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更新日付:2022年12月1日 広報広聴課

県民だよりあおもり2023年12月号(第202号)テキスト版

表紙

県民だより あおもり2023年12月号(第202号)
令和5年12月1日発行

特集テーマ 青森県は DX(ディーエックス)でもっとおもしろくなる!

目次

1 特集
青森県は『DX』でもっとおもしろくなる!

2 連載 CAFE AOMORI
株式会社ヘプタゴン
代表取締役 立花 拓也(たちばなたくや)さん

3 連載 『地域県民局』 ZOOM UP!
西北地域特集

4 連載 いただきます!あおもりめし
西北レシピ

5 ミニ特集
青森県職員の給与と職員数のあらまし
悩みや生きづらさを抱える子ども・若者やそのご家族を支援します

6 あおもりインフォメーション
県からのお知らせ

7 連載 知事コラム:宮下宗一郎の青森新時代
失敗に次ぐ失敗…そして、

特集:青森県は DX(ディーエックス)でもっとおもしろくなる!

県では、市町村や民間企業などと連携しながら、DXを推進していくためのさまざまな取組を行っています。
より生活しやすい青森県を一緒につくっていきましょう!

1 IT専門監に聞いてみよう!未来がもっと明るくなる! 『DX』ってなに?

青森県IT専門監 相川 正行(あいかわまさゆき)さんに、DXについてのお話を伺いました。
記事に関する問い合わせ:DX推進課 電話 017-734-9179
関連ページ:DX推進課

Q1:そもそもDXってなに?
A1:DXとは「デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)」の略で、デジタル技術やデータを使って、新しいビジネスを生み出したり、多様な働き方や安全・安心で便利な生活を送ることができるように仕事や社会の仕組みを変革していくことを指しています。
Q2:どうしてDXが必要なの?
A2:人口が減少する中でも、暮らしの質の向上や経済成長の実現に取り組む必要があります。DXが進むことで、私たちの仕事の効率が高まるほか、新たなビジネスが創出されるチャンスが生まれます。また、過疎化や高齢化に伴って生じているさまざまな地域課題の解決にもつながることが期待されます。
A3:DXで私たちの生活はどう変わるの?
A3:DXが進んでいくと、場所を選ばない働き方や、一人ひとりのニーズに応じた教育、医療・介護サービスなどを受けることができるようになります。また、防犯・防災面でも、デジタル技術を活用して、見守りが強化されたり、必要なときに必要な情報が取得できるようになるなど安全・安心な生活につながっていきます。

2 『DX』で会社がこんなに変わった! 県内の『DX』事例

実際に県の助成やアドバイスを受けて、DXに取り組んだ企業の事例をご紹介します。

記事に関する問い合わせ:新産業創造課 電話 017-734-9418
関連ホームページ:青森 DX

AIを活用した青果物用段ボールの受注販売予測

ケース1 森羽紙業(もりはしぎょう)株式会社(五所川原市)
【事業内容】段ボール製品製造・販売
【協力企業】東日本電信電話株式会社

農家などからの聞き取りや担当者の経験則に基づき受注を予測し、段ボール箱を生産していた森羽紙業株式会社では、その作業に膨大な時間と専門人員が必要とされ、急な変更などへの対応に限界を感じていました。

これらの課題をデジタル技術で解決するため、県の紹介で東日本電信電話株式会社と打ち合わせを行い、AI技術で受注予測を行うシステムの実現を目指すことに。現在は、市場データ・気象データを活用したAI受注予測システムの実装に向けてシステム構築を進めています。

全国に向けたデジタルマーケティングで新規顧客を獲得

ケース2 株式会社小林紙工 (こばやししこう) (弘前市)
【事業内容】貼箱の製造販売、包装資材の卸売、化粧箱の販売など
【協力企業】株式会社ストラテジーテック・コンサルティング

一つひとつ手作業で作る「貼り箱」を生産・販売する株式会社小林紙工は、自社の強みを生かし、高付加価値な紙箱の販路を全国に拡大するため、デジタル技術の活用を検討。株式会社ストラテジーテック・コンサルティングによる伴走支援で、ECサイトの開設を実現しました。

デジタルマーケティングで県外の新規顧客を獲得できたほか、ネットショップ事業の売り上げ伸長により、社内のサステナビリティな取組(障害者就労施設等の連携)の強化も進んでいます。

3 「青森県DX総合窓口」に相談してみませんか! デジタル化したいけど、何をすればいいか分からない…そんな中小事業者・個人事業主をサポート

県では、県内事業者のデジタル技術を活用した新ビジネス創出や事業者の経営革新を支援し、本県産業のDXを推進するため、「青森県DX総合窓口」を開設しました。県内事業者のみなさんのDXに関する相談にワンストップで対応しています。潜在化している課題を一緒に解決してみませんか?

