ホーム > 保健・医療・福祉 > 保健衛生 > 新型コロナウイルス感染症に関連した肺炎について(医療機関の皆様あて)

更新日付:2020年3月5日 保健衛生課

新型コロナウイルス感染症に関連した肺炎について(医療機関の皆様あて)

国内外の発生状況とお願い

中華人民共和国湖北省武漢市を中心に新型コロナウイルスに関連した肺炎の患者が発生し、感染者や感染地域が拡大しています。

国内の発生状況は厚生労働省のホームページに最新情報が掲載されています。→厚生労働省HP(感染症情報)
医療機関の皆様には、新型コロナウイルス感染症を疑う患者が受診した場合に備え、院内感染対策の徹底をお願いするとともに、以下の対応についてご協力をお願いします。
一般の方々向けのホームページはこちらです(新型コロナウイルス感染症に関連した肺炎について)

疑い例の定義について

患者が次の(ア)、(イ)、(ウ)又は(エ)に該当し、かつ、他の感染症又は他の病因によることが明らかでなく、新型コロナウイルス感染症を疑う場合をいいます。ただし、必ずしも次の要件に限定されるものではありません。

(ア)発熱または呼吸器症状(軽症の場合を含む。)を呈する者であって、新型コロナウイルス感染症であることが確定したものと濃厚接触歴があるもの
(イ)37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、発症前14日以内にWHOの公表内容から新型コロナウイルス感染症の流行が確認されている地域(新型コロナウイルス感染症の流行が確認されている地域とは中華人民共和国湖北省及び浙江省並びに大韓民国大邱(テグ)広域市及び慶尚北道(けいしょうほくどう)清道郡(チョンドぐん)をいう)に渡航又は居住していたもの
(ウ)37.5℃以上の発熱かつ呼吸器症状を有し、発症前14日以内にWHOの公表内容から新型コロナウイルス感染症の流行が確認されている地域(新型コロナウイルス感染症の流行が確認されている地域とは中華人民共和国湖北省及び浙江省並びに大韓民国大邱(テグ)広域市及び慶尚北道(けいしょうほくどう)清道郡(チョンドぐん)をいう)に渡航又は居住していたものと濃厚接触歴があるもの
(エ)発熱、呼吸器症状その他感染症を疑わせるような症状のうち、医師が一般に認められている医学的知見に基づき、集中治療その他これに準ずるものが必要であり、かつ、直ちに特定の感染症と診断することができないと判断し(法第14条第1項に規定する厚生労働省令で定める疑似症に相当)、新型コロナウイルス感染症の鑑別を要したもの

疑い例受診時の対応

保健所への連絡

疑い例に合致する患者が来院された場合は、管轄の保健所あて早急に御連絡いただきますようお願いします。
また、可能な限り、疑い例患者の院内滞在中に御連絡いただきますようお願いします。
中核市(青森市、八戸市)は市の保健所に御連絡をお願いします。

東青地域県民局地域健康福祉部保健総室(東地方保健所)017-739-5421
中南地域県民局地域健康福祉部保健総室(弘前保健所) 0172-33-8521
三八地域県民局地域健康福祉部保健総室(三戸地方保健所)0178-27-5111(代表) 
西北地域県民局地域健康福祉部保健総室(五所川原保健所)0173-34-2108
上北地域県民局地域健康福祉部保健総室(上十三保健所)0176-23-4261
下北地域県民局地域健康福祉部保健総室(むつ保健所)0175-31-1388

検体採取

新型コロナウイルスの検査をするため、検体の確保のご協力をお願いします。採取後、保健所職員が回収し、検査機関において検査を行います。

保存は冷蔵(4℃)でお願いします。
詳細は下記ファイルを参照してください。(更新されている場合がありますので、「関連情報」の国立感染症研究所サイトを御確認ください。)
新型コロナウイルスを疑う患者の検体・採取マニュアル PDFファイル[311KB](2020.2.28)(国立感染症研究所作成)

検体を採取する上での優先順位は下記のとおりとする
※1 下気道由来検体(喀痰もしくは気管吸引液)、2 鼻咽頭ぬぐい液は、必ず採取。(ただし、1 の採取が難しい場合は 2 のみとする)
 血清(急性期)、回復期血清はできる限り医療施設内で保存をお願いします。(保存温度:-80℃、不可能であれば-20℃)
 全血(EDTA-NaまたはK加血)、尿、便は、可能であれば医療施設内で保存をお願いします。(保存温度:-80℃、不可能であれば-20℃)

① 下気道由来検体(喀痰もしくは気管吸引液)
・患者が挿管されていない場合、喀痰を採取する。
・人工呼吸器管理下にある場合には無菌的な操作のもとに、滅菌されたカテーテルを使って気管吸引液を採取する。
・臨床的に禁忌とならない場合は気管支肺胞洗浄液の採取も検討する。
・採取した吸引液または喀痰はスクリューキャップ付きプラスチックチューブに入れ蓋をし、パラフィルムでシールする。

