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更新日付:2023年10月1日 広報広聴課

県民だよりあおもり2023年10月号(第201号)テキスト版

表紙

県民だより あおもり2023年10月号(第201号)
令和5年10月1日発行

特集テーマ 元気な青森をつくろう!知っておきたい予防や健診のこと。

表紙の人たち 大野元気シニアクラブのみなさん

目次

1 特集
元気な毎日を過ごしていますか?健康な心と体で楽しい生活を!

2 連載 CAFE AOMORI
大野元気シニアクラブ(青森市)
会長 柴田 義則(しばたよしのり)さん

3 連載 『地域県民局』 ZOOM UP!
上北地域特集

4 連載 いただきます!あおもりめし
上北レシピ

5 ミニ特集
・ストップ!地球温暖化〜『青森県地球温暖化対策推進計画』を改定しました〜
・県病ゲノム検査室がCAP認定

6 あおもりインフォメーション
県からのお知らせ

7 連新載 知事コラム 宮下宗一郎の青森新時代 
“しちょう”から“ちじ”へ

特集:元気な毎日を過ごしていますか?健康な心と体で楽しい生活を!

元気な青森をつくろう!知っておきたい予防や健診のこと。

県では、皆さんが明るくイキイキとした毎日を送れるよう、さまざまな取組を行っています。

日々のちょっとした工夫や生活習慣、特定健診など、実践することで心身の健康を守り、みんなで元気な青森をつくりましょう。

元気チェック1 早めの「フレイル予防」で元気な毎日を!

記事に関する問い合わせ:高齢福祉保険課 電話017-734-9296
関連ホームページ:フレイル予防

「フレイル」ってなに?

フレイルは「Frailty(虚弱)」の日本語訳で、高齢者によく見られる健康な状態と介護が必要な状態の中間に位置する状態を指します。フレイルの兆候には、体力の低下、筋力の減少、認知機能の低下などが見られ、日常生活に影響を及ぼし、認知症や要介護のリスクを高める可能性がありますが、早目に予防することで、元の健康な状態に戻すことができるとも言われています。

やってみよう!4つのフレイル予防対策

予防1 お口の健康 お口のまわりの筋力アップ!誤嚥(ごえん)・むせの防止 パタカラ体操

食事の前に、「パパパパパ、タタタタタ、カカカカカ、ラララララ」と発音しましょう。3回繰り返し続けることで、お口の機能維持につながると言われています。

大きな声でハッキリと!

  • 口をしっかり閉じてから「パ」
  • 舌を上あごにくっつけて「タ」
  • のどの奥を意識して「カ」
  • 舌を丸めて「ラ」
予防2 栄養 フレイル予防は栄養も大事!たんぱく質をたっぷりとろう

1食に必要なたんぱく質の目安:手のひら1つ分
食事は、主食・主菜・副菜を組み合わせて食べましょう!

  • 卵 Lサイズ1個
  • 豆腐 半丁
  • 肉・魚 手のひら1つ
予防3 運動 簡単!フレイル予防ストレッチ

青森県立保健大学健康科学部 理学療法学科 川口 徹(かわぐちとおる)先生に、「フレイル予防ストレッチ」を教えていただきました。
バランスがとりにくい場合は、イスなどにつかまったり、座ったりして行いましょう!

  • ひざの曲げのばし
    足を開き、ひざを曲げ、腰を落として、戻します。
  • かかと上げ
    足は肩幅に開き、つま先を正面に向けてゆっくりかかとを上げて下ろします。
  • もも上げ
    ももを上げて、ゆっくり下ろします。
予防4 社会参加 さあ、「つどいの場」に行こう!!