記事に関する問い合わせ:新産業創造課 電話 017-734-9418
関連ホームページ:青森  DX

窓口ではこんなサポートをしています!

「青森県DX総合窓口」では、NPO法人あおもりIT活用サポートセンターが持つ経験と実績を活かし、デジタル技術を駆使した業務改善、経営革新など、DXを支援します。

事業内容(一例)

  • DXに関するあらゆる相談
  • デジタル化、DX事例の紹介
  • IT企業の紹介
  • デジタルツールの紹介

DXを進めたい!でも…こんな悩み事ありませんか?

DXについてのさまざまな悩みを解決!

  • 集客:デジタルを活用して集客してみたい
  • 連絡ツール:主にFAXや紙での受発注のやり取りをしている、従業員同士の連絡手段が電話とメール以外に存在しない
  • スケジュール管理:事務所のホワイトボードと各自の手帳だけで管理している
  • セキュリティ:セキュリティの心配から手を伸ばしていないデジタル化がある
  • 補助金について:今までIT導入・DX関連の補助金を活用したことがない

支援・マッチングの流れ

支援は原則無料

  1. HPの専用フォームにてお問い合わせ
    内容確認後、面談の日程を連絡
  2. 現状のヒアリング
    現状やお悩みについて、あなたの会社の解決したい課題などの聞き取り
  3. あなたの会社の状況に合わせたDX戦略プランの策定支援
    DXを進める上で必要となる戦略を、あなたの会社と一緒に専門家が策定
  4. 課題解決に適したツールの選定
    どのような仕組みやツールで生産性や付加価値の向上などのDXの取組を進めるか検討
  5. 施策開始
    全ての準備、確認が完了したら、サポートIT企業と一緒に技術的支援を実施
  6. 継続的な伴走支援
    あなたの会社のDX進度に応じて、継続的な支援を柔軟に対応

青森県DX総合窓口

  • 住所:青森市古川1丁目8番2号倉内ビル3階(GRAVITY CO-WORK)
  • 電話:080-7699-6065
  • メール:info@dx-aomori.com

関連ホームページ:青森 DX

おしえて! 「青森県DX総合窓口」のこと DXコンシェルジュに聞いてみよう!

青森県DX総合窓口 DXコンシェルジュ風晴 翔太(かぜはれしょうた)さんに、「青森県総合窓口」についてのお話を伺いました。

Q1:今までどんな相談がありましたか?
A1:IT導入における補助金の有無に関するお問い合わせをはじめ、どこから手をつけたらよいのかわからないといったDXに関する初歩的な相談や、ご自分の業種においてチャットGPTはどのような使い方ができるかといった具体的な質問まで、DXへの取組に不安を抱く企業や個人事業主から多岐にわたる相談が寄せられています。
Q2:どんな人でも気軽に相談できますか?
A2:従業員が少ない企業や個人事業主でもDXに関する疑問や課題を抱えている場合は、業種に関係なくどなたでもご利用いただけます。相談は無料です。
Q3:DXについて学ぶにはどうしたらいいですか?
A3:青森県DX総合窓口のポータルサイト上で学習コンテンツを提供しています。さらに、定期的に各地でDXに関するセミナーを開催し、参加者に知識やスキルの向上の機会を提供しています。詳細なスケジュールや内容については、ポータルサイトをご覧ください。
Q4:デジタルに慣れていない人でもDXに取り組めますか?
A4:県内のIT事業者やコンサルタントをご紹介し、専門家のアドバイスを受ける手助けを行っています。デジタル分野が未経験の方でも、安心してDXに取り組むためのサポートを行っておりますので、お気軽にご利用ください。

4 こんなところにも『DX』! より便利に進化!あなたの暮らしに身近なDX

県では、みなさんの生活やしごと・産業に深い関係のあるさまざまな分野でも、DX推進に関する取組を進めています。

農業 ブランド米生産支援システム「青天(せいてん)ナビ」で「青天の霹靂」の高品質・安定生産!

