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更新日付:2013年2月14日 三内丸山遺跡センター
連載企画『縄文遊々学』
第69回 東京フォーラム開催
1月26日(日)、東京有楽町朝日ホールにて縄文遺跡群世界遺産登録推進フォーラムを開催しました。朝日ホール(通称有楽町マリオン)ですが、平成7年から10年間三内丸山遺跡縄文フォーラムを開催しましたし、平成22年には三内丸山遺跡特別史跡指定20周年記念フォーラムを、そして昨年度からは世界遺産登録推進フォーラムを開催していますので、1月終わりには縄文関係のフォーラム等が行われる場所として、縄文ファンや考古学ファンには定着していると思います。ある意味、縄文遺跡の聖地と言って良いのかもしれません。
今回も450名の方々が参加、聴講しました。申し込みはほぼ定数でしたが、当日天候が良かったためか、出席率が例年よりも少し低かったことは残念でした。それでも縄文遺跡群世界遺産登録推進本部長として挨拶をされた、三村申吾青森県知事もあらためて『縄文』の持つ集客力に驚かれていたようです。
今回のフォーラムは昨年と大幅に内容を変え、構成資産の候補である18遺跡について、実際に現地で調査や保存管理、整備・活用を手がけている各担当者にお話していただきました。遺跡のことを一番良く知っており、地域と協力しながら仕事をしている方々です。遺跡のことは遺跡に携わっている人間が最も詳しいわけですから、現場の生の声を直接お届けするよい機会でした。
当日のお話しもそれぞれが写真や図を用いながら、巧みな話術で進められました。専門的な内容ではあるものの、しっかりとその遺跡の価値や魅力について発信できたものと思います。何よりも国の史跡や特別史跡ばかりですので、遺跡そのもののが大変素晴らしいことをあらためて実感しました。願わくはもう少し時間があればといったところでしょうか。遺跡数が多いため、一遺跡あたり15分間としましたが、もともと情報が多い遺跡ばかりですので、もう少し時間を取ることができたらとも思いました。また、休憩時間や終了後もロビーで各担当者へ質問されている場面もありました。質疑応答を含めて相互の交流なども今後の課題でしょう。
しかし、遺跡の醍醐味、魅力や価値は現地に足を運んでいただき、はじめて実感できるものと思います。夏ももちろんそうですが、冬でも公開している遺跡や資料館、博物館、そして冬ならではのイベントの企画がたくさんありますので、雪の中の遺跡をたっぷりと楽しんでいただければと思います。遺跡にはそこにしかない四季折々の魅力がありますので、今年はどうぞ北の縄文遺跡巡りにお出かけください。
今回も450名の方々が参加、聴講しました。申し込みはほぼ定数でしたが、当日天候が良かったためか、出席率が例年よりも少し低かったことは残念でした。それでも縄文遺跡群世界遺産登録推進本部長として挨拶をされた、三村申吾青森県知事もあらためて『縄文』の持つ集客力に驚かれていたようです。
今回のフォーラムは昨年と大幅に内容を変え、構成資産の候補である18遺跡について、実際に現地で調査や保存管理、整備・活用を手がけている各担当者にお話していただきました。遺跡のことを一番良く知っており、地域と協力しながら仕事をしている方々です。遺跡のことは遺跡に携わっている人間が最も詳しいわけですから、現場の生の声を直接お届けするよい機会でした。
当日のお話しもそれぞれが写真や図を用いながら、巧みな話術で進められました。専門的な内容ではあるものの、しっかりとその遺跡の価値や魅力について発信できたものと思います。何よりも国の史跡や特別史跡ばかりですので、遺跡そのもののが大変素晴らしいことをあらためて実感しました。願わくはもう少し時間があればといったところでしょうか。遺跡数が多いため、一遺跡あたり15分間としましたが、もともと情報が多い遺跡ばかりですので、もう少し時間を取ることができたらとも思いました。また、休憩時間や終了後もロビーで各担当者へ質問されている場面もありました。質疑応答を含めて相互の交流なども今後の課題でしょう。
しかし、遺跡の醍醐味、魅力や価値は現地に足を運んでいただき、はじめて実感できるものと思います。夏ももちろんそうですが、冬でも公開している遺跡や資料館、博物館、そして冬ならではのイベントの企画がたくさんありますので、雪の中の遺跡をたっぷりと楽しんでいただければと思います。遺跡にはそこにしかない四季折々の魅力がありますので、今年はどうぞ北の縄文遺跡巡りにお出かけください。
- 会場の様子
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