青森県介護支援専門員協会 会長 木村 隆次(きむらりゅうじ)先生に、「社会参加」についてのお話を伺いました。

「孤独」は、まさに「万病のもと」

おひとりさまの生活は、気兼ねすることがなく自由で気楽、という人もいるかもしれませんが、実は、「孤独」や「社会的孤立」が、高齢者の健康と寿命に悪影響を与える可能性があることが、数多くの研究ですでにわかっているんです。健康な高齢者であっても、「社会的な孤立」と「閉じこもり」が重なると、どちらも該当しない高齢者に比べ、6年後の死亡率が2.2倍に上昇することが、東京都健康長寿医療センター研究所の調査で明らかになりました。

また、別居の家族や親族、友人などとの交流が週1回未満の人は、毎日頻繁に交流している人より、要介護になる危険性が高いことがわかっています。

そこで、元気で生きがいをもって暮らすために、人と人とのつながりを作るために、気軽に集まることができる「つどいの場」を作ること、行ってみることが重要なんです。

実際に、つどいの場に来てみんなとのおしゃべりや趣味を楽しんだり、専門職のお話を聞いたりすることで、デイサービスに行かなくてもいいほど元気に楽しく生活できるようになった方も、私が関わっている「つどいの場」にはいます。

さあ、「つどいの場」に行ってみましょう!

「つどいの場」がまちを変える。
参加すること、体操することで元気になる。
集まることで地域がつながる。

つながる地域がまちを変えるんです。

「つどいの場」の詳しいことは、お住まいの市町村にお問い合わせください。

参加してみませんか! 各地のこんな「つどいの場」
館川シニア倶楽部(藤崎町)
さまざまな世代が集まり笑顔で楽しく活動中

高齢者・障がい者・子どもが地域の中で助け合って、少しずつでも幸せ・笑顔でいられるよう月2回・日曜日に活動しています。活動内容は、ゲームや体を気遣った料理教室、フラワーアレンジメントなど。子どもスタッフも企画提案しています。
ふれあい・いきいきサロン萬々(青森市)
専門職のお話を聴いて、動いて健康寿命延伸!

普段のおしゃべりやゲームのほか、薬剤師やケアマネジャー、管理栄養士や作業療法士など専門職の方を招いて、毎月学習会を開催。テーマは利用される方のリクエストに応じ、認知症を早く見つけよう、フレイル(虚弱)、快眠、誤嚥(ごえん)性肺炎、熱中症、薬の正しい使い方などで、楽しく勉強もしています。
是川地区老人クラブ連合会(八戸市)
地域の奉仕活動やイベントに積極的に参加

町内の草刈り、清掃、休耕田への花植栽、ニュースポーツに歴史の勉強、小学生と一緒に柿の収穫から干し柿づくりの指導まで。地域の奉仕活動だけなく、地域の団体のイベントにも積極的に参加して多種多様な活動をしています。

元気チェック2 くわしく知りたい!「認知症」

記事に関する問い合わせ:高齢福祉保険課 電話017-734-9296
関連ページ:認知症施策

「認知症」はいつ、誰がなってもおかしくない身近な病気です

「認知症」は単なる「もの忘れ」ではなく「病気」です

認知症とは、いろいろな原因で脳の神経細胞の働きが低下することにより、記憶力や思考力、判断力が衰え、日常生活が困難になった状態をいいます。いつ、誰が発症してもおかしくない病気なので、思い当たることがあれば早めに医療機関へ相談しましょう。

早期受診・早期診断が肝心!

認知症は早期に発見し、適切な治療や本人に合ったケアを行えば、病状の進行を遅らせることが可能な場合があります。また、早めの対応で病気への理解を深めることができ、家族や本人のストレスを軽減し、その後の生活の質を向上させることができます。

予防のためにできること

健康的なライフスタイルを大切にしましょう。運動や食事をはじめとする生活習慣病対策は、発症を遅らせる効果が認められています。また、習い事や日課を持つことや、楽しみながら周囲と社交的に関わり、脳の活性化を図ることも有効です。

認知症は高齢者だけの病気ではありません! 若年性認知症とは?

認知症は働き盛りの世代にも起こりうる病気です。65歳未満で発症した場合は「若年性認知症」といい、配偶者の介護負担など、高齢者の認知症とは異なる課題を抱えています。

  • 相談窓口:青森県若年性認知症総合支援センター
  • 電話相談:0178-38-1360
  • 受付時間:月曜日から金曜日  9時から16時まで(祝日、年末年始を除く)