② 上気道由来検体(咽頭ぬぐい液)
・滅菌綿棒(フロックスワブなど)で咽頭を十分にぬぐい、綿棒をウイルス輸送液(VTM/UTM)が入った滅菌スピッツ管に入れ、蓋をし、パラフィルムでシールする。ウイルス輸送液が無い場合はPBSや生理食塩水などを用いる。


③血清(急性期血清、回復期血清)
・血清は常法に従い分離する。
・分離後の血清を密栓できるプラスティックチューブに1~2ml入れ、採取して蓋をした後、パラフィルムでシールする。
・凝固剤が入っていても可。
・血清分離剤入りの採血管を用いた場合は、遠心後の血清1~2mlをプラスチックチューブ(滅菌チューブが望ましい)に移し蓋をした後、パラフィルムでシールする。
・保存温度:-80℃以下

④ 全血、尿、便、剖検組織
・全血は、血液凝固防止剤(EDTA-Na または K)入りの採血管に採取し、1~2mlを密栓できるプラスチックチューブに分注し、蓋をした後、パラフィルムでシールする。可能であれば血球分離し、末梢血単核球を細胞保存液に懸濁して凍結保存する。
・尿は、1~2mlを試験管(ファルコンチューブなど)に入れ、蓋をした後、パラフィルムでシールする。
・便は、01.g程度(小豆大)を密栓できるプラスチックチューブに採取して蓋をした後、パラフィルムでシールする。
・剖検組織は、患者が死亡し、剖検でサンプルが採取可能な場合は担当者まで連絡する。
・保存温度:-80℃以下

疑い例に対する院内感染対策

・標準予防策を遵守する。つまり、医療従事者は、呼吸器症状のある患者の診察時にはサージカルマスクを着用し、手指衛生を遵守する。呼吸器症状のある患者には、サージカルマスクを着用させる。
・その上で、nCoV感染症の患者(確定例)、疑似症患者、濃厚接触者のうち何らかの症状を有する者を診察する場合、
 Ⅰ 標準予防策に加え、接触、飛沫予防策を行う
 Ⅱ 診察室および入院病床は個室が望ましい
 Ⅲ 診察室および入院病床は十分換気する
 Ⅳ 患者の気道吸引、気管内挿管、検体採取などエアロゾル発生手技を実施する際にはN95マスク(またはDS2など、それに準ずるマスク)、眼の防護具(ゴーグルまたはフェイスシールド)、長袖ガウン、手袋を装着する
 Ⅴ 患者の移動は医学的に必要な目的に限定する
 なお、職員(受付、案内係、警備員など)も標準予防策を遵守する

新型コロナウイルス感染症に対する対応と院内感染対策PDFファイル(2020.1.21 国立感染症研究所)
新型コロナウイルス感染症の現状の評価と国内のサーベイランス、医療体制整備についてPDFファイル[953KB](2020.2.7 国立感染症研究所)
新型コロナウイルス感染症に対する感染管理PDFファイル[1798KB](2020.3.5 国立感染症研究所)

(更新されている場合がありますので、「関連情報」の国立感染症研究所サイトを御確認ください)

届出基準・退院基準

感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律第12条第1項及び第14条第2項に基づく届出基準等が通知されたことから、医師等の届出基準、届出様式(pdf)及び退院基準を掲載しました。

届出基準(R2.2.4 厚労省通知)PDFファイル[301KB]
新型コロナウイルス感染症 発生届PDFファイル[330KB]
退院基準(R2.2.3 厚労省通知)PDFファイル[111KB]

新型コロナウイルスに関するQ&A

新型コロナウイルスに関するQ&A(医療機関・検査機関の方向け)(厚生労働省ホームページ(外部リンク))

外国人患者への対応等に係る支援ツール

診療申込書等受付時に必要な書類、診療科ごとの問診票、医療費請求書等会計時に必要な書類等が、英語・中国語・韓国語・ポルトガル語・スペイン語でダウンロードできます。
外国人向けの多言語説明資料の掲載サイト(厚生労働省のサイトへ)

関連情報

厚生労働省ホームページ(新型コロナウイルス感染症のページへ)

国立感染症研究所(感染症疫学センター)(コロナウイルスに関する解説及び中国湖北省武漢市等で報告されている新型コロナウイルス関連肺炎に関連する情報)

厚生労働省検疫所(FORTH) (海外感染症発生情報のサイトへ)

外務省海外安全ホームページ (海外安全情報のサイトへ)

関連タグ

この記事についてのお問い合わせ

保健衛生課 感染症対策グループ
電話:017-734-9284  FAX:017-734-8047

この記事をシェアする

  • facebook
  • twitter
  • googleplus
  • LINE

フォローする

  • facebook
  • twitter

みなさんの声を聞かせてください

このページの内容に満足しましたか?
このページの情報は見つけやすかったですか?
送信前に確認

このページの県民満足度

県民満足度