県では、「青天の霹靂」の高品質化と収量安定のため、水田1枚ごとの収穫時期や施肥管理を自動でアドバイスする、ブランド米生産支援システム「青天ナビ」を生産指導に活用しています。

記事に関する問い合わせ:農業園芸課 電話 017-734-9480
関連ホームページ:青天ナビ 青森

「青天ナビ」の特徴
  • 人工衛星を活用して水田1枚ごとの情報を解析し、マップ化
    利用できるデータマップ
    ・収穫適期(高品質米の生産)
    ・玄米タンパク質含有率(おいそさの指標)
    ・収量
    ・土壌の肥沃度(おいしい米を生産するためのほ場選定)
  • 前年の玄米タンパク質含有率と収量から、その水田に合った施肥管理を自動でアドバイス
  • スマートフォンやタブレットで利用でき、現地ほ場でも閲覧可能
生産者の声 回答者:一戸 亮二(いちのへりょうじ)さん(弘前市在住)

「青天ナビ」の「収穫適期マップ」は、水田1枚ごとの収穫適期が一目でわかるので、いつ頃、どの順番で刈り取りを行うかの判断に活用しています。刈り遅れることなく、高品質米を生産するのに役立っています!

建設・土木ドローンなどの導入で省力化! 次元を越えて、インフラ(防災)を深化させる

最新のデジタル技術を活用し、ICT(情報通信技術)施工の拡大による建設現場の生産性向上や、災害現場における情報共有の効率化・迅速化に向け、インフラ(防災)分野のDXを推進する取組を進めています。

記事に関する問い合わせ:整備企画課 電話 017-734-9645
関連ページ:整備企画課 DX

取組1 インフラ(防災)分野のドローン・3Dデータの活用
  1. 県職員向けドローン測量実習による技術力向上・資格の取得支援
  2. 防災情報共有システムの機能強化
  3. インフラ分野の3Dデータ活用
取組2 県内コンサルタントの技術力向上事業

県内コンサルタントの技術者向けにインフラDX講習会を開催するなど、まだDXの導入に踏み切れていない企業への3次元対応を後押しし、ICT施工の基礎となる3次元測量・設計の普及拡大を図ります

行政 県庁は地域の『DX』をけん引していきます! 行政のさまざまな取組

記事に関する問い合わせ:DX推進課 電話017-734-9179
関連ページ:DX推進課

【県庁が進めるDX】生成AIの試験運用開始!

県では、生成AI「Chat(チャット)GPT」を利用したサービスである「LoGoAIアシスタントbot(ボット)版」のトライアル利用を開始しました。
県庁業務での生成AIの試験運用開始により、よりスムーズで効率的な行政サービスの実現を目指していきます。

【市町村が進めるDX】介護認定業務のデジタル化で業務効率化へ!

大鰐町では、町の振興計画においてデジタルを「町が目指す姿を実現するための手法」として位置づけ、町全体で推進しています。
その中でも、重要性の高い介護の分野に注目し「訪問調査アプリ」を導入。今までは訪問調査で、70数項目ある調査項目を現地で紙にメモした後、データ入力していましたが、タブレットに入力するアプリを構築することで、作業時間を削減できるようになります。

【誰ひとり取り残さないDX】障がい者のICT利活用促進に向けた「ICTサポーター」の育成!

県では、障がい者のICT利活用をサポートしたい方を対象として、「ICTサポーター育成講座」を実施しています。
今年度は青森市、八戸市、五所川原市で開催し、参加者は自身のスマートフォンを実際に操作しながら、アクセシビリティ機能(視覚や聴覚、身体に障がいのある方でもスマートフォンの操作が可能になる機能)や便利なアプリケーションについて学びました。

青森県DX推進プラン
失敗を恐れず果敢に挑戦し、“デジタル”で変革を目指します

県では、今年度末までに、本県におけるDXを推進するための指針である「青森県DX推進プラン」を策定します。このプランを官民全体で共有し、県民一丸となって本県のDXを加速していきます。

記事に関する問い合わせ:DX推進課 電話 017-734-9179
関連ページ:DX推進課

本県が取り組むDX
  1. プランの基本理念「青森県は、DXでもっとおもしろくなる」
    新たなしごとや働き方で、産業を未来へ紡ぐ。
    人と人がつながり、豊かさと安心を築く。
    日々わくわくする青森県を目指し、県民とともにDXを推進します。
  2. 重点的に取り組む3つのDX
    産業のDX
    教育のDX
    防災のDX
  3. DXを進めるときの基本姿勢
    試行錯誤を繰り返し、果敢に挑戦