関連ページ:若年性認知症総合支援センター

ひょっとして「認知症」かも?脳の健康チェックリスト

質問に当てはまると思う項目をチェックしましょう

本人記載用
  • 物の名前が出てこなくなった
  • しまった場所を忘れ、物を捜すことが多くなった
  • 趣味を楽しんだり、好きなテレビ番組を見ることが面倒になった
  • 着替えや身だしなみに気を遣うことが面倒になった
  • 最近のテレビ番組は難しいものが多くなったと思う
  • 時々「不安」や「焦り」の気持ちが湧いてくることがある
  • ささいなことに対して、イライラするようになった
  • 昨夜の食事内容を、考えても思い出せない
  • 慣れた道でも、迷ったことがある
  • 蛇口の締め忘れやガス台の火の消し忘れが多くなった
  • 1〜8の項目にチェックがついた場合は、個数に関係なく、地域包括支援センターへご相談ください。
  • 9・10の項目にチェックがついた場合は、個数に関係なく、医療機関へご相談ください。
家族記載用

※「以前に比べて」どうなのかで判断してください

  • 同じことを何度も言ったり、聞いたりする
  • 物の名前がでてこなく、「あれ」「これ」という言葉が多くなった
  • 趣味や好きなテレビ番組に興味を示さなくなった
  • 着替えが面倒になり、身だしなみを構わなくなった
  • ささいなことで怒りっぽくなった
  • 新聞やテレビの内容をよく理解できなくなった
  • いつもしていたことを、しなくなった
    (例)庭いじりをしなくなった、仏壇を拝まなくなった、犬の散歩をしなくなった等
  • 老人クラブに参加したり、友人と話したりするなど、周囲との交流を避けるようになった
  • 自分の失敗を、何かのせいにするようになった
  • 置き忘れや、しまい忘れが目立ってきた
  • 慣れた所で、道に迷うようになった
  • 約束の時間や場所を間違えることが増えた
  • 蛇口の締め忘れやガスコンロの火の消し忘れが目立つようになった
  • 夜中に急に起き出して、騒いだことがある
  • 薬を飲むのを忘れるようになった
  • 財布や通帳など大事な物が盗まれたと言うようになった
  • 来ていない「人」や無い「物」を「居た」とか「見える」とか言うことがある(幻視)
  • 1〜10の項目に○印がついた場合は、個数に関係なく、地域包括支援センターへご相談ください。
  • 11〜17の項目に○印がついた場合は、個数に関係なく、医療機関へご相談ください。
    特に、16・17については、早期受診をお勧めします。

思い当たったら早めに相談!認知症相談窓口

1 医療機関で受診する

かかりつけ医に相談

2 医療機関での受診に抵抗感がある
  • 地域包括支援センター
    市町村の窓口にお問い合わせください
  • 市町村の高齢福祉担当課などに相談
  • 市町村のもの忘れ相談・もの忘れ健診に相談
専門医療機関へ
  • 認知症疾患医療センター

    ・青森市 青森県立つくしが丘病院 電話017-788-2988
    ・弘前市 弘前愛成会病院 電話0120-085-255
    ・八戸市 青南病院 電話017-788-2988
    ・十和田市 高松病院 電話0176-23-7785
    ・五所川原市 つがる総合病院 電話0173-35-3111
    ・むつ市 むつ総合病院 電話0175-23-3373
  • もの忘れ外来
  • 精神科
  • 神経内科など
地域の保健・医療・福祉のサービスを利用する

お互いの悩みや負担を軽減!認知症ピアサポーター

認知症の当事者同士で支え合う活動「認知症ピアサポート」。県では認知症ピアサポーターを募集中です!市町村や企業のイベント・研修会で、自分の思いを届けてみませんか?

問い合わせ: 高齢福祉保険課 電話017-734-9296
関連ページ:青森県認知症ピアサポーター

「認知症ピアサポーター」インタビュー

「認知症ピアサポーター」として前向きに活動中! Yさん(50代・女性)

若年性認知症と診断され、これまで、自分にも何かできることはないかと必死で探していました。青森県若年性認知症総合支援センターから、自分の思いをいろんな人に発信する「認知症ピアサポーター」として活動してみるのはどうかと提案されて、今は、前向きにやってみようと思っているところです。自分の思っていることをいろんな人に知ってほしいと思っています。

元気チェック3 年に1回は必ず受けよう「特定健康診査」

記事に関する問い合わせ:高齢福祉保険課 電話017-734-9225
関連ページ:特定健康診査

40代から50代の働き世代は心配世代?

