ホーム > 組織でさがす > 教育委員会 > 三内丸山遺跡センター > 「縄文あおもりカレンダー2021」を作成しました
更新日付:2020年12月16日 三内丸山遺跡センター
「縄文あおもりカレンダー2021」を作成しました
青森県では、 2021年の世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」の価値を広くPRし、地域で守り伝えていくべき宝としての理解を深めるため、青森県内の児童・生徒を対象に、青森県の縄文遺跡群を題材にカレンダーの原画を募集し、2021年版「縄文あおもりカレンダー」を作成しました。
最終審査による受賞作品及び完成したカレンダーをご紹介します。
子どもたちの感性豊かな作品をどうぞご覧ください。
【原画応募状況】
・募集期間 令和2年7月6日~9月4日
・応募数 51作品
・優秀賞 6作品(カレンダーの原画に採用)
・特別賞 1作品(カレンダーの表紙に採用)
・入賞 18作品
※原画募集の詳しい内容についてはリンク先のページをご覧ください。
【一般投票】
事前審査により選ばれた優秀賞・特別賞候補25作品について一般投票を実施
・実施期間 令和2年9月25日~10月18日
・回答者数 182名(ウェブアンケート)
※一般投票の詳しい内容についてはリンク先のページをご覧ください。
優秀賞(6作品)
- 「縄文人の浪漫」
南部町立福田小学校6年 杉沢空良さん
『三内丸山遺跡のくらしの風景をかきました。
初めて三内丸山遺跡に行ったとき、
こんなに大きな集落があったことに感動しました。
今までいろいろな縄文体験をしました。
小さな布を編むのにとても時間がかかったり、
土器は形がくずれやすくて苦労したり、
石器で魚をさばくと切れ味があまりよくなくて
力が必要だったりして、昔の人のくらしの
大変さがわかりました。
そういう縄文人の知恵のすばらしさがわかる
青森県の縄文遺跡群の魅力を世界にも伝えたいです。』 - 「豊漁の喜び」
八戸市立白銀中学校1年 蜂屋 海晴さん
『縄文の頃の是川は今よりも海に近く、
山の幸だけではなく
海産物もたくさん出土しています。
豊漁の日の縄文人の喜びを、
私の好きな土器と土偶を使い、
想像して描きました。』
- 「三内丸山遺跡の風景」
弘前市立東中学校3年 伊藤大喜さん
『三内丸山遺跡の広さと、
自然の豊かさを、
空の青さと緑の多さで表現しました。』 - 「土器と縄文」
青森県立木造高等学校1年 須郷碧日さん
『土器とともに生きた縄文の人々の自由な暮らし』
- 「人」
青森県立木造高等学校1年 小野日真里さん
『真ん中にある青い勾玉は
「子どもや赤ちゃん」を表しました。
そして、自分の子を包み込むように大きな
手の持ち主は母か父です。
大きな目は、子や自分やムラの人たちに災いが
ないように見守る人々の思いを込めました。
下にあるオレンジの太陽は未来を照らします。』 - 「JOMON☆SHINE」
八戸工業大学第二高等学校1年 小野日真里さん
『土偶の見た目がなんだかすてき、と思ったのが
この絵を描いたきっかけです。
上半分では形に秘められたかわいさや
ユニークさをイメージし模様にして、
下半分では縄文土器からあふれ出る力強さを
ツートンカラーでおしゃれさも出しつつ表しました。』
特別賞(1作品)
入賞(18作品)
- 「おかあさんと おしゃれ」
青森市立造道小学校2年 工藤真帆さん
遺跡を見に行ったときに、縄文時代のいろいろな
アクセサリーを見つけました。
縄文時代の女の人たちも、今と同じように
おしゃれをしていたんだなぁと思って描きました。
- 「どぐうさんに おねがい」
青森市立泉川小学校2年 橋本結愛さん
『青森県にはたくさんの縄文遺跡があります。
わたしがいろいろな縄文遺跡に行ったとき、
その場所によって違う、いろいろな形の土偶を見て、
とてもおもしろいなと思って調べてみると、
縄文時代の人たちが土偶に祈りを込めて
いたのではないかとわかって、わたしが見た土偶と、
縄文時代の人たちを描きました。
もっといろいろな土偶を見てみたいです。』
- 「むかしの かっこいい イノシシ」
外ヶ浜町立蟹田小学校2年 上野零王さん
『イノシシがかっこいいなと
思ったからです。』
- 「だいすき縄文時代!!」
青森市立横内小学校4年 前田美海さん
『茶色が多い中で土偶や土器を目立たせる影や
色合いを変えていくことを努力しました。
縄文時代だいすきです。』
- 「亀ヶ岡の美 ~クール・シャコ・ジャパン~」
八戸市立白銀南小学校5年 石羽根花穂さん
『シャコちゃんの大きい目や、うずまき文様が
とてもかっこいいです。
他にも、あさばち(浅鉢)形土器のはっきりしている
赤うるしと黒うるしの色がステキです。
世界のみんなにこの文化を伝えたいです。
縄文晩期にタイムスリップしていっしょに作ってみたいです!!』 - 「しかがり」
中泊町立薄市小学校6年 白塚碧人さん
『縄文時代は、シカとかの肉を狩るのが
大変だと思うので、
それを作品にしました。』
- 「土の中から」
中泊町立薄市小学校6年 佐々木冬夢さん
『昔からきれいに立体をつくるのは
難しかったと思いました。
完全な形で残っていたのは不思議と思いました。』 - 「大昔の傑作品」
中泊町立薄市小学校6年 金山聖渚さん
『縄文時代の土器職人は
このような難しい土器を作っていたと思うと、
ものすごく上手だと思いました。』
- 「よみがえる土偶」
中泊町立薄市小学校6年 北畠昊さん
『長い時をこえて地面から姿を現す、
遮光器土偶のことを伝えたいです。』 - 「縄文の世界 ~古き良き時代~」
弘前市立東中学校2年 伊藤叶希音さん
『三内丸山遺跡の魅力や、縄文時代の世界観を
全面的に伝えたかった。』
- 「マンモス」
むつ市立大平中学校2年 小山内淳也さん
『昔の人の生活を再現して
過酷さを伝えたい。』
- 「狩人」
むつ市立大平中学校2年 尾見利一さん
『縄文時代の人々は、薄着で夏や冬、
季節に関係なく狩りをしている
イメージがあります。
僕の作品は、そんな厳しい環境の中、
日焼けしている分厚い背中をした
狩人を描きました。』
- 「親子の絆」
むつ市立大平中学校2年 川口みくさん
『いつの時代も、大切な人といるときは、
幸せな気持ちになること。』
- 「土偶と縄文の世界」
弘前市立東中学校3年 川村栞葵さん
『土偶の可愛さや
縄文時代の自然の素晴らしさを
表現しました。』
- 「土器を作る人」
五所川原市立五所川原第四中学校3年 小野蕾美さん
『この絵で縄文人が作る縄文土器の難しさや
すばらしさを描いてみて、改めて感じました。
縄文土器という大昔のものが残っていることが
当時の様子を想像できて楽しかったです。』 - 「土偶が見た縄文のくらし」
むつ市立大平中学校3年 池田陽菜さん
『縄文と言えば土偶のイメージが強いです。
その遮光器土偶を全面的に描きました。』
- 「変わらない いつもの朝」
八戸工業大学第二高等学校1年 高田妃那さん
『縄文時代の生活風景を想像して描きました。
少し赤くなっているのは朝焼けです。』
- 「発掘?板状土偶」
青森県立木造高等学校2年 木村愛斗さん
『板状土偶を、粘土と絵の具を使って
自分で作ってみました。
気分は縄文人でした。』

