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更新日付:2017年2月5日 三内丸山遺跡センター
平成29年度「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産登録推進フォーラム(東京)を開催しました
北海道、青森県、岩手県、秋田県及び関係自治体で組織する縄文遺跡群世界遺産登録推進本部では、去る1月28日(日)、東京都の有楽町朝日ホールにおいて、世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の価値や特徴などについて広く普及啓発を図る「北海道・北東北の縄文遺跡群世界遺産登録推進フォーラム」を開催し、約450人が参加しました。
フォーラムでは、西村 幸夫東京大学大学院教授が「世界遺産登録実現に必要なこと」について講演を行ったあと、縄文遺跡群世界遺産登録推進専門家委員会の菊池 徹夫委員長、西村 幸夫委員及び登録推進本部長の三村 申吾青森県知事が鼎談を行いました。その後、鈴木 地平文化庁文化財調査官が「世界遺産登録に関する最近の動向」について講演を行ったほか、関係自治体担当者が「亀ヶ岡石器時代遺跡の発掘調査速報」、「貝塚」、「記念物」、「集落」を切り口とした報告を行い、最後に縄文遺跡群世界遺産登録推進会議座長 岡田 康博青森県企画政策部世界文化遺産登録推進室長が「北海道・北東北の縄文遺跡群の価値と特徴」について報告を行いました。
フォーラムでは、西村 幸夫東京大学大学院教授が「世界遺産登録実現に必要なこと」について講演を行ったあと、縄文遺跡群世界遺産登録推進専門家委員会の菊池 徹夫委員長、西村 幸夫委員及び登録推進本部長の三村 申吾青森県知事が鼎談を行いました。その後、鈴木 地平文化庁文化財調査官が「世界遺産登録に関する最近の動向」について講演を行ったほか、関係自治体担当者が「亀ヶ岡石器時代遺跡の発掘調査速報」、「貝塚」、「記念物」、「集落」を切り口とした報告を行い、最後に縄文遺跡群世界遺産登録推進会議座長 岡田 康博青森県企画政策部世界文化遺産登録推進室長が「北海道・北東北の縄文遺跡群の価値と特徴」について報告を行いました。
講演では、「海外でも縄文遺跡群が世界遺産にふさわしいと認められる説得力のある説明が必要」、「複数の構成資産から成る遺産は価値がわかりにくい傾向があるため、構成資産一つ一つがなぜ必要なのか、シンプルにわかりやすく説明していくことが重要」であるとのお話がありました。
- 西村 幸夫 東京大学大学院教授
- 鈴木 地平 文化庁文化財調査官
- 会場の様子
「世界遺産登録実現に向けて」をテーマとした鼎談では、縄文遺跡群は「世界遺産登録リストを完全なものとするピースとなる先史文化の遺産」であり、「登録実現まで力強い応援をいただきたい」と参加者に訴えていました。また、登録推進本部長の三村 申吾青森県知事は、「参加者をはじめ、熱い思いに応えるべくしっかりと取り組んでいく」ことを誓いました。
- 鼎談(左から)
菊池 徹夫 早稲田大学名誉教授
西村 幸夫 東京大学大学院教授
三村 申吾 青森県知事 - 「貝塚で語る
北海道・北東北の縄文遺跡群」
伊達市教育委員会
青野 友哉 文化財係長・学芸員 - 「記念物で語る
北海道・北東北の縄文遺跡群」
北秋田市教育委員会
榎本 剛治 主査
- 「集落で語る
北海道・北東北の縄文遺跡群」
北海道環境生活部
阿部 千春 特別研究員 - 「北海道・北東北の縄文遺跡群の価値と特徴」
縄文遺跡群世界遺産登録推進会議座長
岡田 康博
青森県企画政策部世界文化遺産登録推進室長