まだまだ現役の40~50代の有病率は30代の約2倍〜3倍と高く、いつ深刻な病気になってもおかしくない心配世代なんです。健診がおろそかになってしまいがちですが、定期的に健診に行くことで将来の要介護状態になる割合に差が出てきます。自分のため、家族のためにもしっかり健診を受け、早期発見、早期治療を心がけましょう。

  • 【年代別】特定健診受診者の割合(R3年)
    40代から50代の受診率が少ない!

    40歳から44歳 3パーセント
    45歳から49歳 4パーセント
    50歳から54歳 5パーセント
    55歳から59歳 6パーセント
    60歳から64歳 12パーセント
    65歳から69歳 28パーセント
    70歳から74歳 42パーセント

    出典:青森県国民健康保険団体連合会「特定健康診査等実積値集計データ」

みんなあんべ!~みんなで健診に行こう~

青森県で一般的になっている習慣の中には、実は体に悪いものがあることをご存知ですか?「みんなと同じだから」と安心せずに、健診に行くことで、心身の健康と楽しい毎日を守りましょう。

ドキッ!こんなこと、習慣になっていませんか?
みんなも一緒だから安心?
青森県は、適量を超えるアルコール摂取が日常的になっている高リスク飲酒者の割合が高くなっています。みんなの「普通」を見直し、健康を意識してお酒を楽しみましょう。

※「青森県アルコール健康障害対策推進計画」
健康診断に行っていますか?
健康面での悩みがあっても、健診に行かない人は意外と多いんです。健診に行くことで高血圧症などの発生率が低くなる傾向があります。周囲と声をかけ合い、定期的な健診を心がけましょう。
塩のかけ過ぎは体にも負担をかけすぎです
青森県の食塩摂取量はなんと全国トップ10入り。食塩摂取が増えると脳卒中など循環器病のリスクが高まります。家族みんなで塩分量を減らせるよう意識しましょう。

※「平成28年度「青森県県民健康・栄養調査」の結果の概要について」/「家庭単位の食塩摂取量と死亡の関連」より

どうやって受診すればいいの?

まずはお手元の保険証をご確認の上、ご自身の医療保険の特定健診窓口へお問い合わせください。

元気チェック4 聞かせてください、あなたの悩み

これから先、季節が進むと何かとお家の中で過ごすことが多くなってくると思います。体の健康を踏まえつつ、こころの健康にも気をつけましょう!もしあなたが悩みを抱えていたら、一人で悩まず、ぜひ相談してください。

記事に関する問い合わせ:障害福祉課 電話017-734-9307

1人で悩まないで!

仕事・家庭・生活・病気などの悩みごとに関する相談窓口が、たくさんあります。相談窓口ではあなたの話をしっかりと受け止めます。

お悩み別の窓口を多数紹介 「青森こころの相談窓口」

幅広い分野の主な相談窓口を掲載した相談先一覧のほか、市町村の心の相談窓口・期間限定の相談窓口を、Web上で紹介しています。相談窓口担当者からのメッセージも掲載しています。ぜひアクセスしてみてください。

関連ホームページ:青森こころの相談窓口

どんな悩みにもよりそって、一緒に解決 「よりそいホットライン」

どんなひとの、どんな悩みにもよりそって、一緒に解決する方法を探します。電話の先では専門の相談員がお待ちしています。1人で抱え込まずに、お電話ください。

お問い合わせフリーダイヤル:0120-279-338
関連ホームページ:よりそいホットライン

SNSで気軽に相談 「こころのほっとチャット」

お互いに顔も見えない、声も聞こえないチャットだからこそ、話せることもあります。誰かに話したいことがあるけど、話せる人がいない。1人で抱えているのはつらいけど、口に出すのもつらい。そんなときは「こころのほっとチャット」にアクセスしてみてください。

関連ホームページ:こころのほっとチャット

連載:CAFE AOMORI(第21回)