連載:CAFE AOMORI(第16回)

県内で活躍している人たちが未来に継ぎたいさまざまな「あおもり愛」を語ります。

株式会社ヘプタゴン
代表取締役 立花 拓也(たちばなたくや)さん

【プロフィール】
仙台市内のITベンチャー企業に勤務したのち、2012年に地元である三沢市で起業。
東北の企業や自治体などを対象にクラウド導入支援を主としたサービスを展開している傍ら、青森県が進めているDX推進プラン策定にも携わる。

DXの意義とは?
(立花) 今後、高齢化が進むとともに労働力不足は深刻な問題となり、AIといったデジタル技術の導入が不可欠になると感じています。DXの真の価値は、単に業務の効率化にとどまらず、AIやロボットに定型的な業務を任せることで、人間はより創造的で付加価値の高い業務にシフトすることが可能になるということです。
価値ある業務に集中することで生産性が上がり、働くことの本質を見直すことによって豊かで質の高い生活を追求できるようになる。これは企業にとっても働き手にとっても意義深いと考えています。
サポートする際に心がけていることは?
(立花)各業種や企業には独自の課題があり、それらを的確に捉えることを重視しています。まずは実際の現場を訪れて業務内容や課題を直接観察することでその企業の深層を理解し、相手との信頼関係を構築します。
テンプレート的なアプローチではなく、それぞれの企業の特性やニーズに応じた最適な提案を心がけています。
今後の展開は?
(立花) 青森県におけるDXの取組はまだ始まったばかりで、その可能性は計り知れません。デジタル技術が日常生活とより深く結びつきつつある現在、「顔が見えない100万人より、身近な100人を幸せにする」という理念を持って、まずは地域の100人の生活をテクノロジーで豊かにしたいと考えています。そして青森県全体、さらには東北へと波及することを期待しています。

連載:『地域県民局』 ZOOM UP! -西北地域-

地域県民局の取り組みをご紹介! 今回のご自慢地域は「西北地域」!

■地域県民局とは?
地域の特性を生かした魅力と活力ある地域づくりのために県内6地域(東青・中南・三八・西北・上北・下北)に設置された、県の総合的な出先機関。それぞれの地域に密着した地域づくりを進めています。

西北地域では鉄道ファンの「夢」が叶います!

西北地域県民局では、観光路線として人気のあるJR五能線と津軽鉄道を活用して、鉄道ファンなどの誘客を増やしつつ、地元鉄道への誇りや、愛着を育むための事業を実施しています。

今年度は、全国の鉄道ファンから募集したJR五能線と津軽鉄道で叶えたい「夢」を基に、モニターツアーを計5回実施しました。12月からは、西北の冬の風物詩「ストーブ列車」の運行が開始しますので、皆さんぜひ乗車しに来てください!

問い合わせ:西北地域県民局地域連携部 電話0173-34-2175
関連ページ:西北連携部 鉄旅

西北エリアといえばこれっ!

記事に関する問い合わせ:西北地域県民局地域連携部 電話 0173-34-2175

津軽飯詰駅「汽車旅文庫」

毎月第3日曜日に開館し、レールウェイライター種村直樹氏の書籍が約3,000冊寄贈されています。シェフの手作りランチや農産品、津軽鉄道グッズなどの販売も行われています。

問い合わせ:飯詰を元気にする会 電話 080-1833-9316

雪人参(ゆきにんじん)ビーフシチュー

厳しい冬の寒さに耐えた雪人参は甘さが格別で、牛肉、トマトとの相性抜群。深浦駅近くの「セイリング」では、店内の窓から、走る列車を見ながら雪人参ビーフシチューをいただくことができます。

連載:いただきます!あおもりめし(第22回)

地域にちなんだ食材で作るレシピや郷土料理をご紹介!

