日本原燃(株)再処理工場 高レベル廃液ガラス固化建屋における供給液槽の安全冷却機能の一時喪失に係る法令報告について報告します

標記について、日本原燃(株)から下記のとおり連絡を受けたのでお知らせします。

1 連絡の内容
再処理工場の高レベル廃液ガラス固化建屋における供給液槽の安全冷却機能の一時喪失に
ついて、本日、法令報告(核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律第62
条の3に基づく報告事象)に該当すると判断した。
発生当初、連絡責任者※は、供給液槽の廃液温度が25℃～30℃であるところ、32℃
までの上昇であり、有意なものと捉えていなかった。
その後、供給液槽の廃液温度上昇は、仕切弁の閉止に伴って安全冷却水の供給が停止した
ことによるものであること、また上昇が継続していた状態であったことから、有意なもの
であると捉え、本日、異常事象の対応を行う六ヶ所対応会議での検討および再処理事業部
長の判断を経て、連絡責任者が法令報告に該当すると判断した。

※ 連絡責任者:再処理事業部技術部長(異常事象が発生した時の連絡責任者)

2 県への連絡日時(法令報告の判断に係るもの)
令和4年7月8日(金)11:00 FAX

3 県の対応
7月3日、現地に六ケ所村とともに原子力センター職員を派遣し、調査した結果(立入調
査結果)を公表する。

2022年07月08日

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