県内で活躍している人たちが未来に継ぎたいさまざまな「あおもり愛」を語ります。

大野元気シニアクラブ(青森市)
会長 柴田 義則(しばたよしのり)さん

【プロフィール】
地元町内会の会長を務めた経験もあり、退職後は地域の老人クラブに入る。平成29年4月、地区を絞って組織された大野元気シニアクラブの会長に就任。趣向を凝らしたさまざまな活動を提案している。

シニアクラブの意義とは?
(柴田)高齢者の心の健康を保つことや体力づくりを目的としています。外出して誰かと話をする、これだけでお互いの心のケアにつながります。また、適度な運動は体力を増進させるだけでなく心の健康にも良い影響を与えます。高齢者が集える機会や場所を提供するのがクラブの意義だと思い、さまざまな活動に取り組んでいます。
活動する上で心がけていることは?
(柴田)誰かが率先して取組を進めないと、老人クラブ自体の存続が難しくなります。また、クラブが存在していても、旗振り役がいないと人は集まりません。当クラブは役員の数が他のクラブより多く、それぞれが自分の役割を果たしています。また、昨年からはクラブの広報誌を発行し、情報を発信することで参加を促進しています。高齢者は外出や活動に参加することが少なくなりがちです。活動に参加してもらうためには声がけをするだけでなく、家まで迎えに行くなどして多くの高齢者が外出して交流を持てるよう心がけています。
今後の取組は?
(柴田)教養講座の開催や地域に対する奉仕活動のほか、趣味を生かした活動をしていく中で、週に2回ほどモルックというスポーツに取り組んでいます。モルックは2026年に開催されるあおもり国スポのデモンストレーションスポーツとしても採用されているので、選手として挑戦したいと皆で意気込んでいます。目標を持つことで、さらに活気を帯びたと感じています。また、市内の高校生と意見交換会を開催する予定で、世代を超えた交流を楽しみにしているところです。
56名が所属する大野元気シニアクラブ。最年長は98歳。趣味を生かした活動はモルックのほか、麻雀、トランプ、絵手紙、グラウンドゴルフのグループがあり、各グループとも週に2~3回程度活動しています。

連載:『地域県民局』 ZOOM UP! -上北地域-

地域県民局の取り組みをご紹介! 今回のご自慢地域は「上北地域」!

■地域県民局とは?
地域の特性を生かした魅力と活力ある地域づくりのために県内6地域(東青・中南・三八・西北・上北・下北)に設置された、県の総合的な出先機関。それぞれの地域に密着した地域づくりを進めています。

自然に飛び込むアウトドア体験!

上北地域は、十和田湖・奥入瀬渓流をはじめ、小川原湖や八甲田山など、美しい豊かな自然に恵まれた地域です。そこで上北地域県民局では、県内や近隣県の旅行者が繰り返し訪れたくなるような、地域の自然を満喫できる新たな観光コンテンツづくりを進めています。ぜひ、この機会に体験してみませんか?

問い合わせ:上北地域県民局地域連携部 電話0176-22-8194
関連ページ:マイクロツーリズム 上北

  • 「ブッシュクラフト体験」
    問い合わせ:しちのへ観光協会 電話0176-58-7109
  • 「氷上ウォーク・極寒カヤック体験」
    問い合わせ:小川原湖カヤックラボ 電話080-6591-6586

上北エリアといえばこれっ!

みんなで地域の課題に取り組むプロジェクト

上北地域内外の学生や事業者が参加して、コーディネーターやサポーターと一緒に一定期間地域に滞在して取り組むプロジェクト。今年度は「空き家活用」などに取り組んでいます。

関連ホームページ:滞在型地域課題解決プロジェクト

冬は三沢の「ほっき貝」!

三沢漁港を中心に水揚げされる「ほっき貝」。天然であるがゆえに身が締まり大振りで肉厚!12月から3月にかけて、例年キャンペーンも開かれます。ぜひ味わってみませんか?

問い合わせ: 三沢市観光協会 電話0176-59-2311
関連ホームページ:三沢市観光協会

連載:いただきます!あおもりめし(第21回)

地域にちなんだ食材で作るレシピや郷土料理をご紹介!