2021年の世界遺産登録をめざす「北海道・北東北の縄文遺跡群」について紹介します。
北海道・青森県・岩手県・秋田県に所在する17遺跡のうち、青森県には8つの遺跡があります。
「もうすぐ世界遺産!!」となる縄文遺跡群へ、ぜひお出かけください。
縄文遺跡群紹介ページダウンロード(※低解像度)



見開き2ページ分に、優秀賞1作品と月表2ヶ月分を掲載しています。
子どもたちの個性豊かな作品をご覧ください。
その他、青森県の縄文遺跡群の紹介や、北海道・北東北の縄文遺跡群の各遺跡の史跡指定日も掲載しています。
月表には、祝日、月齢、二十四節気を掲載。空や季節の移り変わりを感じ、自然に寄り添い暮らした縄文の人々の暮らしを想像してみてはいかがでしょう。
1~2月「土器と縄文」


3~4月「三内丸山遺跡の風景」


5~6月「豊漁の喜び」


7~8月「人」


9~10月「JOMON☆SHINE」


11~12月「縄文人の浪漫」


※ 国民の祝日については、内閣府の情報を元にしておりますが、カレンダー作成時点(前年10月頃)と実際の祝日は異なる場合がありますので、ご了承ください。
「縄文あおもりカレンダー2021」は、青森県内の各学校や図書館・公民館、観光施設などに配布しています。
お見かけの際は、子どもたちの力作をぜひご覧ください。
また、カレンダーの送付をご希望の方は、下記までお問い合わせください。(在庫がなくなり次第配布終了となります。)
お見かけの際は、子どもたちの力作をぜひご覧ください。
また、カレンダーの送付をご希望の方は、下記までお問い合わせください。(在庫がなくなり次第配布終了となります。)
青森県の縄文遺跡群
青森県の縄文遺跡群の詳細については、当ホームページのほか、次のホームページをご覧ください。