今回は西北レシピ

ハタハタのみそ漬け

旬の時期に!身がおいしいオスがおすすめ

基本データ
・カロリー:813キロカロリー
・塩分:17.7グラム
・調理時間:約10分(漬け時間は除く)
材料(4人分)
・ハタハタ…8尾(頭と内臓を取ると食べやすく保存性も良い)

【みそ床】
・みそ…60グラム
・しょうゆ…大さじ3
・酒…大さじ3
・みりん…大さじ3
作り方
1…保存袋にみそ床の材料を入れ、洗って水気を取ったハタハタを入れてなじませる。1~2日漬ける(そのまま冷凍保存してもよい)。

2…さっと洗って水気を拭き取ってから、グリルで焼く。

にんじんのマフィン

にんじんの甘さが優しい。おやつに朝食ににんじんのマフィン

基本データ
・カロリー:2,203キロカロリー
・塩分:4.0グラム
・調理時間:約60分
材料(10個分)
・にんじん…200グラム
・小麦粉…200グラム
・砂糖…100グラム
・卵…2個※常温のものを使う
・植物油…100グラム(110ミリリットル位)
・べーキングパウダー…小さじ2
・塩…小さじ3分の1
・マフィンカップ…10個
作り方
1…にんじんはすりおろす。オーブンを180度に温めておく。

2…小麦粉、ベーキングパウダー、塩は振るっておく。

3…ボウルに卵を割りほぐし、砂糖を入れて泡立て器でしっかり混ぜる(白っぽくなるまで泡立てる)。※ハンドミキサーを使うとカンタン。

4…植物油を少しずつ入れながら、さらに泡立てる。

5…ゴムベラに持ちかえ、すりおろしたにんじんを混ぜ、2を3~4回に分けて粉気が残らないように手早く混ぜる。

6…カップに生地を注ぎ、トントンと空気を抜いたら、180度のオーブンで15~20分焼く(串を刺して生地が付かなければ焼き上がり)。

ミニ特集

1 青森県職員の給与と職員数のあらまし

県では、人事行政を運営するに当たっての公正性・透明性を高めるため、「人事行政の概要」を公表しています。
その中から県職員の給与と職員数のあらましをお知らせします。

なお、「人事行政の概要」は人事課、県政情報センター、各合同庁舎の地域住民情報コーナーのほか、県庁ホームページ内でもご覧になれます。

記事に関する問い合わせ:人事課 電話 017-734-9046
関連ページ:青森県人事行政の概要

給与

職員の給与は、県内民間事業者の給与実態などの調査結果に基づく県人事委員会の勧告を受け、国や他の地方公共団体との均衡を考慮しながら、県議会の審議を経て、条例で定められています。

職員の初任給と平均給料月額の状況(令和4年4月1日現在)
一般行政職
初任給月額 :191,700円(大学卒)、158,900円(高校卒)
平均給料月額:309,400円
平均年齢:42.7歳
警察職
初任給月額 :215,500円(大学卒)、184,800円(高校卒)
平均給料月額:305,900円
平均年齢:38.5歳
高校教育職
初任給月額 :214,200円(大学卒)
平均給料月額:370,700円
平均年齢:46.7歳
小・中教育職
初任給月額 :214,200円(大学卒)
平均給料月額:374,200円
平均年齢:47.5歳
技能労務職
初任給月額 :151,900円(高校卒)
平均給料月額:301,000円
平均年齢:53.4歳
知事や県議会議長などの給料・報酬月額の状況(令和5年4月1日現在)
  • 知事:1,260,000円
  • 副知事:970,000円
  • 県議会議長:910,000円
  • 県議会副議長:810,000円
  • 県議会議員:780,000円
人件費の状況(令和4年度普通会計決算)

歳出額7,706億1,574万円 うち人件費1,605億8,469万円(20.8パーセント)

職員数

部門別の職員数の状況(各年4月1日現在)
一般行政部門
令和4年:3,781人  令和5年:3,836人  (55人)
教育部門
令和4年:10,858人 令和5年:10,621人 (237人減)
警察部門
令和4年:2,676人  令和5年:2,684人  (8人)
公営企業等会計部門
令和4年:1,293人  令和5年:1,303人  (10人)
全部門合計
令和4年:18,608人 令和5年:18,444人 (164人減)

 悩みや生きづらさを抱える子ども・若者やそのご家族を支援します

複雑・多様化する現代社会において、県が令和3年に行った調査では、悩みを誰にも相談していない理由として、「相談しても解決できないと思う」、「悩みをうまく人に話せない」と回答した人の割合が高くなっていました。