今回は上北レシピ

鶏ひき肉のスコッチエッグ

冷めても美味しい!おもてなしにも喜ばれる

基本データ
・カロリー:1,564キロカロリー
・塩分:5.5グラム
・調理時間:約40分
材料(4人分)
・卵…4個

【A】(肉だね)
・鶏ひき肉…400グラム(鶏ももがおすすめ)
・玉ねぎ…中1個(すりおろし)※目安200グラム
・パン粉…大さじ4※目安15グラム
・砂糖…小さじ1
・塩…小さじ3分の2
・こしょう…小さじ3分の1
(【A】ここまで)

・揚げ油…適宜
・小麦粉…適宜※目安1個につき小さじ1
・溶き卵…適宜※目安4個につき卵1個(小サイズ)
・パン粉…適宜※目安1個につき大さじ1
作り方
1…沸騰したお湯に卵をそっと入れて8から9分ゆで、冷水で冷ましたら殻(から)をむく。

2…すりおろし玉ねぎにパン粉を入れてなじませておく。

3…鶏ひき肉に塩を入れてしっかりと混ぜ、2と砂糖、こしょうを入れてさらに混ぜ合わせる。

4…1のゆで卵に小麦粉(分量外)をまぶし(目安:小さじ2分の1)、3の肉だねで包んで形を整える。

5…4に小麦粉、溶き卵、パン粉の順で衣をつけ、170度の油で5分ほど揚げ、しっかりと火を通す。

牛乳寒天煮りんご添え

牛乳だけで作る濃厚やわらか牛乳寒天

基本データ
・カロリー:427キロカロリー
・塩分:0.5グラム
・調理時間:約20分(冷やし固める時間は含まず)
材料(4人分)
・牛乳…500ミリリットル
・粉寒天…2グラム
・砂糖…大さじ1

【A】(煮りんご)
・りんご…2分の1個
・砂糖…大さじ2分の1
(【A】ここまで)

・ミントの葉…適宜
作り方
1…【牛乳寒天】鍋に牛乳と粉寒天を入れ、しっかりと混ぜてなじませる。

2…中火にかけ、静かに沸騰した状態になったら2分程度ヘラで混ぜ、寒天を完全に煮溶かす。

3…砂糖を入れて混ぜたら、器に注ぎ、冷やし固める。

4…【煮りんご】りんごは皮をむいて2から3センチメートル角に切る。耐熱容器に入れて砂糖を振り入れ、ラップをかけて電子レンジにかける(600ワットで5から6分)。

ミニ特集

 ストップ! 地球温暖化〜『青森県地球温暖化対策推進計画』を改定しました〜

2050年までの脱炭素社会の実現を目指し、地球温暖化対策の取組を加速するため、令和5年3月に計画を改定しました。

問い合わせ:環境政策課 電話017-734-9243
関連ページ:エコ・ナビ・あおもり

改定計画の目標

2030年度の温室効果ガス排出量を2013年度比で51.1パーセント削減

環境と経済の好循環を生み出すよう取組を進めます

省エネルギー化など脱炭素の取組を通じて、企業における経営コストの低減や経営基盤強化、家庭における家計負担の軽減や快適な暮らしの実現などにつなげていきます。

温室効果ガスの排出量
年度 二酸化炭素排出量 備考
2013年度
(基準年度)
17,539千トン
2030年度
(対策をとらなかった場合の排出量)
14,468千トン
2030年度
(対策後)
8,574千トン 省エネ対策で4,619千トン削減
吸収源対策で1,275千トン削減
出典:青森県環境政策課
あおもり省エネ家電買い替え応援キャンペーン実施中

青森県では、省エネルギー性能の高い家電への買い替えで最大60,000円分のキャッシュレスポイントなどをプレゼントするキャンペーンを実施中!

関連ホームページ:あおもり省エネ家電

 県病ゲノム検査室がCAP認定

病気の予防・診断・治療には、精度の高い検査が欠かせません。県立中央病院ゲノム検査室では、令和5年3月にCAP(米国病理医協会)の認定を取得し、世界レベルの精度が保証された検査ができることが証明されました。

