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更新日付:2012年6月6日 食の安全・安心推進課
融雪用堆肥を散布した農地土壌の放射性物質の調査結果について
1 経緯について
放射性セシウムを含むことが懸念される堆肥を冬期間に融雪剤として散布した農地について、散布後の状況を確認するため土壌の放射性物質調査を実施しました。
2 調査の概要
平成24年5月21日から23日にかけて、融雪用堆肥を散布した11地点とその周辺で当該堆肥を散布していない6地点から土壌(地表から深さ15cm)を採取し、厚生労働省の登録検査機関である社団法人青森県薬剤師会衛生検査センターにおいてゲルマニウム半導体検出器を用いて放射性物質を測定しました。
3 調査の結果
(1)調査した全17地点において、放射性セシウム134は検出されませんでした。
(2)融雪用堆肥を散布した地点の土壌中の放射性セシウム137は、5地点で不検出、6地点で12~23ヘ゛クレル/kg乾土でした。
(3)当該堆肥を散布していない地点の土壌中の放射性セシウム137は、3地点で不検出、3地点で15~25ヘ゛クレル/kg乾土でした。
(4)検出された濃度は、独立行政法人農業環境技術研究所が1959年から2010年までに測定した全国の農地土壌の放射性セシウム濃度の平均値約20ベクレル/kg(最大値は約116ベクレル/kg)と同程度であり、農作物の生産及び農作業に何ら影響を及ぼすものではないと考えられました。
融雪用堆肥を散布した農地土壌の放射性物質の検査結果.pdf[91KB]
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