そのことから、県では、困難や孤独・孤立、生きづらさを抱える子ども・若者の皆さんが利用しやすいように、インターネットを活用して、若者が社会とつながるきっかけづくりや相談窓口などの情報提供に取り組んでいます。

記事に関する問い合わせ:青少年・男女共同参画課 電話017-734-9226

1 社会とつながるきっかけをつくります

若者が社会とつながることができるきっかけづくりに向け、若者が参加し、存在が認められ、安心して発言できる場として「サード・プレイス」をインターネット上につくりました。10月から月1回程度、YouTubeを使って、パーソナリティと困難を経験したことがあるゲストとの対談に視聴者がコメントで参加できるコンテンツを配信しています。

関連ページ:若者のサード・プレイスづくり

2 相談窓口や支援機関を紹介します

インターネットやSNSを使って、県内の各種相談窓口をお知らせしています。また、何を相談したらいいのか、どこに相談したらいいのかわからない方のために、「子ども・若者総合案内」で、悩みに応じた相談窓口や専門機関をご案内しています。

関連ページ:子ども若者の皆さんへ

子ども・若者総合案内

  • 電話:017-777-6123
  • 対応時間:9時から17時まで(土日祝日・年末年始を除く)

青森空港・三沢空港発着予約型 乗合タクシー運行中!

県内の空港と観光地や主要駅を結ぶ予約型乗合タクシーが運行しています。
予約は1名からでも可能で、目的地まで直行するのでとても便利です。

【路線・料金】

  1. 青森空港⇔三内丸山遺跡(2,200円)・新青森駅(2,600円)
  2. 青森空港⇔五所川原駅・立佞武多の館(5,000円)
  3. 青森空港⇔弘前駅(5,000円)・弘前公園(5,400円)
  4. 三沢空港⇔八食センター(4,200円)・八戸駅(4,800円)

【運行主体】
一般社団法人青森県タクシー協会
※前日17時まで要予約。予約方法や運航時刻など詳細は、下記HPをご覧ください。

連絡窓口:北星交通(株)内  電話 0172-88-7757
関連ホームページ:青森空港・三沢空港発着予約型乗合タクシー

企画展「あおもり文学食堂」開催!

いつの時代も暮らしの中に存在する「食」という切り口から、青森に関わる文学作品や作家などを紹介します。作家が好きだった食べ物や、行きつけの店、作家や作品をモチーフにした食品など、さまざまな資料を展示します。

  • 会期:令和5年12月7日(木曜日)から令和6年3月10日(日曜日)まで
  • 時間:9時から17時まで
  • 入館料:無料
  • 会場:青森県近代文学館企画展示室(青森県立図書館2階)

記事に関する問い合わせ:青森県近代文学館 電話 017-739-2575
関連ホームページ:青森県近代文学館

大学奨学生募集

〜大学在学中に必要な経費に充てるための無利子の奨学金です〜

  • 申込資格:令和6年4月に大学入学見込みの方で、保護者が青森県民であり、他の団体等から奨学金の貸与予定がない方(併願はできますが、併給はできません。ただし、給付型に限り併給が可能です。)
  • 募集人員:90人
  • 貸与月額:44,000円 
  • 貸与期間:4年間(医学科等は6年間)
  • 返還:無利子で、貸与終了後1年据え置き、貸与期間の2倍の期間内(ただし、8年を超える場合は8年間)で全額返還。また、失業などで返還が困難になった場合は、返還猶予制度があります。
  • 申込方法:県内の各高校や各教育事務所にある願書に必要事項を記入の上、添付書類とともに、令和6年3月に高校を卒業予定の方は在学校が指定する期日までに同校へ、それ以外の方は令和6年3月29日(金)までに青森県育英奨学会へ提出してください。

記事に関する問い合わせ:青森県育英奨学会(教職員課内) 電話 017-734-9820
関連ページ:大学奨学金

「青森県ヤングケアラーチャンネル」開設しました!

ヤングケアラーが元ヤングケアラーに悩みの相談や日常のお話ができる場所として、LINE相談窓口を開設しました。一人で抱え込まずに、お気軽にご相談ください。

記事に関する問い合わせ:こどもみらい課 電話 017-734-9301
関連ページ:青森県ヤングケアラーチャンネル

連載:宮下宗一郎の青森新時代

今回のテーマ:失敗に次ぐ失敗…そして


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広報広聴課 広報グループ
電話:017-734-9137  FAX:017-734-8031

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