これにより、がん治療を受ける患者さんが、より効果が高く、副作用が少ない治療法(がんゲノム※医療)を選択できる可能性が広がります。

※ゲノムとは、ある生物の全ての遺伝情報

問い合わせ:青森県立中央病院 がん相談支援センター 電話017-726-8435
関連ホームページ:青森県病 ゲノム

Q1:がんゲノム医療とは?
A1:がん細胞の持つがん遺伝子の情報をもとに患者さん一人ひとりのがんの特性に合わせて選択された適切なゲノム医療薬を用いる医療です。
Q2:CAP認定とは?
A2:臨床検査の品質と性能を保証する制度で、2,000項目を超える“CAPの精度管理上の基準”をクリアした検査施設が受けられる認定です。
Q3:県病ゲノム検査室で受けられる検査とは?
A3:現在は、下記の検査を行っており、今後は実施できる検査項目をさらに増やしていく予定です。

・特定の抗がん剤に対する副作用の危険性を予測する検査
・肺がんや甲状腺がんに対して特定の治療薬の効果が期待できるかどうかを判定する検査
県立中央病院ではがんゲノム医療連携病院として、がん遺伝子の情報に基づいたがんゲノム医療を受けられる体制を整備しています。

「歩いてGET!GPSスタンプラリー」開催!

運動習慣の定着のため、スマートフォンのGPS機能を活用したスタンプラリーを開催します。県内各地に設定されたポイントを訪れてスタンプをゲット!

県内を歩き、スタンプを集めてすてきな賞品に応募できます。

  • 期間:令和5年10月1日(日曜日)から12月31日(日曜日)まで
  • 参加料:無料(スマートフォンの通信料金などは参加者の負担となります。)

問い合わせ:事務局 電話0120-039-041(通話無料)、がん・生活習慣病対策課 電話017-734-9212
関連ページ:歩いてGET! GPSスタンプラリー

経営者の皆さま、後継者は決まっていますか?~10月は事業承継推進強化月間です‼~

事業承継に関するあらゆることをご相談いただける窓口として、「青森県事業承継・引継ぎ支援センター」が設置されています。

「後継者がいない」「事業の承継に不安がある」など、どんなお悩みでもまずはお気軽にご相談ください。会社や従業員、そして地域の未来のため、円滑にバトンをつなぐ準備を今から始めましょう!

問い合わせ:青森県事業承継・引継ぎ支援センター(21あおもり産業総合支援センター内) 電話017-723-1040
関連ホームページ:青森県事業承継・引継ぎ支援センター

10月2日(月曜日)申請受付開始!中小企業者等LPガス・特別高圧電気価格高騰対策支援金

エネルギー価格の高騰による負担軽減を図るため、業務用LPガスや特別高圧電気を使用する中小企業者等に、支援金を給付します。

  • 申請受付期間:令和5年10月2日(月曜日)から11月30日(木曜日)まで
  • 給付金額:令和5年1月分から9月分までのの使用量に支援単価を乗じた額

問い合わせ: 電話相談窓口 電話0120-66-0217(通話無料)、地域産業課 電話017-734-9373
関連ページ:青森県 中小企業 LPガス

支援単価
種別 1月分から8月分 9月分
業務用LPガス 1立方メートル当たり62円 1立方メートル当たり31円
特別高圧電気 1キロワットアワー当たり2.5円
(上限月50万円)
1キロワットアワー当たり1.25円
(上限月25万円)
※家庭用を対象としたLPガス料金の値引きや、県のほかの支援金の対象となる場合は対象外です。

国スポ・障スポ公式ポスターデザインを募集します

2026年に本県で開催する「青の煌(きら)めきあおもり国スポ・障スポ」の公式ポスターデザインを募集します。募集作品は、国スポ、障スポ用の2点1組と、国スポ冬季大会(スキー、スケート・アイスホッケー)用の2点1組です。応募資格は、県内在住・在学・在勤の方、またはその経験がある方。個人、グループ、法人、プロ・アマを問いません。ふるってご応募ください。

  • 募集期間:令和6年1月31日(水曜日)まで

※2024年から「国民体育大会(国体)」の名称が、「国民スポーツ大会(国スポ)」に変わります。

問い合わせ:総務企画課  電話017-734-9184
関連ホームページ:あおもり国スポ

新連載:知事コラム 宮下宗一郎の青森新時代

今回のテーマ: “しちょう”から“ちじ”へ


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広報広聴課 広報グループ
電話:017-734-9137  FAX:017-734-8031

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