかで構図も大胆な当時の雑誌を視覚的にも楽しんでもらえればと思います。


※写真は、昭和14(1939)年9月10日に発行された『月刊評論 第3巻第9号9月号』です。
(青森県史編さん資料より)

本書の構成

目次
第1章 「開化」する地域メディア-明治前期-
第2章 「東」と「北」への志向-明治後期-
第3章 展開する自画像-大正期-
第4章 地域像と国家像のはざま-昭和戦前期(1)-
第5章 「東奥」の世界-昭和戦前期(2)-

体裁 A4判 約800ページ 平成28年(2016)3月15日発行

編集 河西英通・北原かな子・脇野博・中園裕・野々宮愛子・福島春那・葛西優花
※写真は、昭和2(1927)年7月6日に発行された『青森青年 第14号7月号』です。
(青森県所蔵県史編さん資料より)

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環境生活部 県民生活文化課 文化・NPO活動支援グループ(県史担当)
電話:017-734-9238  FAX:017-734-8046

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